>>UFOが核ミサイルシステムを無効化した!?退役軍人が告白<<
事件は2020年3月19日に発生。コックピットから撮影された動画はあるものの、詳細が出てこなかったため、本当にあった話なのかと疑問符が付いていたものだった。しかし、今年10月後半になってDaily Mail紙が詳細を報じて再び注目を集めることとなった。
Daily Mail紙によれば、問題のUFOを目撃した飛行機はメキシコシティの北に位置するケレタロ国際空港からテネシー州メンフィスに向けて飛行していたFedEx社のボーイング767型機。遭遇事件はメキシコ・モンテレイの南150マイルの巡航高度3万7000フィートで発生した。なお、この事件はNARCAP(異常現象に関する国立航空報告センター)が調査し、写真や動画、名前、フライトナンバーなど入手可能なすべてのデータにアクセスできるが、最後の2つは機密扱いとなっている。
事件の発端は、副操縦士がコックピットの左側を横目で見ていた時に、黄白色の光が上空から視界に入ってきたことだった。その光る物体を見た時、副操縦士はまず流星と考えたが、その物体は自機と同じ高度付近で突然停止。その後明るく白いビームを投射し、自機に向かって衝突してくるように見えた。この時には機長もこの発光体を確認しており、2人ともに「着陸灯を点灯した航空機が自機と衝突する方向に向かった」と考え、防御姿勢をとって回避操作の準備をした。
機長は、複合型TCASとコックピットディスプレイ、空中衝突回避システムSSR(二次監視レーダー)を作動させ、ビデオカメラ付き携帯電話を画面に向けた。だがACAS SSRレーダーでは問題の発光体が検出されなかった。
報告書に名前が載っているNARCAPのテッド・ロー専務理事はDaily Mail紙に、パイロットの証言について「100年以上前からパイロットが報告してきた」もの、すなわち第一次世界大戦中にパイロットたちが目撃してきたフー・ファイターと「非常に一致している」と語った。また2人のパイロットはともに経験豊富で、副操縦士はその後の評価を恐れて報告書への参加を拒否したという。
果たして、今回目撃された物体は何だったのか。ロー専務理事は「今回の事件は、未確認空中現象(UAP)が安全な航空に対する脅威であることをさらに証明するものだ」と語る。航空乗務員の準備不足、安全要因のためのデータ収集と分析の失敗、UAPの予測不可能性と極度の機動性、空中衝突防止システムがUAPを検知できないことなどが、UAPを楽観視できない一因となっているとのこと。
また連邦航空局(FAA)がこれらの事例を調査し、注意義務を果たすことに全く関心を見せないことについても「残念なことです」と語っている。
果たしてFedExのパイロットたちは何に遭遇したのか?我々はその真相を知ることができるだろうか。
山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中
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Two FedEx Pilots Record UFO Near Monterrey, Mexico, and the Incident Was Analyzed(mysterious universe)より
https://mysteriousuniverse.org/2021/10/two-fedex-pilots-record-ufo-near-monterrey-mexico-and-the-incident-was-analyzed/