この日、番組ではメダルラッシュとなっている東京オリンピックの柔道について紹介。バルセロナオリンピック女子柔道銀メダリストの溝口紀子氏もリモートで出演し、70キロ級で金メダルを獲得した新井千鶴選手を取り上げた。
>>宮根、元競泳選手の立石氏への発言に「失礼すぎる」「選手を前に言うことじゃない」批判の声相次ぐ<<
28日に行われた準決勝では、ロシアのマディナ・タイマゾワ選手との16分超の激闘も話題になった新井選手。最後には新井選手が送り襟絞めでタイマゾワ選手を落とし、失神させて勝利をつかんでいた。
この失神にMCの宮根誠司は「普通参ったってしません?」と疑問を呈すと、溝口氏は「実は手が掛かって、自分が我慢しようと思った瞬間に落ちてるってことが結構あるんですね」と解説。今回の場合、手が掛かった時点で半落ちしていたことも考えられるという。
また、溝口氏は宮根に促される形で、番組側が用意したマネキン「ミヤネ屋くん」を使って、実際に落とす方法を紹介。溝口氏は、「最初に、よい子は真似しないでください」と呼び掛けつつ、「頸動脈を圧迫するんですね」「(手の)くるぶしが頸動脈にピタッと当たらないとだめ」「さらに頭を押します」とマネキンを使って詳細に再現していた。
しかし、「よい子は真似しないで」と呼び掛けられてはいたが、圧迫する場面などをマネキンを使って詳細に再現させる内容にネット上からは、「真似してやる子とか出るんじゃないの?変な事、テレビで言わないで。怖い」「悪い子は真似するかもしれないので、夏休みの昼間に落とし方の説明なんてしない方がいいんじゃないかな」「簡単な締め落とし方をテレビで事細かに解説って恐ろしすぎる…」と、親世代からの悲鳴が漏れていた。
この解説が悪影響を及ぼさなければいいが――。