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猪木主演映画めぐり“ひと騒動”

 アントニオ・猪木主演の映画『ACACIA(アカシア)』が東京国際映画祭(10月17〜25日)のコンペティション部門に邦画では唯一出品されることになった。

 猪木は団地で用心棒を務める72歳の元プロレスラー役で孤独な少年と暮らすうちに、それぞれが心の傷を乗り越えていく。
 実は、この映画のため猪木は函館で2週間近いロケを行った。映画の主演は初めてであり、猪木の演技に打ち込む姿は並みのものではなかった。しかし途中で何らかのトラブルが発生し「猪木はロケ途中で一度帰京してしまった。原因は何かわからないが、かなり猪木は怒っていたようだ。猪木のスタッフと制作陣の中で何かあったようです」(映画関係者)となる。

 制作発表会の時は猪木も「半分、地でいけるような気がするし、これに集中したいね。面白い映画になると思うよ」と意気盛んだっただけに前出の話は気になるところでもある。とはいえロケがどこまで遊んでいるのか? 猪木は北朝鮮訪問から12日に帰国予定だけに、どんなコメントが出るか、まずは待ちたいところだ。

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