MCの坂上忍から「尚美ちゃん、どうですか?」と問われると、「私は複雑です」とポツリ。坂上が一瞬ひるみながらも「おー全然(話していいよ)」と促すと、松嶋は、「自分のところに土地に来ないから気楽に言えるわけじゃない。むしろ自分のところに(児童相談所が)来るとなったときには引っ越しする可能性はあります」と漏らしたのだ。
児童相談所が近所に来た場合は「引っ越す」という極端な姿勢に対し、毎回辛口コメントを言い放つおぎやはぎ小木博明も「そこまで!?」と驚いたが、彼女は“引っ越し”発言の真意についてこう説明した。
「それはあんまり知識が分からないから。例えば親に暴行されて『キーッ』てなってる子がボンって外に飛び出して暴力を振るったり、カツアゲするかもしれない。変な心配があったりもするし」
松嶋の発言に対し、SNS上では反対意見が大半を占めた。「自分が住んでる街を少しでも良く維持しようという気持ちがない現代人らしい発言」「無知なら黙ってろ」「世の中には、言っていいことと悪いことがある」「無知なのに虐待を受けた子どもを誹謗中傷するのは、許されない」など大きな反響を呼んでいる。
さらに松嶋は、南青山という土地を評価しようとして、見方によっては逆に南青山をおとしめるようにもとれる発言をしている。「(南青山が)ファミリー向け(の街)にはならなかったとしても、もっと成功した独り身の人とか、これから良いとこに就職した人のカリスマ的住所にもなれるところ」と表現。最初から子育てしづらい場所だ、という前提で語っているのだ。そして最後に「ちょっと最悪なこと言ってますけど私」と、反省していた。
もちろん胸の中では同様のことを考えている視聴者もいるだろう。ゴミ処理場にしても火葬場にしても、意外と「自分のところには建ててほしくない」というのは今の日本人の本音なのかもしれない。だが今回の発言に共感する意見がSNS上で全くと言っていいほど見られないのは、松嶋の好感度のなさから来ているのだろうか。