スポーツ
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スポーツ 2019年03月11日 17時30分
怠慢走塁で懲罰交代、DeNAドラフト2位・伊藤裕季也がSNSで謝罪 OBも激励し称賛集まる
ベイスターズのドラフト2位伊藤裕季也内野手が、7日ナゴヤ球場でのドラゴンズとのオープン戦で、緩慢プレーで懲罰交代を命じられた。 問題の場面は、ライト線にフラフラと上がったフライは、風にも流されフェアゾーンにポトリと落ちた。しかし、バットを手にしたまま走っていなかった伊藤は、慌ててファーストへ向かうも無情にもアウトの宣告を受けた。 このプレーにラミレス監督はベンチで語りかけ、そのまま交代となった。報道によると、「受け入れ難いプレー。走ることは当たり前」と説明したという。 これに対し伊藤は、その日の深夜に「全ての方に失礼なプレーをしてしまいました。本当にすみません。これが今の自分の甘さです。交代させてくれた監督に感謝します。今日のプレーに限らず甘さを無くし強い選手になります。本当にすみませんでした。また明日から頑張ります」とツイート。 ファンからは「誰だって失敗はある」、「失敗は成功の母」、「オープン戦で良かった」、「宮崎も梶谷もいっぱい失敗して一流選手になった」、「勇気あるツイート」と、否定的な意見はほとんどなく、多くの激励が送られている。ファンだけではなく、ベイスターズOBでもある森本稀哲さんも反応し、「若い選手はみんな凡ミスやる。なんならベテランでもやるんです。僕らの視点はただ一つ。それを活かすかどうか。それをできるかどうか。頑張れ」とツイート。それを伊藤もリツイートするなど、ネット上で交流が行われている。 伊藤は立正大学の4番打者、そして主将として、チームを9年振りの日本一に導いた男。思い出したくないはずの失敗を、わざわざTwitterするあたりに主将を張った男の男気を感じる。 9日の試合でも出場機会を与えられたことからも、ラミレス監督の期待の大きさからくる“愛のムチ”だったことが伺われる。チームには希少な右の内野手の大砲。失敗を糧に、大きく羽ばたいてもらいたい。文・写真/ 萩原孝弘記事の引用について伊藤裕季也のTwitterより https://twitter.com/Yukiya0830森本稀哲のTwitterより https://twitter.com/onifukkusencho
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スポーツ 2019年03月11日 17時00分
巨人 いびつな捕手4人で浮上する日ハム・斎藤佑と緊急トレード
いびつなベンチ入りメンバー構成が、緊急トレードに発展しそうだ。 3月2日、今年初となった本拠地・東京ドームでのオープン戦は、若き4番・岡本和真のサヨナラ本塁打で幕を閉じた。原辰徳監督(60)もご満悦の表情で球場を後にしたが、このままスンナリとペナントレース突入とはいきそうにない。 スタメン捕手は、小林誠司(29)、途中出場で炭谷銀仁朗(31)、代打で阿部慎之助(39)が登場し、2年目の大城卓三(26)も控えていた。この「捕手4人」という異例なベンチ入りメンバーとなりそうなのだ。 「今季から一軍登録が28人から29人に拡大されます。試合出場できるベンチ入りは25人のままですが。29人への増員はセ・リーグから提案されたもので、交流戦で打ち負けた改善案として、セ・リーグ中心に進められてきました」(スポーツ紙記者) 打撃陣の強化という点で、確かに「捕手4人制」は間違ってはいない。「阿部の捕手復帰を原監督が認め、さらに炭谷を獲得しました。小林、大城もいるので捕手4人体制となるのは必至です。3人にする場合、現時点で一番危ないのは小林。メキシコ代表との強化試合に招集された侍ジャパンメンバーが二軍落ちとなることに違和感は尽きませんが」(同) ここに重なってきたのが、北海道日本ハムファイターズの捕手事情だ。 昨季86試合に出場し、正捕手争いの一番手と目されていた5年目の清水優心が1月に腰の手術を受けた。「実戦復帰まで3カ月」と当時は発表され、その穴を31歳の黒羽根利規、23歳の石川亮、高卒3年目の郡拓也が埋める図式となった。しかし、清水がリハビリを始めても即一軍とはいかないため、捕手のトレード補強が避けられなくなってきたのだ。 「今季38歳になる兼任コーチの鶴岡慎也がオープン戦でマスクをかぶるほど困っています。捕手は立ったり座ったりが多いため、腰にメスを入れたばかりの清水をアテにするのは酷と言えるでしょう」(同) 捕手が飽和状態となっている原巨人に、栗山英樹監督(57)がいつSOSを出してもおかしくないのだ。「水面下で、捕手の放出が可能なチームにすでに探りを入れ終わったようです」(球界関係者) それに関連して、こんな情報も聞かれた。「日ハム側から仕掛けてくるトレードですから、巨人サイドが慌てる必要はない。向こうがどんな交換要員を持ち出してくるのかを待ち、見極めればいいのだから」(ベテラン記者) 4人体制となる捕手の評価だが、チームの精神的支柱・阿部は絶対に外せない。炭谷は移籍1年目だから、放出対象とはならない。そして本来は“4人目”と目される大城の評判がかなり高いのだ。「紅白戦、オープン戦前半を見て、改めて大城の打撃センスの高さを感じました。もったいないね。一塁のスタメンで使うべきだ」(他球団スコアラー) 大城の打撃力に「要注意」のマークを記した対戦チームは少なくない。捕手3人制になった時、脱落するのは小林ということになる。「小林の評価が低いのは、打撃力が乏しいことに尽きます(通算打率2割1分5厘)。でも昨季まで3年連続でリーグトップの盗塁阻止率を誇り、昨季は山口俊と菅野智之にノーヒットノーランを達成させました」(前出・ベテラン記者)「小林は出せない」と見る向きと同時に指摘されるのが、やはり日ハム側が提示する交換要員の品定めだ。 小林はドラフト1位。巨人は強気の交渉ができる。「斎藤佑樹か、さらに強気な交渉をするとしたら中田翔、あるいは『大田泰示を返せ』くらいのことは言えます」(前出・球界関係者) やはり、斎藤佑樹が「軸」になりそうだ。中田翔はFA権行使による日ハム退団を示唆しつつも、残留を決断した。4番バッターを捨てるとは考えにくい。「斎藤は紅白戦、対外試合で好投しており、今年は順調な仕上がりを見せています。チームは先発投手の頭数が少なく、不安材料とされているのに、そこに斎藤の名前は出てこない。好投しても中継ぎ、二軍落ちの低評価のようです」(前出・スポーツ紙記者) 捕手4人体制とはいえ、二軍クラスの中継ぎ投手の対価に強肩捕手を易々と放出するとは思えない。人気の斎藤が交渉のテーブルに乗った時点で話し合いに応じ、二軍の宇佐見真吾、岸田行倫、田中貴也にすり替えてくるかもしれない。「最小限のリスクで斎藤を強奪」する作戦だ。 「巨人はリリーフ陣に一抹の不安を抱えています。斎藤はセットポジションでの投球、間合い、牽制が巧い。投手が打席に立つため、バントの多いセ・リーグの野球に適応できるんです。ただ、巨人の捕手は『一軍4人制』ですが、二軍と合わせて支配下登録したのは7人。阿部の体力を考えると、実質6人体制です。広島、ヤクルトは7人、中日は8人。小林を放出し、炭谷がけがでもしたら、巨人の捕手陣は大混乱に陥ります」(同) これが斎藤と小林のトレードがあっさり決まらない裏事情だ。 斎藤も今年31歳。日ハムへの愛着心はあるだろうが、この歳で一軍と二軍を行き来する現状に、決して満足はしていないはず。 日ハムの捕手難は斎藤の大きな転機となりそうだ。
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スポーツ 2019年03月11日 17時00分
那須川天心、復活の“天心キック”でKO勝ち!「キック界いつか一緒になれたら…」
RISE『RISE WORLD SERIES 2019 1st Round』▽10日 大田区総合体育館 観衆 4,200人(超満員札止め) 「まだ技名は決まってなくて…センチャイキックとは少し違うんですよ。うーん。(記者から「天心キックは?」)それいいですね。天心キックでお願いします!」 右手をマットにつき、倒立するような体勢で放った左ハイキックは「天心キック」と命名された。 トリケラトプス拳を披露してからの天心キックという、まるで漫画のようなフィニッシュ。失神したフェデリコ・ローマが立ち上がれないと確信しコーナーに上がった“神童”那須川天心が見せた本来の姿に、ファンはもちろん、関係者、マスコミも安堵の表情を浮かべた。それほど昨年大晦日のフロイド・メイウェザー戦後に、みんながモヤモヤ感を持っていたのだ。 メイウェザー戦の教訓を活かし、序盤から「冷静に慎重に」試合を進めていった天心。セコンドの父でTEPPEN GYM会長の那須川弘幸氏は「慌てるな。慌てなくていい」と声をかけ続けたという。 試合直前にフェデリコが「これまでダウンを喫していない」という情報が入った。実際、1Rに拳を合わせたとき「打たれ強い選手」と感じた那須川陣営は、無駄打ちをせず、プレッシャーをかけながら試合の主導権を握っていく作戦に出た。これはメイウェザー戦で“やられた”こと。最終の3Rはとにかく下がらないことを意識しながら、一瞬の隙をついて天心キックを決めて見せた。 天心は「パンチのいろんな種類で倒したかったんですけど、1度目で失神するとは…。でもあれは立てない。あれで立ってきたらビビりますよね(笑)」と手応えがあった様子。天心キックはこれまでも何回か披露しているが、フェデリコ戦のために弘幸氏らと特に練習していた技だったこともあって、狙い通りの一撃に弘幸氏も思わずガッツポーズ。「落ちついてたし、あれを出せたんだから良かったですよ」と弘幸氏も満足していた。3R1分35秒KO勝ち。見事な復活劇である。 本人が望んで企画された-58kgの世界トーナメント。2回戦は7.21エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)メインアリーナで開催される。“神童”がなにわに初見参するのだ。天心の試合を大阪で見たいという声は多く聞かれるが、天心によると「僕のインスタグラムのフォロワーさんは大阪が一番多い」という。大阪については「ひとつの国というか(笑)。イケイケなイメージなんで、いつも以上に気合いが入る」と楽しみにしているようだ。 相手は昨年2月に苦戦しながらも判定勝ちを収めたタイの殿堂、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者のスアキム・PKセンチャイムエタイジム。スアキムはタリソン・ゴメス・フェレイラを相手に大逆転勝利を収めて2回戦に駒を進めており、試合後「2回戦はテンシンとやりたい。そのためにもっと練習をする」とコメント。天心は「今度はダウンを奪いたい。圧倒的に勝って、差は広がったところを見せてやりたい」と連勝宣言。大阪のファンにとってはいきなり黄金カードが見られるだけに必見だ。 「RISEはRISE、K-1はK-1で盛り上がればいいと思います。いつか一緒になれたらいいかなと思いますけど、いがみあうのではなく、みんなでキックボクシングを盛り上げている実感はあります。なるようになるんじゃないですか。それが東京ドームとかにつながっていくと思うし」 この日はプロレスと格闘技による大興行戦争となったこともあり、ファンもマスコミもどこを選ぶか苦悩した。特にキックはRISEとK-1(さいたまスーパーアリーナ)がビッグマッチを開催。AbemaTVが両大会を生中継するという画期的な試みも行われたが、RISE関係者に話を聞くと「ザッピングして楽しんでもらえればいいと思うし、ふたつの大会をリアルタイムでスマホで見られるってすごいことですよね」とむしろ興行戦争を歓迎していた。どちらの大会も札止めとなり、選手やファンが熱望しているキック界のオールスター戦実現に向けて、まずは幸先のいいスタートを切ったと言えるだろう。 天心もK-1の武尊も「キックや格闘技を世間に響かせたい」という思いが強い。ただ、東京ドームで興行を打つのはキック界が一丸とならないと厳しいのも事実。天心や武尊の言葉をわれわれマスコミも含めてキックに携わっている人間が、どこまでくみ取ることができるのかが大きなポイントになるだろう。 そのことから考えても、那須川天心の復帰がもたらした効果は絶大である。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2019年03月11日 12時00分
張本氏、怪我が相次ぐ野球選手を「走り込み不足」とバッサリ 視聴者の反応は真っ二つに
10日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が故障の相次ぐプロ野球選手に、「走らないからそうなる」と激怒するシーンがあった。 番組では、北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎が3日の横浜DeNAベイスターズ戦での試合中、打席でスイングした際に違和感を覚え途中交代し、後に右手有鉤骨を骨折していたニュースを取り上げる。 張本氏はこれを見ると、「清宮は心配ですよ。なんでああいうグリップ(の持ち方)をするのかねえ」と一言。そして、清宮の手がバットのグリップエンドにあたっているため、有鉤骨を骨折するのだと力説した。 続いて、関口宏が清宮に加え、埼玉西武ライオンズの内海哲也が2日のオープン戦で左浅指屈筋肉離れ、そして、東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大が勤続疲労の影響で右肘を痛め、手術を受ける予定であることが紹介する。 すると、張本氏は「今年はね、怪我が多いんですよ。則本もね、手術するでしょ。あれ、筒香、柳田。非常に怪我が多い。なぜ? いつも言うでしょ、走らないから、走ってないからまた怪我しますよ」と、怪我をした選手の原因は「走り込み不足」という見方を示した。 張本氏はこれまでにも、右肘を故障しトミー・ジョン手術を受けることになった大谷翔平など、上半身・下半身問わず怪我をした選手については「走り込み不足」を指摘している。今回もその論理を繰り返したことになるが、ネットユーザーの反応は真っ二つ。 「たしかに走り込みは大事」「走ることによって下半身が安定し、投げ方が良くなる。上半身にもいい影響がある。間違いではないと思う」という声もあったが、「トレーニング器具でも身体機能は鍛えることができる」「ベンチに座る時間がある野球に持久力のある走り込み必要はない」「飛ばす筋力や球速を上げる筋力をつけたほうが良い」との声もあった。 走り込みについては張本氏だけではなく、元ロッテ監督で400勝投手の金田正一氏や、317投手の元近鉄投手鈴木啓示氏が重要視しており、監督時代、「陸上部」ともいわれるほど選手を走らせたことがある。しかし、これについて反発する選手も多く、根拠なく「走れ、走れ」と繰り返す鈴木監督(当時)に嫌気が差した野茂英雄氏が、単身でアメリカに渡るきっかけの1つになった。 様々な意見があるが、張本氏は「走れば全ての怪我を防ぐことができる」という持論があるようだ。
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スポーツ 2019年03月11日 11時30分
上位陣はほぼ安泰 “平成最後の本場所”大相撲春場所が開幕
5月1日から新元号に移行することに伴い、“平成最後の本場所”となる大相撲春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)。10日、遂にその戦いの火ぶたが切って落とされた。 ここまでの2場所で「24勝」をマークし、今場所に大関獲りがかかる貴景勝(東関脇)は妙義龍(西前頭2枚目)と対戦。立ち合いからの強烈な突き押しで、三役経験も豊富な実力者を“秒殺”した。「10勝以上で当確」とされている大関昇進に向け、初日から取りこぼすことなく白星を確保している。 先場所の優勝力士である玉鷲(西関脇)は、過去対戦4戦全勝と相性のいい錦木(東前頭3枚目)と激突。のど輪を交えた押しで相手を引かせ、そのまま押し出しで白星を手にした。2場所連続優勝、そして翌場所での大関獲りへ向け、良い形で今場所を滑り出すこととなっている。 負け越しで関脇陥落となるカド番の栃ノ心(東大関)は、突き落としで大栄翔(前頭2枚目)に勝利しまずは1勝。ただ、相撲内容は完全に大栄翔が上回っていたことを考えると、残る14日間も連日苦しい取組が続いていきそうだ。 その他の上位陣の結果は、白鵬(東横綱)が突き落としで北勝富士(西小結)に、高安(東大関)が寄り切りで魁聖(東前頭筆頭)に、豪栄道(西大関)が押し出しで遠藤(西前頭筆頭)にそれぞれ勝利。“荒れる春場所”という世間的なイメージとは裏腹に、初日はほとんどの上位陣が安泰となっている。 一方、唯一“荒れる”結果となったのが、鶴竜(西横綱)対御嶽海(東小結)の一戦。鶴竜は立ち合いの攻防からはたきで揺さぶりを図ったが、これに反応した御嶽海から逆にいなしを被弾。体勢が崩れた鶴竜は苦し紛れの引きを見せるも通用せず、送り出しで痛恨の初日黒星を喫してしまった。 以上が初日における上位陣の結果となっているが、もちろん今場所はまだまだ始まったばかり。“平成最後の優勝”をかけた残り14日間の戦いは、果たしてどのような展開を見せていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月11日 06時00分
開幕迫る2019年のプロ野球 現在の日本一オッズは?
キャンプの日々も終わり、現在は各地でオープン戦が行われているプロ野球の世界。24日に全日程が終了すると、いよいよ29日の開幕日を迎えることになる。 各リーグの優勝と共に、日本一についても注目が集まる今シーズン。そんな中、大手ブックメーカー「ピナクル・スポーツ」は、今季の日本一について以下のようなオッズを各球団につけている(3月7日現在)。■1位〜4位 ソフトバンク:「3.430倍」 広島:「5.470倍」 巨人:「8.720倍」 日本ハム:「10.420倍」 昨年日本シリーズで激闘を繰り広げた、ソフトバンクと広島が1位、2位に。それぞれのリーグで優勝候補と目されているこの2チームが、今年も日本一に絡んでくるのではと考えられているようだ。 その2チームに続くのは、共に昨年リーグ3位の巨人と日本ハム。オフに積極的な補強を敢行したことが、予想にポジティブな影響を与えているのかもしれない。■5位〜8位 ヤクルト:「11.990倍」 埼玉西武:「12.750倍」 ロッテ:「12.750倍」 オリックス:「13.740倍」 オフに菊池雄星(現マリナーズ)、浅村栄斗(現楽天)、炭谷銀仁朗(現巨人)といった選手たちを失った埼玉西武は、昨シーズンから一転、今シーズンは苦戦を強いられるとの予想がされている。一方、他の3チームの予想は、昨シーズンのリーグ順位を考えると妥当といったところだろうか。■9位〜12位 DeNA:「13.910倍」 阪神:「13.910倍」 楽天:「19.940倍」 中日:「24.330倍」 昨年セ4位のDeNAと、セ最下位の阪神が同じオッズ。順位のことを考えると、阪神のオッズは意外な健闘を見せているといっていいのかもしれない。 一方、残る2チームであるパ最下位の楽天、セ5位の中日は厳しい見方をされている。特に中日は12球団で唯一20倍以上のオッズがつけられるなど、非常にネガティブな予想となっている。 現時点では、以上のようにつけられている今シーズンの日本一オッズ。これから開幕を迎えるまでに、その数字が大きく変動することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月10日 17時30分
育成のベイスターズ!去年の京山将弥に続け!2年目阪口晧亮にかかる大きな期待
石田健大、今永昇太、濱口遥大、東克樹と大卒左腕がウリのベイスターズ先発陣。それに比べて右の先発が手薄と見られているが、しっかりとした育成プランの元、高卒の右腕が伸びてきている。 昨年は2年目の京山将弥が春先からローテーション入りし、いきなり無傷の3連勝を挙げるなど、期待以上の活躍で6勝6敗の成績を残した。今年は同じく2年目の阪口晧亮に大きな期待がかけられている。 大阪出身で、北海高校に進んだ阪口。3年の夏に甲子園のマウンドに立ち、最速148キロを記録し注目されると、ドラフトでベイスターズに3位指名され入団した身長186センチの大型右腕。昨年のU-23の侍ジャパンに選ばれ、ドミニカ共和国相手に7回3安打無失点の快投を見せ知名度を上げた。秋季キャンプではラミレス監督から強化指定選手に指名され、春季キャンプでも宜野湾の一軍メンバー入り。2月16日の最初の対外試合でも、先発のマウンドを託され、いきなり147キロのストレートを投げ込むなど、活きの良さをアピールしている。 阪口は昨年のルーキーイヤーから、ファームで18試合に登板。そのうち先発が17試合で3勝9敗、防御率6.15の成績を残した。投球回数も82を数え、育成プランに沿って経験を多く積んできた。京山もルーキーイヤーに、ファームで16試合に登板し15試合が先発。投球回数も99.1回と、先を見据えたチームの方針のもと、実戦での場数を踏んだことが2年目の飛躍につながったと見ることは自然だろう。 まだまだ粗削りながら、スケールの大きさが魅力の阪口は、母校の北海高校にブルペンを寄付するなど、温かいハートも持ち合わせるナイスガイ。キャンプが終わり、これからは本格的なオープン戦のシーズンに突入する。果たして、これからどのようなピッチングを披露してくれるのか。今月末に迫ったペナントレース開幕を、阪口はどこで迎えるのか。クールな表情の19歳を注視して追って行きたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年03月10日 13時00分
栃ノ心が入る可能性も?大相撲・大関の通算在位場所数ワースト3
大相撲の世界において、横綱に次ぐ地位・番付である大関。昇進前は「三役で直近3場所33勝」(あくまで目安)、そして昇進後は「2場所負け越しで関脇に陥落」と、その在位にはいずれも厳しい条件が課されている。 間近に迫った3月場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)では、栃ノ心がその座を失う可能性もある大関。そんな大関たちの中で、最も在位が短かった力士は一体誰なのか。今回は年6場所制定着以降に誕生した大関を対象に、通算在位場所数のワースト3を順に見ていこう。■3位:雅山(8場所/2000年7月場所〜2001年9月場所) 1998年7月場所のデビューから4場所連続優勝で新入幕を果たし、その勢いのまま2000年7月場所に新大関となった雅山。しかし、左足の怪我などもあり、実力を発揮できないまま関脇へ陥落。その後は2006年7月場所(3場所34勝)、9月場所(3場所33勝)で昇進目安をクリアしたが、審判部の判断により再昇進は叶わなかった。■2位:7代目増位山(7場所/1980年3月場所〜1981年3月場所) 父である5代目増位山(元大関)から、そのしこ名を受け継いだ7代目増位山。1980年1月場所後の大関昇進は、史上初となる親子大関の実現でもあった。ただ、ひじの怪我の影響で昇進後は振るわず、新大関場所からちょうど1年後の1981年3月場所で現役を退いている。■1位:大受(5場所/1973年9月場所〜1974年5月場所) 直前3場所で「10勝→11勝→13勝」と星を積み重ね、晴れて大関の座を手にした大受。しかし、新大関として迎えた1973年9月場所でいきなりカド番となると、1974年3月場所でも再びカド番に。その後5月場所14日目に北の湖(元横綱・当時大関)に8敗目を喫したことで、わずか1年足らずで関脇に陥落することとなってしまった。 以上が、大関通算在位数ワースト3の力士たち。なお、現役大関である栃ノ心は3月場所を含め通算5場所の在位となっているが、もし関脇に陥落すると大受と並びワースト1位となってしまうことにもなる。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年03月10日 06時00分
桑田真澄氏、高野連にメスを入れる? スポーツ庁参与就任でルール変更あるか
元巨人・桑田真澄氏が高野連に物申す!? スポーツ庁が今年度の参与8人を発表し、その中の一人に、元巨人・桑田真澄氏(50)も含まれていた。参与とは、国のスポーツ施策について意見を述べる立場。競技OBが選出されるのは珍しいことではない。東京五輪が目前に控えているだけに、今年度、参与に選ばれた競技OB、有識者は責任重大だ。 しかし、参与が競技経験に基づいて意見を述べるのは五輪に関することだけではない。同庁の鈴木大地長官は、夏の甲子園大会でのピッチャーの連投に苦言を呈してきた。連投、投球数の制限をルール化すべきとの意見だ。これに対し、日本高校野球連盟(高野連)は投球数制限などのルール化に慎重だが、桑田氏が新参与に選ばれたことで、議論も一気に加速しそうだ。 「一時期、少年野球、学生野球での暴力的指導やイジメが社会問題となりました。そのとき、『暴力で巧くなった選手はいない』と厳しい口調で改革を訴えたのが桑田氏でした」(スポーツ紙記者) 桑田氏は鈴木長官に近い意見の持ち主だという。政治部の記者によれば、桑田氏が今回の参与に選ばれた背景にやはり「学校部活動の暴力的指導」があったという。 日大アメフト部の事件に端を発し、各スポーツのパワハラ指導が次々に明るみに出た。その改革を急ぎたいとするスポーツ庁は、暴力指導に反対する桑田氏の言動に着目したのだという。桑田氏が野球界の枠を超えて活躍することは古巣・巨人にとっても喜ばしいことだが、こんな声も聞かれた。 「桑田氏は卓越した投球理論の持ち主でもありますが、巨人の監督、コーチのオファーはありませんでした。水面下ではあったのかもしれませんが。桑田氏がプロ野球OBとして何か意見を出せば、巨人にもメディアは意見を求めてくるし、同意見なんだと解釈する行政関係者も出てくるでしょう」(球界関係者) 桑田氏は好人物だが、「ひと言」が足らなくて誤解を招くこともあった。暴力指導の根絶を訴えたときもそうだった。彼の在籍した中学のクラブチーム、高校はそういう指導を行っていたのかと誤解され、その火消しに追われたという。 今後、桑田氏が高校野球における投球数の制限、連投禁止を主張すれば、ルール化に慎重な高野連はどう思うのか…。桑田氏は連投の負担を経験談として語るよりも、なぜ、学生野球組織が慎重なのかを説明し、スポーツ庁との着地点を示すような意見を主張すべきだろう。 “永遠のライバル”清原和博氏が厚労省主催の薬物依存症に関する啓発イベントに登壇した(3月6日)。KKコンビが時期を同じくして、行政・政治に関わった。やっぱり、この2人は数奇な運命で結ばれているようである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年03月09日 13時00分
1位には2名?大相撲・大関の通算在位場所数トップ3
大相撲の世界において、横綱に次ぐ地位・番付である大関。昇進前は「三役で直近3場所33勝」(あくまで目安)、そして昇進後は「2場所負け越しで関脇に陥落」と、その在位にはいずれも厳しい条件が課されている。 間近に迫った3月場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)では、貴景勝が昇進に挑戦する大関。そんな大関たちの中で、最も長く在位を果たした力士は一体誰なのか。今回は年6場所制定着以降に誕生した大関を対象に、通算在位場所数のトップ3を下から順に見ていこう。■3位:琴欧洲(47場所/2006年1月場所〜2013年11月場所) 端正な顔立ちと確かな実力で、幅広い層から人気を集めた琴欧洲。新入幕(2004年9月場所)から所要8場所で大関への切符を手にすると、その後約8年に渡りその座に君臨。2008年5月場所では「14勝1敗」をマークし、最初で最後の優勝を果たしてもいる。■2位:初代貴ノ花(50場所/1972年11月場所〜1981年1月場所) 初代若乃花(第45代横綱)の弟であり、3代目若乃花(第66代横綱)、貴乃花(第65代横綱)の父でもある初代貴ノ花。在位期間中は1975年3月場所(13勝2敗)、9月場所で(12勝3敗)で賜杯を手にしている。■1位:千代大海(65場所/1999年3月場所〜2009年11月場所)、魁皇(65場所/2000年9月場所〜2011年7月場所) 強烈な突き押し相撲が、ファンの語り草になることもしばしばの千代大海。1999年1月場所(13勝2敗)で優勝を果たして大関に昇進し、昇進後も2002年7月場所(14勝1敗)、2003年3月場所(12勝3敗)で賜杯を掴んでいる。 その千代大海と共に、2000年代の土俵を彩ったのが魁皇。2000年9月場所で新大関になると、その後現役を引退した2009年7月場所までその座を務め上げた。ちなみに、魁皇は大関在位数と共に、幕内在位数(107場所)でも1位の記録を保持している。 以上が、大関在位数トップ3の力士たち。なお、現役大関たちの在位数(3月場所含む)は、豪栄道が28場所、高安が11場所、そして栃ノ心が5場所となっている。文 / 柴田雅人
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ハッスル RIKIがリーゼン党発足を宣言
2009年09月09日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 中邑“棚ボタ”リベンジ
2009年09月09日 15時00分
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「時代」を彩った男と女・あの人は今 元マラソンランナー・宗茂
2009年09月08日 15時00分
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協栄ジム期待のホープ・佐藤洋太の素顔に迫る
2009年09月08日 15時00分
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WWE 一匹狼・山本がECWで大活躍
2009年09月08日 15時00分
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最重量・浜の「錦糸町伝説」
2009年09月08日 15時00分