各リーグの優勝と共に、日本一についても注目が集まる今シーズン。そんな中、大手ブックメーカー「ピナクル・スポーツ」は、今季の日本一について以下のようなオッズを各球団につけている(3月7日現在)。
■1位〜4位
ソフトバンク:「3.430倍」
広島:「5.470倍」
巨人:「8.720倍」
日本ハム:「10.420倍」
昨年日本シリーズで激闘を繰り広げた、ソフトバンクと広島が1位、2位に。それぞれのリーグで優勝候補と目されているこの2チームが、今年も日本一に絡んでくるのではと考えられているようだ。
その2チームに続くのは、共に昨年リーグ3位の巨人と日本ハム。オフに積極的な補強を敢行したことが、予想にポジティブな影響を与えているのかもしれない。
■5位〜8位
ヤクルト:「11.990倍」
埼玉西武:「12.750倍」
ロッテ:「12.750倍」
オリックス:「13.740倍」
オフに菊池雄星(現マリナーズ)、浅村栄斗(現楽天)、炭谷銀仁朗(現巨人)といった選手たちを失った埼玉西武は、昨シーズンから一転、今シーズンは苦戦を強いられるとの予想がされている。一方、他の3チームの予想は、昨シーズンのリーグ順位を考えると妥当といったところだろうか。
■9位〜12位
DeNA:「13.910倍」
阪神:「13.910倍」
楽天:「19.940倍」
中日:「24.330倍」
昨年セ4位のDeNAと、セ最下位の阪神が同じオッズ。順位のことを考えると、阪神のオッズは意外な健闘を見せているといっていいのかもしれない。
一方、残る2チームであるパ最下位の楽天、セ5位の中日は厳しい見方をされている。特に中日は12球団で唯一20倍以上のオッズがつけられるなど、非常にネガティブな予想となっている。
現時点では、以上のようにつけられている今シーズンの日本一オッズ。これから開幕を迎えるまでに、その数字が大きく変動することは果たしてあるのだろうか。
文 / 柴田雅人