山口敏太郎
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トレンド 2011年02月11日 16時30分
「ビンボーさん」のようにいじられるAKB48の人気メンバー
先日、久々にある友人と再会した。彼は過去にテレビ朝日系で放送されていたバラエティー番組『銭形金太郎』(貧乏な人「ビンボーさん」を応援するバラエティー番組)で紹介されたこともある人物だった。 実は私も過去に『銭形金太郎』には4度ほど出演させてもらったことがあるのだが、貧乏人には貧乏人の友人が多いのである(銭形金太郎には私の友人知人が40名近くも出演していたのだ)。 私も友人も幸いにも『銭形金太郎』に出演していた頃よりは収入も上がったものの、まだまだ稼ぎも少なく、マクドナルドの100円バーガーで粘りながらプチ同窓会を楽しんでいたのだが、友人が先日見たテレビ番組のことをふと思い出してこんな話をしていた。 「この間、テレビでAKB48のメンバーの子が土田晃之さんに、すごい毒舌でいじってもらっていたのを見たよ。『収録中にセットの下敷きになって死ねばいいのに』なんてことまで言ってて、何だか銭形金太郎の頃を思い出して懐かしくなっちゃった」 『銭形金太郎』は最初は深夜番組でスタートしたのだが、人気番組ということもあってゴールデンに昇格した。 だが、深夜からゴールデンに番組が移行することで、深夜時代とはいろいろ変わらなくてはいけない部分も多かった。そんな深夜→ゴールデンの流れで変わったことの一つが、番組に出演する芸人たちの毒舌のソフト化であった。 『銭形金太郎』には様々なビンボーさんが出演したが、かなりの奇人変人も多く、ビンボーさんの自宅を訪ねる芸人さん達は、その強烈なキャラをさらに目立たせるような毒のあるツッコミを多く使用していた。 出演者の一人でもあった土田晃之は「死ねばいいのに」といった言葉もよく使用していたのだが、ゴールデン移行後はその言葉も使われなくなっていった。 そういった言葉を使うことに否定的になる人がいるということもわからないわけではないが、それでも少なくとも番組内での芸人とビンボーさんのやり取りに関しては、愛情しか存在していなかったように私は思う。 『銭形金太郎』には歌手や芸人、作家や芸術家など、自分の夢を持ちながらも成功することができずに貧乏でいるという人がたくさん出演していた。 だが、テレビの世界ではただの素人でしかない自分たちの面白さが伝わるように、芸人さん達は一生懸命頑張ってくれていたのだ。 実際、自分もこの番組に出演して芸人さんに思いっきり毒舌でいじってもらっていなかったら、無事に作家デビューすることもできなかったんじゃないかとも思っている。 そんな『銭金』のゴールデン移行とともに封印されていた土田晃之の「死ねばいいのに」という言葉が、ビンボーさんにではなく、今や国民的アイドルグループであるAKB48のメンバーに発せられていたのだから驚きである。 土田晃之に毒舌でいじられているAKB48のメンバーとは「指原莉乃」。 TBS系で毎週火曜日深夜1時25分から放送されている『さしこのくせに』の中でのことである。指原莉乃は「さしこ」「さっしー」などとも呼ばれる人気メンバーなのであるが、AKBメンバー内では「へたれキャラ」として定着しており、冠番組のタイトルも『さしこのくせに』と「〜のくせに」呼ばわりされてしまうキャラクターを持っている。 余談ではあるが、彼女が雑誌『週刊プレイボーイ』の表紙になった際には「さしこのくせに生意気だ!」というキャッチコピーが付いていた。 実際、この番組を見ていると、土田晃之はまるで深夜時代の『銭形金太郎』でビンボーさんをいじっていた頃と同じようなテンションで、さしこの魅力を毒舌で輝かせている。 『銭形金太郎』という番組からも「スーパーアイドル日野誠」というアイドルが人気者となったが、日野誠と同じように、いじることで魅力が輝くようなメンバーまでもいるという、様々な個性を持ったメンバーが共存していることこそ、AKB48の最大の強みなのかもしれないと私は思う。 (ちなみに私はこれで「さしこ」についての記事を書くのは二度目なんですが、さしこではなくて、まゆゆ(渡辺麻友)推しです!)(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2011年02月11日 14時10分
大槻教授も恐怖! 『パラノーマル・アクティビティ2』2月11日より劇場公開
映画『パラノーマル・アクティビティ2』は超常現象の恐怖を描き、低予算で世界的な大ヒットを収めた前作の第2作目。北米興収で初登場1位を記録した本作がいよいよ2月11日(金・祝)より全国劇場公開開始! 2月8日には映画公開に先立ち、“超常現象バトル”最終決戦が催された。ゲストは超常現象否定派である大槻教授、そして肯定派として自らも超常体験を持つ小森純さん。 バトル開始のゴングが鳴り、小森さんが自ら体験した超常現象を披露するも大槻教授は「それはただの自然現象!」と一蹴、科学的根拠を元に論破する。 否定派優勢の旗色の中、『パラノーマル・アクティビティ2』試写中の大槻教授、小森純さんの様子を心理カウンセラーの黒須圭子先生が解説。二人はパルスオキシメーター(指先に付けて脈拍を測る医療機器)を装着しての試写だったのだが、心拍数は小森さん最大77、大槻教授は最大93を記録(平常値60〜65)。このデータに基づく心理状況分析の結果、大槻教授が見た目に反して相当怖がっていた事が判明。大槻教授は「映画としては怖かった」と、認める発言をした。 最後は一般客の挙手により判定が行われ、圧倒的多数で肯定派に手が上がりバトルは幕を閉じた。 映画について、大槻教授は「びっくりしました。こういう映像はよく見ますが、こんなに凄い超常現象は観たことなかったです。久々に手に汗にぎるほどでした。若い世代やシニア世代など、今の日本にはワクワクできることがない。こういった映画を観ることでもっとドキドキする刺激を受けたほうがいい」とコメント。小森さんは「無理!! 音とか苦手で、いつ何が起こるのかがわからないので、本当に怖すぎでした。日常的に生活していて、急にあんなことが起こったら、どうしよう…。でもバレンタインが近いので、彼氏と観に行きたい! 思いっきり抱きついちゃいます」と、バレンタインの意気込みと共に語った。 『パラノーマル・アクティビティ2』は2月11日からシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開開始! 大槻教授も恐怖した本作、その内容は劇場へ足を運び是非あなたの目で確認して欲しい。(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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トレンド 2011年02月10日 15時00分
知らないと食べられない 田辺グルメ
先月、梅林がオープンし、梅の花も3分咲きに春の香りを漂わせ始めた和歌山県田辺市。 日差しは暖かくとも、まだまだ肌寒いこの季節にピッタリの田辺グルメが密かに人気を出している。JR紀伊田辺駅下車、駅前の人一人通れるほどの細い路地を行くとフグの看板のある老舗の割烹料理屋「からかさ」がある。少し敷居の高そうな雰囲気のある料理屋であるが、良心的な金額で地元の魚料理を中心に本格日本料理が食べられる。そこで、出されているのが「出汁巻き玉子丼」だ。 ネーミングそのままの料理なのだが、しいて言えば和風オムライスといったところか? 大きな出汁巻き玉子は、京都で修行経験のある腕の確かな大将が焼いた自慢の一品。滑らかで柔らかく口の中でフワリと溶けて後から出汁の良い香りが広がる。その極上玉子でご飯を巻き、見た目に反して上品でコクのあるウツボの出汁に程好くトロみをつけた「あん」がたっぷりとかかっているのだ。大将曰く「ウツボは出汁が一番美味しい」食べ進めていくと、あるものに遭遇する、それがまた食のアクセントになり後半に向けて楽しく味わえる工夫がされている。あるものとは 是非食べて確認してもらいたい。一見すると簡単な料理のように感じるが、単純なものほど料理人の腕の良さが解ると言うもの。意外と誰にも作れる簡単な料理ではない。更に今では高級食材となったウツボの出汁がこれでもかとかかっているのは、流石に家庭では味わえないだろう。一度食べると、また2、3日後にまた食べたくなる美味しさなのだ。 しかし、この丼料理、メニューには載っていない。夜のウツボコースに付いてくるらしいのだが、断然ランチで食べるのをお勧めする。勿論、ウツボのコース料理もお勧めであるが、ランチであればコーヒーとケーキが付いてなんと850円で提供している。ただし! 先に述べた通りメニューには載っていないのだから知っている者しか注文ができない。口コミでかなり広まっているこの「出汁巻き玉子丼」どこでも食べられそうに見えてどこでも食べられない不思議な料理。是非、和歌山は田辺市にお越しの時は味わってみてはいかが?(江須井 大 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2011年02月10日 13時00分
メガネ男子へメッセージあり! 春日井メガネ男子、コウケツトモヒデが歌う非公式春日井サボテン応援ソングとは?
春日井メガネ男子のアーティスト、コウケツトモヒデは非公式春日井サボテン応援ソング『サボテンライフ』を歌い、メガネ男子マニアの女性から注目されている。 種子から育てるサボテンの生産量が日本一の愛知県春日井市の非公式春日井市親善大使としても活動し、曲間のMCでさりげなくサボテンをPRする地域密着型が持ち味だ。 ポップな感触で聴き易く、練り込まれたメロディ展開とファンクのエキスを注入したギターフレーズをかき鳴らしながら甘く切なく歌い上げる。しかもその裏には気持ち良いリズムが流れているため、アコースティックギター1本だけで歌っても飽きさせない不思議な魅力がある。 コウケツトモヒデのメガネ男子オーラと甘い歌声に撃ち抜かれるのは女性ファンが多いように見える。 今回の取材では、非公式春日井サボテン応援ソングや世の中のメガネ男子へのメッセージについて聞いてみた。 Q:なぜ非公式春日井サボテン応援ソングを歌っているのですか? コウケツトモヒデ(以下、コウ)「春日井市に住んでいるんですけど、触れ合う人達の温かさを感じています。何か貢献できないかなと思った時にちょうど春日井市がサボテンを押し出していることがあったので、自分のできることだったら歌を歌うぐらいなので今回やらせて頂いたという形です」 Q:(愛知県)春日井市親善大使という声がファンから出ていますがその点は? コウ「ぜひ春日市親善井大使として公式になれば良いなと思いますけれども…。その上で春日井市の良さであったり、サボテンブランドであったりとか色々と発信していきたいと思っています」 Q:メロディの展開にこだわっているように思いますが、曲作りで気を使っていることは? コウ「曲を作る時に気にしているのは、イメージとして登山に例えると、どこで聴いてもらいたいところがあるのかというポイントを頂上に考え、そこから曲全体をルートとして辿っていくかといったところでしょうか」 Q:ファンクを打ち出していますが、影響を受けたアーティストは? コウ「海外で影響を受けたアーティストはプリンス、ジャミロクワイ、国内であればスガシカオさん、久保田利伸さん。自分の中でファンクというジャンルの良さを伝えてもらえたアーティストと思っています。大好きなのでよく聴いています」 Q:これからの野望は? コウ「今、春日井市の中で公式の親善大使になりたいと言ってますけど、最終的には日本国内、ひいては世界に向けて自分の音楽がアピールできるようになりたいです。皆さんのご協力があれば嬉しいなと思います」 Q:最後に世の中のメガネ男子へメッセージをお願いします。 コウ「メガネは決して恥ずかしいことではないです。その個性を存分に打ちだして、たくさん女のコにモテることに繋がれば良いと思います」※コウケツトモヒデ公式サイト http://www.me.ccnw.ne.jp/prince-lab/※インタビュアー、文科系忍者記者ドラゴン・ジョー参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2011年02月10日 09時00分
愛知県西三河地方の伝説 「塩の道とも呼ばれた中馬街道」
江戸時代、中馬(ちゅうま)街道は別名「塩の道」と呼ばれ、三河湾や知多湾で採れた塩や海産物などを船で矢作川をさかのぼって足助に集め、足助から馬の背に乗せて信州へ運んだ道のことである。 中馬とは信州の農民が農閑期を利用して、自分の馬の背中に荷物をつけて運び、賃金を受け取る馬稼ぎのことをいう。特に飯田辺り中心に大勢いたが、愛知県豊田市稲武地区にも250頭の馬が飼われて、物資の運送をして暮らしていた。当時の稲武村は1日に馬子が何百人も往来するので、馬宿、問屋、飯屋、商店が建ち並び、中馬のために栄えた宿場町であった。 中馬には2種類あり、「つぎ馬」や「日戻り馬」というのは、宿場から次の宿場まで運び、馬宿には泊まらず、家から出て家に帰る。「通り馬」は名古屋〜塩尻に馬宿に泊まり重ねて直接運んでいた。 馬子は一人で4頭の馬を引いて運んでいた。信州への道はいくつもの峠を越えなければならないので苦労していた。山中では山賊が出没するため、大勢で群れて運んだという。 中馬街道は名古屋塩尻線とも呼ばれ、現在の国道153号になる。明治35(1902)年、中央本線の開通により、中津川から昼神温泉を経て、飯田に物資が配送されるようになり、中馬街道はその使命を終えた。 現在、江戸時代から続く足助の町並みでは、毎年2〜3月に「中馬のおひなさん」のイベントが開催される。中馬街道沿いに面した約140軒の商家や民家では、土雛・衣装雛を飾り展示され、多くの観光客で賑わう。(写真:「中馬のおひなさん」愛知県豊田市足助地区)(「三州の河の住人」皆月 斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2011年02月09日 18時00分
野球バカコラム「大リーグ:創立50周年を迎える、ア・リーグ西地区の2球団」
久しぶりにMLBの話題をしてみようと思う。大リーグファンでもある筆者は、今年は例年にも増してアメリカンリーグ(以下ア・リーグ)に注目している。 メジャー最激戦区といわれる東部地区や、今年から西岡剛(前・ロッテ)の加入したミネソタ・ツインズの所属する中部地区にももちろん注目だが、今年のア・リーグ最注目は西部地区ではないだろうか。 その理由として、シアトル・マリナーズのイチローの11年連続200安打がかかっていることと、筆者の一番尊敬する野球選手である松井秀喜がオークランド・アスレチックスに移籍したことも大きな理由であるが、その他にも、ア・リーグ西地区に所属するあとの2球団が今年、創立50周年のアニバーサリー・イヤーを迎えたことも、注目の理由なのである。 その2球団とはMLBファンの方たちにとっては言うまでもないが、昨年松井秀喜が在籍して、今年から入れ違いでニューヨーク・メッツから移籍した高橋尚成の在籍するロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムと、昨年、初のア・リーグ優勝を飾り、日本ハムから移籍した建山義紀が今季から在籍するテキサス・レンジャーズである。 MLBは1901年にアメリカンリーグとナショナルリーグ(以下ナ・リーグ)に分かれて以来、60年の永きに渡って両リーグとも8球団ずつの時代が続いたが、初のエクスパンション(リーグ拡張)によってロサンゼルス・エンゼルスとレンジャーズの前身であるワシントン・セネタースが新規参入したのが、今からちょうど50年前の1961年であった。 特にエンゼルスは球団創立時点から米国西海岸の都市を本拠地とする初の球団となった。ア・リーグの結成当時から加入しているアスレチックスは、当時はカンザスシティにあり(カンザスシティ・ロイヤルズは、当時まだ創立していない)、ナ・リーグ所属のロサンゼルス・ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツは、その頃にはすでに現在の本拠地に移っていたが、元々は両球団とも本拠地はニューヨークであった。エンゼルスの創立によりMLBは本格的に米国全土で試合が行われるようになったといえるかもしれない。 レンジャーズの前身のセネタース(厳密に言うと、ワシントン・セネタースは「2代目」にあたり、初代セネタースは1961年よりミネソタに移転した、現ミネソタ・ツインズである。だから今年はツインズのミネソタ移転50周年ということにもなる)は11シーズンの間、ワシントンを本拠地として、1972年より現在のテキサスに移転したので、来年はレンジャーズのテキサス移転40周年となる。だからレンジャーズも2年連続でアニバーサリーイヤーを迎えることになり、こちらも要注目といえる。 全4球団と、他の地区に比べて所属球団の少ないア・リーグ西地区だが、イチローのマリナーズ、松井のアスレチックス、そして創立からついに半世紀を迎えた高橋尚成のエンゼルス、建山のレンジャーズと、4球団すべてに日本人大リーガーが在籍し、日本のメジャーファンから一番注目を浴びると思われる。 秋のプレーオフに進出できるのは4球団のうちのどのチームになるか、大いに楽しみである。文中・敬称略(野球狂のアキバ系・伊藤博樹「なんだかんだ一番応援してるのは松井の在籍するアスレチックス」 山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2011年02月09日 13時30分
八百長と相撲道
大相撲が揺れている。 八百長メールの発覚により、興行が打てないのだ。 厳密にいうと、「八百長」は、賭博に参加した人が、イカサマを見破ったときに発する言葉だ。 そういう意味では、公営ギャンブルでもない「大相撲」に、八百長は存在しないのだが、「相撲道」にとっては、別だ。 こちらのほうが厳しい。なにしろ、思っただけでも駄目なのだから。精進を旨とする相撲道には、八百長どころか、怠け心さえ、ご法度だ。 対するは、神仏であり、自らの心だ。 祈願するのは、国民の幸福、発展であり、そのために奉納するのが「相撲道」なのだ。人々が、八百長を嫌悪するのは、ここに理由があり、問題の解決も、ここにしかない。 力士は、本分を思い出し、日々、己の心を磨きあげ、技術の研鑽に励み、国民が元気になる相撲を取ってほしい。 日本の未来は、君たちにかかっている。(しあわせマスター リーラ 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2011年02月09日 09時00分
現代は結婚自由競争主義社会である!
ぼくは20年ほどブライダル情報誌関係で仕事をして、恋愛や結婚について調べることが多いのですが、現代ではほとんどお見合いという形態はなくなってしまっています。『国立社会保障人口問題研究所』が、恋愛結婚とお見合い結婚を対比させたデータによると、<昭和5〜14年>恋愛結婚13.6% お見合い結婚69.0%<昭和20〜24年>恋愛結婚33.1% お見合い結婚53.9%<昭和40〜44年>恋愛結婚48.7% お見合い結婚44.9% と、戦前である昭和初期の恋愛結婚は、わずか13.6%しかなかったのですが、昭和40〜44年(1965〜69年)あたりで恋愛結婚とお見合い結婚が逆転します。 さらに見てみましょう。 <昭和60〜64年>恋愛結婚80.2% お見合い結婚17.7%<平成12年〜16年>恋愛結婚87.2% お見合い結婚6.2% と、お見合い結婚はわずかに6.2%と激減。まるで絶滅寸前。 つまり、いまや結婚はほぼ、恋愛でないとできないに近い状態といえそうです。 すると…、恋愛が苦手な人はほぼ結婚できないに等しいという、恋愛不器用人間にはちょっと悲しくも苦しい時代がきてしまったということです。 昔なら、恋愛が苦手という人でも、親や上司、近所の仲人好きな人たちが、相手を探してきてくれたのですが、いまや恋愛という【自由競争】に勝たないと、なかなか結婚できない時代のようです。 お見合い結婚が結婚の中心であった時代は、共同体が相手を探してくれる【結婚社会主義】であったと考えることもできます。 つまり、昔の日本はお見合いという形で、親や世間が結婚相手を用意して分配してくれる【結婚社会主義】。 しかし近代の日本人は【結婚社会主義】ではなく、【結婚自由競争主義】となったようです。 すると、お見合い結婚がほぼなくなった現代社会に生きる独身者は、結婚の前に【恋愛自由競争】に参加して相手を見つけない限り、結婚のチャンスが限りなく少なくなってくるということになります。 厚労省の調査によると、30代未婚者のうち4〜5人に1人は処女もしくは童貞であるといいますから、こういった人の中には【恋愛自由競争】というレースに参加すること自体をあきらめてしまった人もいるかもしれません。 はたして親や上司など、共同体から結婚相手を分配されるお見合い結婚という【結婚社会主義】がいいのか、恋愛結婚という【結婚自由競争主義】がいいのかはわかりませんが、少なくとも現代社会は『モテない独身男女』『恋愛がうまくこなせない独身男女』にとって、お相手探しが大変な時代であるといえましょう。(巨椋修(おぐらおさむ) 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/※グラフは「第13回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所」より
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トレンド 2011年02月08日 18時00分
人という字は支え合っているわけじゃないらしい
「人という字はお互いに支え合っている」 なんていうのは大嘘だと思っておりました。あの字を見る限り、人という字は、 【大きな人が小さな人に寄りかかっている!!】 と、思っておりました。 ところがよくよく調べてみると、どうもそれも違うらしく、【人】というのは一人の人が地面に手をついているか、もしくは一人の人が立っている姿を横から見たものを、絵(象形文字)にしたのが、やがていまの【人】という漢字になったそうなのです。 うん、どちらにせよ特に教育的な意味ではなさそうです。 似たようなもので【大】というのは、両手両足を広げて立っている姿を正面から見たところ。 漢字というのは、象形文字を組み合わせて成り立っていたりもします。 【木】は、木が立っている姿ですが、それが集まって【林】、もっと集まって【森】となるがごとく。 【田】で【力】仕事をする人が【男】。 では【男】が二人で【女】を挟んで【嬲(なぶ)る】。 【女】が二人で【男】を挟んでも【嫐(なぶ)る】(「なやむ」とも読みます)。 【女】が三人集まれば【姦(かしま)しい】。 これらの【男】や【女】を使った漢字を見る限り、どうやら男性主流の文化から漢字が生まれたと、想像できます。 もし女性が主流の文化で漢字が作られたとすると、【男】が三人集まれば…、「アセクサイ」とか「ムサクルシイ」とか「アツクルシイ」なんて読ませる漢字ができていたかもしれませんね。(巨椋修(おぐらおさむ ) 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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スポーツ 2011年02月08日 11時30分
野球バカコラム「野球殿堂入り・南海ホークスの大エース、皆川睦雄投手を振り返る」
今年1月に、2011年度野球殿堂のプレイヤー部門に落合博満、そしてエキスパート部門に皆川睦雄が選ばれた。落合にとっては一昨年、昨年と2年連続で当選の条件となる投票数に1票差で足りずに落選していたため、3年越しの殿堂入りということになった。 その落合博満については、プロ野球ファンにとっては今更説明不要な人物であろう。ロッテ→中日→巨人→日本ハムと4球団を渡り歩き、史上唯一三度の三冠王を獲得している。2004年から現在まで中日監督を務め、3度のリーグ優勝、1度の日本一に導いた、監督としてもなかなかの名将だし、現役時代を知っている方も数多いと思う。 ここでは、おそらくこの記事を読んでる方のほとんどが現役時代を知らないと思われる(当然ながら筆者もまったく現役時代は知らない)、もう一人の受賞者である皆川睦雄についておさらいしたいと思う。 皆川睦雄は1954年に南海ホークス(現・ソフトバンク)に入団した投手であった。ちなみに同期入団には、楽天の前監督である、あのノムさんこと野村克也がいて、同い年でもあった皆川と野村は長年南海を支える名バッテリーとなる。 4年目の57年よりピッチングフォームをオーバースローからアンダースローに変え、この時から南海を牽引するエース格の一人となる。 しかし当時の南海には宅和本司、中村大成、そして立教大学であの長嶋茂雄とチームメイトだった杉浦忠といった大エースがいて、皆川は常に2番手投手に甘んじていた。 だが投手のローテーション制度が確立していなかった当時の球界では、エースの連戦連投が当たり前となっていて、前述したそれらの投手も皆、短い実働年数で引退してしまう。 その中で皆川は18年間の現役生活を全うし、終わってみればホークスの球団記録である221勝を挙げている。当然、投手では200勝以上が条件の名球界にも入っている。 得意な球種はスライダーで、打者の手元でゆるく曲がるため、キャッチャーの野村曰く、日本で初めてカットボールを投げた投手だったらしい。68年には31勝を挙げたが、皆川以後日本球界で30勝投手は現れていないため、最後の30勝投手といわれている。確かにローテーションが徹底されている現在は20勝ですらかなりの快挙だから、30勝はまず無理だと思われる。 現役引退後は阪神、巨人、近鉄でコーチも務めたが、2005年に死去。69歳であった。まだまだ亡くなるには早すぎる年齢だと思うので残念である。南海ホークスの歴史を語るに欠かせないエースだった皆川睦雄投手。筆者も現役時代はもちろん、コーチ時代も知らないのが少し残念だが、この度の野球殿堂入りによって、そんな往年の名選手を知るきっかけとなることができる。来年はどんな、球界の歴史に残る名手が殿堂入りを果たすのか、今から楽しみである。文中・敬称略年号は西暦で統一(野球狂のアキバ系 伊藤博樹「2008年に訪れた大阪の、南海ホークスメモリアルギャラリーで、皆川投手のピッチング映像なら見たことがある」 山口敏太郎事務所)
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特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
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グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
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船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
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東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
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小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
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うずまき生物
2008年01月22日 18時18分