ちゃん
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レジャー 2009年12月18日 18時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」本気のしちゃっていいんですか?
「何してたの?」 ある日、私が仕事の企画書を書いていると、K嬢(20)から電話があった。 「Kちゃんのことを考えてたよ」 私は言ってみた。「嘘っ! 本気にしちゃうよ」と、やや照れたような声でそう言いました。 ただ、これも営業電話の一環なのですから、お店への誘いの入り口にすぎません。K嬢はノルマが厳しい店に勤務しているので、同伴出勤が不可欠。そのための電話だったことは私も承知しています。K嬢から電話がくるときはいつも、同伴の当てがないときですから。 「助けてよ」 やはり、想定通りの会話になってきました。しかし、ちょっと違ったのは、同じ店のほかの子と連絡を取っているかどうか聞かれてからでした。 「メールは来たけど、一往復くらいしただけだよ」 と言いました。するとK嬢は、 「もっと、ギラギラしたり、がっつかないとメールこないよ」 とアドバイスめいたことを言います。 「がっつくってどんな風に?」 「どんどん攻める感じかな?」 「エッチしようとか?」 と極端に聞いてみました。「そう、そう」というので、 「じゃあ、Kちゃん、エッチしようよ」 と聞いてみた。「嫌だよ」と言われるのを想定したのですが、「いいよ」との返事だった。まさか、そんなうまい話があるはずがありません。 「ホントかよ」 と言ったら、「いいよ」ともいいます。こんな会話をしても本気にするのも変ですよね。とはいっても、ドキドキはするものですね。 「どのくらい本気で言ってるの?」 「うふふ(笑)」 「15%くらいか?」 「そのくらい」 「まじか。本気にしちゃうぞ」 と言ってしまいました。どうして「15%」という数字が出たのかはわかりません。きっと、私の中に、多少は本気でいてほしいという気持ちもあったのでしょうか。もちろん、これは営業トークですから、嬢としての本分は守っていると思うのです。だからこそ、 「エッチするには、まず奉仕してくれないとだめでしょ」 K嬢とは長い付き合いですから、本気で営業としてエッチする子でもないことも知っています。私に対して枕営業をする嬢でもありません。でも、こんな会話ができる嬢がなにげに好きです。 別の話ですが、最近、ある歌舞伎町のキャバクラに行きました。1セットで3〜4人が入れ替わり立ち代わり、私の横に着きました。そのうちの1人のA嬢(23)が、 「やさしそうですね」 と言ってきました。キャバ嬢でそういうフレーズを使う人ほど、私には興味がなく、どちらかといえば、会話が苦手な子が多いと思っていたのですが、A嬢は違っていたようです。本当にそう思っているかのような笑顔で、話を続けてくれます。 私がキャバクラに行く理由の一つに、「うまくだまされたい」というのがあります。お金を払い、お酒を飲むだけなら、キャバクラには行きません。嘘でもいいから、この目の前の空間だけでもいいから、自分自身が嬢にはまりたい。そう思って通っていますが、そこまではまれる嬢もなかなかいないものです。 しかし、その可能性がある嬢がそこにいました。こんな感覚は数年ぶりのような気がします。でも、そこはキャバクラです。頭がいろんな計算をしてしまいます。このキャバクラの常連だった知人にアドバイスを受けてみました。 「その子、何番目に着いた? あくまでも一般論だけど、1人目と3人目はやり手をつけるんだよ。2人目と4人目はちょっと落ちる子かな。1人目で、『なかなかいい店だ』と思わせて、2人目で期待を外す。3人目でもう一度期待値を上げるんですよ。そして4人目でまた外す。すると、1人目と3人目で期待値があがっているから、延長したくなる。店側の作戦ですよ」 思い出してみた。そういえば、A嬢は3人目だったな。でも、あの会話を期待しちゃうんでしょね。 「席を離れたときに、(指名で)呼んでくれるのかな?ってずっと思ってた。気になっていたから」 「本気にしちゃうぞ」 「いいよ」<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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芸能 2009年12月18日 16時10分
押尾事件で実名報道されたモデル。今後の影響は?
17日発売の「女性セブン」が押尾学と親密交際していた人気モデルを実名で報道した。そのモデルとは170センチ以上の長身スレンダー体型で女性ファッション誌で活躍するNanami。今までも様々な憶測は流れたが、実名報道されたことで、彼女が受ける影響は相当大きいはずだ。 「彼女はモデルの中でも期待されていましたよ。最近は山田優や蛯原友里などモデルから芸能界で活躍するルートも確立していますしね。ただ今回の報道で、受けるダメージは相当のものでしょう」と話すのはファッション雑誌の編集者。またテレビ関係者は「真意はともかく、各メディアでも使いづらくなるはずです。今までウワサのあった奥菜恵などと違い、彼女は現在進行形だった可能性もありますからね」。 この実名報道に一番震えているのは芸能事務所関係者だ。「彼女は押尾と関わった女性の氷山の一角でしかないですよ。タイミングが悪く名前が出てしまった感じもしますね。芸能界でも指折りのプレイボーイであった押尾ですから、今後もびっくりするような名前が出てくるはずです。私も所属の女性タレントに『押尾と関わっていなかったか?』と確認して回っています。年の瀬に仕事が増えましたよ」と話すのは芸能事務所関係者。 「さらに交際していた女性の中から逮捕者が出るのでは?」と話すのは全国紙の司法担当記者。「近日中にも新たに誰か逮捕されるなんて話しもありますね。警察もこれをチャンスに徹底的にやるつもりでしょう」と語る 酒井法子、押尾学と続いた芸能界薬物事件。芸能界を襲う薬物ショックはどこまで広がるのだろうか。
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スポーツ 2009年12月18日 15時30分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元ボクシング選手・西島洋介山さん
日本国内初のクルーザー級ボクサーとして注目を浴びた西島洋介山。1992年3月にオサムジム(会長・渡辺治)からプロデビューした。だが当時、国内には対戦相手がおらず、洋介山は試合のために米国へ渡るという生活を強いられた。 4戦連続KO勝ちした洋介山は、この時「世界チャンピオン挑戦も夢ではない」とまで騒がれたものの、93年10月、米国のケニー・シリガンに4回判定負けを食らった。 95年2月19日、洋介山は11戦目にして初タイトルのNABO(北米ボクシング機構)クルーザー級王座決定戦に臨んだ。洋介山は対戦相手のジョン・カイザーを12回判定で下し王者の座に就いた。だが、NABOはJBC(日本ボクシングコミッション)が未公認だったため、洋介山はJBCから正式な王者とは認定されなかった。 翌96年10月5日、洋介山はOPBF(東洋太平洋ボクシング連盟)クルーザー級王座決定戦に出場、対戦相手オーストラリアのピーター・キンセラを3回KOで下し王座に就いた。この時、洋介山は初めてJBC認定の王者となった。 97年7月11日、WBF(世界ボクシング連盟)世界クルーザー級王座決定戦でブライアン・ラスパタを判定で下し世界王座に就いた。だが、WBFがマイナー団体であり、JBC未公認であったため世界王者と認定されなかった。 その後、JBCからWBF王座の返還を求められたが、これを拒否。ジム側が返還に応じた。これに対して洋介山はジムを脱退、JBCにも引退を自ら通告して、米国に拠点を移した。そして98年、リングネームを「西島洋介山」から「西島洋介」の本名に戻した。 99年から02年は年に数回の試合とブランクの繰り返しだった。03年7月、カリフォルニア州クルーザー級王座決定戦に出場するが、2回TKOで負けたためこれを機にボクサーを引退した。 そして再び西島洋介が我々の前に姿を現したのは05年の6月だった。ボクシングから総合格闘技に転向した。PRIDE参戦を経て、現在はK-1のリングに上がっている。
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芸能 2009年12月18日 14時00分
エリカ様を超えたケイコ様
エリカ様こと沢尻エリカは事務所をクビになってしまいましたが、そのエリカ様を超えるタカビーぶりが聞こえてくるのが、エリカ様の事務所の後輩のケイコ様(勝手に呼んじゃった!)こと北川景子なんです。 「あんなかわいい顔をして、北川は常に『私を好きにならない男はいない』と思っている。特に、自分が落とそうと思っている男にフラれることなど全く考えてない」(某タレントのスタイリスト) 北川はこれまで若手イケメン俳優の木村了、映画で共演した玉木宏、大学の先輩の山PことNEWSの山下智久、こちらも映画で共演したバレエ王子ことバレエダンサーの宮尾俊太郎と男を取っかえ引っかえ。 「気分屋だから、男とくっついたり別れたり、すべて自分の意志で決める」(テレビ局関係者)というだけに、山Pには「ちゃんと付き合ってるかハッキリして」と詰め寄った結果、山Pはソロコンサートで「セニョリータ(恋人)はいません」と宣言後、すぐに女性誌で北川とのデート写真を撮られ意味不明。 男には満足しているのに、夏ごろには将来性有望な早大のハンカチ王子こと斎藤佑樹投手との食事会を知り合いにセッティングさせ猛アプローチするも、斎藤投手が興味を示さず撃沈。 「『アイツはどうせ野球バカ!』と荒れていたようだ」(同前) すでにエリカ様を超えてしまった感のあるケイコ様ですが、どうやら本命はバレエ王子。 「北川はヘビースモーカーだが、宮尾の前では完全に猫をかぶっているようで、周囲の関係者に『彼に会うときはタバコ吸えないんだよな〜』とこぼしていたらしいが、いつまで我慢できることやら」(ファッション誌関係者)なかなかカワイイところもあるじゃん!(ケイコ)
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ミステリー 2009年12月18日 11時00分
『最恐 怪-1グランプリ2009』開催、龍馬ブームの影響か? 岡田以蔵の心霊写真
漫才のNO1を決めるM-1、ピン芸人のNO1を決めるP-1、キック・空手など立ち技系格闘技のNO1を決めるK-1、各業界ではNO1を決める大会が多数開催されている。その余波がいよいよ怪談界にも及んだ! あの怪談界NO1の語り手・稲川淳二氏が中心となって、ご当地怪談のNO-1を決める画期的な番組が放送されるのだ。 『最恐 怪-1グランプリ2009』テレビ東京系列 12月18日19:00〜21:00。 審査員は、稲川淳二を筆頭に、作家の岩井志麻子、オカルト研究家の山口敏太郎、芸能界からは京本政樹、丸山隆平(関ジャニ∞)、ローラチャン、中村豪(やるせなす)、堀ちえみが参加、日本中からノミネートされたご当地怪談のNO1を決定する。収録中には不可解な現象が起こったとか、審査結果の発表シーンでは、不気味なシンクロ現象が起こったとか言われているが、果たして結果は、どうなるのか。今夜の放送が待たれる! なお、ご当地怪談として、山口敏太郎事務所に寄せられた不気味な心霊写真を紹介しよう。この写真は2009年初夏、高知県で撮影されたものであるが、よく見て頂きたい。不気味な物体が写り込んでいるのだ。 この墓石は、幕末の京都で“人斬り以蔵”と異名をとった岡田以蔵のものである。岡田以蔵は、土佐勤皇党のメンバーで度々要人暗殺を慣行した人物であり、NHKの龍馬伝でも重要な役回りで登場する。 写真をもう一度見てみよう。墓石の右上の地面に、人の顔のようなものが浮き上がっているのだ。これがあの岡田以蔵の顔であろうか。確かに、睨むような表情は、迫力に溢れてはいるが、果たして真相はどうだろう。(文・占い男爵バロン 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2009年12月16日 17時30分
テレビ朝日・下平さやかアナの焦り
テレビ朝の下平さやかアナと巨人にドラフト1位で入団した長野久義外野手の真剣交際が発覚しました。 テレビ局の女子アナが、まだ活躍もしていない新人プロ野球選手との交際発覚はちょっと記憶にありませんし、テレ朝の上層部は、「とんでもないことをしてくれた。局は何もしてないのに、勝手に巨人との関係が悪化した」とお冠だそうですが、下平アナが長野選手を射止めた背景には、女子アナとしての焦りがあるようです。 女子アナという職業は、若い時はそれなりにチヤホヤされますが、30歳を過ぎると、人気は後輩の女子アナに奪われ、独身だと結婚も意識するようになりますが、内田恭子や柴田倫世のように賢い女子アナはそれなりの結婚相手を見つけて30前後で退社してフリーになります。 ところが、下平アナは若いころから「ウッチャンナンチャン」の内村光良、SMAPの中居正広と浮き名を流して来ましたが、いまだに独身。社内では後輩の前田有紀、大木優紀アナらの台頭で肩身の狭い思いをしていますから、いろいろな意味で焦りまくっていたでしょう。 そこで見つけたのが36歳の自分よりも11歳年下の長野外野手。 関係者らを交えた食事会などにともに参加するなどして親交を深め、交際に発展したようですが、このまま交際が続けば、ルーキーイヤーの長野外野手の成績が良くても悪くても周囲からは下平アナの責任にされてしまうのです。 そんな周囲からのプレッシャーに負けなければ、“姉さん女房”の多いプロ野球界だけに、一気に下平アナと長野選手はゴールイン。 おそらく、下平アナは寿退社し、長野選手がスタープレーヤーになれば一気に“勝ち組”の仲間入り。 ただ、そんなに世の中甘くはないと思いますけど…。(ケイコ)
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芸能 2009年12月15日 18時10分
食べ物の恨みは恐ろしい?
はじめまして。芸能ひと筋の女性ライター・ケイコです。 主に女性芸能人のネタを中心に書きますのでよろしく。 タレントの磯野貴理が離婚しましたね。 6日に放送されたレギュラー番組で発表後会見。夫で漫才トリオ「かしまし娘」の正司照枝の長男で担当マネージャーの正司宏行さんの浮気が原因で11月24日に離婚したことを明かしました。 あの会見だけをみると、視聴者には宏行さんが一方的に悪いような印象を与えてしまいますが、離婚するには双方に理由があるはずで、以前、こんなことがありました。 照枝があるテレビのトーク番組に出演した際、長男と磯野についていろいろ語っていたんですが、磯野が実家に来た時のエピソードについて、「あの人はうちの冷蔵庫をチェックして、賞味期限が切れているものはみんな捨ててしまった」と明かしていたんです。 照枝は苦笑いを浮かべていましたが、目は決して笑っていませんでした。そりゃそうでしょう。戦前生まれの照枝にとって食べ物はとても大事なもの。磯野がとった行動は全くの“想定外”で許せなかったはずです。 宏行さんは離婚後も今までと変わらずずっと磯野のマネージャーをつとめるため、さすがにコメントはできませんでしたが、照枝は所属事務所を通してファクスで「二人の大人が決めたことですから、私がとやかく申し上げることはありませんが、貴理ちゃんと過ごした時間は楽しいことばかりでした」と当たり障りのないコメント。 しかし、磯野に言いたかったことはたくさんあったはずですから、このニュースをみた方々は、照枝のコメントの“行間”をじっくり推察してみましょう。
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スポーツ 2009年11月30日 15時00分
ボクシング 興毅 今度は“場外銭”
WBC世界フライ級タイトルマッチが29日、さいたまスーパーアリーナで行われ、同級3位亀田興毅(亀田)が王者内藤大助(宮田)に判定勝ち。ライトフライ級に続き、史上7人目の2階級制覇を達成した。「運命の一戦」を制し、内藤との因縁に終止符を打った亀田家。ところが、この両雄の関係はこのまますんなり終わりそうにない。内藤陣営の“逆襲のシナリオ”が待ち受けている。 がけっぷちの亀田家が復活を遂げた。 2005年から始まった内藤との因縁の歴史。07年10月に大毅が挑戦するも返り討ち。あの日から立場は逆転し、「追われる側」から「追う側」になった。 ようやくたどり着いた運命の一戦。亀田家の長男として不覚をとるわけにはいかない。さらに10月のWBA世界フライ級タイトルマッチでは、次男の大毅がデンカオセーン・カオウィチット(タイ)に惜敗しており、興毅にこれ以上の失敗は許されない。 だが、そんな追い込まれた状況にもかかわらず、冷静さを失わなかった。2万1000人の観客を前に自分の距離を保ちながら、的確に王者の顔面を打ち抜く。最後まで主導権を渡さず、判定3-0で勝利。無敗で2階級制覇を達成した。 緑色のベルトをたすき掛けした新王者は「まだまだ夢の途中です。オヤジぃ、どんなもんじゃい!!」と“亀田節”をさく裂。「応援してくれたファンの皆さんに感謝です。内藤選手ありがとうございました」と感謝の気持ちを口にした。 35歳の王者を倒し、世代交代を成し遂げた興毅だが、今後の防衛ロードの道のりは前途多難。すでに次戦は暫定王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)との統一戦(指名試合)が義務づけられている。ポンサクレックは77戦のうちわずか3敗しか喫しておらず、数々の日本人ファイターの挑戦も退けている強敵だ。 興毅を待ち受けている問題はそれだけではない。新王者になっても、内藤の所属する宮田ジム側が興行権のオプションを2回保有していることだ。オプションとは、対戦相手や場所、日時の決定の興行権利のこと。 つまり亀田側は、宮田ジムの主催興行で2度防衛戦をするか、この権利を買い取るかのいずれかをしなければならない。 あるボクシング関係者は声を潜めて言う。 「オプションは、いわゆるチャンピオン側の“保険”のようなもの。モメますよ。80%の確率で。宮田(博行)会長のことだからどうもうけようかって考えて、これから亀田家をどういじめてやろうか考えてるんじゃないですか。宮田ジムの逆襲ですよ」 宮田会長はオプションの行使について「亀田クンからタイトルを取り戻すのが、MGプロモーションとしての役割ですから」と語っており、V2戦での再戦を視野にいれつつ、いざとなったら興行権を売り飛ばすこともできる立場にある。 興毅は内藤との因縁を「微妙な判定ちゃうしな。オレは立ち止まるわけにはいかん」と終戦を宣言しているが、どうやらそうはいかない。リングの次は内藤VS亀田の“場外銭”が始まりそうだ。◎オカンに捧げるベルト 内藤と亀田、両者の所属するジムは国道6号線をはさんで、わずか2キロほど。同じ葛飾区内に存在する。そんな「かつしかダービー」を制したのは、23歳の若き挑戦者だった。 10月には弟の大毅が世界タイトル奪取に失敗し、逆境にたたされていた興毅。「勝つことだけを考えた。自分のボクシングをしようと思って集中した」。挑戦者のハラは決まっていた。 興毅は、左右のフェイントを繰り出す変則モーションで接近する内藤と一定の距離を保ち続けた。右フック、左ストレートが顔面をとらえ、2Rには鼻血を出させた。 ポイントでリードしたまま終盤になると、左右のフックを振り回し猛攻を仕掛けてくる内藤のスキをつき、カウンターをヒットさせる。10Rには右のまぶたを切り裂いた。 王者に影を踏ませず、試合終了のゴング。「WBC世界フライ級新チャンピオン〜」とアナウンスされ、そのまま倒れ込んでキャンバスを3度たたき、喜びを爆発させた。 緑のベルトを肩にかけた23歳の若者は「1本目のベルトはオヤジに、2本目はオレを産んでくれたお母さんにささげたいと思います」と涙声で絶叫。 リングを降りると、真っ赤に目をはらした父史郎氏と抱擁を交わしていた。
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スポーツ 2009年11月30日 15時00分
ボクシング 内藤は引退できない!?
記者会見場に内藤は痛々しい姿で現れた。右目付近はテーピングで固定され、鼻は曲がり、左目は腫れてふさがっていた。「これが実力。口だけの男で本当に申し訳ない」と前王者はただただ自らを責め続けた。 押し込んでも攻めきれない。亀田興の左にのけぞる場面が目立った。劣勢が発表された採点は開く一方だった。最終的に最大6点差がついた。 くぐってきた修羅場の数が挑戦者とは違うはずだった。新人王、日本王座、東洋太平洋王座を獲得し、世界王座は5度の防衛。栄光ばかりではなく、異国のリングで1回34秒で大の字になった日もあった。苦い経験もすべて糧にしてきた。 しかし、どんな名王者でもいつかは落城する日が来る。前回の防衛戦で格下を相手にダウンを喫して辛くも判定勝ちするなど、最近は急速に衰えが出てきたのも事実だ。17度防衛のポンサクレック(タイ)を破って王座に就いた2年前のような鋭さはなかった。 今後については「ゆっくり考える」と明言はしなかった。ただし35歳が限界かもしれない。初防衛戦で弟の大毅を下し、“悪役”だった亀田家に初黒星をつけて一躍、茶の間の人気者となった男は、兄の興毅に敵討ちを果たされてボクサー人生に幕を下ろすか。しかし今回の防衛戦では宮田陣営が2つのオプションをもつだけに、もう一度内藤にチャンスが来る可能性もあり、引退出来ない可能性も出てきた。◎真弓さん「悔しすぎて涙も出ない」 内藤の妻、真弓さんは「悔しすぎて涙も出ない」と顔をしかめた。 今回は減量も順調で体調が良かったという。ただ「いつも試合前はやわらかい感じなのに、ピンと張っている感じだった」と、何か違う雰囲気に気付いていた。 夫の進退には「主人次第。やるんだったら応援したい」と話した。◎亀田父・史郎「よくやった」 亀田3兄弟の父、史郎氏は、関係者に何度も制止を受けながらもリングサイドに近づいて大きな声援を送った。試合後は涙で目を真っ赤にして「よくやった」と、リングを下りた新王者とがっちり抱き合った。 2007年に内藤に敗れた次男の大毅は「うれしい。お兄ちゃんが2階級制覇してくれてよかった」と喜んだ。
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レジャー 2009年11月30日 15時00分
ジャパンC(GI、芝2400メートル、29日) ウオッカ 勝利と引換に鼻出血発症 今後の去就は!?
秋の東京競馬のフィナーレを飾る「第29回ジャパンC」(GI、芝2400メートル、29日)は、ルメール騎手が騎乗した1番人気のウオッカがレコードにコンマ3秒差と迫る2分22秒4(良)のタイムで優勝。JRA通算7つ目のGIをゲットし、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトと肩を並べた。だが、レース後に鼻出血していたことが判明。5歳も秋、果たしてウオッカの去就は!? 内でこらえるウオッカ、外から鋭く追い込むオウケンブルースリ。鼻面を併せてゴールに飛び込んだ2頭のマッチレースは写真判定の末、ハナ差でウオッカに軍配が上がった。 秋2戦の毎日王冠、天皇賞・秋は、ともに1番人気を裏切り(2)(3)着に惜敗。泣いて馬謖(ばしょく)を斬るかのごとく、主戦を務めてきた武豊騎手からルメール騎手にバトンを託して挑んだ今回は、陣営にとっても背水の陣だったに違いない。確定の瞬間、スタンドの大歓声とともに検量室では感極まって涙する関係者も見られた。 レースは好スタートからスッと好位をキープ。舌がハミを越した状態で追走する姿は、まさに舌なめずりする肉食系女子そのもの(?)。それでも、この日のウオッカは鞍上とケンカすることもなく、とても“いいコ”だった。ペースが上がり始めた直線手前、外にいたヤマニンキングリーが先に動いても、ルメールの「ちょっと待った」に、はやる気持ちを我慢させた。このひと呼吸遅らせた仕掛けが最終的に大きな大きなハナ差につながったのかもしれない。 「道中は落ち着いてうまくリズムに乗れたが、直線を向くときに行きたがるところがあった。でも、直線は長い。ためにためてパワーを温存したかった」 かつてJCはコスモバルク(2004年)、ハーツクライ(05年)で悔しい2着があるルメール。久しぶりにめぐってきた雪辱のチャンスに彼は冷静に対応した。 “初対面”は1週前の追い切り。陣営と綿密にミーティングを重ねるとともに、パートナーの背中を通して特徴をつかむことに努めてきた。準備期間はたったの10日余り。それでも、しっかりと結果を出すあたりが世界の名手といわれるゆえんだろう。 「(レースに)乗る前から楽しみだったし、乗れたことに感謝している。ウオッカはチャンピオン!」。青い瞳の貴公子は、自身初のJC制覇に喜びを爆発させるとともに、愛馬の労をねぎらった。 この日の勝利は、ウオッカにとっても記録尽くし。日本の牝馬による初のJC制覇はもとより、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトに並ぶJRA通算7つ目のGIをゲットした。 しかし、その代償も大きかった。レース後に鼻出血を発症していることが判明。1カ月の出走停止となり、有馬記念には出走できなくなった。 年が明ければ6歳。お母さんになるには適齢期でもあり、引退もひとつの道としてある。だが、このまま現役を去るのも惜しい。JRA・GI8勝目という前人未到の大記録がかかるほか、まだ手にしていない海外GI制覇というビッグな夢も残っている。婚活か、キャリアウーマンを地でいくのか、陣営は究極の選択を迫られることになった。
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GI阪神JF 藤沢和師が岡田繁幸氏が素質大絶賛 日本一の相馬眼にかなった逸材 イクスキューズ
2006年11月28日 15時00分
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GI阪神JF アストンマーチャン 2歳女王へ
2006年11月27日 15時00分
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GIジャパンC 世界最強へ ハーツ 2度目のディープ狩りだ
2006年11月21日 15時00分
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マイルCS確定 古谷指名 大穴 ロジック
2006年11月17日 15時00分
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マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
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GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
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JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分