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社会 2018年12月20日 12時45分
高木美保、ローラの政治的発言を全面支持で賛否「タブーという発想を変える時代」ご意見番となった背景は
「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの」。18日、ローラがInstagramで突然表明した「辺野古移設反対」。その反対を請願するための署名には19日昼までには12万筆を超えたという。 「同署名を巡っては、りゅうちぇるや音楽評論家の湯川れい子、映画監督で俳優の塚本晋也らが賛同を示しているなど話題になっていますが、ここにきてさらなる援軍が現れました」(芸能ライター) それが女優でエッセイストの高木美保だという。 「20日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で高木は、『そろそろ日本も有名人、芸能人の政治的発言をタブーというその発想を変える時代なんじゃないか』と主張。『インターネットの時代、世界の中で日本だけが鎖国状態のような考え方でいいのか』と疑義を示しました」(同) さらに高木によれば、今回のローラの発言は、単なる辺野古の自然保護だけではなく、伝えたいことを勇気をもって伝えるという「生き方」まで提唱しているとし、「拍手喝采」と称賛していた。 そんな高木のコメントにSNS上は一斉に反応。「大賛成」「真っ当なこと言ってくれてた」「いいこと言ってた」と賛同が集まっている。だが一方で、「高木美保はズレてる。 そんなに言うなら自分が関わるべきで、ローラは政治ではなく環境に対して発言をしている」「何一つ取り柄が無いオバチャン高木美保が偉そうに政治をコメントしてるのは酷過ぎる」といった反対意見や、「女優さんの時は好きでした。残念です」などといった反響も寄せられている。 映画『Wの悲劇』や昼ドラ『華の嵐』(フジテレビ系)など女優としての名声もあった高木だが、今やそうしたキャリアから一線を置いてコメンテーターとして時事問題に斬りこむようになったのはどういうわけか。 「実は高木は、見城徹社長で知られる幻冬舎がメディア出演、講演、CMなどをマネージメントしているのです。ちなみに村上龍も同じだそうです」(同) いずれにしてもこのローラの発言はこの先、どこまで広がりを見せるのだろうか。
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芸能ネタ 2018年12月20日 12時20分
「あの子のほうが美人だから結婚したほうがいい」 朝ドラ『まんぷく』、“美人論争”に批判殺到
現在放送中のNHKの連続ドラマ小説『まんぷく』の放送内容が現在、ネットで物議を醸しているという。『まんぷく』は現在、立花萬平(長谷川博己)が脱税の罪によりアメリカの進駐軍に逮捕され、立花福子(安藤サクラ)は若い東京の弁護士、東太一(菅田将暉)に無実を訴え、萬平を刑務所から奪還すべく立ち向かう……というかなりシリアスな展開となっている。 そんな中、『まんぷく』で毎日のように行われている「ある演出」が、一部の女性視聴者から顰蹙を買っているという。 萬平の部下である神部茂(瀬戸康史)は大阪を離れ、「たちばな栄養食品」の東京支社で働いており、神部は東京支社の近所にある大衆食堂の美人従業員である谷村美代子(藤本泉)に好意を持たれている。しかし、神部は香田タカ(岸井ゆきの)というフィアンセを大阪に残したままとなっており、二人が結ばれることはない。しかし、神部の同僚たちは“大阪のタカちゃんより東京の美代子さんのほうが美人だから結婚したほうがいい”といった言葉で神部をはやし立てるが、一方の神部は「いや!タカちゃんのほうが美人だ!」と譲らず怒る……というコミカルなシーンが放送されている。 ここだけならドラマの清涼剤として機能するのだが、問題はそのやりとりの頻度である。実は件の「美代子・タカ美人論争」は、美代子がドラマに登場する11週目から複数回行われており、視聴者の間では「もう美人論争は飽きた!」、「やりとりがしつこい!」との意見のほか、一部の女性視聴者の間では「朝から男性陣がこぞって美人定めをしていて非常に不快」、「美人だから即結婚するという図式が女性差別に聞こえる」と非難轟々となっているのだという。 現在、ドラマは萬平逮捕の影響から東京支社が閉鎖され、今後、ドラマに美代子が登場する可能性は低く、不毛な「美人論争」には一旦の終止符が打たれることになっているが、コミカルなシーンも「やりすぎる」とイヤミに聞こえるということか……。
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芸能 2018年12月19日 21時40分
今年も『検索ちゃんネタ祭り』放送決定! 収録後の爆笑問題、「オリラジはどうかしている」
12月18日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)において、先日収録が行われた『爆笑問題の検索ちゃんネタ祭り』(テレビ朝日系)の様子が語られた。 『爆笑問題の検索ちゃん』は2009年にレギュラー放送が終了するも、以降は12月末に「ネタ祭り」としてスペシャル特番が放送されるのが恒例となっている。今をときめく若手芸人のネタから、Take2の東貴博、土田晃之など同番組のレギュラーだった芸人のネタも見られる貴重な機会である。さらに、爆笑問題のオール新ネタの時事漫才も楽しみのひとつだ。 太田光は「ハナコとかさすがだね。チョコプラとの直接対決もあった」と、『キングオブコント2018』(TBS系)で優勝を果たしたハナコと、3位のチョコレートプラネットが出演すると告知された。チョコプラは松尾駿のIKKOものまねがブレーク中だ。 さらに、番組の裏目玉というべきオリエンタルラジオも、2人とも「どうかしている」と評していた。 「オリラジは『検索ちゃんネタ祭り』にレギュラー的に出演しており、ヒット曲となった音楽プロジェクトRADIO FISH『PERFECT HUMAN』の原型となるネタも披露しています。毎回、斬新なネタをぶつけてくることで知られていますので、今回もかなり飛ばしているのでしょう」(芸能ライター) 特に、今年のオリラジは“あっちゃん”こと中田敦彦がレギュラー番組を次々と降板し、「干されたか」といった話題にもなった。本人は「仕事を整理しただけ」とも弁明しているが、そのあたりについても実際の放送ではイジられていそうだ。これを受け、ネット上では「今年もこの季節がやってきたか。1年早いわ」「このネタ祭りはアットホーム感があって好きだわ」といった声が聞かれる。 このほか、『検索ちゃんネタ祭り』には中川家、ナイツ、ロバート、古坂大魔王らが出演する。12月21日夜の放送を楽しみに待ちたい。
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芸能 2018年12月19日 18時20分
「相棒」が異例づくし! 不仲説を一蹴し仲間由紀恵が復帰で、あの人の出演も濃厚に?
女優の仲間由紀恵が、2019年1月1日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『相棒season17』元日スペシャル「ディーバ」で、産休から復帰することが発表された。 仲間は6月下旬に双子の男児を出産。夫で俳優の田中哲司は10月に行われた映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」の舞台あいさつで、育児エピソードを披露。「赤ちゃんがうんちをしているのを見るとき、生きている、俺を頼っているんだな」と感じると話していた。 仲間は同シリーズで、“鉄の女”とも称される社美彌子役を演じ、2014年10月から15年3月に放送された『season13』に初登場して以来、準レギュラーとして断続的に出演している。今年3月14日に放送された『season16』の最終回「容疑者六人〜アンユージュアル・サスペクツ」以来の出演となる。仲間は一部メディアで、連続ドラマの復帰は当分ないだろうと報じられていた。「双子を育てているため、撮影で長時間拘束される連ドラは当面難しい。そうなると、単発番組の司会、負担のかからないナレーションあたりがメインになるんじゃないでしょうか」と報道されていた。 また、仲間は「撮影に復帰した初日には、主演の水谷豊と反町隆史から、「“おめでとう”と声をかけていただきました」と2人から祝福されたことを明かした。仲間と反町には根強い「不仲説」があり、2人の雰囲気は最悪であると一部メディアが報じていた。 それを覆しての「相棒」出演。今後、放送される連ドラの方にはどれだけ絡んでくるのかはわからないが、復帰作に選んだのならば、同作に並々ならぬ思いがあるのだろう。 そして同スペシャルには2代目相棒・神戸尊を演じる及川光博が約2年ぶりに再登場することも発表されている。及川に続く3代目相棒・甲斐享役を演じた成宮寛貴は2年前に週刊誌で違法薬物使用疑惑を報じられ芸能界を引退。しかし、一部報道によると、水谷は成宮の復帰を切望しているとのこと。「これだけの大物が顔をそろえたとなれば、成宮の復帰も不可能ではないと思います」(芸能ライター) 報道を覆し、異例づくしの「相棒」。同作の放送を楽しみに待ちたい。
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芸能 2018年12月19日 18時10分
松嶋尚美「児童相談所が来たら引っ越す」発言で大炎上 “許されない”ネット大荒れ
19日放送の『バイキング』(フジテレビ系)での松嶋尚美の発言が波紋を呼んでいる。東京・港区南青山に建設が予定されている児童相談所などの複合施設。これをめぐって区と住民が対立している問題で、彼女が問題発言をしたのである。 MCの坂上忍から「尚美ちゃん、どうですか?」と問われると、「私は複雑です」とポツリ。坂上が一瞬ひるみながらも「おー全然(話していいよ)」と促すと、松嶋は、「自分のところに土地に来ないから気楽に言えるわけじゃない。むしろ自分のところに(児童相談所が)来るとなったときには引っ越しする可能性はあります」と漏らしたのだ。 児童相談所が近所に来た場合は「引っ越す」という極端な姿勢に対し、毎回辛口コメントを言い放つおぎやはぎ小木博明も「そこまで!?」と驚いたが、彼女は“引っ越し”発言の真意についてこう説明した。 「それはあんまり知識が分からないから。例えば親に暴行されて『キーッ』てなってる子がボンって外に飛び出して暴力を振るったり、カツアゲするかもしれない。変な心配があったりもするし」 松嶋の発言に対し、SNS上では反対意見が大半を占めた。「自分が住んでる街を少しでも良く維持しようという気持ちがない現代人らしい発言」「無知なら黙ってろ」「世の中には、言っていいことと悪いことがある」「無知なのに虐待を受けた子どもを誹謗中傷するのは、許されない」など大きな反響を呼んでいる。 さらに松嶋は、南青山という土地を評価しようとして、見方によっては逆に南青山をおとしめるようにもとれる発言をしている。「(南青山が)ファミリー向け(の街)にはならなかったとしても、もっと成功した独り身の人とか、これから良いとこに就職した人のカリスマ的住所にもなれるところ」と表現。最初から子育てしづらい場所だ、という前提で語っているのだ。そして最後に「ちょっと最悪なこと言ってますけど私」と、反省していた。 もちろん胸の中では同様のことを考えている視聴者もいるだろう。ゴミ処理場にしても火葬場にしても、意外と「自分のところには建ててほしくない」というのは今の日本人の本音なのかもしれない。だが今回の発言に共感する意見がSNS上で全くと言っていいほど見られないのは、松嶋の好感度のなさから来ているのだろうか。
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スポーツ 2018年12月19日 17時30分
那須川天心、メイウェザーを「驚かせる動きをしたい」試合の地上波中継も正式決定!
大晦日の格闘技イベント『RIZIN.14』(さいたまスーパーアリーナ)で、エキシビションマッチ(3分3ラウンド)に臨むキックボクシング界の“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)が18日、千葉県・松戸市内のTEPPEN GYMで公開練習を行った。天心は約2週間、米のホルヘ・リナレスのジムで、元プロボクシング3階級王者のリナレスから直接指導を受けており、前日に帰国したばかり。約50人の報道陣が詰めかける中、シャドーと、帝拳ジムの葛西裕一トレーナー(元日本&東洋太平洋ジュニアフェザー級王者)を相手にミット打ちを3分ずつ披露した。 リナレスから勧められたレスリングシューズを着用してリングインした天心だが、公開練習では、ボクシング仕様の中に、立体的なスーパーマンパンチや、裏拳のような動きを見せるなど、キックボクシングで培ったテクニックも取り入れた。当日も「キックボクシングの技術も使っていく」という。 練習後、囲み会見に応じた天心。アメリカでの収穫が大きかったのだろう、スッキリした表情で、カードが決定した時よりも自然体に戻っていたのが印象的だった。 「重心がボクサーになったと思う。2週間でだいぶいい動きになった。蹴りがない分、大きく動ける。アメリカでこんなにも変わるんだと思うぐらい変わった。相手は防御がうまい。L字ガードを崩す練習をしている。驚かせる動きをしたい」 そうアメリカでの練習を振り返ると、「怖い感情もありますけど、今は不安はない」と続けた。天心は、5階級制覇のレジェンド、フロイド・メイウェザーのたび重なる挑発について「一発蹴ってやりたい」とニヤリ。「エキシビションとか言って逃げているんじゃないかと思う。世界一になった男がそういうことを言うの?僕は違うと思うので、それも変えたい」と逆に挑発した。 「倒すより、まず当てる。当たれば倒せるパンチを持っている」 天心は「一発ももらえないし、油断するタイミングはない。当てられるタイミングを探す。集中してやらないと。今はメイウェザー戦のことだけを考えたい」とひと筋ではいかないことを認めつつも、己のパンチの破壊力を信じて“ワンチャン”を狙っていく。 「初めてのルールで、拳ひとつで変えられるんだということを改めて思いましたし、これは日本を代表してやる試合。みなさん勝ってほしいと思っていると思うので、その気持ちに応えたい。一発、ぶっ飛ばしてやりたい!」 最後にこう話すと20歳の挑戦者は、笑みを浮かべていた。今回の練習で「ボクシングの奥深さを知ってすごく楽しかった」とボクシングへの興味も強くなったよう。ただ来年はRISEでキックの世界トーナメントを控えており、“あの男”もついに動き出している。「今はキックで世界一になることを考えたい」という天心がそれを達成したとき、ボクシングへの道も見えてくるはずだ。そのためにもメイウェザー戦ではしっかりアピールしておきたいところ。一緒に米に同行した天心の父親で、TEPPEN GYMの那須川弘幸会長は「アメリカでやってきたことをそのままやるだけ。後はやるしかない」と息子への思いを話している。 RIZIN関係者は、一部で権利上の問題から不安視されていた地上波中継に関して「放送します」と明言。これで舞台は整った…と言いたいところだが、メイウェザーが来日し、会場入りするまでは気が抜けない。いや、会場入りしてからも一悶着ある可能性は十分にある。しかし、そこは関係者が天心を全力で守らなければいけない。ルールはメイウェザー側の条件を“丸のみ”したのだから、天心にこれ以上余計なことを考えさせない最大限の配慮を“大人たち”にはしてもらいたいと切に願う。取材・文・写真 / どら増田
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社会 2018年12月19日 12時10分
「激安スーパー玉出」創業者逮捕 遊郭・飛田新地が壊滅に戦々恐々②
山口組分裂と外国人観光客「大きいのは、山口組の分裂です。玉出が建物を貸していたのは、六代目山口組の最高幹部が率いる組織の周辺者たちでした。警察は、分裂による抗争拡大を懸念しており、資金源をつぶすことに躍起になっている。玉出は、府警のアピールに利用されたようなもんです」(全国紙記者) 2つ目の要因は、「万博」の開催決定だ。大阪では、これまでにも大きなイベントがある度に“環境浄化作戦”が発動され、風俗関連の取り締まりが強化されてきた歴史がある。「天王寺博の時も、花博の時も、ちゃんと自主規制をやったから、正直、ここ(飛田)だけはスルーやった。でも、来年からは大きい国際的なイベントが続くやろ。今までは単発やったから、どうにか対処できたけど、これからどうなるか、ちょっと分からんよ」(前出・組合関係者) 大阪は、来年にはG20(先進国首脳会議)やラグビーのワールドカップが開催され、その後も2025年の万博までは海外に向けての国際都市としてのイメージが大切になってくる。「すでにガールズバーなどの摘発も活発になっていますが、その反面、万博とセットのカジノに食い込もうと、裏社会の連中がすでに水面下で動き出している。博打は彼らの本業ですからね。それ以外にも、土建業界などの利権争いから山口組の三つ巴の抗争に発展する恐れもありますからね」(前出・記者) 山口組の分裂問題と大阪万博の開催決定が、今回の摘発に影響を与えているように、今後、大挙して訪れる外国人観光客の問題もリンクしているという。 前出の風俗ライターが解説する。「飛田からすぐの新今宮や萩ノ茶屋には、外国人向けの宿泊施設や飲食店が増え、なかなか賑わっています。その関係で、新地界隈にも人出が増えています。彼らは金離れがいい上に、無茶な遊びをしないので、料亭側の評判もいい。一時、外国人観光客は飛田新地の救世主になっていたんです」 喜んだのも束の間、やっかいな問題が持ち上がった。「彼らの隠し撮りした画像がネット上に次々にアップされ始めたんです。和風建築の玄関先で、原色の照明に、着飾った女の子が浮かび上がる。外国人観光客にすれば最高の被写体で、海外では“飛田新地は大阪の裏名物”のような形で紹介されているんですよ」(同) このことも警察当局の神経を逆なでしているという。「ネットには店内の様子から女の子の写真まで、とにかく露骨に載せられてるみたいです。こんなん、警察が神経質になるのも無理はありません。これが国内の人間の仕業なら、こっちも手の打ちようがあるけど、外国人はどうにもならん。ほんまに余計なことをしてくれるもんです」(前出・組合関係者) すべては暗黙の了解で、独自の雰囲気を守り続けてきた飛田新地だが、こうした一連の流れは街の存続に関わりかねないと、料亭側は警戒を強めている。
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スポーツ 2018年12月18日 22時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ハーリー・レイス」NWA王座の権威を守った“キング・オブ・キングス”
今ではローカルタイトルに成り下がった感のあるNWA世界ヘビー級王座。だが、少なくとも80年代までは紛れもない世界最高峰のベルトであり、同王者は誰もが一目置く存在としてプロレス界に君臨していた。 そんな中でも“キング・オブ・キングス”と称されるのが、ハーリー・レイスである。※ ※ ※ 第二次世界大戦後の1948年、プロレス界復興のためアメリカの有力プロモーターたちが中心となってNWA(ナショナル・レスリング・アライアンス=全米レスリング同盟)が創設された。その加盟団体はカナダ、メキシコ、日本にまで広がり、コミッショナーにより認定されたNWA世界ヘビー級王者は“全世界プロレスラー3000人の頂点”とも称された。 なお、記録上の初代王者は1905年に戴冠したフランク・ゴッチとなっているが、これは同王座に権威付けするための処置で、実質的には戦前から活躍したオービル・ブラウンが初代である。それ以前の王者はいずれも当時の有名選手を並べただけだった。 そんなNWA王者の中でも歴代ナンバーワンは誰かとなれば、真っ先にハーリー・レイスの名前が挙がるのではないか。「長期政権を築いたということでは、ルー・テーズやリック・フレアーも同等でしょうが、テーズに関してはその全盛時を知るファンは極少数でしょうし、往年の映像もほとんど残っていない。また、フレアーはそもそもレイスの作り上げたスタイルを踏襲した面が見られますからね」(プロレスライター) この頃のNWA王者は、アメリカ国内はもちろんのこと、世界中の提携団体を渡り歩き、連日の防衛戦をこなしていた。唯一の王者だけに簡単には欠場できず、そんなハードスケジュールを消化することが最大の仕事でもあった。 対戦相手はいずれも一世一代の晴れ舞台とあって目いっぱいに仕上げてくるのが常であり、これと真っ向からぶつかっていたのでは体がいくつあっても持つわけがない。なので、それなりの戦い方が求められた。「ダーティチャンプの元祖としては、40年代に全米で人気を誇ったバディ・ロジャースが有名で、こちらはわざと反則負けを食らうことも多かったようです。しかし、反則防衛ばかりではNWAの権威が落ちるので、レイスは相手が凶悪ファイターならラフ、技巧派ならテクニックで付き合って、その上で適度に挑戦者をいなしつつ、のらりくらりと防衛を重ねていった」(同) もともと喧嘩が強くレスリング技術も高かったというが、特段そうしたアピールをすることはなく、NWA王者としての“仕事”をまっとうしている。★ライバルを退け長期政権を築く 日本においても挑戦者の顔ぶれは、ジャイアント馬場をはじめジャンボ鶴田、タイガー戸口、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ディック・マードック、ミル・マスカラスと多岐にわたり、そのいずれとも好勝負を繰り広げている。「中でもマスカラスやマードックは、このレイスとのNWA戦こそが日本でのベストバウトだったとの声もあるぐらいです」(同) 対戦相手に花を持たせるのと同時にNWA王座の権威を守り、なおかつ自分の体を壊すことなくスケジュールをこなしていく。試合運びの巧さとタフネスを備えていたからこそ、そんなベクトルの異なるミッションを同時に遂行し、長期政権を築くことができたのだ。 レイスは技ひとつをとってみても、大会場で見栄えのするものを選んだ。しっかり間合いを取ってヒザを高く上げてから打ち落とすニードロップ、滞空時間の長いブレーンバスター、そしてフィニッシュのダイビング・ヘッドバット。やられ技もスケールが大きく、コーナーポスト最上段から高々とデッドリー・ドライブで投げられてみせた。「そんなレイスを馬場は高く評価していて、NWA王座から陥落していた’82年には、自身のPWF王座や鶴田のUN王座を明け渡しているし、それ以前にもブッチャーとの抗争アングルを組んだりしています」(スポーツ紙記者) ’75年に開催されたオープン選手権では、ブッチャーの椅子攻撃により脱臼させられたレイス。両者は翌年のチャンピオン・カーニバルで会場外まで飛び出す大乱闘を繰り広げ、決着戦もノーコンテストに終わっている。 しかし、’77年にレイスがNWA王座に復帰したことから、ブッチャーとの抗争は自然消滅。このときレイスに敗れた王者がテリー・ファンクで、こちらがブッチャーとのライバル関係を引き継ぐことになった。ハーリー・レイス***************************************PROFILE●1943年4月11日生まれ。アメリカ合衆国ミズーリ州出身。身長185㎝、体重122㎏。得意技/ダイビング・ヘッドバット、ブレーンバスター、パイルドライバー。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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芸能ネタ 2018年12月18日 21時40分
8.6秒バズーカー、ある地域ではまだ「わーっとなる」 3年ぶりに『しゃべくり』出演
12月17日放送のスペシャル番組『深イイ×しゃべくり』(日本テレビ系)に、8.6秒バズーカーが3年ぶりに出演した。 番組では、過去にビートたけしをいじり、「帰れ」と言われたエピソードや、全盛期に不眠や多忙ぶりをアピールする様子などが放送された。だが、3年ぶりに登場した8.6秒バズーカーの田中シングルは「昔は寝れてないみたいな話しかしていないけど、今は(仕事がないことが)不安で全然寝れていない」と自虐ネタを話し、笑いを誘っていた。 現在は営業仕事がメインだといい、「関東だと、もういいわ感」があるが、東京から離れるほどウケはよくなるようで、はまやねんは「九州はめっちゃいいですね。例のポーズをやるだけでわーっとなる。あれ3年前かな?と思った」というエピソードを披露した。 そして3年の間に、はまやねんは結婚・第一子誕生・離婚を経験しているが、これは相方で中学の同級生だった田中にも言っておらず、変人ぶりが指摘されていた。さらに、新たな秘密として「難波のあたりで焼き鳥屋をやろうとしている」と話し、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也から「お前離婚した割に人生楽しそうだな」とツッコまれていた。 だが、トークはあまり盛り上がっているとは言えず、ネット上では「こいつら、いまだにフリートーク弱いのって致命的なんじゃね」「まさしく化けの皮が剥がれた感じ」といった否定的な声が目立った。 だが、「ヒットを飛ばした芸人は営業である程度食える」法則に彼らも当てはまっているのは確かかもしれない。 「芸人の営業仕事の単価というのは、一度アップすると基本的には以降は据え置きになりますからね。『M-1グランプリ2009』のチャンピオンであるパンクブーブーが営業仕事を入れすぎて、テレビに出るヒマがなくなったのはよく知られています。さらに、営業はネタの使い回しもできるので、8.6秒バズーカーにとってはオイシイ仕事なのかもしれません」(芸能ライター) 今回の出演ではトーク力の弱さが露呈したため、今後は自虐ネタを含めたエピソードトークを強化して行けば、生き残りの道はあるかもしれない。
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スポーツ 2018年12月18日 21時15分
真壁刀義が矢野通と本格再合体?田口とのトリオで出陣!1.4ドームは第0試合から必見!
新日本プロレスは『大プロレス祭り2019』(来年1月3日、新木場スタジオコースト)の全対戦カードと『レッスルキングダム13』(同4日、東京ドーム)のNEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンデンダー・ガントレットマッチ(第0試合)出場チームを発表した。1.4ドーム大会の本戦から漏れた選手が2日間にわたって出場する。 1.3『大プロレス祭り2019』では、永田裕志プロデュースの団体を超えた若手選手育成ブランド『LION'S GATE』のスペシャルマッチ3試合をラインナップ。獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクのジュニアヘビー級レジェンドタッグに、ヤングライオンの成田蓮&上村優也が挑戦する。永田裕志&中西学は本間朋晃&トーア・ヘナーレと対戦。天山広吉&小島聡は、『ワールドタッグリーグ2018』でも対戦した吉田綾斗(K-DOJO)&海野翔太と再戦する。吉田は『LION'S GATE』から新日本のシリーズ参戦を勝ち取った。海野とはライバル関係を築いている。テンコジを焦らせるような試合を期待したい。 1.4東京ドーム大会の『NEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンデンダー・ガントレットマッチ』は5チームの出場が決定。通常の6人タッグを行い、敗れたチームが次のチームに入れ替わっていくルール。最後に勝ち残ったチームが、1.5後楽園ホール大会で、バレットクラブのタマ・トンガ&タンガ・ロア&石森太二のNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦する。 気になる出場チームは、新日本本隊&CHAOS越境軍の真壁刀義&矢野通&田口隆祐、新日本本隊のマイケル・エルガン&ジェフ・コブ&デビッド・フィンレー、CHAOSの後藤洋央紀&バレッタ&チャッキーT、バレットクラブELITEのハングマン・ペイジ&高橋裕二郎&マーティー・スカル、そして鈴木軍からは鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.がそれぞれエントリーした。出場順は当日明らかになるという。 鈴木軍は最強トリオを送り出した。中でも第0試合に“降格”させられたみのるの怒りは想像を絶することだろう。NEVER無差別級6人タッグ王座の歴史は3年と短いものの、現チャンピオンチームは16代目。移り変わりが激しいタイトルとして知られている。しかし、鈴木軍がこの“宝物”を手に入れたことは一度もない。ベルトコレクターの観点から見ても欲しいタイトルではないだろうか。 しかし、変則ルールの試合には波乱が付きもの。真壁&矢野&田口の超党派トリオには大いに期待したい。このトリオ、全てにおいて無差別級なのがポイント。真壁と矢野は先日の後楽園大会で、9年8ヶ月ぶりに同じコーナーに立ったが、かつて矢野に裏切られている真壁は「オメーと何年のわだかまりがあると思ってんだ、コノ野郎!」と不信感を募らせていた。 ただ、かつてはテンコジを超える日本人最強かつ最凶なヒールタッグとして、IWGPタッグ王座戦線をにぎわせた。そこにタグチジャパンの監督として、名(迷)采配を振るってきた田口が潤滑油として機能し、この試合を制したら、正パートナーである本間が完全に復調するまでの間、矢野とタッグを再結成する可能性もある。今後の本隊とCHAOSの行方を占うトリオになる可能性もある。 不気味なニオイがするのは、後藤&バレッタ&チャッキーのCHAOSトリオ。バレッタとチャッキーは「ベストフレンズ」というタッグチームを結成しているが、『ワールドタッグリーグ2018』の公式戦の節々で、チャッキーが“あの男”を彷彿とさせる暴走ファイトを展開。チャッキーはバレッタの「お前、大丈夫か?」の問いに「俺は大丈夫だ」と言い張っているが、明らかにおかしいのは誰が見ても揺るがない事実。もしこの試合に勝てば“あの男”が引っ張っているユニットのトリオと対決することになり、ひとつの結論が出るかもしれない。 毎年、1.5後楽園大会では、その年の新たなテーマを求めた選手が何かしらアクションをすることが多い。カードは当日発表ではあるが、早い段階でチケットは完売しているのだ。 1.4ドーム大会の本編出場を逃した男たちにとって、1.3の『大プロレス祭り』と、1.4ドームの第0試合は、1.5後楽園大会以降の闘いに向けてアピールできる数少ない機会。今回はお祭り色が強い『ニュージャパンランボー』からタイトルへの挑戦権争奪戦となり、2019年の新日本プロレスを占う上で、注目すべきマッチメイクになった。1.4ドームは第0試合からが始まり。早めに並ぶことをオススメしたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ
田中正直のウェブランニングクリニック 「第13回、ジョギングフォーム」
2010年06月16日 11時30分
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芸能
“丸川珠代アナ”が復活!!
2010年06月15日 18時00分
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トレンド
現代の活弁士・坂本頼光氏インタビュー(後編)
2010年06月15日 16時00分