それによると、宇宙人は5000年前から私たちを監視していた可能性があり、その証拠として様々な記録が残されているという。
>>米国防総省のUFO調査報告書の公開を受け、NASA長官がコメント<<
たとえば紀元前1450年、エジプトではトトメス3世の時代に空に謎の「燃える円盤」が見られたという。また、アレクサンダー大王は紀元前329年にインドに侵攻した際、戦場の上空に「銀色に輝く盾」が浮かんでいるのを目撃した。紀元前322年にタイアを包囲した際には、不可解な飛行物体に助けられたと記している。
また紀元前214年、ローマの歴史家リヴィは、空に輝く幻の船を見たと報告。同じくプルタルクの記録によると、紀元前74年に現在のトルコでローマ軍とミトリダテス王が戦っていたとき、両軍の間に炎のような物体が現れたという。それは「ワインのつぼのような形」で「溶けた銀」のような色をしていたそうだ。
これなどはまるで現代のロケットのようだ。これと同様の物体を目撃したという報告は他にもあり、西暦150年に教皇ピウス1世の弟がイタリアで謎の物体が着陸する様子を目撃したと報告している。彼はそれを「陶器の破片」のようなもので「燃えるような光線」を放っていたと表現し、着陸で舞い上がったちりが収まったときには白衣をまとった「乙女」が現れたと語っている。
このようにUFOの搭乗者に会ったという記録も昔からあり、西暦840年にフランス・リヨンの大司教アゴバルドは「雲の船」から落ちてきたとされる謎の3人と、地元の人々が鉢合わせたと報告している。
さらに時代が進むと、アクティブに動くUFOらしき物体の目撃証言も出てくるようになる。1492年、大西洋横断で有名な探検家クリストファー・コロンブスともう一人の船員がサンタ・マリア号に乗っていたとき、空に輝く奇妙な光を見たという。その記録によると「それは夜中に何度も消えたり現れたりした」「突然上下に動いた」という。彗星や流れ星だった場合はこのような描写はされないはずだとしてUFOだったのではないか、と唱える人もいるようだ。
1561年にはドイツのニュルンベルク市の上空で集団目撃事件が起きた。住民たちの多くが町の上空で球体や円筒形の物体が空中戦を行っているのを見たというのだ。そのうち、大きな黒い三角形の物体が都市の外に墜落したそうだが、円盤型UFOや葉巻型UFO、黒い三角形のUFOは16世紀から存在していたというのだろうか。
最新の研究では、宇宙には地球を確認できるであろう惑星が1715個存在し、生命体が居住可能な惑星が少なくとも29個あるだろう、と推測されている。故に人類が何世紀にもわたって空からやってくる奇妙な物体を発見してきたのも不思議はないとのことだ。
最後に「ハレー彗星」の名前の由来となったイギリスの著名な天文学者エドモンド・ハレーの不思議な体験で締めくくろう。彼は1676年3月、明らかに月よりも大きい巨大な物体を観測している。その物体は空を時速9600キロで移動しており、石の上を走る大八車のように、ガタガタと大きな音を立てていたという。さらに彼は1716年にもロンドン上空を2時間にわたって飛行した謎の物体を目撃している。もしかすると、昔の人々が観測してきた「星」の中にはUFOも含まれていたのではないだろうか。
参考記事
From Roswell mystery to ‘flying ships’: Incredible UFO sightings dating back centuries(dailystar)より
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/roswell-mystery-flying-ships-incredible-24388541