>>レスリング銀・文田、会見でのコメントが「かわいい」「ここまで好きとは」と話題 過去にも自分へのご褒美に“猫島”訪問<<
2016年リオ五輪では女子63キロ級で金メダルを獲得しており、今大会で階級を変えての五輪2連覇を果たした川井。会見冒頭で「今朝起きてメダルを見て改めて重たいなと、本当に金メダルを獲れてよかったなと思いました」とまずは率直な心境を口にした。その後は4日に女子62キロ級で金メダルに輝いた妹・川井友香子と姉妹優勝を果たせた喜びや、地元の石川・津幡町への思いなどを語った。
注目が集まっているのは、会見後半で受けた「(姉妹)2人とも親交が厚い倖田來未さんもSNSで祝福されていたと思うんですけれども、梨紗子選手にとって倖田さんの存在、曲というのはどんな力を与えてくれたでしょうか?」という質問への回答。川井姉妹はそろって倖田のファンであること、2016年リオ五輪後から姉妹共に倖田との親交が生まれていることなどが知られており、倖田は5日自身の公式インスタグラムのストーリーに「梨紗子と友香子の夢だった姉妹で金メダル有言実行してしまう強さに感無量です泣」と祝福コメントを投稿している。
この質問に川井は、「(2018~2019年の)五輪国内予選(で)一旦もう(競技を)やめてしまおうかと思った時に声をかけてくれた」、「私も(ある時倖田に)『(レスリング)やめようと思ってる』とポロっと言っちゃって。ただ倖田さんは音楽の世界の人でその立場からの考えを言ってくださって。それがすごいしっくりくる言葉があって、『もう1回やってみようかな』って思わせてくれた」と発言。今大会をめざす中で一時現役への意欲が失われていたが、倖田が再び気持ちに火をつけてくれたという旨を明かした。
川井の発言を受け、ネット上には「金メダル獲得の裏に倖田來未の存在もあったのは知らなかった」、「励ました結果が金メダルって凄いな、倖田さん完全に救世主じゃん」、「川井さんも私と同じように倖田さんから勇気を貰ってるのか、なんか急に親近感が湧いたな」、「引退を踏みとどまらせるって一体どんな言葉だったんだろう」といった反応が寄せられている。
日本女子勢では伊調馨(4連覇)、吉田沙保里さん(3連覇)に次ぐ史上3人目の五輪連覇を果たした川井。その快挙の実現に倖田も一役買っていたという秘話に驚いたファンも多かったようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
倖田來未の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/kodakumi_official