スポーツ
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スポーツ 2010年02月22日 16時30分
東海大魂の原王国
メダル獲得どころか、腰パン騒動を起こしただけで終わったバンクーバー五輪スノボー日本代表・国母和宏。東海大の大先輩の巨人・原辰徳監督は「帰ってくる時はちゃんと制服を着てくるでしょう」とコメントしたが、一部では直接喝! と報道されたほど、原監督の母校・東海大への思いは熱い。今や東海大人脈の貢・辰徳父子鷹を中心とする原ファミリーは、プロ、アマ球界に君臨しようとしている。 茶髪、ヒゲ、服装の乱れなどを毛嫌いする原監督は「球界の風紀委員長」を自認している。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、日本代表監督として茶髪というよりも金髪に近い横浜・村田修一に対し、日本代表選手の品格を求め、髪の毛を黒に戻すように指令。実行させている。横浜に戻ったとたんに村田は元通りになったが、それだけ原球界風紀委員長に権威があったということだろう。 「東海大命」の原監督だけに、ヒゲ面、服装の乱れ、態度の悪さと三拍子そろった国母に対しては、母校の面汚しと思っているのは間違いないだろう。なにしろ東海大の原父子人脈はプロ、アマを問わず日本球界を牛耳る一大勢力になっている。それだけに、マイナー競技のスノボーのスター程度の国母に母校のイメージダウンをさせられては、許せないだろう。 「なにしろ原は、世界の王さんの後を受け、日本代表監督としてWBC連覇を果たした世界一監督。しかも、7年ぶりの日本一を奪回。あの川上さんが打ち立てた不滅の金字塔のV9超えを宣言しているほど鼻息が荒い。あれだけ原嫌いのナベツネさん(巨人・渡辺恒雄球団会長)も、実績を残している今は、『原君も成長した。立派な監督になった』とヨイショするしかなくなっている」。今の原監督は、巨人OBがこう語るように、日本プロ野球界を意のままにしてきた天下のナベツネさんにも一目置かれる存在になっているのだ。 ということは、ファザコンと言われるほど、頭の上がらない父・貢氏は、原監督にとってゴッドファーザー的存在になる。アマ球界関係者が打ち明ける。「東海大相模高、東海大の名監督として大学球界に君臨してきた貢氏は、辰徳のおかげでプロ球界に大きな影響力を持ち、大学球界でも後継者を作っている。辰徳がプロ入り後に師と仰いでいた藤田さん(故人=元巨人監督)の娘を嫁にしている、貢氏の愛弟子の国際武道大学・岩井監督だ。今やこちらは大学球界を牛耳るドンになっている」。 かつて球界のドンといえば、プロ野球界で元V9巨人監督の川上哲治氏、アマでは御大と呼ばれた明大・島岡吉郎氏(故人)だった。が、今や原貢・辰徳父子は、プロ、アマを問わずに日本プロ野球界に君臨しようとしているのだ。
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スポーツ 2010年02月22日 13時30分
あのキムタクが講師に! プロ野球 新人研修会
3月2日、都内のホテルでプロ野球選手の新人研修会が行われるが、昨年の盛り上がりから一転寂しいものになりかねない危機を迎えている。 毎年の恒例行事の新人研修会。昨年はコミッショナー特別顧問でもあるソフトバンク・王貞治球団会長が講師を務め、本音トークのワンマンショー。「お酒は飲んでもいいが、体のためにビールなどアルコール度の低いものの方がいい」「女遊びも結構だ。若いんだから、何事も勉強だ」etc。聖人君子と思われている世界の王からグラウンド外の遊びの勧めまで飛び出し、会場は異例の熱気に包まれた。 が、今年の講師は「キムタク」だ。「エッ、キムタク? それは豪華じゃない」と、一瞬勘違いした者もいたが、緊縮財政の日本プロ野球組織(NPB)に高額ギャラが必要な芸能界の大物を呼べる力があるわけがない。そもそも野球界の先輩が後輩に体験談を話すための講師なのだから。球界の「キムタク」。昨年で現役を引退、コーチになった巨人・木村拓也だ。 「世界の王から木村か。地味すぎないか。他にもっといるだろう」と球界関係者から思わずブーイングが起こっている。確かに昨年でユニホームを脱いだ選手といえば、前中日の立浪和義氏、電撃引退の前阪神・赤星憲広氏といった一流どころがいる。なぜ木村なのか? 「実は赤星を呼ぼうと思ったが、スケジュールが一杯で断られたようだ」と、関係者が声を潜めて言う。引っ張りだこの赤星氏の代役で仕方なく木村となったというのだ。「講師は寂しくても、今年はゴールデンルーキーの西武・菊池雄星がいるから、いいじゃないですか。マスコミがたくさんきて、にぎやかになるでしょう」。前出の関係者はこう言って慰めていたが、肝心要の西武・菊池雄星に暗雲が漂ってきている。 「このままではキャンプが終わったら、二軍落ち」という危機的な状況に陥っているからだ。キャンプ序盤は評論家も口を揃えて「20年に1人の逸材に間違いなし」と絶賛。ところが、卒業式でキャンプを離れ、戻ってからは首脳陣から辛口コメント。「今のままでは紅白戦にも登板できない。そうなれば、オープン戦にも使えない。今後、急上昇しない限り、二軍でみっちり練習した方がいい」etc。 キャンプが終わり、二軍落ちとなったら、新人研修会でのゴールデンルーキー・菊池雄星の商品価値は暴落してしまう。しかも、講師が球界のキムタクでは…。球界関係者から「雄星頑張れ、一軍残留」コールが起こるのも当然か。
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スポーツ 2010年02月22日 13時00分
バンクーバー五輪 国母選手よりも問題は意識の低いスタッフ陣
一躍悪者扱いされたスノーボード・ハーフパイプ8位入賞の国母和宏選手。「ただ彼を問題にする前にもっと大きな問題が今回のオリンピック代表団にはがありますよ。失格者が2人も出たのは考えられないですね」と話すのはスポーツ紙記者。単純ミスでスケルトンとリュージュの日本選手が相次いで失格。これには橋本聖子団長も苦言を呈している。 スケルトン代表の小室希は滑走前に規定違反で失格。そり国際連盟の規格にそったものであることを証明するステッカーが張られていなかったためだ。 リュージュ女子1人乗り代表の安田文は1回戦終了後に規定を超える重りを装着した違反で失格。 「選手は競技に集中するべきなので、このようなことまで気にしろというのは酷ですよ。もちろんまったく責任がないとは言いませんがね。しかし、一番の問題は監督やコーチなどの冬季五輪のスタッフの意識の低さではないでしょうか。国を代表しているという意識がスタッフ陣にはなさすぎますね。夏季と比べ冬季スポーツの方が細かい規約が多いのは確かです。しかし、夏季であればこのようなことが連続して起きることはないでしょう」(スポーツ紙記者)。 この体質は何も今回の冬季五輪からというわけではないと話すのは全国紙の運動部記者。「前回のトリノ五輪でもジャンプの原田雅彦が失格しました。この時は原田の体重調整の問題でしたので、スタッフの責任ばかりとは言い切れませんが、前回の反省が冬季五輪の選手団全体に浸透していなかったってことですね」。 確かに、スタート地点に立てずに選手を帰らせることになるのは、的外れな個性を主張するより恥ずかしく、世界から笑い物になることは間違いない。
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スポーツ 2010年02月22日 12時30分
ゴジラ松井が密かに狙うサード転向!
日本に遅れること、約2週間。短期集中型のメジャーキャンプも、いよいよ始まった。イチローを始めとする日本人メジャーリーガーたちも、アメリカ・フロリダ州などその地に向かって旅立ったが、松井秀喜外野手(35)が『意外なもの』を持ち込んでいた。三塁手用の新グラブである。 「キャンプインに向け、外野手用の新しいグラフだけではなく、ファーストミットと三塁手用のグラブも発注していました」(関係者) 松井が移籍を決意した背景に、DH専任ではなく、外野手として再挑戦する環境を求めていたのは繰り返すまでもないだろう。エンゼルスのマイク・ソーシア監督も「マツイ本人がOKなら」と前向きな発言をしており、2年ぶりに『左翼手・松井』が見られると思ったが、そうではなかった。状況次第では、内野手転向の可能性もあり得る。 「松井が一塁の守備に入ることも十分にあり得ます」(同) 外野守備は巨人入団後に覚えたもので、高校時代は『三塁手』だった。コアな高校野球ファンなら分かると思うが、高校入学当初は捕手で、その後は一塁手に転向。将来のプロ入りを見据え、二年生途中から三塁にコンバートされた経緯もある。 「ヤンキース時代の08年オフ、ニューヨークの地元メディアが『マツイを一塁に転向させたら?』と提言しているんです。ファンは強肩ではない松井の一塁転向に大賛成でしたが、ヤンキースの首脳陣が二の足を踏んだんです。99年のオールスター戦(日本)でも実際に一塁を守ったし、ファーストの守備は巧いですよ」(前出・同) 一塁転向には賛成の声も多いが、三塁手用グラブを発注した理由が分からない。 「サードには強い打球が飛んできます。瞬発力がなければ務まらないポジションであり、ヒザのリハビリの一環でサードの練習もするつもりらしい」 このオフに松井と連絡を取り合った日本のプロ野球選手の1人がそう言う。しかし、その程度であれば、わざわざグラブまで注文しなくても良さそうなものだが…。 「本人はチャンスがあればサードを守りたいと思っているようです」(前出・関係者) 松井はオフの間、「ウインターリーグに出たい」と話しており、その際には「サードを守るつもりでいた」という。 「FA交渉中、DH専任の選手と思われたのが悔しかったようです。ウインターリーグでサードを守ろうとしたのは彼なりの反論であり、『守備ができる』という自己アピールの場を欲しかったのでは。ソーシア監督がサードで起用するかって? 一塁手はあっても、サードはないと思う」(同) 余談になるが、松井の外野用グラブは一般のそれと比べて、固めに出来ているという。高校時代に三塁を守った名残で内野用グラブに近いものを好んでおり、「1年で2、3個のグラブをダメにするほど柔らかいグラブ」を使うイチローとは正反対の形態になっている。 そう言えば、イチローは「ピッチャーをやりたい」とこぼしていたはず。メジャーでは大量点差の試合になった場合、自軍投手を温存させるため、野手に急造投手を務めさせることもある。しかし、マリナーズ首脳陣はイチローをマウンドに挙がらせるつもりは全くないという。慣れないピッチングをさせ、肝心の打撃に影響が出るのを恐れての配慮だが、今の松井にはサードの練習はハードすぎるのではないだろうか。守備復帰のための自己アピールが過ぎれば、ヒザ痛を再発させることにもなりかねない。完治目前の時期だからこそ、慎重になるべきだと思うが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2010年02月20日 13時30分
野茂巡る岡田vs野村
元祖・日本人メジャーリーガー・野茂英雄を巡る、新監督同士の広島・野村謙二郎監督vsオリックス・岡田彰布監督の戦いが興味津々だ。 第一次沖縄キャンプで野茂氏を臨時コーチに招いたのが、広島・野村監督。片や就任早々にテクニカルアドバイザーを務めた野茂氏を解任したのがオリックス・岡田監督という、因縁対決だからだ。 第二次日南キャンプに突入する前に、「この後に野茂コーチの教えが生きてくると思う」と、野村監督が言えば、野茂氏も広島に熱烈エール。「今まで広島は縁のないチームだったが、今年は広島を応援する」。そもそもソウル五輪日本代表時代の仲間で、以来親交のある関係から臨時コーチが実現しているだけに、相思相愛は当然だろうが、さらに絆は深まっている。 野村監督・野茂氏の親友コンビに無関心でいられないのが、オリックス・岡田監督だ。昨年、野茂氏はキャンプで臨時コーチを務めただけでなく、シーズン中はテクニカルアドバイザーのポストを与えられていた。豊富なメジャー経験を若い投手陣に注入して欲しいという、オリックス球団側の思惑だったが、岡田監督は一刀両断。「変なメジャー流を教えるから、投手陣がだめになったんだ」と、オリックス監督になって真っ先にやった仕事が、野茂氏の追放だった。一昨年の2位から昨年の最下位転落の元凶と決めつけているのだ。 それだけに、野茂臨時コーチの成果で若手の多い広島投手陣が飛躍すれば、自らに飛び火してくる。オリックス球団側から「やはり野茂氏のメジャー経験は貴重だった。ウチの投手が生かせなかっただけだ」となるからだ。そうなれば、岡田監督のメンツも丸つぶれになる。 宮古島キャンプ早々に3年目の有望株の小瀬が宿舎から転落死する全く予期せぬアクシデントに見舞われ、「なんと言っていいか、わからんやろ」と茫然自失となった岡田監督。ようやくキャンプ練習が正常化し、平静を取り戻したばかりだ。新たに野茂ショックなどに見舞われたら、たまらないだろう。 「野村」という名前も岡田監督には気に入らないだろう。阪神の二軍監督時代に残した、一軍監督・野村克也氏(前楽天監督)との確執伝説は有名だ。互いに陰では相手を罵倒。コーチ陣、選手たちはどう対応していいかわからず、困惑しきった。そんな因縁もある。 一方、12年間続いているBクラスからの脱出どころか、いきなり91年以来のリーグ優勝宣言と、広島・野村監督の鼻息はどこまでも荒い。果たして、野茂氏起用がどう出るか。岡田監督との場外戦の行方は興味津々だ。
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スポーツ 2010年02月20日 13時00分
故障者続出を防げるか? ホークスの外部スタッフ出入り禁止令
関係者以外の立ち入り禁止−−。当たり前の話だが、プロ野球キャンプ施設には一般人はもちろん、マスコミ陣も出入りできない場所がある。しかし、その「関係者」とは何処までを指すのか? 福岡ソフトバンクホークスでちょっとしたトラブルが起きていた。 「今季から『個人トレーナー(専属)』の球団施設への立ち入りを遠慮してもらいました」(チーム首脳陣の1人) 『個人トレーナー』とは、選手個人が専属契約を結ぶ整体師、鍼灸師、スポーツ医療の専門家などのことだ。どの球団も何人かの優秀なトレーナーを抱えているが、選手全員を担当するため、1人の選手に施すマッサージ、メディカルケアの時間は短くなってしまう。そのため、高額年俸選手や持病を抱えている者は、『個人トレーナー』と専属契約を交わす。むしろ、『個人トレーナー』を持たない選手の方が少なくなってきたと言っていい。ホークスはその『個人トレーナー』の施設出入りを禁止したのである。 「小久保、松中…。昨季は故障者続出でしたからね。選手の体調を一括管理する必要性が出てきたので、そういうことに決まりました」(前出・同) 一般論として、個人トレーナーと契約する選手は、球団トレーナーよりもそちらの方を信頼している。球団トレーナーのマッサージは受けずに個人トレーナーに全てを任せてしまう選手も多く、その結果、球団は選手全員の体調面を把握できなくなった。そこを改善しようと言うのだ。 「その通告に、いちばん怒ったのは杉内俊哉投手でした」(プロ野球OB) 杉内は昨年12月24日の契約更改に臨む直前、「納得していない!」と吠えるなど、『出入り禁止通告』の撤回を求めるつもりだったという。代理人も同席させ、難しい表情で球団事務所に乗り込んで行ったが、結果は円満終了。『ホークス初の3億円投手』に高評価に満足したのか、「個人トレーナーの件はさほど時間を要さなかった」そうだ。 球団側も開幕投手候補である杉内のメンツに配慮し、何かしらの折り合いを付けたと思われるが、球団トレーナーとの不仲が伝えられる個人トレーナーもいないわけではない。 「ホークスの練習量は物凄く多いんです。お隣の巨人の2倍は練習していると言っても過言ではありません。ベテランが率先して居残り練習をやっているので、当然、若手は帰れません」(前出・OB) この猛練習が故障、長期離脱の遠因になっているのでは? 練習熱心なのは、良いことだ。しかし、プロである以上、「休む勇気」も必要ではないだろうか。個人トレーナーがマッサージを施す場所は宿泊ホテルに変わったそうだが、体調面の『球団一括管理』が巧く行ったという話は聞こえてこない。
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スポーツ 2010年02月19日 08時00分
巨人キャンプの内幕 他球団が偵察部隊を引き上げた!
「育成の巨人? ワタシに言わせたら…」 これは、横浜ベイスターズのキャンプを視察した某大物巨人OBのセリフだ。そのOBはその発言の真意を説明もせず、一方的に立ち去ってしまったが、思い当たるフシはいくつかある。たとえば、巨人キャンプを偵察する他球団のスコアラーの人数だ。日を追うごとに少なくなっているのだ。 「14日の紅白戦は、けっこういたみたいだけど…」(メディア陣の1人) 巨人は“ニューフェイスなし”で本番に突入することになるかもしれない。 まず、紅白戦でドライチの存在感を示し始めた長野久義だが、「ヒット、本塁打を放ったのは全て外角球。苦手の内角球に手を出していないだけ」と、ネット裏の偵察部隊の評価は手厳しい。おそらく、ラミレス、亀井、昨季の新人王・松本が守る外野布陣に割り込めないと見下されているのだろう。 内野陣にしても、そうだ。原辰徳監督の期待も大きい大田泰示はスローイングに難がある。二塁にコンバートされた3年目の中井大介も、動きがぎこちない。この2人に成長が見られなければ、内野陣の入れ換えは考えにくい。 「強いて言えば、投手陣に少し変動がありそう。6年目の木村正太、移籍の藤井秀悟、小林雅英、あと未知数だが、前中日の中里篤史の動きがいい」(他球団スコアラー) 藤井、小林の仕上がり具合を確かめれば、「あとは去年のデータで間に合う」というわけか…。 戦力的に見れば、今季も巨人が圧倒的に有利だ。しかし、3連覇の貫祿なのか、他球団のキャンプと見比べると、全体的に調整が遅れている感も否めない。他球団のスコアラーがノーマークに近いのはこうした理由からだろう。 キャンプ初日、原監督が『イの一番』に声を掛けた選手は長野だった。その光景はライバルとなる亀井、松本も目の当たりにしている。亀井、松本にすれば、“無言の檄”にもなったはずだが、彼らが目の色を変えて猛練習をしているという話は聞こえて来ない。 「失礼な話にもなるが、キャンプはOBが存在感を誇示する場でもあるんですよ。若手、中堅を技術指導し、球団、首脳陣に恩を売るというか。まあ、そういう腹黒い魂胆を持たないで純粋に指導するOBもいますが」(前出・メディア陣の1人) 巨人OBがライバルとなる横浜のキャンプに向かったのは、教えたくなるような伸び盛りの若手がいないからか? 今季の原巨人は『独走』とは行かないようである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2010年02月18日 15時00分
国母和宏の腰パンファッション 海外メディア、本当の反応は…
バンクーバー五輪、スノーボード男子ハーフパイプの決勝が行われ、腰パンと「反省してま〜す」会見で、大きな注目を浴びた国母和宏は8位となった。一時は、「出場を辞退させろ」とまで声が上がった国母和宏。メダル獲得とまではいかなかったものの、無事競技に参加することはできた。ところで「腰パン事件」については海外のメディアからも注目を集めていた。もちろん多くのメディアは「相応しくない」との意見であったが、日本のメディアとは認識が少し違っていたようだ。 現地で取材するスポーツ紙記者は「我々、日本人は彼の着こなしをファッションであり、自己主張と認識していました。しかし海外メディアは“ただのだらしのない奴”という認識だったようです」。よって国内から出場辞退を求める声にも、海外の多くのメディアは「そんな大げさだよ。ズボンをコーチが上に引っ張ってやればいいだけの話じゃないか」との意見だったという。「世界から“ただのだらしない奴”と思われる程度のファッションを自己主張のひとつだと思っているということの方が日本人として、恥ずかしいですね」(スポーツ紙記者) メダルを逃すも世界8位の実力者である国母だが、彼流のイケてるファッションはまったく海外では通用しなかったようだ。
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スポーツ 2010年02月18日 12時00分
どうしても横浜が気になる巨人
キャンプたけなわなのに、いまだに横浜・尾花高夫新監督にブツブツ文句を言っている巨人首脳陣。その器の小ささに球界OBたちがあきれ返っている。 電通時代にTBSの看板番組の『水戸黄門』制作にかかわったことでも知られる、加地隆雄・新球団社長の下、チーム大改造に着手した横浜の沖縄・宜野湾キャンプの評判は上々だ。ロッテから清水、日本ハムからスレッジ獲得などの補強もさることながら、尾花新監督の投手陣立て直しを核にしたチーム再建に期待が集まっている。 「横浜のキャンプは午後2時には終わってしまう。最下位なのに、12球団で一番短いキャンプとはどうなっているのか」という、昨年までの酷評を返上。午前中はみっちりとチームプレーの練習。その後、午後から投手陣に投げ込みさせる尾花方式が、評論家たちからも見直されているのだ。 すっかり気をよくした加地球団社長が、巨人球団首脳に対し、改めて尾花新監督を巨人から譲り受けたお礼を言いたいと思ったら、人づてに聞いた巨人球団首脳が顔しかめ、「今更何を言っているんだ」と吐き捨てたという。 昨年のリーグ3連覇、7年ぶりの日本一奪回に大きく貢献している尾花投手総合コーチをヘッドハンティングされたという、被害者意識の強い巨人球団首脳のアレルギー症状が少しも解消されていないのだ。寝耳に水だった現場の原監督も怒り心頭で、話が表面化すると、日本シリーズのベンチから尾花監督を外そうとしたほどだった。投手陣に関しては、すべてスペシャリストの尾花監督任せにしていたので、裏切られたとの思いが強く、春の宮崎キャンプになっても、尾花新監督率いる横浜の話題にピリピリしている。 「巨人の連中は器が小さいよ。尾花にコーチとして横浜に行かれたのならば、仁義を知らない引き抜きということで怒ってもいいよ。だけど、日本に12人しかいない監督となれば話は別だ。栄転だから、喜んで送り出すのが球界の慣例だろう」。おとなげのない巨人首脳の対応に球界OBは憤慨している。 が、尾花新監督にしたら、飛んで火に入る夏の虫だろう。「巨人のことは全部知っているから」などと挑発して、巨人イジメを看板にしようとしているからだ。巨人が尾花横浜を意識してくれれば、くれるほど、遺恨試合としてファンの注目度は増す。昨年まで2年連続最下位を大独走した横浜は、巨人キラーになるだけで、尾花新監督の評価は高まる。ある意味、こんな気楽な立場はない。 「V9超えを目指す」という大風呂敷を広げた原監督の方は、プレッシャーがかかる。横浜に叩かれれば、「巨人が勝ってきたのは、投手総合コーチだった尾花監督の手腕だったのか」と言われても反論できないからだ。今季の横浜vs巨人の新遺恨戦は面白い。
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スポーツ 2010年02月17日 12時00分
朝青龍と腰パン「反省してま〜す」で嫌われた国母和宏選手 運命のご対面はあるのか!?
引退発表後もいまだ注目を集める朝青龍。現在はハワイで静養中だという。そんな中で世界最大のイベントであるオリンピックがバンクーバーで開催され「朝青龍が見に来るのでは?」とのウワサが一部で流れている。「朝青龍は北京五輪にも観戦に来ましたからね。今は静養中ですし、バンクーバーにも足を運ぶのではないですか」と話すのはスポーツライター。 一部報道では日本のテレビ局を通じて取材パスを確保しているとの情報も。また朝青龍の兄であるドルゴルスレン・スミヤバザル氏はモンゴルの五輪関係の要職を経験したこともあり、その関係で朝青龍の北京五輪観戦は実現したという。「北京五輪ではモンゴル人のレスリング選手を熱心に応援していましたよ。相撲だけじゃなくスポーツは大好きなんでしょう。サッカーもやってましたしね(笑)」(スポーツライター)。 実際に朝青龍がバンクーバーにやってきた場合、なんといっても注目は男子ハーフパイプの日本代表で公式服装を腰パンで着用、それに関しての会見で、『反省してま〜す』と発言し批判を受けた国母和宏との対面だろう。「朝青龍がいない今、日本で一番嫌われているスポーツ選手ですからね。物好きなテレビ局が二人を会わせることは間違いないでしょうね」(スポーツライター)。 ただどうせ対面するなら、競技が始まる前に実現すれば国母にとって相当プラスになったのではとも。「国母は日本中からの批判でそうとうまいっていることは間違いありません。彼の気持ちが理解できるスポーツ選手はもやは地球上に朝青龍しかいないでしょう。心のケアをお願いしたいですが、日程的に競技が始まる前の対面は厳しいでしょう」(スポーツライター)。 世紀の嫌われ者同士のご対面は興味深いが、国母和宏はまだ21歳と若い。これからいくらでも成長できるはず。今から朝青龍の影響は受けてほしくはないと思うのだが…。
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