夫妻は、2013年2月に結婚。不妊治療を経て2017年8月に長男、2020年10月に長女が誕生しており、三児の育児や家族の日常を夫妻それぞれのSNSで発信している。
そんな幸せな日々を送る夫妻だが、第3子妊娠中は大きな不安を抱きつつ、その一方で猛烈な批判を集めたのだ。2025年3月、夫妻のYouTubeチャンネル「アレクのんちゃんちゃんねる」で更新された「出生前診断」について語った動画が問題となった。
同月、動画では3年半にわたる不妊治療の末、体外受精で妊娠したことを夫婦で明かし、喜びをあらわにしていた。だが3日後、アップされた動画には「NIPT法」という母体の血液を用いて検査する出生前診断についての説明からはじまり、羊水検査の結果など、計4本に分けて、夫婦で当時の心境を語った。
「神妙な面持ちで、『産みますか、産まないですか、みたいな意見が結構きていたんですけど、そういうこと考えて受けたわけじゃない、というのがあって…』と、話し始めた川崎は涙ながらに陽性を報告したのです。この話題は大きなニュースとなりましたが、その翌日、概要欄で最終結果は陰性であったことを明かし、胸を撫で下ろす様子が『配慮不足ではないか』と多数の指摘が相次ぎ、大炎上と化したのです」(芸能ライター)
そして何より、結果が陰性だったのにも関わらず、なぜわざわざ複数回にわたって検査結果を公表したのかと、火に油を注ぐ形となった。
「川崎は4本目の動画内で、『赤ちゃんのことをもっと知りたかった』として出生前診断を受けたとのこと。これについて、自身のブログでも『受けるか受けないかは難しい問題』と前置きしたうえで、『私にとってはNIPT1回目、NIPT2回目、羊水検査が全て別の検査という認識で 1つ1つの検査をした気持ちや検査結果を受けての状況が異なるので全て分けてお話ししています』と説明し、それぞれの結果を分けて伝えたかったと明かしています。とはいえ、最終的な結果がわかった状態で、表情を変えたり涙を見せたり動画を切り分けたことに批判が殺到し、『炎上商法』だと罵声を浴びせられたのです」(前出・同)
実際に、Xでは「これだけ騒いでおいて、違いましたー。って当事者の方からしたら怒りしかない」「この騒ぎで傷付く人がたくさんいると思う。こんな不謹慎な動画で金儲けするなんて人として最低」「本当に自分本位。障がい児じゃなくて『あーよかった!』って言っていると同じ。子どもに罪はないけど、こういう人は地獄に落ちてほしい」といったバッシングの嵐にさらされた。
第3子の妊娠を発表した当時、川崎は37歳であった。以前、出生前診断は「出産予定日時点で35歳以上」という年齢制限が設けられていたが、適切な遺伝カウンセリングを受けても胎児の病気への不安が解消されない妊婦については、年齢を問わずNIPT検査を受けることが認められている。
あたかも陽性かのような“演技”を入れつつ公表することではなかったといえるこの“出生前診断騒動”だが、今なお尾を引き、川崎を支持する女性はそう多くはない。だが、無事に誕生した喜びはこの上ないということを忘れず過ごしてほしいものだ。