番組では、過去にビートたけしをいじり、「帰れ」と言われたエピソードや、全盛期に不眠や多忙ぶりをアピールする様子などが放送された。だが、3年ぶりに登場した8.6秒バズーカーの田中シングルは「昔は寝れてないみたいな話しかしていないけど、今は(仕事がないことが)不安で全然寝れていない」と自虐ネタを話し、笑いを誘っていた。
現在は営業仕事がメインだといい、「関東だと、もういいわ感」があるが、東京から離れるほどウケはよくなるようで、はまやねんは「九州はめっちゃいいですね。例のポーズをやるだけでわーっとなる。あれ3年前かな?と思った」というエピソードを披露した。
そして3年の間に、はまやねんは結婚・第一子誕生・離婚を経験しているが、これは相方で中学の同級生だった田中にも言っておらず、変人ぶりが指摘されていた。さらに、新たな秘密として「難波のあたりで焼き鳥屋をやろうとしている」と話し、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也から「お前離婚した割に人生楽しそうだな」とツッコまれていた。
だが、トークはあまり盛り上がっているとは言えず、ネット上では「こいつら、いまだにフリートーク弱いのって致命的なんじゃね」「まさしく化けの皮が剥がれた感じ」といった否定的な声が目立った。
だが、「ヒットを飛ばした芸人は営業である程度食える」法則に彼らも当てはまっているのは確かかもしれない。
「芸人の営業仕事の単価というのは、一度アップすると基本的には以降は据え置きになりますからね。『M-1グランプリ2009』のチャンピオンであるパンクブーブーが営業仕事を入れすぎて、テレビに出るヒマがなくなったのはよく知られています。さらに、営業はネタの使い回しもできるので、8.6秒バズーカーにとってはオイシイ仕事なのかもしれません」(芸能ライター)
今回の出演ではトーク力の弱さが露呈したため、今後は自虐ネタを含めたエピソードトークを強化して行けば、生き残りの道はあるかもしれない。