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女子ソフト・後藤、河村市長の“メダル噛み”に無言の抗議? 高藤選手、太田氏の投稿に反応し話題、所属先も激怒

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名古屋市・河村たかし市長

 4日に表敬訪問のため名古屋市役所を訪れた際、同市の河村たかし市長に突然金メダルを噛まれ同情の声が集まっている女子ソフト代表・後藤希友。その後藤の公式ツイッターがネット上で話題となっている。

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 注目を集めたのは、後藤がつけたある投稿への「いいね」。後藤は5日午前9時ごろまでに、今大会柔道男子60キロ級で金メダルを獲得した高藤直寿、フェンシング男子フルーレで2008年北京個人銀、2012年ロンドン団体銀の実績を持つ太田雄貴氏が4日にそれぞれ自身のツイッターに投稿した市長批判ツイートに「いいね」をつけていた(現在はどちらのいいねも取り消し済み)。

 今回の河村市長の行動について、高藤は「自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに 怒らない後藤選手の心の広さ凄すぎ 俺だったら泣く」、太田氏も「選手に対するリスペクトが欠けている上に、感染対策の観点からもセレモニーさえも自分自身やチームメイトでメダルをかけたりしたのに、『噛む』とは。 ごめんなさい僕には理解できません」と苦言や批判を投稿している。この両ツイートにそれぞれ「いいね」をつけた後藤だが、「いいね」をつけた理由やその後取り消した背景は定かではない。

 後藤の行動を受け、ネット上には「公にコメント出してないだけで、やっぱり本人も傷ついてるじゃないか」、「これが精一杯の抗議だと思うとますます可哀想になってくる」、「一度つけたいいねをなぜ消したのか? どこかから圧力でもかけられたのか?」、「メダル噛まれた上にしょうもない言い訳までされてるんだからもっと怒っていいと思う」といった反応が数多く寄せられている。

 「五輪メダリストをはじめファンからも批判が殺到しているメダル噛みについて、河村市長は4日に『(メダルを噛んだのは)最大の愛情表現だった。金メダル獲得は憧れだった。迷惑をかけているのであればごめんなさい』というコメントを発表しています。ただ、これに対しても『反省の色が全く感じられない』、『人の大切なものを突然噛む行為のどこに愛情があるのか』と非難が相次いでいます」(スポーツライター)

 5日には後藤が所属するトヨタ自動車も「今回の不適切かつあるまじき行為は、アスリートへの敬意や賞賛、感染予防への配慮が感じられず、大変残念に思う」と抗議のコメントを出したことが伝えられている河村市長のメダル噛み。今後の動向にも厳しい視線が注がれそうだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
後藤希友の公式ツイッターより
https://twitter.com/GTO_0302
高藤直寿の公式ツイッターより
https://twitter.com/naohisatakato
太田雄貴氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/yuking1125

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