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前ロッテ・清水は尾花イズムに付いていけない?

 キャンプイン直前の自主トレ期間、新加入選手は苦労しているようだ。
 神奈川県・横須賀球場での一幕−−。千葉ロッテから移籍していた清水直行投手(34)がオドオドしている。横浜投手陣の合同自主トレが行われたこの日、清水はまだ新しいチームメイトの顔と名前が一致しないのか、キャッチボールの相手探しにも戸惑っていた。

 横浜と言えば、尾花高夫・新監督の『投手再建』にも注目集まっているが、その試金石は、新加入・清水だと目されている。
 「ロッテではボビー・バレンタイン監督の方針で、キャンプ中の投げ込み数はかなり制限されてきました。全体練習にしても、午後2時には終わっているような生ぬるいキャンプでした。短時間で集中してやるという、メジャー式の練習をバレンタイン監督は一貫して貫きました」(ロッテOBの1人)
 そんなメジャー式キャンプの是非はともかく、対照的なのが、尾花監督の練習内容だ。「キャンプ中は例外なく、徹底的に投げ込みをさせる!」と意気込んでいるそうだが、旧ロッテの“ユルフン練習”が染み付いた清水は『尾花イズム』に付いて行けないだろう。清水本人はこの日の合同自主トレ後、「むしろやりやすい。尾花監督と自分の考え方を巧く組み合わせて」と反論したが、前出のロッテOBはこう首を傾げる。
 「清水は故障する度に、バレンタイン前監督の投球制限を設けた練習法のせいにしてきました。投球制限があろうとなかろうと、プロならば、自分でしっかり調整できるはず。言い訳ができなくなるので、結果を残さなければ、清水はベイスターズで浮いてしまう」

 過去の成績を見てみると、確かに清水はバレンタイン監督が就任した04年から勝率を落とし、勝ち星が負け数を上回ったのは2年だけ。08年の13勝9敗が最高勝率だった。他人のせいにする“内部批判”も放出の遠因と言われているだけに、今季はそれ相応の成績を残さなければ、オトコが廃るというものだ。球界関係者がこう続ける。
 「尾花監督と関係の深いヤクルト、ソフトバンク、巨人のOBが横浜キャンプを訪問する予定です。なかには、頼まれてもしないのに指導してくる人もいるので、横浜選手は苦労すると思いますよ」

 尾花監督にしても、単に自分の考え方、練習メニューを押し付けるだけでは再建はかなわない。清水に限らず、練習不足の一部若手をどうやってコントロールするか、その手腕が問われる。
 ともあれ、清水が再起を果たすには、まずはキャッチボールの相手を見つけることだ。

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