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トレンド 2010年01月13日 15時42分
哀川翔 主演映画『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』の主題歌をレコーディング
俳優の哀川翔(48)が13日、都内のスタジオで主演映画『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』の主題歌「生きていることがいい」のレコーディングを行った。 同作は講談社「モーニング」で不定期連載されている作品を映画化。虫の依頼を受けて事件を解決するというシュールな探偵の物語。芸能界屈指の昆虫マニアである哀川が主演と主題歌を担当、主題歌は3月17日にCDリリースされる。約15年ぶりのシングル発売となった哀川は「すごく新鮮です。レコーディングではデビュー当時を思い出しました」と語った。 また6月に初孫が生まれ“おじいちゃん”になることについて「若い時に孫ができるのはうれしいです。ひ孫もいけるかな。運動会にもでちゃおうかな」と話し笑いを誘った。 『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』は4月3日より新宿ケイズシネマ、シネ・リーブル池袋他にて全国で順次公開される。
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トレンド 2010年01月13日 13時00分
「おやすみアンモナイト」公開記念 インタビュー
1月7日阿佐ヶ谷ロフトA http://www.loft-prj.co.jp/lofta/ にて、1月30日公開の『おやすみアンモナイト 貧乏人抹殺篇/貧乏人逆襲篇』 http://www.oyasumiammonite.net/ 主演俳優、辻岡正人さんと女優、疋田紗也さんのWインタビューを敢行した。この日は会場となった阿佐ヶ谷ロフトAが主催する新年会が行われたこともあり、多くの芸能関係者が詰め掛け大いに賑わっていた。 さて、映画『おやすみアンモナイト』のストーリーだが、“男と女のノンフィクション群像劇に、交差して描かれる東京タワーと中央線。劇団員・竹田成子(疋田紗也)は、家計を助けるべく、夜の六本木に一念発起して飛び込んで行く。そしてもう一人、破天荒ゆえに風来坊となった男・小日向 登(辻岡正人)は、友人たちと高円寺の街を熱狂に巻き込む「祭り」を追求していく…。決して交わらない2つのエピソードと、周囲を取り巻く欲望、嫉妬、そして愛情…すべては新たなムーブメントの胎動”、このリリース文章からすると、行き場の無い若者のフラストレーションを爆発させる陳腐な物語を想像しがちであるが、実際には大きく異なり「貧乏は単に金がない」だが、「卑屈になると心が荒む」をよく思い起こさせてくれた家族愛と友情が満載の秀作だ。 辻岡さんは膝上まであるチャコールグレーのニットパーカに細めのパンツ、疋田さんは黒いミニドレスの上に襟元がファーの白いショート丈のジャケットで会場に現れた。二人がテーブルにつくと程なくしてインタビューが始まった。 −−まずこの映画に出演されることになった経緯を教えてください。 (辻岡、以下T) 『おやすみアンモナイト』は企画段階から、実在するモデル(松本 哉氏)と容姿が似た俳優を探していたらしいのですが、増田監督が松本氏とは真逆のイメージの俳優で行くと宣言した為に、急きょ自分にオファーをいただきました。俳優・辻岡正人とはイメージが相反する主人公を僕に託した事で、監督はかなりの賭けを強いられたと聞いています。 (疋田、以下H) 台本を戴いた時点ではあまりに自分とかけ離れたイメージの役柄だったので、増田監督とよく相談しました。台本中の台詞の多くはこの主人公のメンタルな部分がまったくイメージ出来ずにいたのですが、監督と話していくうちにどんどんこの主人公、成子ちゃんにのめりこんでいきました。 −−この主人公たちを演じるにあたり、何か特別にリサーチやアプローチはされましたか? (T) 実存するモデルがいますので、その方の活躍されたDVDを見たり、出版された本を読みました。 (H) 15歳から芸能活動を始めましたので、生まれてから一度もアルバイトの経験が無いんです。私の役柄が体験する新聞の勧誘員、クラブホステス、劇団員などまさしく未知の世界で、周りの親しい友人たちにも聞いたりしましたが、その友人たちでさえ、これらの仕事を経験した人がいなかったために自分なりに演じてみました。 −−自分たちが演じられた役柄を紹介してください。 (T) 貧乏な大学生ですが、仲間たちとお金を使わなくても楽しめる生き方があることを模索していた人物です。僕も両親の反対を押し切って、大阪の実家から離れて東京で一人暮らしを始めたんです。上京当時の自給自足をしないといけない生活はこの主人公と似ていたと思います。同年代の人たちが22,3歳のときに学校を卒業して就職して安定した賃金を得始めたときに、自分はお金が無いからといって夢をあきらめることは出来ないし、夢を追いかけながらも実生活を維持しないといけないジレンマがあり、お金というものがいかに大事かを考えさせられる時期もありました。 (H) 自分の演じた成子ちゃんは、お母さんと仲が良くて、お父さんは借金を作って失踪しました。そこでお母さんを支えてあげたいといろいろな仕事をする頑張り屋さんの女の子です。そして何事にも耐える女の子です。 −−お二人が考える「貧乏」って何だと思いますか? (T) 目に見える貧乏と見えない貧乏があると思います。この映画の主人公は目に見える貧乏で単にお金が無い人間なのですが、目に見えない貧乏は心が豊かではない人だ、と僕は思います。お金が無くても、楽しんで生きることがこの映画のテーマなんです。この映画に出演させてもらう前までは貧乏って単に経済的に不安定なことと捉えていましたが、本当の貧乏ってもっと内面的なものではないかと考えるようになりました。 (H) まず、欲しいものが買えないことが貧乏だと思います。でもお金では買えない大事なものってたくさんありますよね。私もこの映画を通して、そのことをよく考える機会を得たと思っています。 −−この映画の中でお二人の競演シーンはまったくありませんが、それぞれを役者としてどう感じられていますか? (T) 疋田さんの涙を流すシーンですが、本当にこころから悲しそうな雰囲気で泣いていて、凄く感受性の高い人なんだなあ、と感じました。 (H) まず演じてる役柄の人物像に関してスゴイ人だなあ、と思いました。その役を演じきれた辻岡さんにスケールの大きさを感じました。 −−今後、演じてみたい役やジャンルをお聞かせ下さい。 (T) 18歳から演じてきて、大きな役柄から小さな役柄まで、だいたい見た目の怖そうな役を演じることが多かったんです。今後はもっと人の内面を深く掘り下げて演じられる役柄を演じてみたいです。 (H) 小さい頃から歌手になりたかったんです。今後は演じている役柄が映画の中で歌を披露できるような役ができたらいいな、と思います。 −−好きな俳優や監督、お勧めの映画をピックアップしてください。 (T) 好きな俳優は山田孝之くんです。塚本晋也監督、ウォルター・ヒル監督、好きな作品は『ウォーリアーズ』です。2か月に1回くらい見たくなる映画なんですよ。 (H) 沢尻エリカさんと、中島美嘉さんです。お二人とも作品の中で歌を歌う役を演じられていたことがあって、とても憧れています。 −−お仕事がオフのときは何をしていますか? (T) ドライブです。運転が好きなんです。 (H) 実家に住んでいますので、お休みの日は基本的には寝ていますが、母とよく買い物に出かけたりします。母とは友達みたいに本当に仲が良いんです。 −−最後にこの映画のアピールをお二人からお願いします。 (T&H) まず、みんなに元気を出してもらいたいです。見たら元気をもらえる映画だと思っています。2人の主人公はどん底の人間ですが、こんな人間でもここまで頑張れるんだ、って感じてもらえると信じています。世の中に多くの人がいて、多くの出会いがあるように、この映画と一人でも多くの方が出会ってくれたら嬉しいです。『おやすみアンモナイト』1月30日(土)、渋谷ユーロスペースにてレイトショー、監督:増田俊樹 脚本:レイチェル・マキ 昼間たかし 「貧乏人抹殺篇」出演:疋田紗也 黄金咲ちひろ 神楽坂 恵 リエコ・J・パッカー 他 「貧乏人逆襲篇」出演: 辻岡正人 大塚麻恵 加冶佐 悠 伊藤 宏 千陽 須藤沙南 他 製作:月の石製作委員会 配給:月の石 2009年/カラー/100分 (C)月の石 公式HP=http://www.oyasumiammonite.net/
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トレンド 2010年01月09日 17時30分
【これじゃ売れない!】 “熱愛”も“パクリ”も承知の上? 安室奈美恵は、宇多田ヒカルの同じ轍は踏まない「儲け主義」セレブ
お笑い芸人、ロンドンブーツ1号2号の田村淳との交際が発覚した安室奈美恵。プレイボーイの年貢の“納め先”として注目が集まっている。が、安室奈美恵といえば昨年12月に発売された、オリジナルアルバム『PAST<FUTURE』のジャケット写真が、韓国のファッション誌で使われていた別人の写真と酷似していた為、「パクリ疑惑」が日韓ネットで持ち上がっている。ナゼ韓国なのか? なぜか全米デビューを考えない日本のトップ歌姫。それは、失敗したアノ人たちのようになりたくないから? 昨年売れに売れたベスト版を破くアムロ=パクリ。そんな話題性? もあり、『PAST<FUTURE』の売れ行きは好調。どうやら日韓で同時にコマーシャルする為に、わざわざ著作権のゆるい韓国のメディアを利用した模様。日韓のこうした芸能の噂は、すぐ中国・香港までに波及する。アムロの目指す先は億単位のアジア・マーケット。欧米、特にアメリカウケするダンスの実力、セレブ要素も高いアムロだが、積極的な活動は国内のみ。下手に米でビューして失敗した宇多田ヒカルの同じ轍は踏まない気のようだ。 数年前、宇多田ヒカルが米デビューした際、宇多田の特徴である後ろ向きのウェット感は受け入れられなかった。しかも日本と正反対の宇多田の“尻軽のビッチ”といういでたちが、(歌詞も過激な外人仕様。)「藤圭子の娘」というブランドに飛びついた日系人に激しく拒絶され、大きなイメージダウンになった。20数年前から米でCDを発売している松田聖子しかり、いまだ欧米ではアジア人女性のセクシーには限界があり、まだまだ音楽界は女子フィギアスケートやメジャーリーグのように日本人が活躍できる場ではなさそう。まずまずのヒットは日本の“カワイイ”が子供達にウケたパフィーぐらい。しかし彼女たちも、大人にはあまりウケなかった。 安室奈美恵の歌う曲の歌詞は、サビや出だしの日本語が字余りでダサい。また、感情も無い。ダンサブルな音楽に声が乗っていればそれでいいつくりだ。実はこれが、欧米に進出する際の大事な要素でもある。特にアメリカ人は音楽に多くを求めず、常にBGMを求める。更に、安室と日本が誇るアニメ・ガンダムのアムロのコラボ。これもダサい。でも外人は好きだろうし、踊れない宇多田ヒカルや、松田聖子に比べて安室奈美恵のPVは躍動感があり、ビジュアル的にもアメリカ人好みだ。更に安っぽい芸人との熱愛とか、シングルマザーである立場、家族の悲劇まで、安室奈美恵には欧米の“ゴシップセレブ”の要素も満載で、アムロがアメリカで売れる可能性は高い。 しかし、安室奈美恵サイドは、国内・アジアのマーケットに固執し、下手に欧米進出をしたがらない。デビューから一貫して欧米スタイルを貫いてきた安室本人はそういう夢もあるであろうが、なにしろ国内で売れるのが一番儲かるので、まわりがそうさせないのかもしれない。レコード会社の金儲け主義が、アムロを世界的アーティストに羽ばたくチャンスを潰している。世界中が不況でデフレ気味になっている今、キティちゃんを始め日本の可愛らしさが世界に大ウケ、アムロの作り出す安っぽいゴージャス感は時代に合っている。あと数年で旬が過ぎる安室奈美恵。やるなら今だろう。(コアラみどり)写真 (昨年売れに売れたアムロちゃんのベスト版CD。)
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スポーツ 2010年01月08日 15時00分
中田翔『看板外野手の放出』でチャンス到来!
今シーズン、ビッグチャンスが到来しそうなのが、3年目の大器・中田翔(20=北海道日本ハムファイターズ)だ。 昨季は二軍で本塁打、打点の二冠王に輝いたが、一軍での安打数はたった10本(36打席)。チーム打率2割7分8厘(リーグ1位)を誇る一軍の強力打線に割って入るはできなかった。 「09年は一塁にコンバートされたものの、守備難は解消されませんでした。何よりも、必死さが伝わってこないんだよね…。精神面での甘さを克服しないといけない」 在京球団の二軍コーチがそう酷評する。 そんな中田になぜ、『一軍定着の好機』がやって来たと言うと、日本ハム球団の“合理主義”的な発想があるからだ。 こんな“ウワサ”も広まっている。非公式を含め、数球団が日本ハムにトレードを持ち掛けている。日本ハム側は慎重ではあるが、「放出できる選手」として、森本稀哲外野手の名前をチラつかせているというのだ。 昨季、森本は打率2割4分7厘と低迷し、契約更改後の会見でも、「FA権を取得した? こんな成績では恥ずかしい」と、再起を誓っていた。 このオフの日本ハムの戦力補強を見て、分かったことが1つ。チームトップの打点88を稼いだスレッジを失ったにも関わらず、打撃陣の補強に動いていない。そのうえ、森本の放出も視野に入れているということは、「中田を使うから」と見て、まず間違いないだろう。中田は昨秋から外野の練習も始めている。09年のレギュラー外野手は、稲葉、糸井、スレッジ。スレッジがDHの場合は森本、村田、紺田などが左翼に入っていた。一塁には4番・高橋信二がいるだけに、中田にとっては外野手に専念した方が出場のチャンスも広がるだろう。 「今季、38歳になる稲葉をDHに固定する戦略も考えられる。対戦投手によって、高橋をDHにまわし、『一塁・中田』で右打者を揃えることも考えられる」(前出・同) 日本ハムは「現有戦力は必ず使う」の方針。FAや米挑戦にしても「選手の意志を最優先させる」合理主義的な発想である。 中田の飛躍に期待したいところだが、レギュラーポジションは「与えられるもの」ではなく、「奪い取るもの」だ。「そうやって甘やかすから…」と、批判的な声もチーム内部で囁かれていた。
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芸能 2010年01月07日 12時00分
【ドラマの見どころ!】 嵐の「最後の約束」VS「法医学教室の事件ファイル」他、お正月の週末に集中するスペシャルドラマたち
あけましておめでとうございます。一週間のドラマの見どころをお届けするコーナー、【ドラマの見どころ!】。記者の気のまま思うままにドラマをリサーチしていきたい。お正月の今回は連続ドラマが始まる前に大量投入される、豪華なスペシャルドラマ。あなたはどれとどれを見る? まずはフジテレビ系で8日(金)に放送のスペシャルドラマ。人気の浅見光彦シリーズ第36弾『鐘』。兄が自殺したと信じたくない松川慧美(高野志穂)とともに事件の真相を追うルポライターの浅見光彦(中村俊介)は今回「鐘」をめぐる連続殺人事件に巻き込まれる。昨年は他局で連続ドラマとして放送されていたが、イケメン俳優・中村俊介の浅見光彦はどっかのエロ男爵と違って爽やかで女性に人気。しかし、光彦が事件を追って四国や富山へ旅して回る「ご当地ドラマ」としての見せ場はどれも一緒だ。 翌日の9日(土)はおまちかね人気グループ嵐をまとめて持ってきたフジテレビ系『最後の約束』。武装した男たちに占拠された巨大ビルにたまたま居合わせた5人の男たち。彼らはその他数人と共に3億円の金の絡んだ事件の人質となってしまう。事態は、前代未聞の劇場型ビルジャック事件へと進展するが…。嵐のメンバーがそれぞれ、清掃員(大野智)、保険会社の営業マン(櫻井翔)、コーヒーショップの店員(相葉雅紀)、セキュリティーセンターの派遣社員(二宮和也)、バイク便のライダー(松本潤)に扮し奮闘。 そして、同番組の裏で強烈な光を発しているのが、名取裕子、宅麻伸の夫婦コンビが難事件を解決する大人向け大人気シリーズの『法医学教室の事件ファイル』(テレビ朝日系)。相変わらず長い今回のサブタイトルは、「女医VS水曜日の絞殺魔! 蟻の死体解剖が殺人トリックを暴く 砂糖+コーンスターチ殺意の合成」読んだだけではどんな内容なんだか想像もつかないが、テレ朝らしく連続強姦殺人事件とけっこうヘビーな事件らしい。 そして10日の日曜日に放送するのは、北川景子主演の実話ドラマ『筆談ホステス』(TBS系)耳が不自由な若い女性が、筆談でお客と温かい交流を重ね銀座NO.1ホステスになったベストセラー「筆談ホステス」のドラマ化。キレイ事並べても所詮不良少女がおミズで成功したお話。でも北川景子が演じる爽やかホステスさんは必見。主人公に手を焼く母を演じるのは田中好子。 TBSは翌日の11日(月)には菅野美穂主演の『Wの悲劇』。夏樹静子の人気推理小説のドラマ化だが、過去に薬師丸ひろ子主演で映画化された“女優バトルもの”とは全然違う脚本。菅野は推理もするらしい。こちらも裏番組がフジテレビ系の山下智久主演の『コード・ブルードクターヘリ緊急救命2』の第1話。これは強敵だ。『Wの悲劇』は菅野の他に真矢みき、中村橋之助、谷村美月、成宮寛貴、武田鉄矢など豪華な出演者を揃えている。 TBSはどうしても初回の『ハンチョウ』で集めた視聴者にチャンネルを回してほしくないらしい。
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トレンド 2010年01月06日 17時00分
龍馬にあやかって恋愛成就!? 最も地味な龍馬ゆかりの珍スポット
いよいよ満を持してスタートしたNHKの大河ドラマ『龍馬伝』。民放のCMまでもが便乗して龍馬一色の感がある。龍馬の墓や寺田屋など、龍馬ゆかりの地は、さぞ賑わっていることだろう。そんな中、もっとも地味な龍馬ゆかりの珍スポットを訪ねてきた。 JR品川駅から京急に乗り換え、電車に揺られること数分。立会川駅に到着。降りた瞬間から、商店街は旗や看板など、見るものすべて龍馬だらけ。「若き日の龍馬がゆく」というキャッチフレーズと似顔絵のオンパレードだ。 たしかに龍馬が世話になった土佐藩の屋敷があり、ペリーの黒船来航時に築かれた砲台跡もある。そもそもこの近辺は品川湾があった関係で、幕末に重要な拠点となっていた。鳥羽・伏見の戦いに敗れた新撰組もここを訪れ、榎本武揚もここから五稜郭へ旅立っている。しかし実際にはたいした事件が起きたわけでもなく、桜田門外の変で水戸浪士が最後の宴を開いたという旅籠もあったが、今ではコンビニになっていたりする始末。歴史的価値に関しては乏しいと言わざるを得ない。 ぶっちゃけ、若き日の龍馬が駆け抜けたというよりは、素通りしていった街と行った方が正しいのかもしれない。だが、そんなイチャモンは気にも留めず、立会川商店街は坂本龍馬をプッシュしまくる。その象徴が何といっても、駅前の公園にある坂本龍馬像だろう。ずいぶんと色鮮やかな銅像だなと思いきや、なんとプラスチック製。 実は数年前に工事現場から大量の岩石が発掘されたので調査したところ、かつての砲台跡であったことが判明。しかも龍馬の故郷、高知からわざわざ運んできたらしいということで、わざわざ発掘した石を商店街のおじさんたちが高知市へ返しに行ったのだという。 その時、偶然に立ち寄った料亭の庭に飾られていたのが、このプラスチック製の龍馬像だった。プラスチック製のものから、もっと立派な本物の銅像に作り替えるという、料亭の主人の話を聞いた商店街メンバーは、「捨てるくらいならば…」と譲り受けてきたのだという。実に取って付けたような、ほのぼのエピソードである。 さて、次に向かったのは敷石が発掘されたという浜川砲台跡。 行ってみると、水道局のポンプ場になっており、壁面には80年代風のファンシーな龍馬のイラストが描かれている。その手前にあるのが砲台跡らしい。看板には、若き日の龍馬がこの砲台の警備にあたったと書かれている。一応ゆかりはあるようだ。 さすが龍馬ブームの真っ最中だけあって、こんな地味でパッとしない史跡にも、歴女(レキジョ)たちの姿が散見される。そして始まる高濃密度の幕末談義。さらに「キャー、カワイイ〜☆」という場違いな喚声まであがる。 何の事はない、発掘されたと覚しき敷石が、碑のように積み重ねられているのだが、その中央にハートの石がポンと置かれているのだ。なんとなくハートに見えなくもない、その程度だ。しかし勝手に盛り上がった彼女たちは「中岡慎太郎似の彼氏ができますように!」と祈願して、去っていった。恋愛成就の御利益があるかどうかは定かでないが、本人たちが満足ならば、それで良いのだろう。 立会川といえば、数年前にボラが大量発生してワイドショーで話題になった。その時には橋の名前を「ボラちゃん橋」に変え、「ボラちゃん音頭」まで作ったにも関わらず、翌年からはパッタリとボラは姿を現さなくなったという哀しい過去がある。今回の龍馬ブームこそは、しっかりチャンスを掴んで全国にその名を馳せていただきたい。 大河ドラマの方では、いよいよ次回、黒船が来航するだけに、浜川砲台が登場するか否か!? 立会川が人気スポットに昇格するか否かも、そこに懸かっている。(犬山秋彦 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年01月06日 14時00分
プロ野球新監督 期待度1位は横浜・尾花監督?
『週刊ベースボール』2009年12月28日号にこんなアンケート結果が載った。これは読者ページのアンケート調査で、この週のテーマは「2010年から指揮を執る新監督で、あなたが最も期待しているのは?」というものだった。 ちなみに2010年の新監督は広島・野村謙二郎、横浜・尾花高夫、楽天・ブラウン、ロッテ・西村博文、オリックス・岡田彰布の5人。アンケート結果は順に、横浜・尾花44%、広島・野村22%、オリックス・岡田17%、ロッテ・西村10%、楽天・ブラウン7%と、横浜・尾花監督が、2位の広島・野村監督に倍の差をつけての1位。2年連続ダントツ最下位の横浜だけに、投手コーチとして有能な尾花新監督の手腕にプロ野球ファンも大いに期待しているようで「打線はいいだけに、投手陣を立て直せば優勝を狙える」という意見が多かったようだ。中には、「ここまでの低迷はもう飽きた。優勝時とまではいかなくても、もう一度横浜の街を盛り上げて欲しい」という他球団のファンからのエール(?)まであった。 意外に期待度が低いのが、2009年まで広島の監督だった楽天・ブラウン監督。2009年終盤、広島にもAクラス入りのチャンスがあったが結局は5位に終わり、就任以来Bクラス続き。楽天前監督の野村克也氏が、すっきりしない退団劇もあって世間から同情されているだけに、今期大躍進した楽天の監督にブラウン氏が就任しても、存在感が霞んでしまったのだろうか。 それにしても、このオフは例年にない補強を続け、他球団関係者も驚いているといわれる横浜ベイスターズ。親会社のTBSはとっくに球団経営の熱意をなくしていると囁かれているが、期待の新監督を迎え、ここ数年のツケを取り返すような補強策を進めた。オバマ大統領ではないが、ようやく「イエス、ウィ、キャン!」の精神に目覚めたか。もっとも、強くなったとたん身売りして「チェンジ!」なんてことはしないで欲しいが…。(横浜六太 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年01月06日 13時00分
人気映画シリーズ『釣りバカ日誌』終了で『フーテンの寅さん』復活か!?
西田敏行扮する「浜ちゃん」と、三國連太郎扮する「スーさん」がドタバタ喜劇を展開する人気映画シリーズ『釣りバカ日誌』が、いよいよ終了する。現在公開中の『釣りバカ日誌20 ファイナル』(朝原雄三監督)がシリーズの完結編であり、通算22作(うち特別版2作を含む)におよぶ壮大な喜劇映画がついにファイナルを迎えるわけだ。 同シリーズには熱狂的なファンが多く、二人の舞台挨拶が行われた12月26日、「丸の内ピカデリー1」(東京都中央区)には、場内に入りきれないほど大勢の観客が押し寄せた。西田敏行と三國連太郎らに加え、ゲストの松坂慶子が舞台で挨拶を終えて退場した後も、「ハマちゃんコール」「スーさんコール」が鳴り止まず、西田敏行と三國連太郎が再び登場する異例の事態まで起こる始末。西田敏行は「いやぁ、舞台挨拶でアンコールがかかるなんてねぇ。皆、愛してます!」と号泣。日頃クールで知られた三國連太郎も、涙を浮かべて挨拶した。この人気ぶりに、早くも新しい喜劇映画シリーズの登場を期待する声が、映画業界内部で挙がっている。そもそも『釣りバカ日誌』とは、『男はつらいよ』(フーテンの寅さん)という国民的人気作品の後を受けてスタートしたシリーズであり、当初はあまり期待されていなかったが、予想外のヒットを博して見事にその大役を果たしてみせた。 今年、ドル箱だった『釣りバカ日誌』シリーズが終了するが、実はそんな中で、『男はつらいよ』が新シリーズで復活すると噂されているのだ!? しかも、主演にはジャニーズ系のタレント、若手人気俳優、人気芸人などの起用が取り沙汰されており、脚本家も数名の人気作家がリストアップされているという。はたして、噂される21世紀版「フーテンの寅さん」は実現するのであろうか。
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スポーツ 2010年01月01日 14時30分
箱根駅伝の裏舞台! 早大優勝はあるのか?
今や正月の国民的関心事になっている『東京箱根間往復大学駅伝』、俗称・箱根駅伝。10年大会は実に第86回目を迎える伝統ある駅伝だが、意外にも“国民的関心事”…つまりメジャーになったのは、つい最近。日本テレビが完全中継を始めた87年(昭和62年=63回大会)からと、まだ20数年でしかないのだ。 まあ、それはともかくとして、視聴者が釘付けとなる“感動”の駅伝、画面には映らない“真の姿”をお教えしよう。 前回大会(85回)での裏話。解説者の瀬古利彦が往路で母校・早稲田大学ばかり肩入れした“解説(?)”をしたのだ。そのため、放送終了後、同駅伝を制作している大手広告代理店『博報堂』幹部から瀬古は「早稲田ばかり応援するな。復路は平等に解説するように。それができないのなら、来年から解説を外す」と厳しいお叱りを受けていたのだ。 結果はご存知の通り。復路途中まで首位だった早稲田だが、東洋大に見事、差され奪還失敗。瀬古が“勉めて平等(とは思えなかったが)”に解説(?)した甲斐はなく早稲田が93年・69回大会以来の栄光に就くことはなかった。 だが、この『博報堂』の指摘は、物凄く矛盾があるのだ。お分かりだと思うが、マスコミ関係者の7〜8割は早稲田出身。箱根をバックアップしている大手企業の“エライサン”も大方、早大OBである。 放送している日テレスタッフ、制作している代理店、そしてスポンサー企業…番組関係者はみんな早稲田大好きで、早大偏重主義の番組になるのは無理もないところだ。 陸連関係者が実に興味深い話をこう語る。 「2日間で約14時間の放送中、あろうことか“早稲田枠”が約2時間ある。主にCMに入る直前の時間です。近年のようにトップ争いをしていれば、分かりませんが、トップから大きく遅れて、しかもシード権争いにも関係していない順位で走っていると最悪です」 具体的には「放送で“2号車です。今、7位の早稲田に付けています。前を見ても後ろを見ても誰もいません。文字通りの一人旅です”というような実況を聞いたことがあると思います。“一体、何のために早稲田を捉えているんだ”と怒りたくなるシーンが早稲田枠です」と前出・関係者。 こんな舞台裏があるにも拘わらず平等中継を標榜する日テレは早大が優勝(往路でも)した際、インタビュアーには「早大OBを起用しない」というルールがあるのだ。 次に、今回大会には惜しくも参加できなかった順天堂大のエピソード。 毎年10月、箱根の予選会が行われている。基本的には参加大学、出場選手上位10人(出走選手は12人)の平均タイムが全て。平均タイムの早い大学が本戦へ挑めたのだ。 が、03年(79回)から順大の“天皇”沢木啓祐が「陸上競技普及のため」を強く推し進め、その年の夏に行われた関東大会(関東インカレ)の成績をポイントに。そのポイントを時間に換算し、予選会の平均タイムから差し引くことを提案。それが“ルール”となった。 「そうすることで、短距離や投てきといった陸上全般に力を入れている学校がチャンスとなったのですが、よく考えてみると、日体大や順大という体育大がありがたい条件になっただけ。つまり、自分の大学が有利になるように働きかけたのです」(東京陸協幹部) ついでに綴ると、その年から箱根の参加校も15〜20に増えたのだ。 「順大が特別扱いされてばかりなので、業界では“沢木マジック”という隠語がある。ところが、今回はポイント制を活用しても予選落ちしてしまった。もはや“沢木マジック”もここまでか、と思いきや、チームの凋落を熟知している“天皇”は今年から、完全にチームを去っていたのだ。さすが“沢木マジック”、健在だったのです」(前同) チームを去っても“順大愛”は人一倍。ウワサだと「来年から参加校が25校になる」という話も関係者間で囁かれている。 また、順大は仲村明監督が存在するのだが、実権は沢木天皇。84回(08年)大会では5区の選手が脱水症状になり「途中棄権をしていいか」の是非を監督が天皇に携帯電話でお伺い。この姿をカメラに捉えられてしまった。 天皇が「ノー」と指示をしたら、そのまま続行したのである…恐ろしい。 まだまだ、箱根の美談に隠されたエピソードはたくさんあるが、次回は来年のこの時期に掲載しようと思う。 混戦駅伝と呼ばれて久しいが、その理由は箱根の「ドラマ化」で高校生の力がついてきた事が挙げられる。合わせて、指導者も「何人、箱根に出られる大学に送り込んだか」が学校側の評価につながるのだ。某大学などは「選手に契約金、監督に功労金を渡している」(事情通)とも。 最後に今年の展望は…早大の優勝は厳しい、というところだ。名選手を集めてはいるが、全員メンタル面に問題がある。面白いのは、近年低迷続きの山梨学院か−。理由は、外国人に頼らなくても勝負できる選手が出てきている点だ。
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レジャー 2009年12月31日 18時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」不景気を感じさせる出来事
「私、マンションを買ってもらったの」 数年前、新宿・歌舞伎町のあるキャバクラ嬢(20代)が私にそう言いました。景気のいい話です。誰に買ってもらったのかといえば、上客の一人です。その客と恋仲になり、恋人になったのかと思うと、単純にそうではありません。実は、お客には妻子もおり、また、恋人が他にいるらしいのです。嬢は、数ある恋人の一人だといいます。 それでも、嬢はあっさりとしていた。なぜなら、その客に恋愛感情を抱いているわけではないからです。マンションを買ってもらえば、家賃の心配はいりません。それどころか、将来にわたって住む場所に困りません。しかも、月に数十万円を貰っている、というから、キャバクラで働かなくても、それなりの生活はできます。 「でも、私はキャバクラを辞めないの。なんでか? それは、家賃の心配もなく、それに数十万円を貰い、なおかつキャバクラでの収入があれば、欲しいものが買えるし、したいことができる。そんないいことはないです」 同じ頃、大阪で働くキャバ嬢(20)は、お店で知り合った医者(50代)と恋仲になりました。医者には妻子がいたものの、嬢を好きになった、といいます。そのためか、妻子に見つからず、嬢と会うためには、『別宅』が必要と思ったのでしょう。嬢にマンションを買い与えました。 「それで私は結局、キャバクラを辞めたんです」 マンションがあれば、もちろん家賃はいりません。でも、生活費はどうしたのでしょうか? 「彼がマンションを訪ねてくるたびに、十万円ほど置いていくので、生活には困りませんでした。一週間に1〜2度でしょうか。だから、少なくても月に50万円はもらっていたかも」 バブル崩壊以降、なかなか景気が回復しないとは言いながらも、ITバブルなどもあり、一部の業界は潤っっていました。また、格差社会を反映してか、富める者はますます富んでいたように思えます。そうした事情を反映してか、一時期よりもキャバクラに来店する客は減ったものの、お金を使う上客も多くいて、私自身、キャバ嬢を愛人にする、という話をよく耳にしました。 もちろん、最近も『愛人話』を聞かないわけではありません。先日も、歌舞伎町のあるキャバ嬢(21)から相談を受けた。 「愛人にならないか? という話があるんだけど、どう思う?」 この嬢とは、仕事の話以外もよく話をするようになって、一緒に御飯を食べたり、仕事帰りに散歩をするような仲になっていたため、嬢は私に友達っぽく接することが多かったのです。そのため、気分が緩んだのかもしれません。突然、話を切り出したのです。 話を聞くと、相手は店長でした。日ごろ、嬢に「客を引っ張れない」と言っては厳しくしていました。「客を取れないなら辞めてもいいんだぞ」とも言われたこともあったとか。たしかに、この嬢は、接客もメール営業もそれほど上手ではありません。ただ、そんな嬢を採用したのは店長自身ですから、彼女ばかりを責められません。 しかし、それはフリだったのか、話の途中で「愛人」の話が出てきたらしい。つまり、客を取れないという「弱点」を利用してきたとも言えなくもありません。悩んだ彼女は、結局、その店を辞めてしまいました。辞めさせる口実だったのかもしれません。 なんだか、最近、こうした「弱点」をつくような「愛人話」が多くなってきているような気がします。以前のように、お金がある客が、人気のある嬢と遊ぶためではないのです。この嬢だけでなく、他にも数人から似たような話を聞きました。 こうした事態は、リーマンショックがあってからではないか、と思えます。キャバ嬢たちが必死に営業をしてもなかなか客が店に来てくれない。そんな事情があるのでしょう。 当たり前ですが、私を含め、愛人を抱えることができない人も多くいます。しかし、ひとりひとりの客を大切ににして、プライベートの時間を使って営業しないと成績に反映せず、生き残れないキャバ嬢たち。そんなタイミングだからこそ、逆に、嬢たちと仲良くできるチャンスかもしれません。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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