スポーツ
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スポーツ 2021年07月28日 12時45分
金メダルの女子ソフト代表が会見 宇津木監督のコメントに「福島県民として泣けてくる」「復興五輪の思いを体現」感謝の声
27日に横浜スタジアムで行われた女子ソフトボール決勝でアメリカを「2-0」で下して金メダルを獲得し、28日に一夜明け会見に臨んだ日本代表。チームを率いた宇津木麗華監督のコメントが、ネット上のファンの間で話題となっている。 >>女子ソフト、アメリカにサヨナラ負けも「実質勝ち」と歓喜の声 エース上野も手応え? 敗戦の中で得た決勝への好材料とは<< 2008年北京五輪以来13年越しの大会連覇について「朝になってやっと(優勝したことを)実感しました」と、まずは率直な心境を明かした宇津木監督。その後は2016年の代表監督就任から今大会にかけてきた思いや、決勝の最終回に先発・上野由岐子をリエントリーで再登板させた背景などを語った。 その中で、宇津木監督は初戦・第2戦の舞台となった福島への思いについてコメント。代表合宿などで福島の人たちから様々なサポートを受けたという宇津木監督は、「今回(の五輪では)福島に何とか力になること(をしたかった)」と結果で応えたい気持ちがあったとコメント。続けて、「我々はソフトボールでしか表現できないので何とかソフトボールで表現して、福島の皆さんがもっともっと元気になって、ポジティブで明日を見てやっていきましょうという形で(終えることができて)本当にやってきてよかったと思います」と、金メダルという最高の形で応えることができたことへの喜びを表した。 宇津木監督のコメントを受け、ネット上には「福島県民としては、ここまで心を寄せられるとまた泣けてくる」、「福島での連勝を金メダルに繋げたから喜びもひとしおだろうなあ」、「復興五輪の思いを体現してくれて本当にありがとう」といった反応が寄せられている。 同時に、「監督の恩師の妙子さんも昨日福島について触れてくれてたね」、「師匠と同じ思いを持ってくれてるようで嬉しい」、「自分も含め、多くの県民が麗華監督・妙子さんの福島愛に元気づけられてます」と、宇津木監督の恩師である元日本代表監督・宇津木妙子さんを絡めたコメントも複数見受けられた。 「テレビ朝日系列で生中継された同戦で解説を務めた宇津木さんは試合後、初戦・第2戦の舞台となった福島県営あづま球場が五輪のレガシーとして、今後ソフトボール選手をめざす福島の子どもたちの聖地になることを願うコメントを口にしています。その妙子さんから薫陶を受けソフトボール選手・監督として成長した麗華さんも恩師と同じく福島への思いを口にしたことで、さらに心を打たれたファンも多いようです」(スポーツライター) 2024年パリ五輪では実施されないことが決定済みで、2028年ロス五輪での復活も現時点では不透明なソフトボール。ただ、今大会を機に福島、そして日本や世界で競技熱が高まれば、再び五輪に戻って来られる可能性も出てきそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月28日 11時45分
初戦間近の侍ジャパンにまたしても問題発生? 稲葉監督の意味深コメントで露呈した選手選考のマズさとは
7月26日、東京五輪・野球競技で金メダルをめざす侍ジャパンと稲葉篤紀代表監督が、競技会場となる福島県・あづま球場に入った。28日の初戦の相手は、ドミニカ共和国。オリックス・山本由伸投手が先発マウンドに上がるが、移動前のオンライン会見で、稲葉監督は“意味シンなコメント”も発していた。 「4人には、(先発で起用することを)伝えました」 稲葉監督はサラリと答え、次の質問を待ったが、取材する側は驚いてしまった。 「先発で起用するのは、3人だと聞いていました。NPBや球団職員など複数のスタッフがそう話していたんですが」(プロ野球解説者) >>球界OB、五輪野球には「言うほど興味が湧けへん」発言に共感の声 “金メダルは当然”の風潮には反発も<< 五輪・野球競技だが、参加国6チームをA、Bの2組に分け、2試合を行う。その勝敗により、A、B両組の1位から3位までの順位が決まる。A、B両組で1位通過した2チームは、次ステージのシード権を得る。両組の2、3位の4チームから勝ち上がったチームが1位通過チーム勝者と争うが、侍ジャパンとしては、「全勝で決勝戦に勝ち上がる」という青写真を描いているはずだった。 「2位、3位での通過となった場合に備えるのは、指揮官として当然のこと。しかし、先発投手を務める4人が誰なのか、そこは明言していません。でも、楽天の田中将大投手は間違いなく、先発でしょう」(前出・同) 山本、田中。あと2人は誰なのか? 広島・森下暢仁投手、日本ハム・伊藤大海投手、そして、阪神・青柳晃洋投手、中日・大野雄大投手が予想されている。 「『先発投手が3人』と思われていた根拠は、好調な山本と、経験豊富な田中を2回先発させることができるからです」(在京球団スタッフ) 3人目と4人目の先発役は、敗者復活組に回った場合、そこで投げることになる。1位通過し、次ステージ第1戦も勝った時、4人目の先発役が「決勝4チームによる最終トーナメントで初登板」となるが、それは考えにくい。つまり、4人目の先発投手は、登板のない“捨て石役”か、3試合目まで試合状況を見ながら、リリーフ登板の準備もしなければならない“便利屋”扱いとなるわけだ。 「そのつらい役回りとなる4人目なんですが、どうも、大野が買って出たとの情報も交錯しています。昨季、沢村賞にも選ばれ、日本を代表する好左腕ですが、今季は調子がイマイチ。侍ジャパンは左の救援投手が岩崎優(阪神)しかいません。そういう状況を察して」(球界関係者) もっとも、左の先発投手も大野しかいないのだが…。 巨人の左腕リリーバー・中川皓太投手と右投げの菅野智之投手が代表辞退した時、稲葉監督は左投手を入れなかった。大野が便利屋を買って出たとされるのは、稲葉監督がソフトバンク・千賀滉大、日本ハム・伊藤を追加招集した後、いや、侍ジャパンの強化合宿が始まった7月19日以降だという。 大野の男気はさすがだが、オリックス・宮城大弥、楽天・松井裕樹など、ほかも左投手がいたはず。本番直前だが、選手選考への疑問が再燃しつつある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月28日 11時15分
女子ソフトに続け!7.28稲葉ジャパン東京五輪初戦はオリックス山本由伸が先発で開幕ダッシュ狙う!
女子ソフトボール日本代表の金メダル獲得の興奮が冷めやまぬ中、28日12時から福島・福島あづま球場で、稲葉篤紀監督率いる野球日本代表、侍ジャパンの予選が始まる。初戦の相手はドミニカ共和国だ。 両国の予告先発投手は日本が山本由伸(オリックス)、ドミニカ共和国がメルセデス(巨人)と発表された。稲葉監督は由伸について、「どの球も強い球を持っている。初戦の緊張感の中での先発になるが、由伸らしい投球をしてくれることを願っています。長いイニングというより1イニングずつしっかり抑えることを期待しています」と期待を寄せている。 また、日本野球を熟知しているドミニカ先発のメルセデスについては「日本でプレーしている投手で日本の打者をよく知っているので、こちらもしっかり対策を練っていきたいです」とした上で、強打が予想される打線についても「MLB経験のある打者も多く、両打ちも何人もいて力強いスイングしてくるので長打を警戒したいです」と警戒モード。大事な初戦なだけに、パ・リーグトップの成績を誇る由伸を投入することにより、最小失点で切り抜けたい思いがあるのだろう。 今回、野球は全試合が無観客になってしまったが、「無観客試合となったことは非常に寂しい思いですが、我々は1球1球、魂を込めて戦います。それを見て何かを感じていただけるよう、何かを届けられるよう全力で戦います」と稲葉監督は、侍ジャパンの野球を電波を通じて、何かを伝えられるような力強い戦いを誓った。 対するドミニカのエクトル・ボウル監督は「メルセデスは良いパフォーマンスをしてくれるでしょう。お互いのレベルを知っているが、私たちも準備は整っています。日本は強いがハイレベルな試合になるでしょう」と先発のメルセデスに期待を寄せている。 メルセデスは今シーズン、6試合に登板、5勝1敗、防御率2.31の成績を残しており、脅威の存在なのは間違いない。このメルセデスを侍打線が打ち崩さないと、由伸がいくら好投しても勝利には繋がらないだけに、打線の奮起に期待したい。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月27日 20時15分
柔道男子・永瀬、悲願の金メダル獲得「ノーシードから凄まじすぎる」「相手をリスペクトしてて涙出る」試合後の行動にも感動の声
27日に行われた柔道男子81キロ級。2016年リオ五輪の同種目銅メダリスト・永瀬貴規が金メダルを獲得した。 24日に高藤直寿(60キロ級)、25日に阿部一二三(66キロ級)、26日に大野将平(73キロ級)と3日連続で金メダリストが誕生し、4日連続金メダルの期待がかかっていた。世界ランキング13位の永瀬はノーシード(シードは上位8位以内)で今大会に臨んだが、初戦の2回戦は延長3分16秒に3度目の指導で反則勝ちと苦戦しながら突破し、続く3回戦は3分52秒に払い腰で一本勝ち。準々決勝は再び延長にもつれこむも、延長2分46秒に小外掛けで技ありを奪い勝利した。 2021年世界選手権の同階級を制したマティアス・カス(ベルギー)と激突した準決勝はこの日3度目の延長戦となったが、永瀬は延長2分48秒に背負い投げで技ありを奪い現世界王者を撃破。勢いのまま臨んだサイード・モラエイ(モンゴル)との決勝戦は4度目の延長戦に突入したが、延長1分43秒に足車で技ありを奪って試合を制し見事金メダルを獲得した。 >>一茂「玉川さんは人生において不安が多すぎる」と揶揄? 高藤選手巡る質問にズバリ指摘<< 同階級では2000年シドニー五輪の瀧本誠氏(現駒大総合教育研究部スポーツ健康科学部門准教授)以来となる金メダリストとなった永瀬の活躍を受け、ネット上には「永瀬やった! これで男子勢は4日連続金だ!」、「粘って粘って一瞬の隙をついて足車を決めたのはめちゃくちゃ痺れた」、「ノーシードから下克上での金は凄まじすぎる、スタミナと集中力が半端ないな」、「延長続きで体力持つのか心配したけどよく戦い抜いた、本当におめでとう」と歓喜の声が挙がった。 また、対戦後に永瀬・モラエイがともに手を取り合いお互いの健闘を称える光景に対しても「両者ともに相手をリスペクトしてて涙が出る」、「ラグビーのノーサイドみたいに健闘を讃えあうのは凄く良い光景だ」、「それだけお互い全力出し切ったってことだよな、いやあいいものを見せてもらった」と感動の声が複数寄せられた。 試合後のインタビューでは「前回のリオ五輪で悔しい思いして、それからの5年間はつらい時間の方が多かったんですけど、本当にこのためにやってきてよかったなと思います」と永瀬。5年分の思いをぶつけたこの日の柔道は多くの人々の琴線に触れたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月27日 18時50分
競泳男子・瀬戸、200Mバタフライ敗退に落胆の声「体力温存発言は何だったのか」 相次ぐ惨敗に実力の衰え指摘も
27日に行われた競泳男子200メートルバタフライ準決勝。2組目に登場した瀬戸大也が、24日の男子400メートル個人メドレーに続いて決勝進出を逃した。 瀬戸は最初の50メートルこそ組3位につけたが、これ以降は伸びを欠いたまま1分55秒50でフィニッシュ。このタイムは瀬戸が出場した第2組で8名中7位、全体では16名中11位のタイムで、決勝に進出できる上位8位以内には入れなかった。 瀬戸は競技終了後のインタビューで「うーん…また決勝に駒を進められなかったので、(五輪は)難しいなって思います」と準決勝敗退の結果に落胆。その後は「しっかりと気持ちを切り替えて、200メートル個人メドレーはしっかりと納得いくレースができるようにしたいなと思います」と、28日に予選が行われる男子200メートル個人メドレーでの雪辱を誓った。 瀬戸の敗退を受け、ネット上には「決勝行ってほしかったけど厳しい結果で残念」、「最初の50メートルは良さそうに見えたんだけど、そこからはずっと苦しい泳ぎに見えた」、「あともう1種目残ってるから、今までの悔しさを全て晴らすような泳ぎを見せてほしい」といった反応が寄せられている。 一方、ネット上には「余力持って泳いだって言ってた予選よりタイム遅いじゃないか」、「ネット民へのムカつきを力に変えた結果がこれなのか、もう衰えてそれぐらいの実力しか無いってことなのか」、「400メートルの後の体力温存発言は何だったのか、実はスタミナ不足の言い訳だったのか?」といった苦言や批判も複数見受けられた。 >>“家族想い”に見える夫ほど怪しい? 瀬戸大也だけじゃない、身近で起きた不倫騒動<< 「瀬戸は24日の男子400メートル個人メドレー予選で29名中9位の4分10秒52で上位8名までの予選突破を逃した際、『明日しっかり泳げばいいと思っていた。(予選突破タイムを)めちゃくちゃ読み間違えた』と体力温存策が裏目に出たと発言。これを受けネット上には『手を抜いても予選通過できるって考えは甘すぎ』、『本気出さずに自滅するのはダメだろ』と批判が噴出しましたが、こうした声は本人の耳にも届いていたようで、26日の200メートルバタフライ予選を全体9位の1分55秒26で通過した後のインタビューでは『余力を持って予選を泳ぐのが自分の戦い方。ネットでいろいろなことを言われてむかつきますけどパワーに変えたい』と批判に反論していました。ただ、今回予選より遅いタイムで準決勝敗退に終わり、『そもそものスタミナが無かっただけじゃないか』とネットユーザーからの逆風はさらに強まっています」(スポーツライター) 28日に予選、29日に準決勝、30日に決勝が行われる男子200メートル個人メドレーでは、2019年の世界選手権で金メダルを獲得した実績を持つ瀬戸。最後のとりでとなる同種目では、ここまでのうっぷんを晴らす泳ぎを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月27日 18時05分
サーフィン男子、五十嵐が銀メダル 「戦う相手が大自然、カッコ良すぎる」感動の声相次ぐ、元メダリストからもSNSに労い
27日に男女それぞれ競技が行われたサーフィン。女子部門では都筑有夢路が銅メダル、男子部門では五十嵐カノアが銀メダルを獲得した。 >>吉田沙保里、聖火リレー裏側を明かす「今思い出しても鳥肌」長嶋、王、松井ら球界のレジェンドと共演<< 今大会からの新競技であるサーフィンは複数の組に分かれた2~5名の選手が15~35分程度の制限時間が設けられた「1ヒート」の中で10本程度波にライディングし、審査員が技の難易度や積極性を元にそれぞれのライディングを採点。そのうち最も点数の高い2本の合計点で勝敗が争われる競技となっている。 都筑は25日の1回戦では第4組の最下位となったが、敗者復活戦となる2回戦では第1組1位となり3回戦に進出すると、1対1で争う26日の3回戦、27日の準々決勝も突破。同日の準決勝ではカリッサ・ムーア(アメリカ)に0.9点差で惜敗したが、その後の3位決定戦ではキャロライン・マークス(同)を下し銅メダルに輝いた。 五十嵐は25日の1回戦を第2組1位で突破すると、その後26日の3回戦、27日の準々決勝、準決勝も1対1の戦いを勝ち進み決勝戦へ進出。決勝では2019年の世界王者であるイタロ・フェレイラ(ブラジル)と激突したが、「6.60対15.14」で敗れ金メダル獲得はならなかった。 それでも、新競技でメダルを獲得した両名の活躍を受け、ネット上には「どちらも金メダルは逃したけどめちゃくちゃ立派だった」、「戦う相手が人の手じゃコントロールできない大自然、それで結果を出すのはカッコ良すぎる」、「台風の影響で波が荒れてる中よく頑張ったよ、2人とも胸を張っていいと思う」、「都筑さんと五十嵐さんの活躍で、きっと多くの人がサーフィン競技を知ってくれたはず」といった反応が数多く寄せられている。 また太田雄貴氏(2008年北京五輪フェンシング男子フルーレ個人銀、2012年ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体銀)は「おめでとうございます 最後まで格好良かったです!!」、吉田沙保里氏(2004~2012年五輪レスリング女子55キロ級3連覇)が「メダル獲得おめでとう めちゃめちゃカッコ良かったぁー」とそれぞれ自身のツイッターに投稿するなど、元メダリストからも労いの声が相次いでいる。 試合後、都筑は「すごくうれしくて今でも信じられない」と喜びを表した一方、五十嵐は「ファイナルまで来て、特に金メダル獲りたかったのでチャンスなかったのが悔しい」と悔しさをにじませたことが伝えられている。ただ、両名の活躍が多くの人々の記憶に残ったことは間違いなさそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について太田雄貴氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/yuking1125吉田沙保里氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/sao_sao53
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スポーツ 2021年07月27日 16時30分
球界OB、五輪野球には「言うほど興味が湧けへん」発言に共感の声 “金メダルは当然”の風潮には反発も
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、26日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、25日の強化試合で巨人を「5-0」で下した侍ジャパンについてトーク。同戦の代表チームは1番・山田哲人(ヤクルト)、2番・源田壮亮(西武)、3番・吉田正尚(オリックス)がいずれもマルチ安打を放つなど上位が機能し、投手陣も先発・田中将大を含む6名が完封リレーを見せた。 ただ、金村氏は同戦を経て28日・ドミニカ共和国戦から五輪に臨む侍ジャパンに対し、「言うほど興味が湧けへん」とそこまで関心が持てていないとコメント。「『金獲って当然』みたいなプレッシャーは感じるはずやろうけど、出てる国が少ないもんね」と、参加国数が少ない(日本を含め6カ国)ため今一つ盛り上がりに欠ける部分があるという旨を口にした。 また、金村氏は「アメリカなんてメジャーの一流どころは一切出えへんからね、そういうところでやっぱり興味は半減するわな。僕なんかが見てると(侍ジャパンの)今の面子見たら『金獲って当然やないか』と思う」ともコメント。五輪に対する他国の本気度がいまひとつであることも興味を削がれている一因だと語った。 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに競技開始直後はあんまり盛り上がらなそう、自分も本格的に見るのは決勝トーナメント(8月1日~5日)からになると思う」、「参加国数の半分がメダル獲れちゃうのはなんだかなあ…もっと国が多ければまた違っただろうけど」、「大会ルールも盛り上がりに欠ける要素がある、4勝3敗でも金が取れる可能性があるのはおかしい」といった反応が寄せられている。 一方、「言うほど金獲って当然か? 現状なら銀以下に終わる可能性の方が高いと思うんだが」、「今の代表チームは投打に爆弾抱えてるし、『こんなんで金獲れるわけない』ってなっちゃうなあ」、「日本は日本で不安要素もあるから、逆に自分はここからどうやって金獲るのかめちゃくちゃ楽しみなんだが」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「全6カ国で争われる五輪野球競技は最初に3カ国ずつの2組に分かれ総当たりの1次リーグを行った後、リーグ内順位によって組み合わせが決定する決勝トーナメントで最終順位が決定します。1次リーグ初戦からトーナメント決勝まで5戦全勝なら文句なしで金メダル獲得となりますが、トーナメントには敗者復活戦が設けられているため、最悪4勝3敗でも優勝は可能。複数回の敗北が許されるというこの形式が影響してか、勝てば優勝、もしくは負けたら敗退の段階になるまで観戦はしないというファンは少なくないようです。一方、侍ジャパンが野手では唯一の本職センター・柳田悠岐(ソフトバンク)の故障、投手では怪我明け間もない千賀滉大(同)の不振といった不安要素を抱えていることから、『この状況からどうやって金メダルまでたどり着くのか』と逆に楽しみが増しているファンもいるようです」(野球ライター) >>侍ジャパン・稲葉監督にファン呆れ「失敗だった」 唯一の本職センター・柳田が故障、五輪金メダルに早くも暗雲か<< 「金は確実」と応援熱を失っているファンもいれば、「金は危うい」と逆に興味を高めているファンもいる侍ジャパン。28日から始まる野球競技では、果たしてどのような戦いぶりを見せるのだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月27日 11時45分
初代タイガー&ジャガー横田の教えを受けたタイガー・クイーンがデビュー戦でいきなりメイン出場が正式決定!
1981年4月23日、日本中に大旋風を巻き起こした初代タイガーマスクのデビューからちょうど40年。節目となる2021年、ストロングスタイルプロレスは「初代タイガーマスク40周年記念」の大会を開催しているが、第2弾となる7.29東京・後楽園ホール大会で、女性版タイガーマスクがデビューする。初代タイガーこと佐山サトル命名によるリングネームは、タイガー・クイーン。自身も数々の激闘を行ってきたプロレスの聖地・後楽園ホールで自身が手がけたタイガーが(しかも女性版として)デビューするという歴史的大会には、タイガー・クイーンがデビュー戦にして、いきなりメインイベントに出場することが正式決定した。 新間寿会長の鶴の一声でメインイベントとなったのが、タイガー・クイーンデビュー戦。タイガー・クイーンは初代タイガーマスクの佐山サトルがプロデュースし、直々に指導。初代タイガーが「本来ならメイン級の選手。それくらいの価値があると思います」と発言したことから、「初代タイガーマスクデビュー40周年記念第2弾」のメインカードに抜擢されたのである。まだまだ未知数のクイーンながら、話題性からしてメインにふさわしいことは間違いない。また、女子プロレス界のリビングレジェンドであるジャガー横田がストロングスタイルプロレス(女子)のアドバイザーに就任し、クイーンをコーチ。初代タイガーとジャガーの共同作業によりベールを脱ぐのが、女性版タイガーマスクなのである。対するは、昨年12・17後楽園でジャガーとタッグを組み、ストロングスタイルプロレスには2度目の参戦となる山下りな。タッグを組んだ時、ジャガーが横にいて実力を感じ取ったのだろう。山下を大事なクイーンのデビュー戦の相手に選んだのが、ジャガーなのである。パワーファイターでもある山下は、男子相手のデスマッチもいとわない度胸の持ち主で、女子プロ界でも屈指のオールラウンドプレーヤーでもある。この人選はある意味、山下に対抗するだけの力がクイーンにはあるということの表れでもある。7月15日の会見ではクイーンが姿を現わし、170センチはあろうかという長身を披露した。言葉を発することこそなかったが、公開された映像では初代タイガー独特のムーブを次々と披露。もちろん、佐山が直々に指導しているだけに、空中殺法のコピーや見せかけだけのストロングスタイルであるはずがない。精神面でもみっちりと心得を伝授されているだろう。 「彼女を見た瞬間に、これは40年前を再現できると確信をしました」(初代タイガー)、「ハッキリ言ったら、初代夕イガーのクローンだと私は思っております」(ジャガー)と、半年以上にわたり練習を見てきた2人も太鼓判を押す。当日は、初代タイガー(佐山サトル)が来場し、クイーンのデビュー戦を見守る予定だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月27日 11時30分
新日本IWGP世界ヘビー級王者、鷹木信悟が一夜明け会見「棚橋がまるで主人公のように思えた」
新日本プロレスは26日、前日に東京・東京ドームで開催した『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』の一夜明け会見を行った。会見にはIWGP世界ヘビー級選手権試合で、棚橋弘至を相手に初防衛に成功した鷹木信悟が出席した。 鷹木は「昨日の今日と言うことで、さすがに全身筋肉痛ですね。首、肩、腰、特に足なんかは両足痛いけど、この痛みが朝起きて、『プロレスラーやってるんだな』って嫌いじゃないよね、こういう感覚は。まあ、それにしても『昨日の棚橋弘至はすごかったな』」と改めて振り返ると、「試合後のマイクでも言ったんだけどね、『さすがエースだな』、『さすが逸材だな』と。試合中、俺が攻めて攻めて攻めてね、主導権を握ってると思ってたんだけど、気付いたら客はね、ほとんど棚橋を見てるんだよね。だから、棚橋を中心に手拍子をしてるのに、俺は『キタキタキター!』、『オイオイオイ!』って強引に引き付けたけど、自然と客は棚橋を見てる、棚橋を中心に動いてる。昨日の試合も棚橋がまるで主人公のように思えたから、俺としては試合中に『チクショー』と思ってね」と棚橋の凄さを称賛。 「ただ後半、棚橋が俺にカミゴェを出した時に飯伏の急遽代打で挑戦することが決まったわけだけど、棚橋なりの想いがあったかもしれないけど、俺も俺なりに飯伏への強い想いがあったんでね、あれをやられた時にすごい効いたんだけど、これは何がなんでも大げさなことを言えば、『死んでも負けてたまるか!』っていう気持ちになって、逆にあの一発で俺自身が意識飛びかけたけど、なんか冷静な部分な自分がいて、『これやられて引けないな』っていうあれがある意味、昨日の試合で一番印象的だけど、自分の中でちょっと違ったスイッチが押された気分だったかなと」と語り、棚橋のカミゴェが鷹木に火をつけたようだ。 「最後は紙一重でね、痛かったけど非常に気持ちのいい闘いができたかなと。結果的に、6月7月とこのベルトを賭けてオカダ、棚橋を連破したんでね、このことは新日本プロレスだけじゃなく、プロレス界にとっても大きな出来事だと思うし、俺自身としてもこのことはしっかり記憶にも記録にも残しておきたい」とかなり自信になった様子。 続けて、「それで昨日の試合後と言うか、東京ドームという最高の舞台で最高の相手と最高の闘いができて、あれだけ大きい会場でマイクをするのもたぶん初めてだったので、ホント最高の気分だったんだけど一瞬にしてね、クソEVILのせいで最悪の気分になったんで。まあ、やられた後、感情的になって『やってやるよ』って言ったけど、もう一日経って冷静に振り返ってみると、正直EVILはね、本音がわからないと言うか、何がやりたいのか見えて来ないんだよね」と試合後に急襲されたEVILについて言及。 「俺たちロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを辞めてからのEVIL、ロスインゴに対して、『おまえら、腐り切ってんだよ』ってどこが腐り切ってるのか具体的に言ったわけじゃないし。だから、俺らに伝わって来ないから『薄っぺらいな、アイツ』っていう気持ちが強いんだよね。ベルトの価値が落ちてる?いや、逆だろと。仮にお前が奪ったらもっとこのベルトの価値が落ちてしまうからね。せっかくいい感じに俺が勝手に上がってきてると思ってる価値を落とすわけにはいかないから。何がなんでもEVILには負けるわけにはいかないし、負けるとも思ってないんでね、普通に。まあ、ちょっと東郷が厄介だけどね。アイツのせいでこの新品のベルトがもう一部壊れちゃったんだね、しっかりとアイツを叩き潰して、この修理代もEVILに払ってもらわなきゃ。まあ、昨日は俺が最終的にEVILに最悪な気分にされたけど、メットライフドームでは逆にEVIL、お前を最悪な気分にさせてやるよ」と9.5埼玉・メットライフドーム大会での制裁を誓った。 飯伏幸太の帰りを待つ鷹木は、まだまだ負けられない闘いが続く。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月27日 11時15分
SKE48荒井優希、東京女子トーナメント敗退も明るい兆し「もっと強くならないと」
東京女子プロレスの最強女王決定トーナメント「Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ」にSKE48荒井優希が初参戦。同トーナメント1回戦で愛野ユキと対戦し、善戦むなしく敗れるも、この先の闘いに明るい希望が見えた。 荒井は10日、東京・両国KFCホール大会で宮本もかからシングル初勝利を挙げた実績を評価され、同トーナメントへの抜擢を受けたが、1回戦の対戦相手は前プリンセスタッグ王者の愛野で、そう簡単に崩せる相手ではなかった。試合は序盤、愛野がキック、エルボーバットなどで攻め込むと、負けじと荒井もエルボーバット、バックエルボーなどで反撃。5分過ぎ、愛野がショルダータックル、セントーン、フルネルソンと猛攻。ロープエスケープで脱出した荒井はスリーパーから胴絞めスリーパーに移行して絞め上げ、初公開のフルネルソンバスターを繰り出すもカウントは2。さらに荒井は必殺技のFinallyを狙うも、これをかわした愛野はサイドスープレックスから愛と炎のフルネルソンで絞め上げた。必死に耐えた荒井だが、たまらずギブアップ。惜しくもトーナメント1回戦敗退となってしまう。バックステージで荒井は「1回戦突破したい気持ちも強かったんですけど、ユキさんが強くて。初めてこんなにキャリアの離れた先輩とシングルをしたので、先輩の力強さとか壁の厚さをすごく感じました。でも、これからもっと練習したいって気持ちにとてもなったので、今すぐ帰って練習したいって思うくらい悔しいです。応援してくださった皆さん、会場まで来てくださった皆さんの力で少しは粘ることができたので感謝してます」と悔しさを噛みしめていた。初めてトライしたフルネルソンバスターについては、「今までビッグブーツとかカカト落としとか蹴り技をやらせてもらってたので、ちょっと新しい荒井優希を見せられたんじゃないかなと思って。これから蹴りだけじゃなく、いろんなことを学んで、技がいっぱいできる選手になれたらと思ってます」と課題が見えたことをポジティブに捉えて前を向いた。 トーナメント戦を通じては、「ユキさんと試合をしてみて、力の差はもちろん。技の数だったり、いろんなところで劣ってる。すごく力の差を感じて。基礎はもちろんなんですけど、自分らしく個性を出しつつ、もっと強くならないと先輩たちには中々敵わないと思いました」と振り返っている。 プロレスラー荒井優希として成長し続けているのは間違いないだろう。(どら増田)
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巨人・原監督に他球団ファン大ブーイング! “人的補償は撤廃”発言に「説得力無い」「金満球団が得するだけ」の声
2019年11月05日 17時00分
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張本氏『プレミア12』に「名前を変えるべき」“1位にはダイヤモンド”贈呈と提案?
2019年11月05日 12時00分
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巨人の期待を裏切った「キューバの大砲」がプレミア12参戦 事前に衰えを見抜いていた球団、それでも獲得を決断した事情とは
2019年11月05日 11時33分
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ロッテ、ドラフト1位・佐々木に「24時間サポート体制」を約束したワケ スカウトが危惧する“消極性”も原因?
2019年11月05日 06時30分
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ジャガー横田が悪のクライシス興行開催!ガッツ石島対井上京子実現
2019年11月04日 22時30分
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番長・清原和博「トライアウト監督」復帰に牙をむく高野連
2019年11月04日 18時00分
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シュートボクシングが年末に大勝負!海人対ベイノア、重森、町田参戦!
2019年11月04日 17時30分
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侍ジャパン・稲葉監督、決意と覚悟を胸に初の“ビッグマッチ”へ 既に打ち出す独自色、現役時代の経験も活かせるか
2019年11月04日 16時00分
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DeNA、中川大志が引退へ…ロマン溢れるパワフルヒッターがバットを置く決意
2019年11月04日 10時00分
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新日本、本間朋晃の迷い…「パートナーは真壁さんか?棚橋か?」
2019年11月04日 06時30分