スポーツ
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スポーツ 2016年04月01日 09時00分
「チームを乗せていく」 金本阪神の『超変革』までの道のり(後編)
6番・鳥谷敬(34)。オープン戦終盤、「1番・高山、2番・横田」の新打順が続いたため、これまで主にリードオフマンを務めてきた鳥谷の打順も変わるのは予想できた。 「3番・鳥谷、ヘイグは5番か6番だと見ていました」(プロ野球解説者) 鳥谷の6番は降格ではないようだ。鳥谷が3番なら、高山、横田と左バッターが3人続く。チーム関係者によれば、4番もゴメスではなく福留でスタートすると決めていたそうだ。左バッターが4人続くのを避けたのだろう。もっとも、「鳥谷、西岡」で1・2番コンビを編成していたら、前政権と代わり映えしなかった。金本監督はこの新打順を決断するまで、それなりの時間を要したそうだ。 「キャンプ序盤だったと記憶していますが」と球界関係者が前置きし、金本監督がいかに打順編成に悩んでいたかを教えてくれた。 「DeNAのラミレス監督が『2番梶谷』の新打順を考えているとの情報が入ってきました。金本監督が口にしたのは、『そう来たか!?』のセリフでした」 梶谷隆幸はトリプルスリーを狙えるDeNAの主力選手。ラミレス監督は就任してすぐ、打線で期待する選手として、主砲・筒香嘉智とともにその名前を挙げていた。3番バッタータイプとして評価されているが、そのクリーンアップ候補を2番に置く攻撃的打順を知って、金本監督は「先を越された」の心境だったという。 「基本的に『バントはやらない』の方針。そうなると、2番の打順に3番タイプのバッターを置くことができます。金本監督は新2番バッターをスローガンである超変革の象徴にするつもりでした」(前出・関係者) その攻撃的2番バッターの候補の1人に鳥谷も含まれていた。新人の高山俊(22)、横田慎太郎(20)、そして、二塁手争いを繰り広げた大和(28)もそうだった。 「ラミレス監督は梶谷の故障で『2番梶谷』の攻撃的打順の変更を余儀なくされましたが、同じ梶谷タイプ(3番バッター)ではインパクトがない。参考にされたのは、星野仙一氏が監督だったころの打順。『2番赤星』です。若い高山と横田を1、2番で並べ、チームに勢いを付けようとした部分もありますが」 赤星憲広氏(現解説者)は2番の打順で、首位打者を獲っている。2番バッターが俊足であれば、併殺プレーも成立しにくい。 鳥谷にとって、6番の打順はむしろチャンスではないだろうか。意外だが、鳥谷のバットマンタイトルは最高出塁率(2011年)だけだ。今季は走者を溜めた場面で打席がまわってくる。出塁率の高さは30代半ばとなった今も変わっていない。「出塁率=ヒット」と見れば、『6番鳥谷』は打点王のタイトルを狙える。 「あまり目立っていないが、4年目の北條史也(21)の成長を口にするコーチもいます。遊撃手なので鳥谷の控えが長いが、ウカウカしていたら、金本監督は北條を使うかもしれない」(プロ野球解説者) 鳥谷はキャンプ、オープン戦で若手に混じって居残り守備練習をこなしていた。数少ないレギュラーを公言されたベテランが懸命になれば、他選手も自ずと練習熱心になる。これも『超変革』の一環でもある。
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スポーツ 2016年03月31日 10時58分
「チームを乗せていく」 金本阪神の『超変革』までの道のり(前編)
金本知憲監督(47)が開幕カード(対中日)を勝ち越し、順調な滑り出しを見せた。第2戦で初勝利を挙げたとき、「それなりに、うれしい」と感想を述べた。言葉は素っ気ないが、顔は綻んでいた。また、この開幕カードを勝ち越した後、「(選手たちを)乗せていくことが大事だと思う」と振り返っていた。 選手たちを乗せていく…。この言葉は意味深い。 1番・高山、2番・横田、3番・ヘイグ。なかでも、新人の高山俊(22)は、金本阪神のスローガンである『超変革』の象徴とも言われている。横田との「1・2番コンビ」の活躍は2011年以来となるオープン戦首位の原動力ともなった。その勢いを開幕カードに持ち込んだわけだが、ヘイグを3番に置いた開幕戦の新打線は、捕手の岡崎太一(32)を含めれば、「4人が新戦力」となる。 開幕戦を観戦したプロ野球解説者の1人がこう言う。 「高山、横田、ヘイグに対し、セ5球団はまだデータを取りきれていません。選手としての特徴は分かっていますが、得意なコースや苦手コースはどこなのか、どの種類の変化球が苦手で、どういう配球で苦手なボールを投げられたら対応できないのかなど、調べ上げるのはこれからです。オープン戦終盤がとくにそうでしたが、意図的に色々なボールを投げ、どんな対応をするのかを確かめています。彼らの真価が問われるのは交流戦以降かな」 彼らの勢いが止まるときもあるかもしれない。しかし、阪神が「変わった」と不安も確信できたのは開幕戦の1回、5回の攻撃だろう。 1回裏、先頭の高山が出塁する。2番・横田慎太郎(20)はヒッティングに出た。去年までの阪神だったら、手堅くバントで進塁させていた。結果は投手ゴロだったが、横田は一塁まで全力疾走し、併殺プレーを防いだ。秋季キャンプから「走る」をテーマにし、犠打や凡打での打者走者の手抜き走塁は「絶対に許さない」とする金本イズムである。 また、5回裏は投手のメッセンジャー(34)に盗塁のサインを出した。調べてみたところ、阪神が投手に盗塁をさせたのは35年ぶり(成功)。このメッセンジャーについて、金本知憲監督と腹心・矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(47)は“意見交換”していたという。 春季キャンプ前だった。矢野コーチが解説者時代に見た印象として、 「投内連携プレーで全力疾走しない。もう助っ人ではなく、主力なんだから(本人に)言ってやろうかと…」 と言った。金本監督も頷き、さらにこう続けた。 「オレさ、ピッチャーにも盗塁のサインを出そうかと思っている」 投手の盗塁と聞き、矢野コーチは無言で聞き返した。 「藤浪(晋太郎)あたりは喜んで走ってくれると思うんだけど?」 金本監督がそう言うと、矢野コーチは反論しなかった。 「セ・リーグの投手は打席に立ちます。バントのサインが出て、ボールを転がすと、一塁まで全力で走る投手はいないんじゃないかな。守っている側からすれば、簡単に一塁送球して、アウトカウントが1つ稼げるんだから、楽なもんですよ」(前出・プロ野球解説者) 投手の全力疾走は守備側のチームにプレッシャーを与えるようだが、リスクもともなう。一塁ベースカバーに入る二塁手と接触すれば怪我を負う。その怪我が重症となれば、ローテーション全体に影響が出る。しかし、金本監督はリスクよりも攻めることを選んだ。 “手抜き走塁”の典型例だったメッセンジャーがトラ投手陣の先陣を切って、盗塁を決めて見せた。中日守備陣が乱れる間に三塁まで走っている。 「5回裏は7番・西岡が出塁すると、8番の岡崎にエンドランのサインを出しました。下位打線にも犠打ではなく、『攻める』攻撃をさせました。エンドランは決まるとベンチは凄く盛り上がるんです」(前出・同) 「乗せていくことが大事」と言った金本監督の狙いは、そんな戦う姿勢を植え付けることにある。それだけなら、単なる『変革』だが、積極的に攻めることが当たり前だというところまでチームを変えなければ、『超変革』にはならない。乗せていくことで『変革』の先までチームを進化させる。開幕初戦を勝ち星で飾れなかったが、新生・金本阪神は確実に『超変革』へと歩み始めた。
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スポーツ 2016年03月30日 16時00分
マリリンvs吉田知那美 カーリング女子で勃発する主導権争い
「世界女子カーリング選手権」(カナダ/3月19日開幕・現地時間)は、オンナの熱い“覇権争い”で氷が溶けてしまうのではともっぱらだった。 日本代表の座を勝ち取ったロコ・ソラーレ北見といえば、マリリンこと本橋麻里(29)が所属することで知られているチーム。しかし昨年10月に第一子を出産したため、最近は試合に出ていない。 「経験豊富な本橋がチームの支柱だったのは事実。しかし彼女が妊娠・出産でチームを離れていた間、若い吉田知那美と藤澤五月(ともに24)が急成長し、今回の世界選手権出場を懸けた日本選手権で勝利したのです」(競技関係者) 特にリーダーシップを発揮してきたのが吉田だ。「北海道銀行から北見に移籍」という経歴こそ本橋と重なるが、性格は異なる。本橋は良くも悪くも前に出ようとするタイプ。吉田は道銀時代も嘱託とはいえ、しっかりと業務をこなし、現在も大手自動車会社で働きながら競技を続けてきた。 「今季、中部電力から移籍した藤澤が『こんなに練習するの?』と驚いていたほど。吉田、藤澤は安定した生活を捨て新興の北見に移籍したのだから気は強い。2人ともロリ顔ですが(笑)」(同) その藤澤も、吉田との相性が良かったのか、日本選手権では大会MVPを獲得。吉田が牽引し、最後は藤澤が決めるという勝利の方程式も完成した。 「本橋は助言役としてチームに帯同していました。リンクに下りられないので吉田に任せても良かったんですが、世界選手権も同行したのです」(運動部記者) 本橋は助言を送っていたそうだが、吉田体制の新チームとの距離はむしろ広がっている。如実に表れるのがスイーピングだ。カーリングはブラシでリンクをスイープしストーンを導くシーンがお馴染みだが、今季から“皆で”ではなく、1人が掃き、もう1人がそれを補助する新スタイルになった。その指示を送るのは、全て吉田なのだ。 主導権を握ったロリ顔コンビ。2人を見る本橋の視線には、複雑な思いが込められている?
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スポーツ 2016年03月30日 11時57分
斎藤佑樹が二軍で満塁被弾 遠のく一軍マウンドと「したいこと」のギャップ
3月29日、北海道日本ハムと千葉ロッテマリーンズのイースタンリーグ公式戦が行われた(鎌ヶ谷)。平日の日中ながら、スタンドには熱心なファンも多く、厚い声援を送っていた。しかし、千葉ロッテ・福浦の打球がライトフェンスを越えた瞬間、その声援は溜息と野次に変わった。4回被安打7、失点6。福浦に満塁の一発を献上したのは、斎藤佑樹(27)である。 結果を出して、一軍へ。そろそろ、結果を出さなければ、首脳陣は“判断”しなければならないだろう。この日のピッチングを見る限り、いばらの道は続きそうだが…。 「斎藤も自分の置かれた立場を分かっていますよ。今年は正月返上で練習していましたし」(球界関係者) 斎藤はあるテレビスポーツ番組で、6年目の今季を迎える心境、近年の不振に関するインタビューを受け、こう答えている。 「『過去の栄光を捨てろ』とか言われるんですが、自分が悩んでいるのはそんなことじゃない。『今、自分がしていること』と『したいこと』のギャップ。そこで苦しんでいる」 ロッテ二軍にも通用しなかった投球もそうだが、大卒6年目である。故障に苦しんだ時期もあった。とはいえ、過去5年間で一軍登板数は57試合、通算14勝。キャリアハイがルーキーイヤーの6勝では、とっくに肩を叩かれていてもおかしくはない。 斎藤がドラフト指名された2010年当時を知る関東地区担当のベテランスカウトがこう言う。 「『視察しているフリ』をしているスカウトもいましたよ。顔見知りを見つけてはお喋りばかりして。プロでは厳しいというのが正直な評価でした。斎藤で1位入札したのは、日本ハム、ヤクルト、ロッテ、ソフトバンク。営業目的だったチームも含まれていたのでは」 先の言動から察するに、斎藤は2006年夏の甲子園を制した栄光を語られるのがイヤらしい。伸び悩みの一因が栄光を捨てられずと決めつける声にも反論したいところがあるのだろう。だったら、『今自分がしていること』と『したいこと』の後者を捨てれば良いのではないだろうか。大学卒の22歳でプロ入りし、5年間も悶々としてきた投手が、今から超一流に飛躍するのは考えにくい。また、大谷、有原、吉川、外国人投手もいる日本ハムのローテーションのなかに食い込むのも難しい。だったら、ローテーションの谷間や救援に転向してでも、まずは一軍に定着する手段を考えるべきではないだろうか。 「栗山監督はそういった意味を含め、昨年、一昨年と厳しい叱咤激励を続けてきました」(前出・関係者) 「したいこと」は、理想や目標。高い目標を持つことは悪くないが、それを生み出すのは自身の経歴によるところが大きい。斎藤は自分でも気づかないものの、どこかで「過去の栄光」を引きずっているのでは…。 「金平(将至=25)って、こんなに速いボールを投げていたかな?」 斎藤の次にマウンドに上がった左腕・金平が小気味よいテンポでストレートを投げ込んでいた。実際は140キロ台半ばだが、斎藤の真っ直ぐを見慣れた観客はそんな声も上げていた。
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スポーツ 2016年03月29日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 2016NPB新外国人 元大リーガーを辛口格付け
3月25日、メジャーに一歩先んじて日本のプロ野球(NPB)が開幕する。今オフ、多くの日本球団が例年より多くの資金を注ぎ込んで得点力アップの切り札になり得る強打者の獲得に動いた。■「新主砲」と期待される大物、ゴームス(楽天)、ギャレット(巨人)、ビシエド(中日)の辛口評価 ゴームスは得点力不足の楽天が鳴り物入りで獲得した右の大砲。ギャレットは本塁打不足に泣いた巨人が3億円を投じて獲得した左の4番打者候補。ビシエドは低迷する中日が浮上の切り札として期待している右の大砲だ。 この3人には大きな共通点がある。それは「右投手を苦手にする右打者」ないし「左投手を苦手にする左打者」であるという点だ。 メジャーではこうした『片側通行の打者』をプラトーンプレーヤーと呼ぶ。右投手に強い左打者と左投手に強い右打者をセットにして、相手の先発投手が右か左かによって使い分けるツープラトンで使うと大きな戦力になるからだ。 しかし日本の球団は効率優先のそうした割り切った選手起用ができない。この3人も開幕から不動の4番打者、ないし5番打者に固定されて、相手投手の左・右に関係なく使われることになるだろう。 これでは結果が「大コケ」になって当然である。 それでも弱点が知れ渡るまでは、そこそこ活躍するかもしれない。しかし知れ渡ったあとは上手く対応できないゾーンに変化球を集められて打率がどんどん低下するだろう。 ゴームスやギャレットはパワーがある反面、タイミングを外されるともろい傾向があり、とくにスライダーの制球のいい投手と相性が悪い。 日本にはそのタイプの投手が大勢いるので、シーズン中盤以降はフラストレーションがたまる展開になりそうだ。■安物買いの銭失いになりそうなルーキ(ヤクルト)、アマダー(楽天)の辛口評価 ルーキはメジャーで4年投げた実績を持つが、年俸はわずか3000万円。そのような低額で契約せざるを得なかったのは、スネに大きな傷を持つ身であるからだ。 「レンジャーズのマイナーにいた'08年、仲間とともにパーティーで一緒だった女子学生を輪姦し強姦容疑で逮捕され、短期間刑務所で服役した前科があるからです」(スポーツ専門局アナリスト) こんな事件を起こしてもレンジャーズは将来性のあるルーキを解雇しなかったため、釈放された後はマイナーのチームに復帰しピッチングを再開。3年後にはメジャー昇格を果たした。 しかし、どこに移籍しても冷たい目で見られるため精神的に安定せず、結局メジャーには定着できなかった。 日本では、ゆるキャラに扮したりしてユーモアのある好青年のようにふるまっている。その努力は立派だが、ピッチャーがピッチング以外に余計なエネルギーを割くと好成績を出すのは難しくなる。日本で活躍できる可能性は、極めて低いように思える。 楽天の指名打者アマダーは昨年メキシカンリーグで41本塁打、107打点をマークして2冠に輝いた。それでも年俸3000万円の格安契約になったのは、2つの理由がある。 「メキシカンリーグは球団のある都市の多くが高地にあるので、平地でやるより打球が飛びます。特に昨年アマダーが在籍したメキシコシティ・レッドデビルズは標高2200メートルの高地にあるので、打球が平地より12メートルくらい余計に飛ぶのです。だからあそこで41HRをマークしても実際には20〜25本程度にしか評価されません」(同前) しかし、格安契約になった最大の理由は「極端な体重オーバー」にあるようだ。 「アマダーは体重が135キロもあり、世界一体重の重いプロ野球選手と言われています。それが災いして、米国のチームから無視され続けたので楽天は年俸を25万ドル(約3000万円)までカットできたのです」(同前) メジャーのチームが力士体形の選手と契約しないのは、目方が多すぎると故障リスクがどんどん高くなるからだ。その見方が正しかったことは彼が来日してすぐに証明された。 アマダーはキャンプ終盤、打撃練習で手首を負傷。全治8週間と診断され故障者リスト入り。5月上旬まで復帰できなくなったのだ。 体重オーバーの選手がシーズン序盤に故障すると、その年はほとんど戦力にならなくなる。復帰しても調整不足のため故障があちこちに出るようになるからだ。今季のアマダーはリハビリに時間を費やしているうちにシーズンが終わってしまうように思えてならないのだが…。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年03月29日 12時02分
開幕カード大盛況の裏で懸念される不祥事の後始末
「もう、出て来ないよな…」 プロ野球関係者、とくに連盟担当としてNPB事務局にも出入りしている球団幹部から、そんな“祈り”にも似たボヤキが聞こえてきた。 2016年のプロ野球ペナントレースが開幕した。第一節を終え、セパ12球団のべ18試合で動員した総観客動員数は57万5292人。開幕6試合だけでも、19万8416人を集めた。単純に比較できないが、Jリーグの今季開幕戦の総観客動員数は18万6688人(J118チーム9試合/2月27〜28日)。スタジアムの規模などが異なるが、約20万人を集めたことで『プロ野球人気の底力』を再認識したメディアも少なくなかった。 「昨秋、巨人選手による野球賭博関与が発覚し、キャンプインしたと思ったら、清原和博の逮捕です。もう膿を出し切ったと思ったら、巨人から4人目の賭博関与者が出て、他球団からも『声だしのご祝儀』や、高校野球の勝敗にお金を賭けていたとの報告があって…。各球団の営業担当はファン離れを懸念していただけにホッとしましたよ」(在阪球団スタッフ) 冒頭の「もう、出て来ないよな」のセリフは、「これ以上の不祥事や賭博関与者が出て来ないように」という意味である。 しかし、悲観的な見方をする関係者もいないわけではない。 「営業的な打撃はありませんでしたが、プロ野球界に対する社会的な信用はまだ回復していません。(野球賭博の)本格的な調査はこれからが本番です」 12球団が浄化を目指す共同声明を出したのが、3月23日。どういうわけか、その翌24日になって、オリックスが「ノックによる罰金制を敷いていたこと」が判明した。この件は「18日時点でNPBに報告していた」との一報もある。だが、共同声明を出した23日の12球団代表者会議で“金銭授受あった球団名”にオリックスは入っていなかった。12球団代表者会議に出たオリックス職員、NPBスタッフは気づかなかったのだろうか。 「中日でもノックでミスをした選手から罰金を集めていました。しかし、その罰金を福祉関係に寄付していた、と。社会貢献であれば、金銭授受は許されるのかと指摘する関係者もいないわけではありません」(前出・同) 野球協約には抵触しないそうだが、高校野球の勝敗、声だしのご祝儀、罰金などについて、法曹界からは「単純賭博罪に当たるのではないか」との声も出ている。 「笠原将生元投手がNPBの聞き取りに応じ始めました。そこで新たな情報が出て来ないとも限らない。5月になれば、清原の裁判も始まります。一部報道にもあったように『現役時代からのクスリの使用説』が証言されれば、2020年東京五輪の追加競技に立候補している件にも影響が出るかもしれません」(球界関係者) 賭博、覚せい剤。膿は出し切らなければならない。野球賭博の真相究明が進めば、ファンはもっとつらい話を聞かされることになるだろう。「高校野球の指導者復帰」、東京五輪の追加競技など、プロ野球界の不祥事が理由で“悪い方向”に一変しなければいいのだが…。*写真イメージ
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スポーツ 2016年03月28日 12時18分
ドラフト情報 センバツ大会のネット裏に衝撃が走った日
第88回選抜高校野球大会(以下=センバツ)のネット裏がざわめいた。 去る3月24日(大会5日目)、巨人の山下哲治スカウト部長が自ら視察に訪れたのだ。同部長は“神出鬼没”でも知られている。スカウト陣を統括する立場になりながらも、「お目当ての選手」を自らの眼で確かめるため、全国を飛び回っているが、同部長が訪れたのは一回戦の試合。それも、午前9時開始の第一試合だった。 「どの球団もドラフト候補の選手に関しては練習試合も見ていますからね。甲子園大会は『あくまでも確認』というスタンスをとる地区担当スカウトもいます」(在京球団職員) その山下部長が視察したのは、創志学園(岡山)対東海大甲府(山梨)。創志学園には昨秋の神宮大会でも好投した高田萌生(新3年・右投右打)がいる。試合後、同部長が各メディアにこうコメントをした。 「最初はボールにキレがなかったけど、後半はストレートもけっこう来ていた。投げ方がいいよね。高校生の右投手では間違いなくトップクラス」 創志学園・高田に関する批評を求められ、そう答えた。そのご満悦な表情からして、今後絞り込まれる『指名リスト』に高田が残ることは間違いないだろう。 「山下部長も同行したその日の巨人スカウトチームはスピードガンも持参しています。近年、球速が何キロ出たとか、そういう評価をしなくなりました。あえて計測器を持ち込んだのは、高田が一年生のころから評価していたからでしょう」(前出・同) 同日、阪神の畑山俊二アマ統括スカウト補佐も、高田について「去年の神宮大会よりもフォームのバランスが良くなっている。スライダーの曲がりも…」と称賛していた。 関係者によれば、昨秋のドラフト会議では1位指名の最終判断を山下部長に委ねたという。即戦力投手の指名の方向性は合致していたが、数人まで絞り込んだ後の『決め手』に欠いた。山下部長が昨年10月14日の立命館大対関西大の試合を直接視察し、桜井俊貴を選んだ、と。 「東邦の藤嶋健人(右投右打)の投げた22日、敦賀気比の山崎颯一郎(右投右打)が登板した25日も、スカウトが多かったですね」(前出・同) 「今年は1位指名に残る高校球児は少ない」なる前評判もあったが、巨人はスカウト部長が、阪神もアマ統括補佐を現地派遣している。数少ない好投手を早めに見定める目的があったのだろう。いずれにせよ、センバツのネット裏でスカウトが牽制し合っている光景は変わらないようだ。(スポーツライター・飯山満)※巨人・山下哲治スカウト部長、阪神・畑山俊二アマ統括スカウト補佐のコメントは共同通信などから引用いたしました。
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スポーツ 2016年03月27日 15時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 ドジャース「前田健太」
ドジャース入りした前田健太投手の評価が日増しに高まっている。地元ロサンゼルスのメディアは3つの変化球(スライダー、チェンジアップ、カーブ)がどれもハイレベルであること、両サイドに投げ分けるピンポイントの制球力があること、速球のスピードは平均レベルだが軌道を動かせる点を高く評価しており、昨年までドジャースに在籍したメジャーを代表する技巧派右腕ザック・グレインキーの後釜になり得る人材という声も出始めている。 マエケンにとってメジャーに移ること、ドジャースを選択したことはどんな意味があるのだろう? メリットとデメリットを列挙して考察してみたい。■メジャーで投げることのメリット (1)マエケンは全投球の4割弱がスライダー。メジャーのストライクゾーンは外側にボール1個半くらい広いので、スライダーの威力が倍増する。ドジャースの先輩、斎藤隆はスライダーが右打者に対する強力な武器になり、マイナー契約で入団しながら瞬く間にクローザーに昇りつめた。(2)マエケンは制球がいいので100球の球数制限がネックにならず、6回ないし7回まで投げ切ることができる。■ドジャースで投げることのメリット (1)ドジャースは多国籍の伝統があり、英語を話せない外国人選手を活用するノウハウがある。日本人投手の使い方も心得ていて、過去に在籍した3人の先発投手(野茂英雄、石井一久、黒田博樹)は全員ローテに定着して活躍した。 (2)ドジャースはチームにクレイトン・カーショウという大エースがいるため、プレッシャーのかからない先発3番手くらいで投げることができる。 (3)デーブ・ロバーツ監督は沖縄育ちで母親が日本人。大の親日家で日本人選手との付き合い方も心得ている。 (4)マエケンはフライボールピッチャーなので、俊足で守備範囲の広い名手が揃うドジャースの外野陣には大いに助けてもらえる。 (5)正捕手のグランダルは昨年から投手をリードする能力が急速に向上。特に変化球の使い方がうまくなった。バックアップ捕手のエリスは以前からリードの上手さに定評があり、マエケンはドジャースで捕手に恵まれる可能性が高い。 (6)日本人が多く住み気候もいいロスは、日本人選手には最高の住環境。 このほか、本塁打の出にくいドジャースタジアムで投げることは、フライボールピッチャーであるマエケンに有利に作用するであろうこと、賢者ハニカット投手コーチの助言を絶えず受けられることなども見逃せない。実際、同コーチは1年目の日本人投手は早く結果を出そうと力んで投げることが故障のリスクを招くと見て、マエケンにリラックスして投げることを指示、それを徹底させている。 その一方で、メジャーで投げるデメリット、ドジャースで投げるマイナス要素もいくつかある。■メジャーで投げるデメリット (1)日本では中6日だった登板間隔が中4日になるので、シーズンを乗り切るのが大変になり、ヒジや肩の故障リスクが増す。 (2)右打者にはスライダーが強力な武器になるが、反対にチェンジアップは精度がイマイチなので左打者に手こずる恐れがある。 (3)メジャーの打者はパワーがあるうえ、マエケンは打球がフライになりやすいタイプだ。そのためパワーヒッターの多いメジャーでは失投が本塁打になるケースが多くなる。■ドジャース入団のマイナス面 (1)ドジャースは金満球団であるため長期契約している投手が6人いる(カーショウ、キャズミア、前田健太、柳賢振、マッカーシー、シエラ)。さらに単年契約の超高額年俸投手が1人(Bアンダーソン)、若手の成長株が3人(Aウッド、ボルシンガー、フリーアス)いるため10人で5つのイスを争う構図になり、極端な過当競争になっている。長期間ローテに踏みとどまるには常に平均以上の防御率をキープする必要がある。 (2)チームの中継ぎ陣が弱体で勝利投手の権利を持って降板しても、後続のリリーフ投手が打ち込まれて勝ち星を消されるケースが何度かあると思われる。 (3)ドジャースとの契約がマエケンに不利な内容になっているため、ハイレベルな成績を残しても、FAになって超大型契約で他球団に移ることができない。 このようにデメリットやマイナス点もいくつか存在する。ただメリットの方が多いので悪い選択ではなかったように見える。 あとは故障しないことだ。契約では長期欠場があるとその年は保証給300万ドルに開幕ロースター入りボーナス15万ドルを加えた315万ドルしかゲットできない。しかし故障せずにメジャーの先発投手の標準である32試合と200イニングをクリアすれば、表にあるように1315万ドル支給される。 マエケンの大先輩、黒田はメジャー移籍後にバットの芯を外す投球術を身につけてほぼ毎年、このレベルの数字を出していた。マエケンが自分をどう進化させて、この2つの数字をクリアしていくか注目したい。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年03月27日 12時00分
やさぐれユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」から感じる“あの匂い”
【俺はロス・インゴベルナブレスだ!】 昨年5月にメキシコCMLLでラ・ソンブラ、ルーシュらが結成したロス・インゴベルナブレスに加入した内藤哲也。ロス・インゴベルナブレスとは本来ベビーフェイス(メキシコではリンピオ)であるにもかかわらず、観客からブーイングをくらっていた選手たちが結成した、いわば“やさぐれ”ユニットである。3年前にG1クライマックスを初制覇してからの内藤もまさに同じような境遇に立たされていただけに、この合流は必然だったのかもしれない。【パレハ(友達)がいる】 ロス・インゴベルナブレス加入後、新日本プロレスマットでは仲間がいないため、しばらくは本隊の選手とタッグを組み、無気力試合を展開していた内藤は、次第にパレハの存在について示唆するようになった。そして、昨年10・12両国国技館の棚橋弘至戦にパレハが登場。EVILというリングネームで紹介されたのは、アメリカで武者修行していた渡辺高章だった。内藤&EVIL組で「WORLD TAG LEAGUE」への出場が決定すると、内藤はさらなるパレハの投入を予告。そして、11・21後楽園ホール大会において長期欠場から復帰予定だったが、直前でキャンセルしていたBUSHIが突如として内藤&EVILのセコンドとして現れる。対戦相手のドク・ギャローズに毒霧を吹いて勝利に貢献、電撃加入すると、ユニット名をロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに改めた。【BUSHI、EVILのタイトル挑戦】 結成当初はリーダーの内藤が「トランキーロ! 焦んなよ!」と、タイトルはおろか勝敗にも興味がない姿勢を見せていたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンだが、昨年の「WORLD TAG LEAGUE」は準優勝、12・19後楽園大会ではBUSHIがマスカラ・ドラダを破りCMLL認定世界ウェルター級王座を獲得。年明けに陥落したものの、2・14新潟・アオーレ長岡大会でKUSHIDAが保持するIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦するなど、ベルトへの意欲を見せた。また「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦の3・3大田区総合体育館大会で行われた石井智宏戦で覚醒したEVILは、この試合で手応えを掴んだのか、3・20兵庫・ベイコム総合体育館大会で石井が持つROH世界TV王座に挑戦。結果は連敗を喫するも、あわやのシーンが連発し会場をどよめかせた。試合後、石井は「俺にとって、思ったとおりのあいつだったよ」とEVILの実力を認めるコメントを出している。「NEW JAPAN CUP 2016」を制し、IWGPヘビー級王座への挑戦権を得た内藤については次週の当連載で書きたいと思う。【伝説のユニットとの共通点】 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを見ていると、90年代後半の新日本マットを席巻し、世間も巻き込んで空前のブームを築いた伝説のユニット、nWoジャパンを思い出す。海外の団体で結成されたユニットを新日本マットにも持ち込んだこと、そしてオリジナルのメンバー編成が3人であることは全く同じである。さらに、リーダーは本隊から独立した内藤が務め(nWoジャパンでは蝶野正洋)、凱旋帰国したばかりのEVILが合流(nWoジャパンでは天山広吉)、そして肝心要なところで試合に介入するBUSHI(nWoジャパンではヒロ斎藤)など、チームバランスに関してもよく似ている。 また、Tシャツやキャップといったグッズがよく売れているのも大きな共通点と言っていいだろう。nWoジャパンはカッコいいヒール軍団を目指して支持を得たのに対して、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは“窓際族からの逆襲”的な流れで結成されたことが、逆にカッコいいとファンの共感を呼んでおり、新しいダークヒーロー像を築きつつある。 nWoジャパンはその後、武藤敬司(グレート・ムタ)や小島聡、そしてスコット・ノートン、nWoスティングなどの加入により勢力拡大を図ることで一大ムーブメントを巻き起こした。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンもROH世界ヘビー級王者ジェイ・リーサルと共闘するなど、勢力拡大を図っているだけに、これからどんなパレハが現れるのか注目したい。(増田晋侍)<新日Times VOL.11>
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スポーツ 2016年03月26日 15時38分
投手偏重補強の埼玉西武が「ルーキー投手ゼロ」で開幕!
プロ野球ペナントレースが開幕した(3月25日)。埼玉西武ライオンズはサヨナラ勝ちをおさめたが、「なぜ!?」「大丈夫か?」と不安視する声も聞かれた。 昨季まで2年連続Bクラス。起死回生の打開策について、田邊徳雄監督(49)と編成の意見は一致していた。投手陣の補強。昨秋のドラフト会議で西武は10人を指名した(支配下登録)。それも、うち8人が投手。もっといえば、7人が社会人、大学生である(独立リーグも含む)。「投手陣を再整備すれば、勝てる。ソフトバンクの独走を阻止できる」と判断したからだろう。しかし、“即戦力”として指名したはずの新人投手たちのなかで、一軍で開幕を迎えた投手はゼロ。したがって、投手陣は「補強されていない」に等しい…。 西武が高山俊(阪神)、オコエ瑠偉(東北楽天)、高橋純平(ソフトバンク)でもなく、1位入札したのは、多和田真三郎(22=富士大)だった。他球団との競合・抽選を避けたのではない。ドラフト前日の鈴木葉留彦球団本部長のコメントが思い出される。 「この投手に関しては4年生時での判断というより、下級生(のころ)から見てきて、身体能力の高さがドラフト候補選手のなかで一番。1位で行くと決めた。エースナンバーをつけていい選手」 鈴木本部長の言う「この投手」とは、多和田のこと。西武スカウト陣が即戦力タイプの投手を直前まで調査していたため、メディアの「1位予想」は割れた。しかし、「多和田ですか?」と記者団に聞かれ、ハッキリそう答えたのだ。一昨年の高橋光成に続き、2年連続での『指名選手名の公表』だった。 これは西武の1位指名予想が割れた理由でもあるのだが、多和田は4年時に右肩腱板を炎症し、秋季リーグは投げていない。 「新人合同練習(1月)を見て、シーズン中盤以降に(一軍に)出てきてくれればと判断したようです。今季の開幕一軍に間に合わないと怪我の回復具合を予想する西武スカウトもいました」(球界関係者) 高橋光成も一軍デビューは8月だった。多和田にスロー調整を許したのは「将来性」を買ったからだろう。目先のことにとらわれないのが西武球団の長所でもあるが…。 先発ローテーションの関係で、第2節以降の先発予定投手を意図的に開幕メンバーから外すことはある。開幕戦登録の投手10人のうち、ニューフェイスは新外国人のアンディ・バンヘッケン(36)、C.C.リー(29)の外国人投手だけ…。パ・リーグ出身のプロ野球解説者が今後をこう予想する。 「開幕投手の菊池雄星、十亀、バンヘッケン、野上がローテーションを務めます。牧田の復帰は4月下旬か、GW中になりそう(3月20日時点)。救援は高橋朋と増田がカギ。高橋朋は昨季62試合に登板しており、彼一人に負担が集中する図式が変われば良いのですが…」 昨季216本の安打数を記録した秋山翔吾を1番バッターに置く打線は魅力的である。また、キャンプでは3年目の山川穂高(24)が打撃でアピールしていた。体重100?の巨漢で、出場は一塁か、指名打者に限られてくるが、森友哉(20)がオープン戦で不振だったため、「ひょっとしたら!?」と思っていたら、本当に開幕スタメンで出てきた(一塁)。 名前、人気ではなく、調子の良い者、努力した選手をきちんと評価できるのは、西武球団の素晴らしさでもある。 「西武のスタメンは中村剛、栗山、メヒア、浅村など好選手も多いが、選手層が薄い。怪我人が出たら、戦力ダウンは確実」(前出・プロ野球解説者) 牧田、背番号18・多和田が復帰するまで、西武は『打』で勝負することになりそうだ。蛇足になるが、『打』の山川は多和田と同じ富士大学の出身である。※鈴木葉留彦球団本部長のコメントは共同通信等に掲載されたものを引用いたしました。
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