スポーツ
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
猪木が東国原知事に闘魂エール
IGFの“燃える闘魂”アントニオ猪木代表が話題のあの人に進言だ。24日に東京・大井競馬場で開催された「帝王賞」の表彰式に登場。総裁発言で注目を浴びる東国原宮崎県知事に闘魂エールを送った。 地方競馬の重賞レース「帝王賞」のプレゼンターを務めるため、大井競馬場を訪れた猪木。レース前にはファンイベントにも参加し「たいてい難しい名前の馬はこない」「(1)、(2)、(3)番〜、元気があれば競馬も勝てる」などと、マット界の帝王として帝王賞の予想をしてみせたが、運がないのか1着は4番のヴァーミリアンでさっぱりだった。 競馬の予想ではズバリ的中とはならなかったが、この日は政界の話題にズバリ切り込んでみせた。猪木は「元気があれば競馬も勝てる、元気があれば借金だって相殺できる」と切り出し「いま話題の知事じゃないけど、元気があれば総裁だってできるんだよ。ムッフッフ」と意味深発言。 自民党からの次期衆院選の出馬要請に対して総裁候補のポストを要求した東国原知事に不敵なエールを送り「いま日本は元気がない。日本は何か脱皮した方が良い」と助言していた。
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
日米格闘技界“選手争奪”の舞台裏
人材流出にあえぐ日本の格闘技界。米国の金網格闘技UFCなど、いわゆる“ハゲタカ”から選手をさらわれ、その深刻な状況が懸念されてきた。日本の格闘技市場から人気選手が次々に海外イベントに飛び出し、歯止めがかからなかったが、ここにきて雲行きが一変。日本と海外をまたいだ“選手取引の舞台裏”にいま何があるというのか。 日本人選手が引っ切り無しに米大リーグに挑戦し、人材難が叫ばれるプロ野球同様、ここのところ日本の格闘技市場も深刻な局面に立たされている。某格闘プロモーターが現況を嘆く。 「いま日本の格闘技界はとりあえず石井(慧)がUFCではなく、日本でデビューすることになってひと安心といったところでしょうが、日本人選手のUFC入りっていうのは、いずれにせよこの先も向き合っていかなければならない問題。UFC志向の日本人選手はたくさんいますから。これ以上日本人選手がUFCに移るようでは、DREAMや戦極は人材難で興行的に厳しくなります」 2007年のPRIDE崩壊以降、闘う場所を失い、PRIDEを主戦場としていた有力選手が、次々に海を渡った。日本人選手のみならず、日本で育った外国人MMA選手アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラやヴァンダレイ・シウバなども、UFCに闘いの場を求め、人材流出は必然だった。だが最近のUFC移籍は事情が違うという。 「いままではPRIDE勢のUFC参戦でしたけど、今年はDREAMから秋山(成勲)のUFC挑戦、それに加えて宇野(薫)もUFCに再挑戦した。日本にとっては現時点で彼らがまだ結果を出していないのが唯一の救いですが、それこそ彼らが大きな結果を出せばその影響力は増すことになりますから、それが他の日本人選手の気持ちをUFCに向かわせないか気掛かりでなりません。それこそ秋山の活躍を見れば、石井だって触発されるでしょうしね」(前出プロモーター) しかし、こうした状況下で風向きが変わってきているのも確か。最近になって石井がUFCデビューから戦極デビューを決め、UFCに参戦していたミルコ・クロコップがいきなり年内はDREAMで闘う意向を示唆。石井、ミルコともに「家族のために日本で試合する」とのことから日本での闘いを選んだ。前出プロモーターが言う。 「UFCは秋に日本興行を考えているので、日本人選手や日本で人気の選手を必要としていたようですが、こんな状況だとUFCの日本大会事態がどうなるかわからない。UFCのダナ・ホワイト社長=写真下=はミルコに『やり方が汚くないか』とマジギレしたそうだし。まあ、深読みすればこのミルコとUFCのやりとりは日本興行を打つためのアングルじゃないかって見方もできますけど…」(前出プロモーター) スター選手の動向に揺れる格闘技界。今後も予断の許さない状況に変わりはない。
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スポーツ 2009年06月25日 15時00分
戦極 石井慧 デビュー戦8・2回避へ
8・2「戦極〜第九陣〜」(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが24日、都内のホテルで発表。同大会でのプロデビューに注目が集まっていた北京五輪柔道金メダリスト・石井慧は、8・2デビュー戦を回避する可能性が高まった。 この日の追加カード会見では、ヘビー級ワンマッチで中尾“KISS”芳広VSチェ・ムベ、ライト級ワンマッチで光岡映二VSクレイ・フレンチがそれぞれ決定。また、戦極の國保尊弘代表が石井のデビューについて「8月2日に関しては少し厳しいかなと思っています」と見解を示した。 石井といえば、21日にモンスター軍の黄鬼蜘蛛から蜘蛛の糸攻撃を受け、体内に毒がまわり、8・2デビュー戦に黄信号が灯っていた。 國保代表は「それとマネジメントサイドと対戦相手などに関して話し合いが進んでいません。でも、そう慌てることもないかなと思っています」と語った。
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スポーツ 2009年06月24日 15時00分
野球 ドラフトの目玉・菊池雄星めぐり泣く人笑う人
8月8日に開幕する第91回全国高校野球選手権大会(甲子園)は、選抜大会準優勝の花巻東(岩手)の150キロ左腕・菊池雄星が出場するかどうかが最大の見所になる。「10年に一人の逸材。文句なく1年目から即戦力になる。新人王間違いなし」とプロのスカウトたちが揃って太鼓判を押す、10月29日に行われるドラフト会議の超目玉だからだ。この菊池大争奪戦からいち早く撤退、ドラフト1位指名をホンダ・長野久義外野手に確約している巨人を、他球団が冷笑している。 「巨人は完全にフライングだったね。今になって『しまった』と地団駄踏んでいるだろうね。菊池は正真正銘、10年に一度くらいしか出てこない逸材だからね。150キロのストレートとスライダーは素晴らしい。1年目から勝てる。長野は2度もドラフト指名を拒否して、年齢的にも実力が落ちてきている。何も1位でなくとも取れるのに。2位でも3位でもいい。もう手を出すところはないよ」他球団のスカウトたちがこう巨人のフライングを笑っている。 今年の選抜大会で一躍名を売った花巻東の左腕・菊池。「僕の生命線は直球」と言い切り、いきなりあわや完全試合という快投を演じてスカウトたちの目を奪った怪腕は、準優勝してその実力をいかんなく発揮した。 「記録よりもチームの勝利が大事」と宣言した菊池が、夏の甲子園でさらに成長した姿を披露して優勝すれば、名実共にスーパースターへの道を歩むことになる。 V9以来というリーグ3連覇を目指している巨人にとっても、ニュースターはノドから手が出るほど欲しい。 ドラフト1位ルーキーの大田泰示(東海大相模高)にヤンキース・松井秀喜の巨人時代の55番を与えたり、シーズン途中で一軍昇格させたりしたのも、ニュースター誕生を渇望しているからだ。10年に一人の逸材といわれる、150キロ左腕の菊池はまさに巨人にとって、これ以上ない救世主だろう。 ところが、選抜大会が始まる前の2月に巨人・清武代表がホンダ側に対し、「巨人軍としては1位指名する方針。少し早いが、退くことはない」と明言してしまっている。日大時代に「巨人以外には行かない」と宣言した長野は2006年の大学・社会人ドラフトで日本ハムに4巡目指名されたが拒否。 ホンダに入社して昨年の統一ドラフトで巨人の指名を待ったが、東海大進学を口にしていた大田がプロ入り宣言したために、巨人は大田を1位指名。長野はロッテに2位指名され、再び入団拒否をした経緯がある。2度のドラフトで意中の巨人入りできなかった長野の気持ちをくんで、今年は1位で指名するというのが巨人の方針だが、前述の通り、他球団は万々歳だ。 ライバル球団が一つでも減れば、当たりクジの確率は高くなる。巨人が菊池争奪戦からいち早く撤退してくれて、しかも1位候補でない長野を1位指名してくれるのだから、言うことなしだろう。 「いざとなれば、巨人のことだから、菊池を1位指名するのではないか。長野には1位待遇をして2位指名で取るとか…」という球界関係者もいるが、責任ある球団代表が明言したのだから、道義的に前言撤回はできないだろう。 スカウトの発言なら「最終的に球団トップの決断で1位指名が変わってしまいました」と釈明できるが、今回はそうはいかない。完全フライングの巨人軍。地団駄を踏んでも、後の祭りだ。夏の甲子園大会が菊池の快投でお祭り騒ぎになったら、巨人には目の毒、気の毒と言うしかないだろう。<プロフィール> 菊池雄星(きくち・ゆうせい)1991年6月17日生まれ、岩手県盛岡市出身、18歳。小学生から一塁手として野球を始め、中学1年生から投手に転向。花巻東進学後、1年時に背番号「17」で夏の甲子園に出場。3年春の選抜で準優勝を果たす。1メートル84センチ、82キロ、左投げ右打ち。
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スポーツ 2009年06月24日 15時00分
新日本プロレス 永田 曙かつぐ!!
新日本プロレスの永田裕志が23日、都内の同事務所で会見を開き、2年ぶりに地元千葉・東金でプロモート興行の開催を発表。同大会で約2年ぶりに曙をセルリアンブルーのマットに招へいすることが決まり、横綱と初の合体プランを示唆した。 2007年9月にデビュー15周年を記念して地元でプロモーターとして初の興行を開催した永田。大盛況で幕を閉じた前回大会から2年、この日は第2弾興行を手がけることになり「2年前にやって好評でまたやってほしいという声があった。昨年病に倒れて復帰したけど改めて健在ぶりもみせたいし」と抱負を語った。 今大会は横綱の手綱を握る。2年前は同期のZERO1大谷晋二郎を呼び寄せたが、今回は「地元の人にプロレスのすごさを伝えたいので曙選手を特別にブッキングした」というように、曙の招へいが決定。現時点で対戦カードは未定だが「せっかく2年ぶりに新日本に上がってもらうなら、僕は組んだ方が良い。敵対してる方だと横綱のスケールを殺してしまう」と横綱との共闘を示唆する。 「この大会をレスラー永田裕志のリスタート地点としておもしろいことをやっていく」とは永田。ミスターIWGPは横綱との合体を機に、プロモーターの権限を最大限に活用し、虎視眈々と新たな仕掛けを企てている。
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スポーツ 2009年06月24日 15時00分
戦極 石井慧 藤田に猛“口撃”
戦極でプロデビュー予定の北京五輪柔道金メダリスト石井慧が23日、都内でイベントに出席。同じ戦極のヘビー級ファイターでデビュー戦から対戦する可能性のある“野獣”藤田和之に危険な挑発を行った。 21日にモンスター軍の黄鬼蜘蛛から蜘蛛の糸攻撃を受け、毒が回ったことから体調面が心配されたが、この日は都内にあるブラジル大使館で行われた「ベストアサイーニスト授賞式」に無事登場。サッカー日本代表DF中沢佑二、お笑い芸人の水道橋博士、モデルの森泉らと壇上に上がり、トークを展開した。 まだ初陣こそ決まっていないが、デビューに向けてボルテージは高まるばかり。この日は同じヘビー級戦線を主戦場にする藤田を挑発。MMAではかなりの実績とキャリアを誇る日本人トップ戦士に、石井は「野獣って言われてるけど、かりそめであることを証明する」と“口撃”していた。
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スポーツ 2009年06月24日 15時00分
ノア 三沢さんお別れ会は馬場形式
プロレスリング・ノアの役員会が23日、都内の同事務所で開かれた。7・4ディファ有明で行われる「三沢光晴お別れ会」の実行委員会が発足した。 三沢さんの急死後、初めての開催となった役員会。社長不在ということもあり、後任人事について注目が集まった。だが、役員会に出席した取締役の小橋建太によれば「7月4日のお別れ会をどうしていくかを話した。(後任の社長については)そんな話は全然なかった」という。 現在は、方舟の舵取り役がいないため、役員8名による合議制がとられている。百田光雄副社長は「代表がいない会社っていうのはない。(次回の役員会は)お別れ会が終わってからになると思う」と早くても7月4日以降にもう一度話し合うことになった。 また、お別れ会実行委員会の設立を発表。同委員会は百田副社長が中心となり、ノアのスタッフ5人で構成される。「なるべくみんなで気持ちよく送りだしてあげたい。これから業者さんと話し合って決めたい」と今後については未定だが、弔辞や友人代表挨拶などを検討しているという。 ファンはリング上に献花し、大きな遺影が北側のステージに置かれる予定。これは1999年4月17日に日本武道館で行われた故・ジャイアント馬場さんのお別れ会を参考にしたもの。当時は2万8000人ものファンがつめかけたこともあり、今回は警備の一層強化する。 当日は三沢さんのファンが殺到し、長蛇の列を作ることは間違いなそうだ。
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スポーツ 2009年06月24日 15時00分
球界因縁のライバル(20) 長嶋VS川上(下)
V9巨人監督・川上氏の読売から朝日へのアプローチという方向転換は球界関係者を驚かせた。勇退後の巨人でのお飾り的な専務取締役にあきたらず退団。少年野球指導などアマ球界にかかわる仕事をするのならば、朝日新聞とのパイプが重要になるという判断だろう。テレビも日本テレビでなく、NHKを選択しているのも同じ理由だろう。選抜、夏の甲子園大会を中継するなど、NHKは高野連との関係は密接だ。 こうして、一度は読売に背を向けだした川上氏だが、完全には手を切っていない。「川上さんは汚い。自分にとって必要な物は二股をかけても平気でいる。読売との縁も完全には切らず、朝日新聞とも新しいコネクションを作る。権力指向型の典型で、信用できない」。長嶋派の球界関係者はこう怒った。 川上氏の少年野球教室にも良からぬ噂がついて回った。「少年野球を指導と言いながら、夜には必ず宴席がセットになっている。ギャラは高いし、車はNHKが送り迎えだしね」と。 そうして、実際に起こった長嶋監督解任劇は、まさにドン川上氏の面目躍如だろう。監督時代には財界の大物がメンバーの『無名会』という川上支援団体があり、その中心人物が当時の読売新聞の最高権力者の務台光雄社長とホットラインを持っていた。「川上さんは無名会の中心人物を通じて、務台さんに対し、『長嶋が監督では勝てない』と吹き込み、長嶋解任事件を仕組んでいった」。長嶋人脈の球界関係者がこう断言する。 10・21解任事件以後、川上VS長嶋の確執は巨人OB会を真っ二つに分裂させる恐れまであった。長嶋監督の後任が当然のごとく? 川上派の中核の藤田新監督だっただけに、長嶋支援のOBたちの怒りがおさまらなかったからだ。その最中の巨人軍OB会長人事は注目された。 就任したのは、全く中立の人物で、プロ野球界三冠王第1号の中島治康氏だった。1943年に巨人監督まで務めたが、晩年はプロ野球界に嫌気がさし、大学野球の評論をしていたという、後輩に慕われる『班長さん』の愛称のある公正無比なOBだった。そういう人物でなければ、巨人OB会は分裂していただろう。そして、その後、川上氏も長嶋氏もOB会長に就任することはなかっただろう。 天敵だった川上氏VS長嶋氏だが、現在は広岡氏VS森氏のような完全冷戦の状態ではない。ドンと呼ばれた川上氏には以前のような威光がないからだろう。読売が長嶋監督を復帰させたナベツネこと渡辺恒雄体制になってから、川上氏は巨人軍の監督人事どころか、いっさい口出しできない状態になっている。「OB会が巨人軍の監督人事に介入するなどもってのほかだ」と渡辺球団会長が一線を画したからだ。 一方の長嶋氏は「巨人軍専務取締役・終身名誉監督」の立場にある。かつての川上氏と同じ「専務取締役」でも長嶋氏には、ゼネラルマネージャーとして現場人事に介入しようとする野望はない。 川上氏が年に1回、読売関係の仕事で公の場に登場してくるのは、元V9巨人の監督として、正力松太郎賞の選考委員長としてだけだ。「毎年のプロ野球界で最も貢献のあった競技者(監督、コーチ、選手、審判)に授与される」という正力賞だが、ONシリーズを制した長嶋監督には贈られず、松井秀喜が選ばれた。川上氏のせめてもの抵抗だったのか。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
本紙独占 猪木吠えた!! 世直し闘魂節
“燃える闘魂”アントニオ猪木が22日、都内ホテルで独占インタビューに応じ、本紙に緊急提言を行った。次期衆議院議員選挙を前に混沌としている政界を一刀両断。そればかりか、ここのところ緊張が深まっている北朝鮮問題にも言及し“闘魂外交のススメ”を提唱した。 −−6・1本紙新聞葬では闘魂を注入して頂き、ありがとうございました。 猪木 こういう時代だから、あとは新聞は何を目指すかが大事。まずはプロレス格闘技か、それとも政治経済か、エロものなのか、どの層に訴えるかしっかり決めて、そして何よりひとつのポリシーを持ってやらなきゃいけない。新聞の名前だって変えるのなら、なおさらそういうものが大事になってくる。 −−では、本紙が未来を切り開くために、猪木さんから新たな新聞名の候補を頂きたいのですが。 猪木 いまの話じゃないけど、最近はみんなポリシーがない。どいつもこいつも「猪木さん教えてください」とか「猪木さんこれやってください」とか、尋ねてきやがる。バカヤローって言いたいけど、まあそれはいま世界が閉塞感に包まれていて、その閉塞感から自由な発想とか自由に考えられなくなってる。だからお前のところは自由な新聞、フリージャーナルってのはどうだ。 −−内外タイムス改め、フリージャーナルですか。 猪木 いや、ジャーナルってのは、海外でどうもいかがわしいのが多い。だからやっぱりフリータイムス。横文字で「FREETIMES」でもいいんじゃないか。まあ、例え名前を変えたとしても、やる気と元気そしてポリシーがなければ、意味はない。そういう骨があるものを作らなければ、先だって見えないだろう。 −−先が見えないといえば、いま政界も混沌としている。解散総選挙も間近と言われていますが。 猪木 どちらにしても早い段階で解散して国民が審判すべき。まあ政権をどの政党が取ったとしても、それ自体は大した事じゃない。その後にどんな答えを導き出せるか。まあ個人的に麻生総理も鳩山さんも知ってるけど、誰が総理になるとかより、実際その後にどんなふうに政治なり外交を動かしていけるかだろう。 −−外交といえば、緊迫している北朝鮮問題については? 核問題やミサイル問題もありますが。 猪木 もちろん核はいけない。ただ核実験したからってそれを制裁して、向こうにキツイ思いをさせたところで、解決にはならない。日本が力を注ぐべきは、制裁して手をあげることじゃなく、そもそも核実験やミサイル実験をさせないということ。日本は平和ボケしてるからすぐに制裁とか自衛隊使ってどうのこうのとかなる。そうではなくて、いま日本がやることは自衛隊に力入れるんじゃなく、自衛力に力を注ぐこと。格闘技では先手必勝って言葉があるけど、これも先手を打って日本を守ることに力を入れるべき。そうすればいろんな不安とか問題は良い方向に行くようになる。 −−拉致問題については。 猪木 拉致を解決するにも、大前提として日本と向こう(北朝鮮)の関係を優先すること。別に俺は(拉致被害者の)横田さんが嫌いという訳じゃないけど、拉致された人に関しては極端なこと言えば、自分のかわいい娘が向こうにさらわれたのなら、自分で命懸けで取り返しに行くしかない。俺がイラクに行った(1990年12月に邦人の人質被害者とともに戦争状態にある現地に入り、その直後に人質解放に至った)時もそうだけど、命懸けで行くしかない。 −−最後に闘魂節の結論をお願いします。 猪木 何事でも遮断するんじゃなくて、自分から動く、これに尽きる。女と男でもそうだろ? それこそ「イカなきゃできない」「ヤラなきゃできない」だろ? ムッフッフ。◎デビュー50周年でトークライブツアー 来年デビュー50周年を迎えるアントニオ猪木はこの日、2010年2月から9月まで全国47都道府県50カ所を回る「闘魂トークLIVE50〜日本を元気に、そして世界へ元気を〜」の開催を発表した=写真下。 1960年9月30日に東京・台東体育館の対大木金太郎戦でデビューした猪木。来年デビュー50周年を迎えるに際し「プロレスの世界で育ってきた私ができる恩返しを考えていた」と、同トークライブで全国行脚することを決めた。 2月19日に東京・中野サンプラザを皮切りに、沖縄から北海道まで全国47都道府県で50講演。トークショーだけではなく、ビンタでの闘魂注入や会場によっては、ゲストとの対談も予定しているという。 「日本全国先行きが見えなくなっている。今後の日本をどうするかというメッセージを送りたい。俺も毎会場気合入れるのは大変だし手が痛いけど、昔話をしたり若い人とは夢を語り合えたら。待ってろ!」と猪木。燃える闘魂が来春から半年がかりで日本全国に元気を運ぶ。
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スポーツ 2009年06月23日 15時00分
ボクシング 辰吉 もうやめてくれ
日本ボクシング史上最高の人気を誇った辰吉丈一郎(39)が亀田ファミリー以下の地位に転落し始めている。 もはや日本ボクシングコミッション(JBC)に一切の特例も認められず、国内での試合はできなくなった辰吉。タイでの“強行試合”2戦目でTKO負けを喫したのに、懲りずに「現役続行宣言」をし、JBCとは完全に対立の構図が続いている。 これに対しあるスポーツジャーナリストは言う。 「JBCも選手を利用するだけの呆れた組織だが、辰吉はそれ以上に愚か。ロレツが回らず、直線歩行もまともでないのに、リングに立つというのは本当に自殺行為。思考能力が全くないとしか言いようがない。ボクシングはルールのあるスポーツ。浪花節や大和魂の世界じゃ通用しない。近親者も辰吉を止めるのがせめてもの愛情のはず」 確かにボクシングのリングは、生きるか死ぬかを見せるためにあるものではない。 パンチの応酬にも危険を伴うが、危ない場面をレフェリーが救ってくれる。しかし、何より大切なのは、身体的に健在な者同士がリングに上がるべきで、辰吉は不適格の烙印をコミッションから押されていることを再認識すべきなのだ。 ベテランボクシング記者も言う。 「今のような辰吉の試合をだれが見たがるか。辰吉を世界チャンピオンにするために、陰で苦労した帝拳の本田明彦プロモーター、亡くなった大阪帝拳ジムの吉井清前会長、寛現会長、みんな辰吉選手を心配して、現役続行断念するよう説得したことは、周囲の取材からよく分かっている」と、困惑している。 「本人がやりたいというなら徹底的にやらせればいい。それでリングの上で死んでも本望じゃないのかという意見もあるが、それは辰吉だけの問題ではない」と、前出ジャーナリストは言う。 「もし辰吉が今後試合をして万一、リングの上で何かあったらどうか? 対戦相手は“世界の辰吉”に対する重い十字架を一生背負わなければならないし、ボクシングというスポーツそのものの廃止論も更に加速する」 競技は違うが実際、先日プロレスのリングで急死した三沢光晴さんの最後の対戦相手・斎藤彰俊選手の家族も心無い嫌がらせを受けるなど、リング禍の悪影響はどこまでも拡がるのだ。 JBCも責任逃れをするために何が何でも辰吉の試合出場には反対の姿勢。亀田人気も散々利用して世間の逆風と同時に親子をお払い箱にしたJBCの事だから、今の辰吉ともなれば、すでに商品価値がないばかりか赤字商品に位置づけているのだろう。網膜はく離の際に特例まで作って試合をさせ、商品として利用していたJBCさえも見放すレベルで、若くて可能性のある亀田親子にも及ばない地位に成り下がったわけだ。 辰吉がリングで倒れて自身のプラスになることなど何一つない。
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