スポーツ
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スポーツ 2010年01月30日 14時30分
野村謙二郎監督の『イチ押し助っ人』は万年マイナー選手
広島の新監督、野村謙二郎(43)が『采配』以外でも、広島フロントの“適正審査”を受けることになった。渉外担当者としての眼力である。 「今季、4番に座る栗原(健太)をサードにコンバートする予定です。このキャンプでは徹底的に鍛えられるでしょうね」(チーム関係者) お披露目となった昨年の秋季キャンプでも、野村イズムを垣間見ることが出来た。某中堅選手が「持病箇所が痛むから、大事を取って今日は別メニューに…」と申し出たときのことだ。野村監督は「だったら、帰れ!」と、厳しく言い放った。 これまではブラウン前監督の方針で、「無理をして、戦線離脱に繋がるのがいちばんいけないこと」とし、体調面に関する自己申告制が取られていた。しかし、野村監督は前政権のそうしたやり方を一掃。自身が若手時代に鍛えられた『猛練習』を復活させるつもりでいる。 「昨年の今頃、野村監督は母校・駒澤大学野球部のキャンプを指導しています。それも、広島キャンプとは20キロと離れていない場所で。NPB関係者は『広島監督のリハーサル』と見ていました」(ライバル球団職員) 熱血指導、妥協を許さない猛練習…。そう聞かされると、自前で選手を育て上げた黄金期の再来も期待できそうだが、広島フロントは、一抹の不安を抱えている。新外国人選手のジャスティン・ヒューバー内野手(31)が「本当に日本球界向きなのかどうか」まで見定めなければならなくなったのだ。 前出のチーム関係者によれば、ヒューバーは「野村監督のお願い」で獲得が決まったという。 「球団の渉外担当はあまり買っていませんでした。いったんは獲得を見送った選手なんですが、野村監督は『どうしても!』と言ってきたんです」(同) 球団もすでに発表しているが、ヒューバーは07年11月、豪州代表選手としての来日経験もあり、第2回WBCでは「4番左翼」で豪州チームに貢献している。「野球に取り組む姿勢もマジメ」とのことだが、メジャー経験の少ないマイナー選手である(ツインズ傘下3A)。期待外れだったら、当然、その責任は野村監督が負うことになる。 「内野手といっても、一塁と外野しか守れません。栗原を三塁にコンバートするのはこのヒューバーを使うためで、もし栗原が慣れないサードの守備で故障するようなことにでもなったら…」(同) 野村監督がこのヒューバーを推したのは、ロイヤルズにコーチ留学したころ、そのマジメな練習態度を見ていたからだろう。27歳とまだ若いが、昨季のメジャー出場試合数は、僅か1試合のみ。メジャー雑誌や専門TVの特集では「期待の若手」として何回か紹介されたこともあるそうだが、マイナー生活は9年にも及んでいる。伸び悩み、ダメ出しをされた中堅選手という見方もできなくはない。近年、広島が獲得したラロッカ、ロペスといった外国人選手も、来日当初の評価は決して高くなかった。 野村監督の『お願い』で獲得したこのヒューバーが、新生カープのカギを握っている。
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スポーツ 2010年01月30日 13時30分
正念場の日本ハム・中田翔
西武・菊池雄星(花巻東)が、ナイター終了後に西武球場前から池袋まで直通の急行を走らせるなど、様々な話題を呼んでいるのと対照的に、入団3年目で早くも正念場を迎えているのが日本ハム・中田翔だ。 甲子園では菊池に負けないくらい話題を呼び、プロ入り1年目の沖縄・名護キャンプでは連日、スポーツ紙の1面を飾ったというのに。 三塁手、一塁手とポジションも転々として「内野も外野もというと中途半端になる。今年は外野手一本に挑戦させる」と、梨田監督は宣言している。プロ2年目の昨年はイースタンでは無敵で本塁打王、打点王の二冠に輝いたが、一軍では主に代打で22試合に出場しただけ。 36打数10安打の打率2割7分8厘、二塁打2本、打点1の寂しい成績に終わっている。三塁・小谷野、一塁・高橋という主力がおり、中田は守るところがないからだ。 今季、外野の一角を確保できなければ、永遠にレギュラーになれない恐れがある。それにしては相変わらず本人の自覚が足りない。寅年の今年にひっかけたつもりなのか、いきなり金色のストライプ入りの奇抜な虎ヘアが話題になっただけ。これでは梨田監督も先行きが思いやられるだろう。 日本ハムの外野陣は、攻守の核でもある中堅・糸井、右翼・稲葉が固定され、中田にチャンスがあるのは左翼だけ。森本との争いになる。そこに実は、首脳陣の遠謀深慮があるというのだ。「左翼のポジションでチャンスを与えるのは、3年目の中田をなんとか一人前にしたいというだけでなく、森本をトレード要員にして、投手を獲得したいという狙いがある。森本なら他球団も関心があるだろうし、それなりの投手を取れる可能性があるからね」。日本ハム関係者がこう楽屋裏を明かす。 森本といえば、新庄剛志氏が日本ハムのスターとして君臨していた時に、その弟分として売り出しに成功。面白パフォーマンスでファンの支持を得ると同時に、俊足、攻守でレギュラーの座をつかんだが、ここ1、2年、今ひとつ精彩を欠いてきている。「ネームバリューもあるし、今なら売り頃。まだ買い手が付くだろう」と日本ハム関係者は踏んでいるのだ。 昨年、FAの資格を取得したが、権利行使せずに残留した森本だけに、トレードを拒否して、FAで自ら行き先を決めることはできる。が、昨年オフ、ロッテ・清水直がFAの権利を持っていながら横浜へトレードで移籍したように、森本が納得できるチームなら円満トレードは可能だ。 森本を目玉にしてトレードで投手獲得という日本ハム首脳陣の思惑だが、そのキーマンになるのが中田だ。中田が左翼のレギュラーポジションを獲得してくれてこそ、初めて実現できるトレード計画だからだ。石の上にも3年というが、中田が今季も飛翔できなければ、「森本で投手陣強化」は机上論で終わってしまう。名護キャンプで首脳陣は中田に対し、二重の意味で熱視線を送ることになる。
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スポーツ 2010年01月30日 11時00分
朝青龍暴行事件バッシングは廃業→K-1転向への布石!?
朝青龍が、現役生活最大のピンチを迎えている。 24日に千秋楽を迎えた大相撲初場所において、通算25回目(大鵬、千代の富士に続く歴代3位)の幕内最高優勝を決めながら、場所中に暴行騒ぎを起こしたとして、千秋楽翌日の25日に相撲協会から厳重注意を受けた朝青龍。まだこの時までは暴行とはいえ、相手が知人ということで、世間の反応はまだ「しょうがないなぁドルジは」と、やや寛容的であった。 ところが事態は、よりとんでもない方向に転がっていく。28日発売の『週刊新潮』の記事によって、当初「知人」(朝青龍の個人マネージャー)とされていた被害者が一般人男性で、しかも鼻骨骨折などで全治1か月の重傷を負っていたという事実が明るみになったのだ。29日現在、未だ相撲協会からの処分は決定していないが、「一般人に手を出した」ということで、世論は逆転。今や魔女狩りさながらに、大手マスコミを巻き込んで「朝青龍を辞めさせろ!」という大シュプレヒコールが全国で沸き起こっている状況である。 しかしこの被害者の男性、どうもただの「一般人」というワケではなさそうなのだ。 これまでに集まった情報によれば、この男性は六本木のクラブ経営者として、夜のクラブ界隈ではかなりの有力者として知られている。彼が芸能界や政界、そして裏社会にも顔の利く“夜のドン”といわれていることは、一部ですでに報道されている通りだが、実はこの人物、かつては元K-1プロデューサー・石井教義氏のカバン持ちを務めた過去も持ち、六本木クラブ人脈の常連だった俳優KのPRIDE参戦にも一枚噛むなど、格闘技界にも太いパイプを持っているのだ。 そうなると、朝青龍がこの人物を殴ったことにより、ひょっとすると相撲界、格闘技界の勢力分布図が大きく塗り変わることになるかもしれない。 大晦日興行『Dynamite!!』が辛うじて継続中とはいえ、ブームがすっかり過ぎ去り、未曾有の不況に悩む格闘技界。K-1も、昨年大晦日にカリスマ・魔裟斗が引退したことでスター不在に悩んでいる。 もしこの不祥事によって朝青龍が現役を追われ、力士廃業という最悪のケースを辿ることになったら、K-1に顔の利く“六本木のドン”にケガを負わせた“けじめ”のために、まさかまさかのK-1参戦…というのもあり得ない話ではない。 そう考えると、もしかしたら朝青龍はK-1が仕組んだ囮(おとり)にハメられたということか!? すべては、これから相撲協会が下す沙汰次第ではあるが…。
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スポーツ 2010年01月29日 10時55分
朝青龍暴行事件と押尾・のりピー事件の関係
角界を揺るがす大騒動に発展しているのが、先の初場所で歴代3位となる25回目の優勝を果たした横綱・朝青龍の知人男性への暴行事件だ。 「写真誌で初場所中の今月16日未明、泥酔した朝青龍が東京・西麻布で演じ警察まで出動した暴行騒動を報じられ、当初、殴られたのは朝青龍の個人マネージャーとされていたが、今週発売の『週刊新潮』で朝青龍の知人男性を殴り、顔面パンチで鼻の骨をへし折るなど全治1カ月の大けがを負わせていたことが発覚。被害者は警視庁麻布署に相談済みで、被害届を出せば刑事事件に発展するが、どうやら1000万円単位の示談金で解決に向かっている。しかし、近々、朝青龍へは何らかの厳重処分が下されることになりそう」(スポーツ紙デスク) 被害者とされているのは、芸能人も訪れる東京・六本木の某クラブの実質的責任者のA氏だとされているが、このA氏、六本木界隈ではかなりに有名人だというのだ。 「A氏はともに覚せい剤取締法で逮捕され執行猶予付き判決を受けた酒井法子・高相祐一や保護責任者遺棄致死罪で起訴された押尾学被告が通っていたクラブの出資者。逮捕前の酒井の逃亡劇にかかわったといううわさもあり、芸能界のみならず、政財界から闇社会まで顔の広い人物として知られていた」(事情通) 事の発端は、泥酔し通行人に絡んだ朝青龍にA氏が注意しただけだというが、朝青龍は自分が何をしたのか覚えていない可能性さえあるが、さすがに、やばいと思ったようだ。 「A氏が麻布署ともそれなりのパイプがあるのを知った朝青龍は震え上がり、それなりの示談金を用意し、なんとか手打ちにしてもらうよう動いてる」(同) 怖いモノ知らずの朝青龍も、さすがに今回は反省しているに違いない。
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スポーツ 2010年01月28日 14時30分
巨人軍 「札束勝負」が限界?
読売と巨人がそれぞれ画策している、ドラフトの希望枠復活とお色直しする新日米野球開催が揃って危うくなっている。 西武の裏金事件の悪の温床となったとして2007年から廃止された大学・社会人選手の希望枠に関し、巨人は事あるごとにこう復活をアピールしている。「選手の希望を聞くことは必要だ。メジャーへアマの逸材が流出するのを阻止するためにも」と。が、その本音が今年のドラフトの超目玉になる早大・斎藤佑樹の一本釣りにあることは見え見えだ。新年早々、ロッテ、ヤクルトが相次いで「斎藤1位指名」を公言したのも、巨人が画策する希望枠復活を阻止する思惑もある。 そんな水面下の裏事情もある巨人VS他球団の斎藤争奪戦が注目されている中、26日に大阪市内のホテルで12球団側と事務折衝、「国内、海外を問わず、FAは全員7年」を要求した労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)の関係者が注目すべき情報を口にしている。 「ドラフトは昨年までと同じで1位は入札・抽選制度のままで希望枠復活はなさそうだ。巨人が斎藤獲りのために、動いていると聞いていたが」と。多勢に無勢で、他球団の協力が得られずに巨人が希望枠の復活を断念したという注目情報だ。希望枠が復活すればマネーゲームになり、巨人にかなわないロッテ、ヤクルトは万々歳だろう。「大金が動く希望枠は廃止すべき」という立場を取ってきた選手会も喜びを隠さない。 今年の秋に、日米親善野球をリメークした「日本選抜がメジャー選抜相手に強化試合」をうたい文句にする新日米野球を開催したい読売の前には、この労組・選手会が立ちはだかっている。 「アジアシリーズ、WBCなど真剣勝負の国際試合が増えた今、花相撲の日米野球は存在価値がなくなった。日米交流など意義のあった過去の業績を称える意味で2006年に読売主催で最後の日米野球をやっている。復活させるには、それなりの理由がなければ認められない」。 選手会関係者はこう明言している。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を連覇した侍ジャパン効果に便乗しようとする、読売主催の「日本選抜がメジャー選抜相手に強化試合」という真剣勝負を強調する新日米野球計画だが、選手会は簡単に首を縦に振らない。球界関係者が最後の落としどころを明かす。 「どうしてもとなれば、読売がお得意のばらまき作戦を展開するしかないだろう。出場する日本選抜の選手に高額のギャラを払い、選手会そのものにも大金をつかませるしか手はないだろう。選手会も活動資金は枯渇しており、お金はのどから手が出るほどほしいはずだ」。 しかし、FA選手乱獲、他球団の主力外国人選手横取りと、札束勝負がお家芸だった読売巨人軍も「育成」を口にするように、金欠状態になっている。選手会の壁をクリアするのは簡単ではない。
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スポーツ 2010年01月28日 13時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 第60代横綱、双羽黒こと北尾光司さん
かつて、おかみさんへの暴力疑惑など数々の問題で角界を騒がせ廃業した第60代横綱・双羽黒こと北尾光司。身長200センチ、体重150キロの恵まれた体格を生かし、廃業後もスポーツ冒険家、プロレスラー、総合格闘家などと転進したが、問題ある人格面が災いしてどの世界でもうまくいかなかった。しかし、03年からは大相撲立浪部屋のアドバイザーに就任して角界に出戻り活動している。 “角界のタブー”といわれた北尾がなぜいまさら部屋付きアドバイザーなる仕事をしているのか。 「北尾はどの世界でも人とうまく繋がれず、恵まれた素質を生かせないで中年を迎えてしまった。自分の才能なら楽に金儲けできると思っていたが、協調性、社会性のない性格では成功するわけもなかった。そこで、かつての後輩・羽黒海に仲介してもらって立浪部屋のアドバイザーになったらしいです。もちろん、日本相撲協会所属ではありませんが。今の立浪親方は北尾より年下ですし、わがままな北尾にしては居心地の良い場なのでしょう。しばらく問題も起こさず静かに活動している北尾ですが、そのウラでは今の角界のどさくさに紛れて、更に自分の地位を上げようとも画策しているようです。横綱会にも顔を出しているし、結局“腐っても横綱”で大きな顔していられる場所は角界ですから」(夕刊紙・相撲担当記者) 貴乃花らの革命に揺れる角界のゴタゴタに紛れて、自分の汚点は封印し横綱の名誉を盾に角界本格復帰を目指そうというのか。その一方で、また全く別の噂も聞こえてくる。 「北尾にとって見過ごせないのが、やはり小錦なんです。小錦は現在、NHK教育テレビの“にほんごであそぼ”に長年レギュラーで出演し、大活躍しています。かわいい子供たちとの共演ですし、第二の人生の成功の象徴だと思います。一方、北尾は大相撲時代から友人もいなく、後輩も寄ってこなかった。今も第二の人生に成功しているとは言いがたい。土俵上で自分に“負けた”小錦が活躍している姿には相当ジェラシーを焼いていて、自分も教育テレビでちびっ子のアイドルになりたいと呟いているそうなのです」(角界関係者)と、いうから驚きだ。 根っからの問題児が子供の手本になれるジャンルが果たしてあるのだろうか? 小錦はウクレレが更に価値を高めたが、北尾の趣味に目を移してみると…ナイフのコレクターでは教育とは対極だし、パソコンの手ほどきを子供たちが北尾のようなごついおじさんから受けるのも気の毒だ。教育テレビではまず北尾の需要はないだろう。果たして、北尾は汚名を返上し人生にもう一花咲かせることができるのだろうか?
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スポーツ 2010年01月27日 16時00分
阪神・金本契約更改のドタバタ!
キャンプイン前に1億円ダウンの4億5000万円で契約更改した阪神・金本知憲外野手(41)のドタバタ楽屋裏を明かす。 「越年はただ僕と球団側のスケジュールが合わなかっただけ…。金銭的なことは特に話していない。今年の選手はこういうスタイルで戦っていきたいということは伝えた」。金本はこう強調したが、プロ入り19年目で初の年俸ダウンに鬼の形相だった。この金本の契約更改に関して阪神球団側から異例の説明があったことでも、何かあったことがわかる。 「金本が一番です」という球団側のコメントは、4年総額20億円の契約をしたと言われる城島健司(前マリナーズ)を意識したものだ。金本は5億5000万円から4億5000万円に大幅ダウンしても、4年連続日本球界最高年俸であることを、わざわざアピールしてみせた。その裏にあるのは、城島の加入で控え捕手に回される矢野、さらには「オレの時は捕手は矢野がいい」と宣言している下柳らチームの中核を占める金本派の存在がある。 「城島はいくらバリバリのメジャーリーガーかしらんが、いきなり金本さんの年俸を超えるのはおかしいだろう」。阪神の選手間にはこういった城島に対する反発がある。 去年はケガでほとんど出場できず、大幅減俸された41歳の矢野。代役としてマスクをかぶった狩野は打撃が良くてもリード面は今ひとつ。右の強打者と捕手の補強は阪神の二大ポイントだっただけに、城島の獲得は一石二鳥だ。が、唯一の不安が、金本を上回る可能性のある高年俸だった。昨シーズンの不成績から金本の大幅ダウンは予想されていただけに、実際に城島がいきなり阪神に止まらず、球界ナンバーワン年俸になった時にプライドを傷つけられる金本、その一派のリアクションが心配されていたのだ。 阪神球団側が「金本の方が城島より年俸は上です」と懸命に釈明したのも、そういうチーム事情があるからだ。が、このフロント首脳の言葉を額面通りに信じる阪神ナインは少ないだろう。本当の年俸を知っているのは、契約交渉に臨んだ城島本人と球団フロントだけだからだ。実際は城島が金本を超えている可能性が大だ。 一応世間的には金本の体面は保てたわけだが、シーズンに入っての金本、城島の成績次第では、チーム内に新たな波紋が起こるだろう。城島が金本一派を沈黙させるような攻守の働きを見せればいい。が、城島が年俸に見合う活躍をしなければ、金本一派からのバッシングは強まるだろう。 「城島獲得の効果は、百かゼロだろう。中途半端な50%、60%という数字はない。城島はハッキリっとモノを言う選手だから、吉と出るか凶と出るか。阪神5年ぶりのリーグ優勝の救世主になるか、チームを空中分解させるか、二つに一つだ」。阪神OBはこう断言していたが、金本の契約更改劇で早くもその通りの様相を見せている。
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スポーツ 2010年01月27日 14時00分
前ロッテ・清水は尾花イズムに付いていけない?
キャンプイン直前の自主トレ期間、新加入選手は苦労しているようだ。 神奈川県・横須賀球場での一幕−−。千葉ロッテから移籍していた清水直行投手(34)がオドオドしている。横浜投手陣の合同自主トレが行われたこの日、清水はまだ新しいチームメイトの顔と名前が一致しないのか、キャッチボールの相手探しにも戸惑っていた。 横浜と言えば、尾花高夫・新監督の『投手再建』にも注目集まっているが、その試金石は、新加入・清水だと目されている。 「ロッテではボビー・バレンタイン監督の方針で、キャンプ中の投げ込み数はかなり制限されてきました。全体練習にしても、午後2時には終わっているような生ぬるいキャンプでした。短時間で集中してやるという、メジャー式の練習をバレンタイン監督は一貫して貫きました」(ロッテOBの1人) そんなメジャー式キャンプの是非はともかく、対照的なのが、尾花監督の練習内容だ。「キャンプ中は例外なく、徹底的に投げ込みをさせる!」と意気込んでいるそうだが、旧ロッテの“ユルフン練習”が染み付いた清水は『尾花イズム』に付いて行けないだろう。清水本人はこの日の合同自主トレ後、「むしろやりやすい。尾花監督と自分の考え方を巧く組み合わせて」と反論したが、前出のロッテOBはこう首を傾げる。 「清水は故障する度に、バレンタイン前監督の投球制限を設けた練習法のせいにしてきました。投球制限があろうとなかろうと、プロならば、自分でしっかり調整できるはず。言い訳ができなくなるので、結果を残さなければ、清水はベイスターズで浮いてしまう」 過去の成績を見てみると、確かに清水はバレンタイン監督が就任した04年から勝率を落とし、勝ち星が負け数を上回ったのは2年だけ。08年の13勝9敗が最高勝率だった。他人のせいにする“内部批判”も放出の遠因と言われているだけに、今季はそれ相応の成績を残さなければ、オトコが廃るというものだ。球界関係者がこう続ける。 「尾花監督と関係の深いヤクルト、ソフトバンク、巨人のOBが横浜キャンプを訪問する予定です。なかには、頼まれてもしないのに指導してくる人もいるので、横浜選手は苦労すると思いますよ」 尾花監督にしても、単に自分の考え方、練習メニューを押し付けるだけでは再建はかなわない。清水に限らず、練習不足の一部若手をどうやってコントロールするか、その手腕が問われる。 ともあれ、清水が再起を果たすには、まずはキャッチボールの相手を見つけることだ。
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スポーツ 2010年01月27日 13時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 女子プロレス・アジャコングさん
女子プロレスを代表する悪役レスラーとしてリング内外にその名をとどろかせたアジャ・コング。歴代女子レスラーの中でも人気、実力共にトップ10に入るだろう。アジャは現在、OZ アカデミーに所属し、小さい興行主体ではあるが現役でプロレスを続けている。 アジャといえば、ダイナミックなボディとフェイスペイント姿で一斗缶を凶器に暴れまわるヒールぶりがあまりにも有名だが、その素顔は実にギャップがある。本が好きで知識も豊富、大変礼儀正しくかわいらしい性格で周囲から愛されるキャラなのだ。本名の宍戸江利花(ししどえりか)というキュートな名に相応しい性格と言っても過言でない。 1986年にプロデビューし、今年で24年目のレスラー人生を迎えたアジャ。昨年9月に、39歳になったのだが、この“年齢”には彼女自身ただならぬ思い入れがあるようだ。 実は39歳というのは亡き母がアジャを産んでくれた年齢なのだ。アジャは1970年9月25日に米軍立川基地に勤務していたアフリカ系アメリカ人の軍人、ヘンリー・マニゴールド氏と日本人の母・洋子さんの間に誕生した。幼少時に父が突然と本国に召還されたため、母・洋子さんは女手ひとつでアジャを育ててきた。当時、立川で飲食店を営んでいた洋子さんが米軍人の子を産むことには、洋子さんの親戚一同が大反対。全親族から絶縁された経緯があり、洋子さんとアジャは本当に母ひとり子ひとりでイバラの道を歩んできたといえる。 「アジャはハーフということで物心ついた頃から、イジメられてきました。母・洋子さんはそんな日がくるだろうことを覚悟していたがゆえに、幼少期からアジャを厳しく育ててきた。でも、アジャがイジメの日々の中で自分の出生を憎んだ言葉を母にぶつけたとき、一度だけ母は涙を流し、母子心中を口にする勢いでアジャの喉元に包丁をかざしたそうです。そんな悲しい姿の母をみたことはなく、そのときからアジャは自分自身をみつめ、つらかったことを個性に生かし前向きにレスラーを目指すようになったんです」(元プロレス担当記者) しかし、母はアジャの入門時に癌で他界してしまい、娘の大活躍を見ることはできなかった。逆にその悲しみがアジャの活躍の原動力となったのだがアジャの心残りは察するに余りある。 今まさに母が自分を産んでくれた歳になってアジャはますます複雑な心境のようだ。 団体関係者が言う。 「実は…アジャは密かに家族を持ちたいと願っていると思います。アジャは、お母さんが親戚から総スカンの中、高齢出産の初産で自分を産んでくれたのに自分は何も恩返しできなかったと、どこかで自分を責めてきたんです。だから、自分が家族を持って幸せになることが母への最大の恩返しと思っているようです。まさかと思うでしょうが…つまり、結婚、出産に対する憧れですよ。母が自分を産んでくれたこの“39歳”に家族を持つことこそに相当なこだわりがあるのでは?」 これまでは、常に“男”として扱われてきたアジャだが、内面はやはり女の幸せを待ち望むLadyなのだろう。アジャが39歳である9月24日までに引退−−そして“最終就職”という電撃的なミラクル・ニュースが駆け巡る可能性もあるかもしれない。
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スポーツ 2010年01月27日 10時25分
貴乃花潰しが逆効果!! 若手親方衆の改革ムードが広がる 作戦参謀は景子夫人か!
大相撲に大きな変革期が訪れようとしている。貴乃花の“黒い交際”が写真週刊誌にスッパ抜かれたが、この記事は、日本相撲協会幹部の某が貴乃花潰しのために意図的にリークしたものといわれている。この某は、以前から闇権力との癒着が噂されていた人物であり、協会内の揉め事を収める役割を果たしているといわれてきた。 このリークにより、貴乃花の当選の可能性がなくなったといわれていたが、逆に露骨な貴乃花潰しに義憤を感じている若手親方衆が増えているという。つまり、圧力をかけることで、貴乃花に判官びいきの感情が協会内部で巻き起こっているのだ。 言い換えれば、若手や反対論者をスキャンダル暴露、闇の勢力を使った嫌がらせなどで潰してきた今までの協会の問題体質を、貴乃花は身をもって世間に知らしめたのである。協会の若手親方衆の中には、貴乃花のチケット販売方法の改善や升席の人数改善、ファンクラブ運営、力士の老後保障などに共感を示す者も多数出ており、貴乃花が逆転当選する可能性も出てきたのだ。 某一門が立会人によって、投票用紙をチェックするという暴挙に出る動きもあったが、所管省庁の指導により、チェックのない自由投票となる方向で固まりつつある。政府サイドも相撲界と闇権力の癒着は大いに注目しており、これを機会に一掃しようとしているともいわれている。 協会の古い考えに束縛された幹部たちが、貴乃花に圧力をかければかけるほど、相撲界の問題点が浮かび上がり、封建的な体質を露見することになる。幹部たちと貴乃花の戦いは、貴乃花が頭脳戦を駆使して、一歩リードする形になったようだ。この結果は、当然といえば当然である。賢妻・景子夫人という作戦参謀がついている貴乃花が、簡単に敗れるわけはないのだ。貴乃花の改革に日本中が注目している。
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