スポーツ
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
ノア 森嶋がGHCヘビー級王者・潮崎に挑戦状
プロレスリング・ノアのシリーズ最終戦が22日、東京・後楽園ホールで行われ同社社長・三沢光晴さんの急死を乗り越え完走を果たした。同時に次期シリーズでのジュニアヘビー級タッグリーグ戦の開催を発表。さらにGHCヘビー級王者の潮崎豪に新たな挑戦者が現れるなど、方舟マット内が活性化の一途をたどっている。 三沢さんの魂は方舟マットで生き続ける。 この日、2300人超満員のファンがつめかけた後楽園ホール。試合開始前に三沢さんの追悼が行われ、選手全員が黙とうを捧げた。テーマ曲でもある「スパルタンX」が流れ、会場は大「ミサワ」コールに包まれた。 そんな中、次期シリーズ(7月12日〜25日)で行われる予定のジュニアタッグリーグ戦の出場メンバーが発表され、仲互いしていた昨年度王者チームKENTAと石森太二が復縁。現GHCジュニアヘビー級王者のKENTAは「(三沢さんの死は)全然信じられないし、信じたくない気持ちがある。今こういう状況になって、これからノアを引っ張っていくのはオレ達。(ノアが)よくなることが社長への恩返しになる」と今は亡き三沢さんに誓っていた。 動きがあったのは何もジュニアだけではない。ヘビー級では今シリーズ秋山準が王座を返上し、潮崎が新王者に就いた。そしてシリーズ最終戦では早くも次期挑戦者候補として名乗りをあげる人間が出てきた。 選手会長の森嶋猛だ。森嶋はこの日、杉浦貴と組み、高山善廣&佐野巧真と対戦。勝利を収めた。 試合後、森嶋は「この状況で下を向いている場合じゃない。いつでもオレはこのシリーズ、上の人間に(ベルト)挑戦をアピールしてきたつもり」とキッパリ。 さらに「(GHCタッグは)オレと佐々木(健介)さんでいつでも挑戦できるものはあるから。シングルでもタッグでも関係なく、ベルトを狙っていく」とGHCタイトル戦線に名乗りをあげた。 今シリーズが終了し、休む間もなく騒がしくなってきたタイトル戦線。三沢さんの遺志を継いだ選手達はより一層激しさを増し、内部での戦い活性化につながっている。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
ノア “鉄人”小橋が惜別チョップ
“鉄人”小橋建太が四天王プロレスとして激闘を繰り広げた三沢さんに惜別のチョップを捧げた。 この日、本田多聞と組み力皇猛&モハメド・ヨネのDis Obey軍と対戦し逆水平、マシンガンチョップ50連発を続けざまに発射。さらにハーフネルソン、雪崩式ブレーンバスターなどでDO軍を一気に攻め立てた。 だが、最後は一瞬のスキをつかれ、パートナーの本田がヨネに丸め込まれ、3カウントを奪われてしまった。 試合後、小橋は三沢さんの急逝について「自分自身、まだ半分信じられない気持ちですけど、現実を受け止めて歩いていかないといけない」と奮起。「いつも目標であり、追いかけてきた存在。これからも三沢さんが大事にしてきたプロレスを引き継いで、プロレス道をまい進していかないといけない」と誓っていた。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
ノア 秋山が再起を誓った
改めて、三沢さんの親交の幅広さが伺えた。 これまで、沈黙を貫いていた前GHCヘビー級王者の秋山が、初めて三沢さんの急死について口を開いた。 最後に会話を交わしたのは、広島大会で自身の試合が終わり、控え室に戻る時。痛めていた椎間板ヘルニアのことを気遣って三沢さんから「大丈夫か」と声をかけてもらったという。 現在は、椎間板ヘルニアで無期限の欠場を強いられている。それでも「三沢さんの残してくれたノアですから。守らないと。何事も放り投げることが嫌な人だったんで」と団体を守り抜いていく覚悟を示し、再起を誓った。 また、かねてよりGHC挑戦は最後と口にしていたが「もう一度。ケガを治して潮崎に挑戦したい」とGHC戦線に帰ってくることも口にしていた。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
ノア 横浜・仁志&内川が哀悼の意
この日は、大のノアファンとしても知られる横浜ベイスターズの仁志敏久も来場。三沢さんの死を偲んだ。 仁志といえば、三沢さんが急死したことで、自身のテーマ曲を「スパルタンX」に変更したほど。何度も武道館大会などにも足を運び、大のノアファンとして知られている。 この日は、同僚の内川聖一とともに来場し、献花に訪れた。仁志は「この日は三沢さんが亡くなったことがあって来ました。本当なら(今ごろ三沢さんは)ここにいたはずなのに。実際ここにくると悲しみがこみ上げてきます」と三沢さんに哀悼の意を捧げていた。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
新日本プロレス 棚橋が杉浦に挑戦ノルマ要求
新日本プロレスIWGPヘビー級王者に返り咲きを果たした棚橋弘至が22日、都内の同事務所で会見。7・20月寒アルファコートドーム大会でプロレスリング・ノアの杉浦貴との初防衛戦が正式決定。初のIWGP挑戦となる杉浦に挑戦ノルマを要求した。 20日の大阪府立体育会館大会で中西学を倒し、王座戴冠を果たした棚橋。「熱愛が発覚しました。(ベルトと)ヨリが戻りました」とチャラ男らしく、棚橋節でベルト奪取の喜びを表した。 だが、休んでいる暇はない。次の防衛戦の相手に対抗戦でしのぎを削るノアの杉浦貴が名乗りをあげてきたのだ。 この日の会見では、杉浦とのV1戦が決定。「今はプロレス界全体が非常に大事な時期。ノアの選手の思いや気持ちをすごい感じます。本音を言うと、オレは新日本が一番じゃないとイヤ。それを証明する」と防衛を誓った。 さらに王者としての注文も忘れなかった。「後藤(洋央紀)を倒したとはいえ、ノアで“手土産”をもってくるのが筋じゃないかと。ノアのヘビー級の選手の首を2、3個とってきて欲しい」と実績作りを厳命した。 「(ベルトという彼女と)仲良しぶりをアピールしていきたい」。4度目の戴冠となった棚橋が今度こそ長期政権を築く。なお、邪道&外道のデビュー20周年記念興行(8月30日、後楽園ホール)も決定した。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
WBCを恨んでいる男
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の優勝から約3カ月。ペナントレースでは交流戦が終わり、いよいよ勝負の夏を迎える。WBCの影響を受け、上がった選手と大損した男にはっきり分けられる。噂ではWBCを恨んでいる男もいるとか。 田中(楽天)はWBCで主戦ではなかったが、松坂(レッドソックス)ダルビッシュ(日本ハム)ら超一流の投手の技術、調整法に間近で触れた。本人が「経験が大きかった」と言うように、直球の質も向上させて開幕7連勝するなどワンランク上の投手に飛躍した。プロ3年目で初の主要タイトル獲得も期待される。 ダルビッシュは序盤、公式球やマウンドの感覚を元に戻すのに苦心していたが、今は「全体的に良くなってきた」と本来の姿に戻りつつある。 一方、一昨年秋に右ひじ手術を受けた岩隈(楽天)は大舞台に備えたため、ケアが不十分だった。それが、ここに来ての右ひじ痛で戦線離脱という事態を招いた、ともみられている。WBC好投の余波を最も受けた投手が岩隈で「何もないですよ。でもやっぱりあの緊迫感、重圧は凄かった」ともらしているのが正直な気持ちだろう。WBCでは救援でフル回転した杉内(ソフトバンク)は開幕当初、無意識に肩を早くつくろうとする癖が残り、上半身主導のフォームに陥っていた。 野手では青木(ヤクルト)に負の反動が出た。開幕前に発熱。さらには、WBCで球が速く、小さく動く投手に対応しようとしたことで、日本投手への対応を狂わせた、ともされる。頭部死球が追い打ちをかけて不振は長引き、打率は一度も3割に届いていない。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
球界因縁のライバル(19) 長嶋VS川上(上)
巨人・森祇晶新監督誕生を阻止して1999年も続投。00年にダイエー・王貞治監督との念願のONシリーズを実現した長嶋茂雄監督。01年のシーズンをもって勇退したが、第一次政権の6年間と合わせ、15年間という巨人軍史上最長記録の監督となった。あの球史に残るV9監督の川上哲治氏の14年間を超える大記録だ。 この川上氏超えは、長嶋氏にとって重大な意味があった。川上前監督からバトンを受け、75年に発足した長嶋政権はファンの絶大な支持を背景に「永久政権」と言われたが、わずか6年間で終わっている。しかも、電撃的な解任だ。「昭和55年10・21事件」として、球界だけでなく、社会的な大事件として世間を震撼させた。怒った長嶋ファンが読売新聞の不買運動を起こしたり、様々な分野で波紋は広がるばかりだった。 この長嶋解任事件の黒幕が当時巨人軍のドンと呼ばれていた川上氏だった。あの他人の悪口を言わない性格の長嶋氏が、解任後に『黒幕は野沢のオヤジだ」と吐き捨てている。名前を口にするのも嫌で、川上氏が世田谷区野沢に住んでいるところから、そう言ったのだ。 長嶋氏がそう言い切るのも当然だった。80年のオールスター休みの際に、巨人軍OB会親睦ゴルフが開催され、その夜に週刊誌の企画で川上氏ら有力OBたちが座談会をやった。その中で「長嶋では勝てない」という大合唱があり、「藤田、次はお前が監督をやれ」と、川上氏が藤田元司氏をポスト長嶋に指名するくだりがあったのだ。後日、「酒も入っていた席だから出た冗談で、ああいう席で本気で言うわけがないだろう」と川上氏は釈明したが、その通りに事は運んだのだから、冗談ではすまされないだろう。 そもそもV9監督・川上氏からミスター・ジャイアンツ長嶋氏へのバトンタッチの舞台裏では、きな臭い動きがあった。 川上氏は勇退して、球団専務取締役に就任。本人は長嶋新体制の後見人として、現場にも積極的に関与するつもりだった。実際に「川上さんは長嶋さんに『牧野と森は残せ。堀内はトレードに出せ』というアドバイスをしている。が、長嶋さんはすべてを蹴っている」とV9巨人時代の担当記者はこう証言している。 川上体制の参謀役の牧野作戦コーチの留任、投手陣をリードしてきた現役引退の名捕手・森の入閣、V9エース堀内のトレード。どれもチームの骨格となる人事だ。長嶋新監督は川上カラーを一掃して、「巨人維新」を目指していたのだから、受け入れられるはずがない。「クリーン・ベースボール」をキャッチフレーズにした長嶋政権が川上色の強い牧野コーチを残留させ、引退した森捕手をコーチに昇格させることなど望む方が無理だろう。が、川上氏はV9監督の威光があれば、お飾りの専務取締役でなく、メジャーのゼネラルマネージャー的な仕事を与えられると思っていたようだ。 しかし、長嶋新監督に人事のアドバイスを一蹴され現実に目が覚めたように、実際には「企画担当」として、少年野球の指導が主な仕事だった。そのことを思い知らされた川上氏は1年間で専務取締役の職を辞し、今度はなんと読売とは最大のライバルである朝日新聞に急接近していったのだ。「プロ野球は読売、アマ野球は朝日新聞」という色分けがあったからだ。
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スポーツ 2009年06月22日 15時00分
野球 松坂大輔 西武逆戻り情報浮上
「WBC最大の被害者」といわれているのがレッドソックスの松坂大輔だ。調整の失敗から開幕投手を外されるなどで出遅れて“出ると負け”の状態。ついにフランコナ監督は1試合を飛ばしDL(故障者リスト)入りを命じた。そこで流れたのが「西武へ復帰」の情報だ。背景に複雑な規制と必要以上のバッシングの影も…。 松坂の今シーズンの成績は1勝5敗、防御率8.23。地元ボストンのファンの評価は厳しい。「1セントの価値しかない」。1セントコインはレストランで料理やサービスが悪いと、チップ代わりにテーブルに置く。最低という意味なのである。 「松坂は日本で騒がれるほどの人気はない。昨年18勝を挙げたけれど内容が悪いので球団もマスコミもファンも勝ち星の半分くらいの評価だった。入団のときの大型契約が影響していると思う」(ボストン在住のジャーナリスト) 松坂は日本円にして120億円(本人、西武で半分ずつ)でレッドソックス入りした。これでポスティング制度が批判を受けた。そんな経緯もあった松坂だが、今シーズンの成績は二流並み。WBCに照準を合わせた調整が失敗のもと。これはイチローもそうだし、日本代表の多くがWBC後遺症でおかしくなっている。 松坂の場合、球団が厳命していた投球数制限や連投による調整を破った懲罰措置で開幕投手を外されるなど、球団首脳は不信を抱いているという。「4番のラミレスをトレードに出すくらいだから松坂などわけなく切る。シーズン中にカットもありうる」(大リーグ担当記者) それと期を合わせるように日本で「松坂の西武復帰」の情報が流れ始めた、実現性がなくはない。「交流戦でやっと調子を上げ出したが、西武は苦戦続きだ。このままペナントに戻っても連覇は難しい。そこで松坂をトレードで獲得しようというわけです。レッドソックスの足元を見れば10億円くらいで取れるでしょう。日本なら松坂はまだ一級品。本人も考えているフシがあります」(西武担当記者) 大リーグは日本の投手を次々と獲得した。しかし、今年から大リーグに行ったブレーブスの川上(4勝6敗、防御率4.42)やオリオールズの上原(2勝4敗、防御率4.30)については、大リーグのマスコミは「完全にスカウトミス」と断定している。 ヤンキースの松井をはじめとして低迷を続ける松坂と団体で帰国にならなければいいのだが…。
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スポーツ 2009年06月22日 15時00分
綱とりに燃える日馬富士
白鵬、朝青龍の両横綱は脇役に回ってもらう。大相撲名古屋場所(7月12日初日)を前に、大関・日馬富士(25、伊勢ケ浜)が異常に燃えている。とかく物議をかもしているほかの大関陣の不評を払しょくすべく、126キロの軽量大関が綱とりへ闘志をみなぎらせている。 先んずれば人を制す。夏場所千秋楽の優勝決定戦で横綱・白鵬を破って初優勝し、名古屋場所で待望の綱とりにチャレンジする大関・日馬富士が早くも大阪・堺市の伊勢ケ浜部屋中心の合同合宿で猛けいこを開始した。 3人もモンゴル出身の横綱はいらない、という日本人的な論議は別にして、日馬富士がいかにこの綱とりに意欲をみなぎらせているか。堺市入りする直前のあわただしいモンゴル帰国によく現われている。 モンゴル人の母国愛は日本人の想像以上。将来のことを考え、日本に帰化するのも大変なことで、4年前に帰化した旭天鵬も日本人「大田勝」となった直後、インターネットを通じて「アイツはオレたちを裏切った。今度、帰ってきたら、石を投げつけよう」という書き込みを国中に流され、真っ青になっている。 日馬富士がその愛する母国から傑出したスポーツ選手に贈られる「スポーツ功労賞」を贈られたのは今月12日のことだった。日馬富士は、この受賞式出席のため、11日に帰国し、受賞式翌日の13日には早くも日本に戻ってきた。モンゴル滞在期間はわずか2泊3日だった。 同じ受賞式で、日馬富士よりもずっとランクが上で、日本の国民栄誉賞に当たる「労働英雄賞」を力士では初めて贈られた朝青龍は、夏場所で痛めたヒザや腰の治療と称して先月30日にさっさと帰国したまま。再来日は名古屋場所の番付発表が行われる今月29日の予定で、なんと1カ月もの長期里帰りだ。日馬富士はこの朝青龍を実の兄のように慕い、夏場所千秋楽、白鵬との優勝決定戦前にも「頭をつけて攻めろ」とアドバイスを受けているが、土俵外のケジメはしっかりつけているようだ。 再来日した日馬富士は、「とても名誉ある賞をもらってうれしかった。これからも、この賞に負けないようにがんばらないと。明日から部屋の稽古でガンガンやる」と気持ちも新たに誓約。その言葉通り、その日のうちに堺市に移動し、翌14日には同じモンゴル出身の玉鷲らといきなり45番もの申し合いを行い、周囲をびっくりさせた。 「この堺合宿は25日まで続く。その間、もっとけいこし、もっと体も大きくして、名古屋に乗り込みたい」と全身汗みずくの日馬富士。果たしてこの朝青龍との差がどう出るか。 大関に昇進した初場所は8勝、春場所は10勝にとどまった。綱とりには時期尚早という声もある。だが、126キロと軽量の体をいっぱいに使い、闘志をみなぎらせる取り口に、ファンが寄せる期待は大きい。 「横綱は誰にでもなれるものではない。一日一日を努力して、それがいい結果につながればいい」。胸のすくような活躍を期して、夏の名古屋へ挑む。
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スポーツ 2009年06月22日 15時00分
石井慧 デビューに黄信号
石井がプロ“初勝利”を挙げた。総合格闘技「戦極」でプロデビューを目指す北京五輪柔道金メダリスト石井慧が21日、都内で開催された高田道場のイベントに登場。エキシビジョンマッチで人生初の3カウントを奪取した。だが、勝利の代償は大きく、戦極での8月デビューが浮上しているにもかかわらず、なんと試合後には「これから病院に行く」と吐露。格闘技界の大器にいったい何があったというのか。 金メダリストの“プロ初戦”はいきなり訪れた。在籍中の国士舘大学で行われた高田道場主催の子供向けスポーツ教室「ダイアモンド・キッズ・カレッジ」にゲスト参加した石井はこの日、イベントのトークショーの最中にハッスルリングを牛耳るモンスター軍から襲撃されて乱闘。戦極でのリングデビューを控えながら、大ハッスルした。 石井の対戦相手となったのは、高田モンスター軍の黄鬼蜘蛛とハッスルソルジャーのモンスター2体。どこからともなく乱入してきた黄鬼蜘蛛から、蜘蛛の糸を“顔射”され、石井はたまらずダウン。まとわりつく白い蜘蛛の糸で視界を遮られてしまい、戦闘不能に陥った。 しかし、トークショーに居合わせたハッスル軍のマグナムTOKYOの救護を受けて復活。息を吹き返した金メダリストは、黄鬼蜘蛛を肩車、得意の一本背負いで迎撃、さらにはモンスターソルジャーも鋭い払い腰でマットに叩きつけて一網打尽。最後は2体まとめてフライングボディープレスで圧殺して3カウント。会場の子供たちをモンスターの魔の手から守り、父兄から大喝采を浴びた。 よもやのハプニングを無事解決し、石井は「国士舘の平和と子供たちを守れて良かった」とホッと一息。昨年末には卒業を巡って国士舘大学を「腐ったみかん」と評し「大学なんて興味ない。卒業? どっちでもいい。(大学が)ボクの首を切るなら切ればいいけど、その度胸はないでしょ」と言い放ったこともあるが、奇しくもこの日はその国士舘大学の窮地を救ってみせた。 過去には昨年末のハッスル・マニアに来場した際に場外乱闘で軽いチョップをみせたことがあるが、戦極でのプロデビュー表明後に公の場で闘う姿を見せたのは初めてのこと。そんな一戦で“プロ初勝利”を挙げたまでは良かったが、この試合の代償は大きかった。 現在8・2「戦極〜第九陣〜」(さいたまスーパーアリーナ)のプロデビューが有力視されているというのに、石井が「身体がおかしい。これから病院に行く」と漏らすではないか。それどころか憔悴しきった顔で「蜘蛛の糸の毒に犯されてしまって嗚咽がする。ちょっとめまいもするし…。病院行きます、病院に」と吐露。どうやらデビュー前の大事な時期にアクシデントに見舞われてしまったようだ。 黄蜘蛛退治で8月デビューに黄信号が灯った石井。蜘蛛の糸により早期デビューは怪しい雲行きとなってしまった。
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