スポーツ
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スポーツ 2016年04月06日 11時13分
死闘の爪痕… DeNA戦に勝ち越したトラの意義
開幕第3節の対DeNA戦を、金本阪神が勝ち越した。このカードを勝ち越すことができたのは、勝負どころとなるペナントレース終盤戦で生きてくるはずだ。 4月1日からの同カードで、金本知憲監督はベンチ入り選手の構成を変えていた。 3月30日を除けば、これまでの金本監督は『ベンチ入り出場メンバー』を「投手8人」で戦ってきた。 「新クローザーのマテオが『やってくれる』と分かったのが大きい。マテオに繋ぐという継投策がオープン戦で完成しました」(プロ野球解説者) そのマテオが3月31日、異例の3イニングを投げたのは既報通り。投手陣を預かる香田勲男投手コーチは「総合的な判断」と、マテオに61球を投げさせた理由を語っていたが、金本監督は「明日と明後日は休ませないと…」と、ちょっと顔をしかめた。 翌4月1日からのDeNAとの3連戦、金本監督はベンチ入りさせる投手構成を変えた。先発投手+8人の救援投手の計9人の投手を登録して臨んだ。 プロ野球は一軍登録28人、ベンチ入りメンバーとして登録できるのは25人までだ。金本監督はこれまで「投手8、捕手2、内野手8、外野手7」で戦ってきた。言うまでもないが、野手の登録人数を減らして、9人目の投手をベンチ入りさせたのは、登板過多になりつつあるマテオを休ますためだ。 「マテオを休ませる旨は投手陣だけではなく、選手全員に伝えられていました」(関係者) その9人目の投手が興味深い。マテオに3イニングを投げさせた翌日の4月1日は、藤浪晋太郎、同2日は岩田稔、同3日はメッセンジャーだった。先発ローテーション投手である。もし、4月1日のDeNA戦も乱打戦か、延長戦突入となった場合、金本監督は先発要員を緊急登板させるつもりでいたのだろうか。 これまで、実際に先発した投手以外のローテーション投手がベンチ入りしたのは3月30日だけだ。同日の先発は岩田で、開幕第3戦に先発した藤川球児もベンチ入りしていた。先の関係者がこう続ける。 「3月26日から29日までの3試合、マテオは3連投しています。ペナントレースは始まったばかりなので、マテオに無理をさせたくない。30日は試合展開によっては、榎田か、歳内、もしくは福原で締めるプランも想定し、延長戦になったら、リリーフでの連投経験もある藤川に1イニングを投げてもらうつもりでした」 阪神はマテオの保険もかねて、もう一人、クローザー候補としてドリスも獲得した。しかし、外国人枠がある。「一軍登録できる外国人選手は4人まで」のルールがある以上、ゴメス、ヘイグ、メッセンジャーのいずれかを二軍落ちさせなければならない。しかも、一度二軍に落としたら、10日間は再登録できない。 「阪神OBは好調なスタートを切った金本監督を好意的に見ています。でも同時に、投手にも盗塁をさせ、攻めの一点張りのスタイルに『息切れしないか?』と心配もしています」(前出・同) 采配批判ではなく、「心配」という点は強調しておきたい。 DeNAとの3連戦は能見、岩貞、藤川の先発陣が6イニング以上を投げ、マテオを休ますことができた。藤浪たちをベンチ入りさせることで他の救援陣を発奮させるのが目的だったとしたら、大成功である。登板過多になりつつあったマテオを休ませ、勝ち越しに成功したこの3連戦は意義深い。もっとも、ペナントレース序盤のこの時期に藤浪たちを“緊急登板”させていたら、OBたちの心配はさらに色濃くなったと思うが…。*写真イメージ
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スポーツ 2016年04月05日 14時00分
巨人自爆! 金本阪神が「アニキ流虎一新」ぶっちぎり優勝(1)
3連敗はしない−−。これがアニキ阪神を優勝に導くキーワードになりそうだ。 「開幕3連勝を飾った巨人は、たとえ些細なことでも何か起きたら、ガタガタになる可能性があります。一連の賭博事件で4人目の関与者が発覚し、勝ってもチームの雰囲気は一向によくなりません。先発ローテーション投手は全員20代。エース菅野智之にしてもシーズンを通してフル稼働したことはありません。他球団同様、阪神も補強らしい補強はしていませんが、チームの雰囲気、勝つという意識は今のトラが圧倒的に高い」(球界関係者) ヘイグ、マテオらの新外国人選手は獲った。しかし、それはマートンや呉昇桓の退団にともなう“止むを得ぬ”の補強であり、むしろ、「日本球界に適応できるか否か」のリスクを背負う。FAで左腕・高橋聡文も獲ったが、阪神が欲していたのは先発タイプである。ドラフトも投手ではなく、外野手の高山俊を1位指名した。アニキこと、金本知憲監督(48)は現状維持か、それ以下でチームを引き継いだと言っていい。 「藤川(球児)に命運を託したんです。金本監督は外部補強に頼っているうちはたとえ優勝しても真の強さではないとし、現有戦力の底上げを目指していました。ですが、藤川とは旧知の仲。『アテにしていない』と言っていましたが、本心は違うのです」(同) 開幕第3戦、その藤川が先発マウンドに立った。勝ち星はつかなかったが、「先発でイケる」と確信できた。 「藤浪晋太郎、能見篤史、岩田稔、メッセンジャーはともかく、阪神には5番手以降の先発が“いない”に等しかった。藤川が5番目を務められるのであれば、戦況は大きく変わってくる」(在阪記者) 開幕カードの先発はメッセンジャー、能見、藤川。藤川が加わったことにより、藤浪を次節まで温存できた。岩田稔も残っている。つまり、今年の阪神は3連敗する可能性が極めて低いのだ。 「第2節に藤浪が先発するということは4月に2度、巨人戦で先発するローテになります(4月5日〜、同26日〜)。ヤクルト戦にも投げることになり、そうなると阪神はエースで『上位叩き』ができる」(同) 開幕カードの中日戦だが、ネット裏には他のセ球団のスコアラーも陣取っていた。彼らが口にしていたのは「変わった」。それはチームの雰囲気であり、勝利に対する執着心だ。 「開幕スタメンを勝ち取った横田慎太郎はノーヒットでしたが、一塁にヘッドスライディングを見せ、手抜きが多かったメッセンジャーも併殺プレーを成立させようと一塁カバーで全力疾走していました。監督が変わるだけで、選手の気持ちがこんなにも変わるのか、と…」(在京球団スタッフ)
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スポーツ 2016年04月05日 10時00分
貴乃花親方 理事長選落選で “蚊帳の外”ならぬ“土俵のソト”
3月28日、両国国技館で開かれた理事会で、多数決の結果、八角親方(元北勝海)の理事長再選が決定。貴乃花親方との一騎打ちは、得票数6対2であっけなくケリがついた。 「良識があり紳士的に見られている八角さんは、あれでいて非常に強引なところもあり典型的な権力者。役員会でも議題にないことを決めようとし、年寄の評議員会でもそのヤリ口が痛烈に批判されていたんです。一方の貴乃花親方は“これが最後の勝負で2度と理事長選には立候補しない”と意気込みを語っていましたが、結局は空回りに終わってしまった」(相撲関係者) 日本相撲協会は3月30日、エディオンアリーナ大阪で理事会を開き、各親方の職務分掌を発表した。八角理事長(52=元横綱北勝海)による新体制が発表されたのだ。 処遇が注目された貴乃花親方(43=元横綱)は協会ナンバー3の総合企画部長から代わって巡業部長に就き、協会常勤の執行部から外れた。つまり、“蚊帳の外”に出された形だ。 理事会後は無言だった貴乃花親方は、横綱審議委委員会に出席した後、メディアに対応。「肩の荷が下りました。すがすがしい気持ちです。今日で終わりました。理事長から与えられた役割をまっとうするだけです。仲間たちとこれからの相撲界を支えて、明日を切り開く議論ができたらなと思います。理事職ではありますが、本分は弟子を育てること。日本出身の横綱、大関を1人でも多く輩出することだと思う。そこに集中していきたいです」などと話した 役員会で八角理事長が選ばれることは、最初から分かっていたという。貴乃花親方に票を投じるのは山響親方(元巌雄)と伊勢ケ浜親方(元旭富士)しかいないと見られていたからだ。 相撲評論家の中澤潔氏が言う。 「貴乃花親方の決意表明を読んでみると“相撲道”を貫くというだけで、説得力が非常に乏しいものでした。私はこれでは理事長選をする意味もないと思いましたよ。一方の出羽海(元小城ノ花)、春日野(元栃乃和歌)、境川(元両国)の3親方を説得したという八角理事長の主張は具体的で頷かせるものがあった。たとえば高校生以下の団体割引や、ケガ人続出の土俵対策としてリハビリができるような施設を国技館に作るなど、貴乃花親方との違いを見せつけたのです」 それにしても今回の理事長選を巡っては、何やらキナ臭い騒動が頻発した。 ある外部理事のもとには、右翼を名乗る人物から「貴乃花を応援したら殺すぞ」という旨の脅迫電話があったのだ。この事件は、元東京地検特捜部部長だった宗像紀夫外部理事も把握しており、週刊新潮の取材でも認めている。 さらに、理事長選の背景には八角VS協会の私物化を批判される“裏金顧問”の構図も見え隠れする。 「そんな中、貴乃花親方は焦りもあったのかな、という気がします。というのも、出羽海一門はこれまで12人の理事長のうち半分を出した保守本流。そう見ると、今当選しないと出る幕がなくなってしまう…そうした差し迫ったものがあったのかもしれません。これで今後も理事長選のキャスティング・ボートを握るのは出羽海一門の親方衆でしょう」(前出・中澤氏)
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スポーツ 2016年04月04日 17時00分
記録訂正 再検証に救われた鳥谷のキャプテンシー
『公式記録の訂正に関するお知らせ』。去る3月31日、日本プロ野球機構(NPB)はセ・リーグ公式記録の訂正を各メディアに報告した。該当試合は、3月29日の東京ヤクルト対阪神。6回裏、ヤクルト・上田剛史の打球に阪神の遊撃手・鳥谷敬(34)が対応。上田が一塁ベースを駆け抜け、NPB記録部員はそのプレーを「鳥谷のエラー」と判断した。しかし、それを「上田のヒット」と訂正し、これによって、鳥谷の失策も取り消された。 「ヒットとも取れるし、鳥谷の失策とするのは厳しいとする声は試合中も(メディア陣のなかで)出ていました」(取材記者) 「ヒットか、エラーか」を判断するのはNPB記録員の仕事。しかし、翌30日、ヤクルト球団が紙面で「再検証」を求めた。記録データ管理部のスタッフが集まり、映像も確かめた結果、『失策』を『ヒット』に訂正することになったのだ。 滅多にないが、こんなふうにNPBが公式記録を訂正することもある。ヤクルト上田は打率を上げ、鳥谷は同日の失策が消滅したのだから、今回の訂正はお互いにとってプラスになったようだ。 昨季、鳥谷は自身4度目のゴールデングラブ賞に選ばれている。同賞は守備力に卓越した選手に与えられる。だが、投票権を持つ野球担当者のなかから「迷った」の声も多く聞かれた。 「2015年、鳥谷は『14』の失策を記録しました。14年は『5』。巨人の坂本勇人は14年13個の失策を11個に減らしており、広島・田中広輔の失策数は『22』。坂本か鳥谷かで迷った記者はかなりいました」(投票権を持つ野球担当記者の1人) 金本知憲監督(48)が就任直後、その鳥谷に喝を入れたのは有名な話。鳥谷に改めてチームを牽引してほしいという意味での喝だった。鳥谷はその期待に応えた。どちらかといえば、寡黙な選手だった。しかし、キャンプ、オープン戦では声を張り上げ、中堅、若手にも自ら声を掛けてまわっていた。 「本人は最後まで認めませんでしたが、昨季は背中の故障や脇腹痛でかなり辛い思いをしていました。練習熱心な性格も変わらずで、連続試合、同フルイニング出場にもこだわっていました」(プロ野球解説者) 鳥谷の故障は前任の和田豊監督が報道陣に漏らしたもの。和田前監督は精彩を欠くとするメディアの鳥谷評に反論するつもりで話したのだが、本人は失策の言い訳にしたくないとし、むきになって否定していた。 「昨季は左翼にマートン、二塁手は上本。2人とも守備に難のある選手でしたから、鳥谷の守備範囲は自ずと広くなっていきました」(前出・同) 開幕第3節のDeNA戦前、阪神の内野守備練習を見ると、北條史也(21)が鳥谷と同じショートでノックを受けていた。秋季キャンプに逆上れば、「守備だけなら一軍で使える」といわれる植田海(19)を、一時的だが、一軍に招集した。関係者によれば、若い遊撃手候補をお披露目するのは、鳥谷に対する無言のプレッシャーも兼ねていたという。金本監督は現役時代、連続試合出場の重圧と戦い、同時に「早く途切れれば」とも思ってきたそうだ。しかし、実際に途切れると、一気に老け込んでしまった。 鳥谷にプレッシャーを掛けることで、金本監督は彼の現役生活を長くさせしようとしているのだろう。 「失策が取り消されたことを聞かされても、鳥谷、金本監督も『だから何?』といった感じでした」(同) 守備の負担も大きい遊撃手での連続試合出場は、並大抵ではない。今回の記録訂正に救われたのは鳥谷のほうかもしれない。
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スポーツ 2016年04月03日 15時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈天国へ舞った天才レスラー〉
プロレスラーのハヤブサ(本名・江崎英治)さんが、3月3日、くも膜下出血のため永眠した。享年47。 2001年、試合中のアクシデントによりケイ椎を損傷。一時は生死の境をさまよい全身不随に至ったが、懸命のリハビリにより、最近では補助付きであれば自力歩行できるまでに回復していた。 リングから離れていた間は“シンガーソングレスラー”として、ライブハウスやプロレス会場での歌手活動を行っていたが、あくまでも目標は現役復帰だった。自ら「'19年にはレスラーとして再びリングに立つ」と宣言していたが、その道半ばでの無念の死となった。 ハヤブサの名が知れわたったのは'94年4月16日、両国国技館で開催された『スーパーJカップ』。当時、インディー団体の勃興により、ことジュニアクラスにおいては新日本プロレス、全日本プロレスにも遜色のないレスラーが頭角を表していた。それらが団体の枠を越えて一堂に会することで、この階級の活性化を図り、ひいてはプロレス人気の底上げにつなげる−−。獣神サンダーライガーの発案により、同大会は開催された。 国内のメジャー、インディーをはじめ、アメリカ、メキシコから全14名が参加したトーナメントの中で、最も知名度の低かったのがハヤブサだった。 '91年、大仁田厚率いるFMWに入団し、期待の新人として将来を嘱望されたが、当時のリングネームは本名の江崎英治。ハヤブサを名乗るのはその後のメキシコ修行中からであり、この大会は一時帰国しての参戦となった。 ハヤブサは1回戦の大トリで、大会の主役であるライガーの相手に抜擢される。 「ライガーが初戦を楽に勝ち上がれるよう、色モノ選手をあてたと見る向きもありましたが、事実はまったく異なります。ハヤブサの才能を見出し、無名だからこその大化けを期待してのマッチメークだったのです」(プロレスライター) その目算はズバリ的中する。ハヤブサは、長じゅばんを思わせる和テイストのロングガウンをまとって入場。マスクは頭頂部が覆われていないフェースガード風で、目の部分が通常よりも広く開かれ、目には歌舞伎のような鋭い隈取りがなされていた。 先に類を見ない斬新なコスチュームでありながら、奇矯なわけではない。初見となる両国の大舞台にも浮ついた様子はなく、その佇まいは一見して「ただ者ではない」と直感させた。 続いて入場したライガーが満員の観衆に向けて大見得を切っているところへ、ハヤブサは高さのあるドロップキックを2連発。場外に落ちたライガーに向けて、コスチュームのままトペ・コンヒーロを放った。 「リングの照明を背に受けて、ラメ入りのガウンがキラキラと光る。その裾を翻しながら宙を舞う姿はまさに千両役者で、日本のプロレス史上でも屈指の美しさを誇る名場面と言えるでしょう。あの一発でハヤブサは次世代のスターと認知されました」(同) 日本初登場から一気にファン、関係者の期待を背負うことになったハヤブサだが、その後のレスラー生活は決して順風満帆なものとはならなかった。 「所属するFMWは良くも悪くも大仁田の邪道色が濃く残り、ハヤブサの華麗なスタイルが必ずしもマッチしていたとは言えなかった。また身長180センチ強とジュニアにしては大型で、空中戦など跳び技を多用したことの負担は大きく、常に故障がつきまといました」(同) それでもハヤブサに対する周囲の期待は変わることなく、'97年からは全日本にも準レギュラーとして参戦する。 「馬場が直弟子である大仁田の願いを聞いて、ハヤブサを受け入れたというのは表向きの話。高い評価をしていなければ、そもそも馬場は相手にすらしません」(元・全日関係者) 全日ではタッグのベルトを獲得し、東京ドーム大会では馬場のタッグパートナーを務めるまでに至った。内々では全日移籍の誘いもあったことは想像に難くない。それでもハヤブサはFMWのエースとして闘うことを選んだ。 今になって何が正解だったかという話ではなかろう。きっとそれこそがハヤブサの人生だったのだ。
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スポーツ 2016年04月03日 12時00分
IWGP王者オカダ・カズチカに初めて「挑戦して来い」と言わせた内藤哲也
「すべては両国で変わるから! 両国が運命の日だ!」 4・10両国国技館大会でオカダ・カズチカが保持するIWGPヘビー級王座への挑戦が決まっている内藤哲也。3・27後楽園ホール大会でオカダとの前哨戦を制した内藤は、バックステージでこのようにまくし立てた。 内藤が「20代のうちにIWGP王者になる」と言って挑んだ2012年3・4後楽園大会、「ドームのメインでIWGP王者になる夢」を掲げて挑んだ2014年1・4東京ドーム大会、「2年連続ドームでIWGP挑戦」のチャンスだった10・13両国大会のIWGP挑戦権利証争奪戦。この全ての試合で勝利を収めたのはオカダで、内藤はIWGP王者になる道をことごとく阻まれてきた。 「今後、競い合っていく関係になる」 2007年8月にオカダ(当時は岡田かずちか)のプレデビュー戦の相手を務めた内藤は、試合後このようなコメントを残している。両者の対戦成績はオカダの3勝2敗。オカダがレインメーカーになってからは3勝1敗で優位に立っているが、今回の注目すべき点は、内藤が本隊を抜けて新たなユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを立ち上げたことにあるだろう。かつてのオカダもそうであったように、こうした変化は勢いを生む。IWGPに近い所にいるのになかなか獲れないという状況は後藤洋央紀に似ているが、後藤は本隊の中にいたため変化をするにも制限があったように見えた。逆に現在の内藤は“制御不能”で、木谷高明オーナーをはじめ団体の方向性についても自由奔放に批判するなど、ファン心理を突いた発言が注目を集めている。【精神的には内藤が優位】 2012年以降の対戦を振り返ると、IWGPヘビー級王座戦に関しては、全て内藤がオカダを追う形で挑戦していた。前哨戦や調印式でもオカダは終始余裕を崩さず、内藤が一方的に挑発していた感は否めない。しかし、今回に関してはこれまでとは違う流れが来ているように思う。『NEW JAPAN CUP 2016』の開幕前に内藤は「オレが優勝しても両国では挑戦しない。大阪城ホールで挑戦する」と発言。3・12青森マエダアリーナ大会で後藤を破って優勝し、IWGPヘビー級王座への挑戦を表明するも「4月の両国国技館? 勝手に決めんなよ。俺のタイミングで挑戦するから」と宣言。ダウンしていた後藤にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバー全員で公開リンチを行った。 そこに、後藤をCHAOSに勧誘していたオカダが石井智宏とともに救出に駆けつけて事態を収拾。マイクをつかんで内藤に対し「4月10日の両国で俺に挑戦して来い!」と言い放つと、内藤は「チャンピオンのリクエストだからさぁ、オカダの望みどおり両国でやってやるよ!」と応えた。レインメーカーショック以降、オカダを追い続けた内藤としては、してやったりの展開。「大阪城で挑戦する」という発言はカムフラージュで、オカダもファンも内藤の掌の上で転がされていただけなのではないかと思えるほどだ。 今回のIWGP戦は、内藤が初めて精神的に優位な状態で臨むことになるだろう。今の内藤にはEVIL、BUSHIというロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのパレハ(仲間)がいる。これまでも試合中、バレットクラブのメンバーに介入されたことがあるオカダにとっても、より厄介な相手であることは間違いない。特にBUSHIの毒霧によるアシストは成功率が高く、内藤の対戦相手を大いに悩ませている。オカダも3・27後楽園大会でグリーンミストを浴びて動きを止められた。また、冒頭のコメントは内藤が何かを予告しているように聞こえなくもない。それが何を指しているのか知る由もないが、今回のチャンスを逃したら内藤自身はもちろん、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとしても失速する危険性をはらんでいるため、ベルト奪取のためには手段を選ばないだろう。 これまでは内藤の思惑を打ち砕き続けてきたオカダだが、今回ばかりは簡単にはいかないだろう。内藤が必殺技デスティーノで勝利し「運命の日」になるのか? それともオカダがレインメーカーで勝利し、いつもの光景が見られるのか? 4・10両国決戦まであと1週間だ。(増田晋侍)<新日Times VOL.12>
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スポーツ 2016年04月02日 12時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 評価がわかれる「42歳のイチロー」「41歳の上原浩治」
メジャーリーグが4月3日に開幕する。 それに伴い米国の主要スポーツメディアは各選手の予想成績を発表している。日本人選手の数値は左上の表(※本誌参照)にある通りだが、日本のファンにとって気になるのは42歳になるイチローの予想成績があまりにも低レベルであることだ。 表の上段がESPN、下段がCBSスポーツの数字だが、どちらも予想安打数は50本前後だ。今季開幕時点でイチローは日米通算でピート・ローズの世界記録4256本にあと43本、メジャー通算3000本安打にあと65本となっているが、50本前後しかヒットが打てないとなると4256本は達成できても、イチローが執念を見せている3000本安打は困難になる。 しかし、望みがないわけではない。筆者は以下の二つの条件が重なれば、メジャー3000本安打は十分達成できると見ている。 一つは、マーリンズの外野レギュラー陣に長期欠場者が1人以上出ることだ。表にある予想成績は外野のレギュラー陣に長期欠場者が出なかった場合の数字だ。そうなるとイチローはスタメン出場する機会が40試合前後になるので、80試合くらいに代打で出場しても打数は220〜230程度にしかならない。今のイチローは2割3分くらいの打率しか期待できなくなっているので安打は50本くらいしか見込めなくなる。 しかし、レギュラー陣に故障者が1人でも出ると状況は一変する。スタメン出場が80試合以上になり、打数が300を超えるため打率2割3分でも安打数は70本以上になる可能性が高くなるからだ。 もう一つの条件は、例年のようにチームが優勝争いから早々に脱落することだ。マ軍にはイチローのほかにもう1人デレク・ディートリックという長打力がウリの4人目の外野手がいる。もしチームが熾烈な優勝争いを繰り広げるようになるとディートリックが優先的に使われるようになる。 逆にチームが例年のように序盤から負けが込んで優勝の望みがなくなると、球団は客寄せ対策としてイチローの記録達成を前面に押し出すようになるので優先的に使われるようになり、3000本安打に届く可能性はグンと高くなる。 以上の二つの条件のほかに、シーズン前半、スランプに陥らないことも必要不可欠な条件だ。打率が5月に入っても1割台に低迷しているようだと、解雇されるリスクが高くなるからだ。メジャー球団は日本の球団のように輝かしい実績のある選手を特別扱いするようなことはしない。あまりチームの足を引っ張るようだと躊躇なく解雇するだろう。 同じ40代でも上原浩治の予想成績は依然ハイレベルだ。オフにレッドソックスがメジャー屈指の実力を誇るクレイグ・キンブレルをトレードで獲得したため、上原は今季、クローザーからセットアッパーにまわる。キンブレルは'11年から4年連続でナ・リーグのセーブ王になった実力者なので、故障リスクの高い上原がクローザーの座をキンブレルに譲るのは当然の成り行きと言っていいが、筆者は「クローザー上原」を見られる機会はまだあると見ている。 考えられるケースは二つある。 一つは、キンブレルが昨年来の不振を克服できず、レ軍でも度々打ち込まれる場合だ。キンブレルは昨年、パドレスで6本被弾したため、防御率はクローザーとしては平均レベルの2・58だった。今季は球場が狭いレ軍に来たので、アナリストの中には防御率がさらに悪くなると見る向きが多い。CBSスポーツのアナリストは今季の防御率を2・75と予測している。この数字は上原の予想防御率2.36よりずっと悪い(表参照)。 しかも「レ軍のクローザー」は他球団よりはるかに大きいプレッシャーが掛かるため、名のある投手でも用をなさないことが多い。'12年オフにパペルボンがチームを出たあと、'13年6月に上原が起用されるまでは他球団で活躍した実績のあるベイリー、アセベス、ハンラハン等がクローザーで起用されたが、別人のように打ち込まれて地位を保つことができなかった。キンブレルにもこのリスクが付きまとうので、2、3試合連続して打ち込まれた際、数週間限定で上原がクローザーに回る可能性はある。 「クローザー上原」が見られるもう一つのケースとは、クローザーに人材を欠く優勝を争うチームが、実績のある上原を欲しがる場合だ。メジャーでは7月末のトレード期限に大物リリーバーがよく動く。上原も一昨年7月に優勝を争うエンジェルスからクローザーに所望されたことがある。今季、レ軍が7月時点で優勝の望みがなくなる展開になれば、8、9月は他球団でクローザーを務める可能性は十分ある。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年04月02日 09時00分
マテオに異例の3イニング! 全試合必勝体制の金本継投策
金本監督の選択は『続投』だった。 3月31日の東京ヤクルトとの一戦は6対6の引き分け、5時間を越す長期戦となった。試合後、金本知憲監督(47)が記者団に囲まれる。球場外にあるクラブハウスまでの道すがら、まず指揮官の口から出たのは「できれば勝ちたかったけど、流れが悪いなか、よく負けなかった。負けなかったというほうが大きい」という、疲労感タップリのコメントだった。記者団が聞きたかったのは、新守護神のマルコス・マテオ(31)を3イニングも投げさせたこと。 「(3イニング目の)11回表にリードしたから」 そう答えると、さらにこう続けた。 「投手交代は矢野(燿大作戦兼バッテリーコーチ)と香田(勲男投手コーチ)に任せているから」 その言葉通りだとしたら、続投は両コーチの判断ということになる。最後の12回裏のマウンドに上がった榎田大樹(29)は走者こそ許したが、2三振を奪っている。マテオに繋ぐ貴重な左のセットアッパーであり、今季は絶好調である。仮説の話をしても仕方ないが、1点リードを奪った11回のマウンドをこの榎田に託していたら、試合結果は変わっていただろうか。 「マテオは3イニングを投げた31日の試合が4試合目の登板です。31日は61球を投げており、登板過多。本人は『疲れていない』と言いますが、ちょっと心配ですね」(プロ野球解説者) その点は指揮官も分かっていたはずだ。 11回に勝ち越した「1点」を守るため、金本監督と矢野、香田両コーチはマテオを続投させるべきと判断した。この日、阪神は8人のピッチャーをベンチ入りさせていた。マテオは6番手で登板しており、あとは榎田と同日一軍登録した金田和之(25)しか残っていなかった。 「榎田の好調さは金本監督も認識していたはず。キャンプ中盤、臨時コーチを務めた下柳剛氏が『今年の榎田はいい』と伝えていましたから」(チーム関係者) 結果論だが、それでも、マテオを続投させたほうがいいと判断したのだろう。 「マテオのスライダーは対戦打者の左右に関係なく、打ちにくい。阪神首脳陣はそう判断しています」(前出・同) 5時間を越すこの死闘をネット裏から見ていたライバル球団のスコアラーがこう言う。 「(マテオの)スライダーの軌道をじっくり見せてもらいましたよ。ボールカウントが続くと、スライダーに頼ろうとする。まあ、対策はこれからになるけど…」 マテオを研究されると、阪神救援陣は再編を余儀なくされる。現時点でクローザータイプの投手は見当たらない。経験豊富な福原、若手の歳内をコンバートするなどのスクランブル体制になるだろう。 「開幕2節を終え、阪神の弱点は救援陣だと思いました。敗戦した3月30日がとくにそうですが、相手チームに傾いた流れ、ゲーム主導権を相手に奪われた後、その流れを断ち切ってくれるセットアッパーがいません」(前出・プロ野球解説者) だとすれば、金本監督と矢野、香田両コーチは、好調なセットアッパーの榎田を消耗させたくないと考え、マテオに3イニング目を託したのかもしれない。また、投打ともに好調な選手が多いなか、その流れに乗れなかった唯一の選手がセットアッパーの鶴直人(28)だ。鶴は開幕戦の中日、第2節のヤクルト戦に投げている。2試合ともビハインドの場面だったが、失点を許した。その鶴を降格させ、一軍に呼び寄せたのが二軍戦で好調だった金田である。「次のDeNA戦のために金田も隠す」ために、マテオに無理をさせたのだろうか。 4月1日、そのDeNAとの初戦はマテオを休ませる予定だと発表された。他球団にジックリとマテオを研究させる機会を与えてしまったのは痛い。 「阪神OBはテレビでは金本監督を絶賛していますが、投手に盗塁のサインを出し、大砲タイプのゴメスにもスチールを強行させました。『やりすぎではないか』と心配しています。ヤクルトとの初戦で藤浪に149球を投げさせ、マテオには3イニングのロングリリーフ。まるでトーナメントの高校野球のような必勝体制なので」(関係者) 批判ではなく、心配ということだが…。 マテオと「救援陣」を天秤に懸けた采配の是非はペナントレース終了後に出る。
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スポーツ 2016年04月01日 16時00分
センバツ情報「延長サヨナラ勝ち」 智弁学園の勝因は選手層の厚さ
第88回選抜高校野球大会(以下=センバツ)は智弁学園(奈良)の優勝で幕を閉じた。1点を争う好ゲームは延長戦に突入し、村上頌樹(新三年)がセンターオーバーのサヨナラ安打を放った。ここまでセンバツのマウンドを一人で守ってきたエースが自らのバットで決着をつけた。まさに劇的なゲームだった。 智弁学園は強豪、伝統校としても知られるが、全国制覇は初めて。奈良勢のセンバツ優勝は97年以来19年ぶりとなる。 同校を指揮する小坂将商監督は、大会前、「投打の柱に頼りすぎない野球を」と、各メディアの取材で答えていた。近畿地区の野球関係者によれば、センバツ初戦で途中からレフトを守った藤田和樹や、他控え選手のなかにも秋季大会のマウンドを務めた投手がいたという。「中心選手に頼りすぎない野球」と聞くと、投手の数人体制による継投策がイメージされるがそうではない。同校の勝因は近畿準々決勝(秋季大会)での敗戦から学んだチーム作りにあるようだ。 昨年10月25日、滋賀県大津市・皇子山球場。同校は大阪桐蔭に敗れた。スコアは4-9。スタンドから見た感想は「力の差」。関係者によれば、両校は同3月に練習試合を行っていたという。大阪桐蔭がセンバツ大会に臨む直前であり、同校にすれば、実力のある智弁学園と試合をすることで実戦感覚を磨いておきたかったのだろう。 「練習試合で、大阪桐蔭は村上頌樹が屈指の好投手だと認めました。そのときのイメージから対策を練り、近畿大会の勝利につながりました」(関係者) その村上が打たれ、3イニング目に6点を失った。その後は防戦一方だった。打の中心である太田英毅(新二年)もヒット1本を打つのがやっと…。だが、智弁学園が一矢を報いたのは“選手層の厚さ”。人数は新三年生と新二年生を合わせ、33人(センバツ公式プログラムより)。マンモス野球部ではない。途中出場の選手たちがヒットを連続し、コールド負けを防いだのである。 どの学校もそうだが、日曜日の練習試合では第一試合と第二試合で何人かのスタメン選手が変わる。レギュラーの控え選手の力量差で「第二試合が凡戦になる」ことも多いが、智弁学園にはそれがない。 このセンバツを戦った打線にしても、そうだ。第一試合では岡澤智基捕手が1番を務めたが、その後は納大地二塁手が1番で岡澤捕手は2番にまわった。秋季大会では3番の太田遊撃手が1番を任された試合もあった。 選手層の厚さとは、人数の多さだけではない。レギュラーと控え選手の力量差を小さくすることであり、投打の中核選手がマークされたときに、チーム全体で1点をもぎ取っていかなければならない。誰かがマークされても、チームはガタガタにならない。 昨秋、大阪桐蔭に敗れた後、智弁学園は投打の中核が徹底マークされたときにどうすべきかに取り組んできた。チーム全体を底上げする。これが、トーナメントを勝ち上がっていく高校野球の戦い方である。(スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2016年04月01日 13時25分
センバツ情報 決勝戦進出・高松商の意識改革
第88回選抜高校野球大会(以下=センバツ)は智弁学園(奈良)の優勝で幕を閉じた。だが、昨秋の明治神宮大会覇者でもある高松商(香川)が決勝戦進出を果たしたことで地元の高校野球関係者は安堵しているのではないだろうか。 地元関係者によれば、同校をセンバツの決勝戦に導いた長尾健司監督の抜てきは“賭け”に近かったという。 「付属の監督さん」。地元関係者、高校球児たちは就任前の長尾監督をそう呼んでいたという。長尾監督が名門・高松商に招かれたのは2014年4月。センバツを戦った新三年生と同じである。 当時を知る地元関係者がこう言う。 「近年、香川県の高校野球の低迷を心配する声が各方面から出ていました。白羽の矢が立てられたのが香川大教育学部付属坂出中学校で軟式野球部を指導していた長尾監督でした」 香川県に限らず、公立高校の場合、人事交流などで中学校の教諭を高校に異動させることは珍しくない。中学校の教諭でもあった長尾監督の高松商異動は『人事交流』となっているが、名門野球部の復活を託してのものだったそうだ。 「長尾監督の指揮していた付属中は、08年に春、夏、秋の3大会で県優勝、10年秋には四国大会優勝を果たし、全国大会にコマを進めています」(地元関係者) 08年の3大会制覇は赴任3年目のこと。野球の強い中学校ではなかった。県内屈指の進学校である。放課後の部活動時間は1時間ないそうだ。野球部員のほぼ全員が6時から進学塾に通っていたという。それでも08年に快進撃を見せ、それ以降は「四国大会の常連、野球強豪中学校」とも言われるようになったのは、長尾監督による“意識改革”だった。部員たちに訴えたのは、練習への取り組み方。1時間もない練習を有意義なものに変えるため、「効率よく、集中して」と説き伏せた。教え子も高校野球で活躍するようになり、関係者の目に止まるようになった。 名門・高松商野球部の監督に着任し、真っ先に「変えた」のは、上下関係だった。一年生も二年生も関係ない、三年生もグラウンド整備をやる。野球部活動は、実質2年半しかない。だったら、その限られた時間をできるだけ練習にあてるべきだ。上級生もグラウンド整備をすれば、早く練習を始められる。そのほうが…。伝統校の野球部員たちにそう語りかけた。 香川県の甲子園出場校だが、長尾監督着任前の2013年までの過去10年間を見てみると、センバツ出場権を得たのは2大会3高校のみ。いずれも初戦敗退。夏の甲子園大会でも、同期間で初戦突破を果たしたのは2校だけ。香川県の高校野球関係者も「改革の必要性」を感じていた時期だった。 昨秋の四国大会後、同校のグラウンドで二年生がトンボ掛けをしていた。聞けば、一年生大会に出場する後輩たちのために自主的に始めたのだという。室内練習場からは、ボールを打ち返す音が聞こえてきた…。 一年生は当然、先輩たちの心配りに感謝していた。上級生が後輩たちを思いやる気持ちがあれば、下級生も先輩を敬うようになる。自ずとチームも一丸となっていく。「効率よく、集中して、時間を有意義に使う」とは、前時代の悪しき伝統を変えるにもつながるようだ。(スポーツライター・美山和也)
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