グラドルと大学生の交際…。一見、大騒ぎするような話には思えない組み合わせだが、業界関係者に言わせれば、仰天のカップルなのだ。特に『日本テレビ』はシャレにならない事態だという。
実は現役・明大生の松本はタレントでもモデルでもない。単なる明治大学の陸上部に所属する長距離ランナーなのだ。
「松本は明治のエースで『箱根駅伝』では“花の2区”を期待されている有望ランナー。1年の時からレギュラーで明大が出場した『箱根〜』には、参加登録15人(出場は10人)にエントリーされている選手です」と、語るのは、陸上関係者。
事実、松本は1年時、本戦(『箱根駅伝』)には出場しなかったが、補欠でメンバー入り。2年時は明治が本戦に出場できなかったため、松本も箱根路を走っていないが、3年時の今年は4区でデビュー。区間3位ではあったが、7人抜きを演じ4区のゴボウ抜き記録を更新した実力者である。
箱根の実力者と元・日テレジェニック…さすがに『箱根駅伝』直前のこの時期、蒼ざめたのは2人の共通ワードである日テレだ。年始の一大イベントとして国民的行事にすっかり定着している『箱根〜』は制作費10億円とも20億円ともいわれるお化け番組。12月に入ってからのスキャンダルはご法度なのだ。
しかも、相手が相手だけに「箱根のスターとグラドルをくっ付けたのは日テレだろう」と邪推されても、言い訳ができない弱みもある。
「さらに日テレに追い打ちをかけそうなのが、松本の不調。今シーズン、大きな故障もしていないのに、松本は全く走れていないのです。現に“3大駅伝”と呼ばれている『出雲大学選抜駅伝』『全日本大学駅伝』は不調を理由にメンバーから外されたのです。このままだと、箱根も“花の2区”どころか、メンバー落ちする可能性もある。まして、スキャンダルに晒されていますし、学校側も(起用には)腰が引けてしまうでしょう。こうなると“日テレが松本を潰した”というイメージがついてしまう」(スポーツ紙デスク)
松本の不調は一戸との「真剣愛」が原因であることは想像に難くない。が、2人のキューピットになったのは、日テレでないことを局の名誉のために伝えておこう。
一戸は「趣味は陸上観戦で特技も陸上知識を話すこと」をプロフィールに掲げるほど、陸上オタク。近年、箱根駅伝の過熱から、大学の陸上部…それも長距離ブロックに所属する選手はモテる現象にあるのだ。
そういった背景から、一戸が松本に接近→交際を強引に迫ったと思われる。
「松本は細面ですが、目はクッキリしている“草食系イイ男”。陸上オタクには、タマラナイ顔です。しかも、将来は“日本のエース”になり得る存在。GET出来るのであれば、是非ともお近づきになりたいでしょう」(陸上に詳しいライター)
今回の一戸に限らず、箱根駅伝に絡んで女性タレントが学生ランナー(当時)に接触したケースは枚挙に暇(いとま)がない。
「昨年まで、早稲田大のエースであり、今や日本長距離界のスター・竹澤健介などは、卓球の福原愛ちゃんから、何度もアプローチを受けていたようですし、元・グラドルのS・Sは駒澤大(当時)の選手2人と“逆二股”をかけていたことで有名。まだまだ、学生とタレントのアヤシイ関係は沢山あります」(女性週刊誌デスク)
こういってしまえば、元も子もないが、箱根をお化け番組に育て上げたのは日テレ。今回の不祥事は日テレがまいたタネで生まれたモノとも考えられる。
日テレにしても松本にしても「正念場」はこの年末だ。日テレはスキャンダルをどう揉み消すか…松本はメンバーに入れるか…。まさかの『箱根駅伝・番外編』は、この年末の10日間が最高潮だ。