スポーツ
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スポーツ 2016年03月09日 11時08分
女子プロ・長与千種、新団体旗揚げ “横アリ”開催を視野
元クラッシュ・ギャルズの長与千種が、「ドラマティックな女子プロレス」を御旗に掲げた新団体・Marvelous(マーベラス)を旗揚げする。8日、都内で開かれた記者会見には、14年から実施してきたイベント『That's女子プロレス』のリングに上がってきた4選手(KAORU、渡辺智子、彩羽匠、雫有希)と、2・13米国ニューヨーク大会でデビューしたばかりの新人・桃野美桜、練習生の杉浦一美が登壇。5月3日、東京・豊洲PITで開催する旗揚げ戦に向けて、士気を高めた。 「劇的な空間にしたい」(長与)という初陣イベントは、全6試合のすべてがシングルマッチで、20分1本勝負。対戦カードは、杉浦のデビュー戦のほか、KAORUvsカサンドラ宮城(センダイガールズプロレスリング)、メインイベントの彩羽vs里村明衣子(センダイガールズ)が決定している。 新団体発足にともない、“That's女子プロレス”は一時休止。同イベントで長与は大仁田厚との男女タッグが話題となり、昨年9月には初代爆破王タッグ王者に君臨したが、新団体では代表取締役に専念。今後、プレイヤーとしてリングに上がるのは、“That's女子プロレス”限定となりそうだ。 同団体は長与にとって、05年に解散した全日本女子プロレス興業(全女)、GAEA JAPANに続いて3つ目の所属となる。しかし、これまでのようにトップファイターとしてではなく、社長として団体をけん引するのは、51歳にして初体験。まさに、人生を賭けた決死の覚悟だ。団体化にこだわった理由は、「団体にこだわったわけではなく、会社にこだわりました。“女子プロレスに入団させたい”ではなく、“就職させたい”と。夢を与える芸術集団、それがプロレス。感動を与えられる要素が女子プロレスにはありますから」と語る。 さらに、「1年計画で大きな場所を狙っている」とも言い、最大収容人数1万7,000人を誇る神奈川・横浜アリーナでの開催を視野に入れる。同アリーナは現在改修工事に入っており、イベント再開は7月。同団体はすでにリサーチに入っており、女子プロ界に風穴を開けるべく、本気だ。 横アリは89年5月6日、全女がこけら落としイベントを開催し、長与が1度目の引退をした縁ある会場。さらに、女優として活動していた93年4月2日には、デビル雅美(引退)を相手にメモリアル復帰。GAEA時代の98年11月29日には、豊田真奈美(フリー)を相手に最高峰のAAAWシングル王座を防衛している。 長与。横浜アリーナ。そして、引退と旗揚げの5月。3つの点が1本の線でつながるとき、女子プロ界で驚くべき(マーベラス)地殻変動が起こる−−。(伊藤雅奈子)
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スポーツ 2016年03月08日 16時00分
阪神分裂! アニキ金本vs川藤・江夏・掛布「抗争」が勃発(1)
山口組、維新の党と、分裂続きの関西だが、阪神もまた不穏な様相を呈している。「アニキ金本・星野主流派」vs「川藤・江夏・掛布の旧守派」。巨人と並ぶ名門チームに、はや抗争が勃発か? 沖縄・宜野座でのキャンプを打ち上げた阪神タイガース。2月27日に行われた韓国サムスンとの練習試合では、ランディ・メッセンジャー投手が好投し、昨年に続いての開幕投手に名乗りを上げた。また、金本知憲監督(47)の肝いりで今季4年ぶりに阪神に復帰した藤川球児投手も、自慢の速球にカーブを織り交ぜて好投。先発入りへアピールに成功している。 阪神の投手陣はこの2人のほか、昨年14勝の若きエース藤浪晋太郎、同11勝の能見篤史、同8勝の岩田稔が加わり、リーグ最強の先発投手陣を形成。気の早いファンは「今年は11年ぶりの優勝や」と盛り上がっている。 しかし、トラ番記者によれば、チーム内が真っ二つに割れ、抗争に至る気配だという。 「アニキ復帰で観客動員増を狙った阪神。出だしは好調だったが、金本監督とじっこんだった清原和博容疑者が覚醒剤で逮捕されたことで、過去の金銭トラブルが蒸し返され、金本人気のマイナスとなり、口数も少なくなった。一方、そんな阪神で急激に存在感を増してきたのがOBの江夏豊氏。川藤幸三OB会長も現在のチームに有力OBが極端に少ないことから、一匹狼ながら存在感抜群の江夏氏を担ぎ上げ、“圧力団体”を形成。そのOB会は外様の金本監督より掛布雅之二軍監督を推している。その意を受けた江夏氏が掛布氏を擁護する形で現場にたびたび介入する構図。球団が全面支援する金本監督も江夏氏だけは無視できず、有力OBとの間で一触即発の状態が続いている」(阪神OBの野球解説者) ターニングポイントとなったのは、一昨年11月の阪神OB会だ。1976年、南海へトレードされて以来、阪神と決別していた江夏氏が同OB会に初めて出席した。実に38年ぶりのタイガース復帰だった。 「誘いをかけたのはOB会長の川藤氏です。阪神を強くするにはOBの結束が何より大切と訴え、南海・江本孟紀投手らとのトレードで江夏氏が阪神を出された際、当時の吉田義男監督が『新聞報道があっても(江夏氏の)トレードはない』と言い続けたにもかかわらず、ばっさり断行した経緯などを説明し、会員の理解を取り付けた。阪神で育った者同士、結束を強めようと。江夏氏もこれを快諾した上での出席だったのですが、これによって江夏氏の発言力ががぜん強まった。もはや事実上の黒幕的存在と言っていい」(スポーツ紙デスク) 本来なら通算206勝を誇り、数々の伝説を持つ江夏氏を阪神監督に担ぎたいところだが、現役引退後、江夏氏は一度も監督はおろか正規のコーチ経験もなく、現実的とは言い難い。過去には覚醒剤所持で逮捕され、実刑判決を受けている。そこで江夏氏が分身として監督に期待したのが、掛布氏だった。その意を汲んで、川藤会長も昨年、ポスト和田豊監督を巡る次期監督選考の際は、掛布氏を強くプッシュした。 結果は外様派の星野仙一元監督(現楽天球団副会長)らが推す広島出身の金本氏が監督に就任。本命と見られていた掛布氏は二軍監督に就任したものの、現役引退後、初めて着るユニホームはやや色褪せたものとなった。 昨年11月のOB会に駆けつけて頭を下げた金本監督に、江夏氏は「微力ながら協力は惜しまない」と大人の対応を見せたのの、同月の中村勝広GM(9月23日に急逝)のお別れの会では本心を吐露していた。 「何でカケ(掛布二軍監督)を一軍に置かないのか。今年の阪神の戦いをみると投手陣はよかったけど打線が…。一軍のほうがよかったと思っているのは、俺だけじゃないと思う」 これが、OB連がみな心に思いながらも、口に出せなかった本音だったという。それを代弁してくれたことで江夏支持の流れはさらに拡大。これが実質、抗争の幕開けとなった。 今春には、掛布二軍監督が指導する安芸二軍キャンプ(高知)で臨時コーチを務め、掛布氏に代わって“猛虎魂”を注入した。ブルペンでの指導では「まじめすぎる」と喝を入れ、「練習のサボり方を覚えないといいものは生まれない。我々の頃はそれをやってきた。野球以外でも夜遊びは必要」と熱弁した。 「コーチの目も盗めん選手にいい仕事はできない。これはさぼりではない」とも…。猛練習で技術・精神両面の鍛練を説く金本監督とは対極の教えだった。
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スポーツ 2016年03月06日 14時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈“熊殺し”ウィリーの献身〉
先の2月15日、国際大山空手道連盟総主である大山茂氏が79歳で亡くなった。劇画『空手バカ一代』の読者ならば、極真会館の前身である大山道場の時代からの、大山倍達の高弟としてなじみ深い名前だろう。 そもそも大山倍達が「大山」姓を名乗るようになったのは、大山茂の実父の下で書生をしていたからであり、2人は血のつながりこそなくとも深い縁で結ばれていた。極真の大会での氷柱割りや真剣白刃取りといった演舞、あるいは審判としての姿を知る人もいるだろう。 またウィリー・ウイリアムスvsアントニオ猪木の異種格闘技戦で、愛弟子ウィリーのセコンドに付く姿を記憶する人も多いだろう。ドクターストップによる引き分けの裁定が下った後、大山が鬼の形相でレフェリーに詰め寄るシーンは、この試合がいかに異様な状況下で行われたかを如実に表していた。 「大山茂氏が怒ったのは、リング内では5秒以内と決められていたはずの寝技が、場外ではそれを超えても反則にならないからでした。場外で極真勢と新日勢が揉み合った際に猪木が脇腹を負傷したのも、拳を握る姿がカメラに映ったことから“大山がやった”とする噂がありましたけど、あれは後に、やはり極真の添野義二が『猪木が落っこちてきたときに踏んづけた』と語っています」(スポーツ紙記者) 猪木戦に向けてのウィリーが特訓した際には、当時40歳をすぎていた大山自らがスパーリング相手を買って出て、猪木を想定したタックルや寝技、グラウンド状態からのアリキックを披露し、その格闘センスの高さを示したこともあった。 「早くから極真のニューヨーク支部に渡って、体格に勝るアメリカ人たちを指導してきた。自分より優れた者の言うことしか聞かない彼らを手なずけたのだから、相当な実力者であったことに違いありません」(格闘技ライター) 日本人の極真門下生の多くも、世界大会の前などはアメリカの大山の下を訪れて修行するのが恒例となり、やはり指導者としての能力の高さがうかがえた。 そんな大山にとっての最高傑作といえるのが、やはり前述のウィリーということになる。2メートル近い長身でいて均整の取れた体躯。手足も長く、接近してのドツキ合いが主流だった当時の極真ルールにおいて、体格に劣る日本人選手は近寄ることすら難しいような状況だった。 世界大会の開催当初から「日本人以外の選手が優勝するようなことがあれば腹を斬る」と公言していた極真総帥・大山倍達にしてみれば、孫弟子ウィリーの成長はうれしい反面、悩みの種でもあった。 「日本発の武道として世界進出する段階で、外国人が優勝するとその価値が減じるというのが大山倍達の考えだったようです」(同) そして、猪木との異種格闘技戦を間近に控えた1980年の『第2回世界空手道選手権大会』で、事件は起こった。 圧倒的実力で一本勝ちを重ねていくウィリーと、準決勝で対峙したのは三瓶啓二。のちに全日本3連覇を果たし、中村誠とともに“三誠時代”と称された猛者で、前年の全日本選手権でも準優勝の実績を残していた。 身長でもウィリーが30センチは上回り、周囲が“三瓶に勝機はない”と思ったとしても無理はない。 だが、試合開始となると突如、ウィリーが暴走を始める。 両手で襟をつかんでの膝蹴り連打から、投げ飛ばし、さらに倒れた三瓶の上から殴りかかっていく。いずれも極真ルール下では明らかな反則行為である。 試合再開後には腰に手を当てたままやる気のない態度を見せつつ、またもや襟づかみに投げ飛ばし。結局、そのまま反則負けを宣せられたのであった。 「これには大人の事情が強くかかわっていたといわれます。ウィリーに負けさせるにも、猪木戦を前に“ケガで棄権”というわけにもいかない。そこで選んだのが暴走反則負けだったというわけです」(同) 熊や猪木とも闘い、さらには反則負けの汚名にも甘んじた、そんなウィリーの献身が、最強をうたう極真発展の礎となったともいえるだろう。
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スポーツ 2016年03月06日 13時00分
新日本の育成プロジェクト『LION'S GATE』を紐解く4つのワード
「他団体選手の招聘を含めて、ファーム(2軍)のようなモノを作りたい。イメージ的には小さな興行をやっていくと考えてもらってもいい。ファームの所属選手や、いろんな他団体を含めたトライアル、負傷欠場していた選手の再チャレンジの場所だったり、いろんなモノを試す場になればいいと思うし、いまの新日本は非常にレベルが高いリングなので、いきなりは上がれない場合もある。国内でこういう場が少なくなっているので、トライアル、チャレンジの場を作っていきたい」 昨年7月に行われた新日本プロレスの戦略発表会で、木谷高明オーナーはこのように「ライオンズゲート計画」をブチ上げた。その第1弾となる「LION'S GATE PROJECT 1」が先月25日に新宿FACEで開催され、467人(超満員札止め)のファンを動員。通常興行に比べて、チケット料金は安く設定され、逆に試合数は9試合と多く組まれたが、どの試合も内容が素晴らしく順調な船出を飾ったと言っていいだろう。次回大会も5月19日に同所で開催されることが会場で発表された。 これまでも新日本は「夢☆勝ちます」「ライオンズロード」「NEVER」などヤングライオン(新日本に所属している若手選手)はもちろんのこと、他団体やフリーの若手選手にも門戸を開放して育成を目的とした興行を開催してきたが、ブシロード体制になってからは初の試みとなる。今回のプロジェクトは“ファーム(2軍)”“所属選手”“他団体”“再チャレンジ”という4つのワードがポイントと言えそうだ。第1回大会では、それらを紐解く要素がたくさん散りばめられていた。 第1試合前には、アマレスの育成チーム「ブシロードクラブ」からプロレスデビューに向けて歩み始めた岡倫之と北村克哉が、レスリングのエキシビションマッチを行った。両選手ともにレスリング元全日本王者の実績を持っており、2人のヘビー級選手にも見劣らない肉体と潜在能力の高さを見たファンからは、即戦力として期待する声が数多く上がっていた。この試合でレフェリーを務めたのは、自身もアマレスの育成チーム(当時新日本が設けていた「闘魂クラブ」)からデビューした永田裕志。永田は「LION'S GATE PROJECT」のプロデューサー的な役割も担っている。 「この2人の潜在能力を、皆さん見ていただけましたでしょうか? 2月から新日本プロレスの道場に入って、目下、猛トレーニングをやっている最中であります。いずれこの『LION'S GATE』の舞台で2人はデビューすることになりますので、皆さん、その時までご声援よろしくお願いします」 試合後にマイクを持ち、岡と北村のデビューの場が通常興行ではなく『LION'S GATE』であることを明らかにした永田。興行終了後に改めて2人のデビュー時期について聞かれるとこう語った。 「僕は入門して4か月だったので、そういうの考えたら、どんどん早くていいんじゃないですかね。中西(学)さんなんて1か月半ですから。なんにもできないのに、急遽抜擢されて。受け身もできないのに、それでも壊れずにシリーズを完走しちゃった。(スコット・)ノートンやトニー・ホームやバンバン・ビガロとやっても(笑)。そういう怪物性が北村や岡にもある気はする。ただ、受け身とか最低限のものは覚えてくれないと、人材を壊すことになるので、習得すべきことは早く習得させたいですね」 “青い目のヤングライオン”ジェイ・ホワイトに胸を貸したプロレスリング・ノアの小川良成は、試合後にこんなコメントを残した。 「俺が新日本に上がるなんて想像もできなかったので、ちょっといい刺激をもらいました」 試合前にはノア期待の新人、清宮海斗と対戦する田口隆祐に小川が「しょっぱいから厳しくやってくれ」と話していたことも、田口のコメントから明らかになっている。 第1回大会は全試合で新日本vsノアというカードが組まれ、リングアナやレフェリーも両団体からそれぞれ務めた。第1試合では本城匠のデビュー戦の相手を“他団体”のマイバッハ谷口が務めたというのも異例である。現在のノアは昨年より新日本から乗り込んで来た鈴木軍と激しい抗争を繰り広げており、前日の後楽園大会で鈴木みのるに勝利し、杉浦貴が持つGHCヘビー級王座への挑戦権を獲得した中嶋勝彦は、鈴木に破壊された右腕の怪我を押しながらもガチガチにテーピングをして強行出場。ジュース・ロビンソンと今大会ベストバウト級の試合を行った。 「いつもの緑のマットとは違う熱が、ここにはあると思う。ぜひ2回目も開催してほしいですね。価値のある刺激が、このマットにあると思います。ノアも負けてられない」 試合後の中嶋はロビンソンとの対戦を振り返った後に『LION'S GATE』の継続開催を提唱した。中嶋に限らず、若手選手に胸を貸した両団体のトップ選手は新人選手との闘いを純粋に楽しんでいるように見えた。カード的には新日本vsノアという図式であるにもかかわらず、対抗戦というムードはなく、出場選手たちが団体の枠を超えてこのプロジェクトの趣旨を理解した上で試合に臨んだことが、大会を成功に導いた大きな要因ではないだろうか。 「試合の前の日、当日の朝までずっと、俺は『LION'S GATE』で何が必要か考えて、答えが出ないまま大会を迎えた。それで第1試合からずっと観てたら、ひたむきさとかがむしゃらとか、俺がとっくの昔に忘れてしまったこと、それを若い選手が見せてくれた。これが今日のテーマなんだって改めて思い知った」 これは天山広吉とのテンコジタッグで、平柳玄藩&キャプテン・ノアと対戦した小島聡のコメント。全9試合の中でこの試合だけチャレンジマッチという形ではなかったため、小島は試合直前まで己のテーマを見出すのに苦労したようだ。永田、中西とともに第3世代のテンコジだが、かつて開催されていた「夢☆勝ちます」には、彼らもヤングライオン時代にチャレンジする立場で出場している。通常興行でなかなかアピールする場がない第3世代にとって、『LION'S GATE』はあの頃とは違う意味で“再チャレンジ”できるチャンスなのだ。 「これから若い人材を、いろんなところから引っ張ってきたいと思います。最後は僕を打ち破って、若い選手が勝つのがいいんじゃないかと。ただ、僕の壁を打ち破るのは相当厳しいので、そこは覚悟しないとダメ」 メインでノアの北宮光洋と対戦した永田は、第1回大会をこのように総括した。永田としては、団体を問わず胸を貸すことに関して「いろんな選手とやるのはやぶさかではない」という。普段交わることがない他団体の若手選手にとって、永田を筆頭とする経験豊富な新日本の第3世代と対戦できることは財産であり、まさに第3世代の存在が『LION'S GATE』の価値を高めていくことになる。 興行面においてはプロ野球のファームのように、いずれは通常興行の日程に関係なく別動隊として『LION'S GATE』を開催していくのがベストだろう。新日本の大会が開催されている会場から離れていれば、同日開催でも問題ないだろうし、年に数回、後楽園ホールで“親子”興行を昼夜で開催しても面白い。『LION'S GATE』には、選手の育成に加えて、プロレス人口を増やすために小規模な地方会場でのシリーズ開催など、フットワークの軽さも期待したい。(増田晋侍)<リアルライブ・コラム連載「新日Times」VOL.8>
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スポーツ 2016年03月05日 14時00分
スケート連盟もア然 一時帰国で米にトンボ返りした高橋大輔の心中
元フィギュアスケートの銅メダリスト・高橋大輔(29)が一時帰国していた。だが、フィギュア関係者に挨拶することもなくアメリカにトンボ帰りしたことが、各方面で物議をかもしている。 「高橋は一昨年のソチ五輪後、以前から痛めていたヒザの故障を理由に休止宣言。同年の10月に引退を表明しました」(体協詰め記者) その後、アイスショーに出演したことは何回かあった。しかし、活動の拠点をアメリカに移して語学や舞台の勉強を続けており、「浅田真央のようにカムバックすることは考えにくい」というのが周囲の一致した意見。見方を変えれば、アメリカで充実した生活を送っているということだろう。 「それでも膝の治療に当たった医師を慕っており、その医師のプライベートな会合があって、帰国していたのです」(同) その一時帰国の情報は間接的に一部のスケート連盟スタッフにも伝わったが、高橋は空港から医師のもとへ直行し、そのまま、またアメリカへ。高橋のツレない行動にガッカリした連盟スタッフも多かった。 「橋本聖子さんとの“キス事件”以来、スケート連盟とちょっと距離を置いているような観もしないではない」(同) 橋本センセイはスケート連盟の会長だ。ソチ五輪後、熟女に唇を奪われたショックがまだ癒えないのか、高橋は他のスケートOBとのかかわりも断っているという。ひょっとしたら、アメリカに拠点を移したのも、熟女と距離を置くための逃避行なのかもしれない。 「彼はフィギュアの大会がテレビ中継されるようになった功労者の一人。しかし、テレビ局は女子選手をメーンにして放送する傾向にある。男子も女子も一緒の大会なんだが、高橋はそういう扱いに怒りを持っていた」(関係者) その怒りがケガから復帰し、日本人選手初の五輪3大会連続入賞のエネルギーにもなったのだろう。羽生結弦も頑張っているが、“女高男低”を変えるまでには至っていない。 高橋にはミュージカル転向説も囁かれているが、女子厚遇の偏った傾向を容認する連盟への怒りもあるからだろうか、イケメン男性とホテルのスイートに宿泊しているところも目撃されている。 スケート連盟への対応、また男性との宿泊疑惑の裏には、熟女に奪われた唇がボディブローのように効いているのかもしれない。
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スポーツ 2016年03月04日 14時00分
俳優デビューの羽生結弦を巡って芸能&広告界が争奪戦
初デビューにもかかわらず、阿部サダヲや瑛太、妻夫木聡らを完全に喰ってしまったと評判になっているのが、フィギュアスケートのプリンス・羽生結弦選手(21)だ。先ごろ映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)に出演。演技力かつ群を抜く存在感、未来のスター俳優に早くも芸能界が色めき立っている。 「カメラのモニターから映し出された羽生を見たスタッフは、チョンマゲのハマり具合に息を飲んだそうです。しかも、神々しいまでの気品と端正な顔立ちが、まさに殿様を彷彿とさせるんです」(映画配給会社プロデューサー) 今回、羽生選手が豪華俳優陣との共演を果たしたのは、人気作家・磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を映画化したもの。今から250年前の江戸中期。仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、立ち上がった人たちを描いた作品だ。羽生選手は、タイトルにもなっている“殿”の仙台藩藩主・伊達重村に抜擢されたのだ。 「心配されていたセリフ回しも全く問題なかった。ものすごい記憶力でアドリブもいくつかあったようです」(映画事情通) そんな彼を巡って勃発しているのが争奪戦。大手芸能プロらがマネージメント契約を交わそうと羽生サイドに接触を図っているのだ。 「そりゃそうですよ。彼なら相当のギャラを手にすることができる。テレビのバラエティーにゲスト出演すれば最低でも1本150万円〜。今回、俳優デビューを飾ったことでドラマに出演しても、1日拘束で最低でも120万円〜の交渉になるでしょう」(芸能関係者) 芸能界同様、羽生選手に対し、熱い視線を送っているのが広告業界だ。 「ダルビッシュや本田圭佑の全盛期の1本1億円に匹敵します。CMに出演すればギャラは1本5000万円〜1億円の試算になる」(大手広告代理店幹部) 今後はフィギュア選手とタレントの二足の草鞋を履いて稼ぎまくるのかと思いきや…意外な素顔が浮き彫りになってきた。 「現在、タレント活動に対する興味はゼロといってもいい。映画出演も地元、宮城の復興に繋がればという思いから出演したもので、ギャラも言い値でOKしたそうです。当然、相次ぐ芸能プロのオファーはすべて断り続けている。さらにCMも同じフィギュアの浅田真央がJALや住友生命、アサヒなど複数のCMに出演しているのに対し、羽生はロッテの1社のみ。いずれも本人の強い希望です。当面はフィギュアに軸足を置き、結果を出したいらしい」(前出・芸能関係者) さすがは殿様、お金に対する欲はないらしい。
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スポーツ 2016年03月03日 14時00分
1985年の再来! アニキ阪神 あるぞ! 猛虎復活ぶっちぎり優勝(2)
「先発での調整をしていれば、リリーフもできる」というのがアニキの理論だ。状況次第では藤川が抑えに回ることもあり得る。 「新加入のマテオにばかり目が行っているが、高橋聡文、榎田、松田遼馬、高宮和也らの救援陣の調子もいい。ベテラン中継ぎの安藤優也、福原忍の負担を補うブルペン陣が構成されつつある」(ベテラン記者) 一方で、打撃陣は正二塁手争いがキーポイントになりそうだ。2月14日、上本博紀が紅白戦で4安打とバットでアピールした。ライバルの西岡剛は紅白戦初戦(11日)こそヒットを放ったが、その後はいいところがない。 「金本監督が『キャンプ前半戦のMVPは西岡だ』と話しています。サボリの天才だと言って。打撃不振で落ち込み掛けており、モチベーションを持続させるための配慮です。以後、西岡は鳥谷敬と居残り特守を続けている」(前出・同) これが「明るく、厳しく」の前者のほうだろう。 「金本監督は同じく正二塁手争いを続ける大和にも期待しているようです。去年は二番打者の制約に縛られ、右方向への打撃を意識しすぎて不振でしたが、監督は『強く振れ』と徹底指導しています」(トラ番記者) 西岡はトラ1年目の2013年、二塁手でゴールデングラブ賞を獲った。選手会長の上本は二塁で昨季107試合に出場し、大和も22試合に出ている。三塁を守らせる予定で獲得した新加入のヘイグが「打てない」と分かれば、ハイレベルな二塁手争いを繰り広げる3人のうちの誰かを三塁に回すかもしれない。 「問題は藤浪かも。『開幕投手はやらなくていい』と発言しています。“開幕投手よりもチームの優勝”が持論のようですが、金本監督も営業サイドも藤浪で勢いづきたいはずなのに…」(前出・関係者) 藤浪を甘やかさないアニキだが、下柳剛・臨時投手コーチは「今は放っておいたほうがいい」と助言。また、矢野燿大作戦兼バッテリーコーチは正捕手争いにおいて、「岡崎(太一)がいい」と中間報告したという。3年目の梅野隆太郎、ドラフト2位・坂本誠志郎の争いをファンは期待するが、「横一線の競争」を公約した以上、岡崎を使わなければならない。これも、アニキ効果だろう。 金本監督は矢野、下柳両コーチの前で「開幕が心配」と吐露したそうだ。だがこれ、案外、手応えの裏返しかもしれない。
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スポーツ 2016年03月02日 14時00分
1985年の再来! アニキ阪神 あるぞ! 猛虎復活ぶっちぎり優勝(1)
人を動かすのはデータではなく、人望−−。新生・金本阪神に他球団の偵察部隊は「要注意マーク」を付けていた。'85年Vの再来か。 「選手の動きがいい。例年以上に調整も早いし、もともと戦力は持っていたチームだからね。藤川(球児)がこのままローテーション入りすれば、それだけで阪神の弱点は補われたわけだから」(在京球団職員) ヤル気にさせたのは、金本知憲監督(47)の“ウラの顔”のようだ。 「TVカメラの前ではニコニコしていますが、取材陣のいないところでは怒ってばかり。虎ナインのほとんどは金本監督の現役時代を知っており、自分に人一倍厳しい人で通っていました。自分に課したノルマを黙々とこなし、当時はそばに近づくこともできませんでした。そういう厳しい監督が練習を睨み付けているので、選手も手抜きができないのです」(球界関係者) そんな金本監督は就任以来、テレビに引っ張りダコの毎日だが、「この日は絶対に空けておいてくれ」と、球団に要請した日があった。それは昨年12月6日、恩師の墓参りのためだった。 「東北福祉大の伊藤義博監督の墓前で手を合わせてきました」(前出・同) 故・伊藤監督は体育会系特有の上下関係を嫌い、「私生活ではギスギスした関係はなくして…」と指導してきた。それが同大学野球部を一大勢力へと変えさせ、プロ野球選手を何人も輩出するきっかけともなった。アニキがチーム再建ビジョンとして「明るく、厳しく」と言うのは、恩師の教えを踏襲しているためだ。 「秋季キャンプ中の話ですが、実戦形式で投手陣にバント練習をさせ、一塁まで全力疾走もさせました。そのとき、榎田(大樹)が足を痛めたんですが、金本監督は一瞥しただけ。その日の夜のミーティングで『怪我をしたくないなら、ボケッとテレビを見ていないで、冷やすとか温めるとかせい』と怒っていました。練習して強くなれと」(前出・同) この“アニキイズム”が浸透しだし、春季キャンプの好調さにつながっている。 「キーマンは藤川になる。藤浪晋太郎、メッセンジャー、能見篤史、岩田稔の先発4本柱の中で勝ち越したのは藤浪だけ。4人の勝敗を合わせると、42勝42敗で藤浪の勝ち越し分もチャラになってしまう。その4人が順調に仕上がり、5人目として藤川が加われば…」(前出・在京球団職員)
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スポーツ 2016年02月29日 15時30分
2016年プロ野球キャンプ情報「混セとパ1強5弱」説は本当か?(ソフトバンク編)
巨大戦力、この選手を見て、改めてそう思った。5年目の外野手、塚田正義(26/右投右打)だ。昨年4月にプロ初アーチを放った。ウエスタンリーグでは首位打者争いを繰り広げてきた期待の若手だったが、今年こそブレイクするのではないだろうか。 まず、ボールを遠くに飛ばす力がある。脚力もある。昨季までは三塁を守ることもあったが、外野手としての守備範囲も広く、肩も強い。4番の李大浩が抜けた後、レギュラー候補の野手を補強しなかったのは、この塚田を使うためではないかとさえ思ってしまう。本当にこのチームは選手層が厚い。そして、練習熱心である。午前9時、ほとんどの球団はウォーミングアップを始めるころの時間帯だ。しかし、ホークスのキャンプ地・生目の杜運動公園野球場(アイビースタジアム)では、選手たちがすでに“ひと汗”かいていた。 選手が自主的に集まる早出特打ち練習が連日のように行われ、その打撃投手役は工藤公康監督が務めていた。球場スタッフによれば、午前9時半の時点で工藤監督は150球以上を投げたという。 まず、投手陣だが、二、三軍を意味するB組で松坂大輔が初日からブルペンに入った。約30球を投げ、さらに捕手を座らせて50球。西武時代を知るプロ野球解説者たちは「まだ投球フォームがおかしい」と言うが、昨季とは比べ物にならないほどボールは走っている。そのブルペン入りした初日、全選手が12分間走を課せられた。松坂はチーム2番に多い2600mを走ってみせた。体は出来ていると見ていいだろう。おそらく、ホークスの先発ローテーションは武田翔太、攝津正、昨季9勝無敗のバンデンハーク、移籍以来の2年間、先発ローテーションを守り続けた中田賢一までは確定だろう。残り2枠を岩嵜翔、東浜巨、千賀滉大、調整のためにB組スタートとなった寺原隼人、大隣憲司が争う図式。松坂の復活がシーズン中盤以降だとしても、戦力的な影響は全くない。また、ローテーション争いに、確実に加わってくると思われるのが和田毅だ。5季ぶりのチーム帰還。メジャーでは故障などもあって苦労したが、変化球を低めに集める制球力は健在だ。滑りやすいとされるメジャー公式球と縫い目の高いNPBのボールの違和感からか、ブルペンでは変化球の曲がり幅がイメージに行かないらしく、捕手に確認するシーンも見られた。とはいっても、微調整の範囲である。工藤監督はこのベテラン左腕を計算に入れているはずだ。 打撃陣だが、トリプルスリー・柳田悠岐が指名打者にまわるケースも出てくるという。理由はいくつかある。ひとつは昨季終盤に痛めた左膝の状況が芳しくなかった場合。もうひとつは中村晃、3年目の上林誠知、13年首位打者の長谷川勇也、福田秀平、カニザレスらとの兼ね合いだ。外野手だった内川聖一が“一塁固定”とのことで、これに柳田も“指名打者兼任”となり、外野の定位置争いがさらに過熱したわけだ。 二塁の定位置争いも激しい。昨季64試合セカンドを守った明石健志、ポジション再奪取を狙う本多雄一、川島慶三がいて、この3人のいずれが獲っても、走塁面で期待が持てる。だが、4年目の高田知季も軽快な動きをみせていた。昨季一軍に定着したこの高田をベンチに置いておくのはもったいないと思った。李大浩が抜けた穴は「ない」と言い切れる。工藤監督はレギュラー争いを激しくさせ、チームを活気づけていた。
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スポーツ 2016年02月28日 12時00分
新日本“春のG1”ニュージャパンカップ大予想! エルガン悲願のIWGP王座挑戦なるか?
新日本プロレス春の風物詩「ニュージャパンカップ」(NJC)の組み合わせが発表された。今週は今年のNJCの展望について書いてみたい。組み合わせと日程は次のとおりだ。『NEW JAPAN CUP 2016』◎1回戦(3・3大田区総合体育館)▼ブロックA棚橋弘至 対 バッドラック・ファレ天山広吉 対 マイケル・エルガン▼ブロックB真壁刀義 対 タマ・トンガ永田裕志 対 後藤洋央紀▼ブロックC本間朋晃 対 小島聡矢野通 対 高橋裕二郎▼ブロックD石井智宏 対 EVILYOSHI-HASHI 対 内藤哲也◎2回戦(3・4後楽園ホール)各ブロックの勝者が対決◎準決勝(3・12新青森県総合運動公園マエダアリーナ)ブロックAの勝者 対 ブロックBの勝者ブロックCの勝者 対 ブロックDの勝者◎決勝戦(3・12新青森県総合運動公園マエダアリーナ) 真夏の最強決定戦「G1クライマックス」がリーグ戦で行われるのに対してNJCはトーナメントで開催されるのが特徴のひとつで、優勝者には4・10両国国技館大会でIWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル、NEVER無差別級のいずれかのタイトルに挑戦する権利が与えられるため、各王者は参加しない。 優勝した場合、各選手はどのベルトに挑戦表明するのだろうか。予想をしてみた。◆IWGPヘビー級王座(王者 オカダ・カズチカ)ファレ、エルガン、永田、後藤、内藤 バレットクラブの中でもシングル志向なファレ、2・20後楽園でオカダに挑戦表明したエルガンは間違いなくIWGPを指名するだろう。永田は柴田の挑発もあり、NEVERの可能性もあるが「常に狙っているのはIWGP」との姿勢は崩していないので、優勝すればIWGPを指名するのではないだろうか。2・11大阪でオカダに敗れCHAOSに勧誘されながらも、精彩を欠いている後藤だが、NJPを過去3度制している“春男”。優勝すれば9度目のIWGP挑戦を選択すると予想した。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成してからベルトには興味がないスタンスを貫いている内藤だが、以前から因縁深いオカダからIWGPを獲りたい気持ちは誰よりも強いと思いたい。 この中で最もIWGPへの挑戦願望が強いのは先日挑戦表明したばかりのエルガン。昨年のG1から新日本へのレギュラー参戦でファンからの支持も厚いだけに期待したいところだが、一昨年のNJCでは柴田勝頼がオカダのIWGP戦が濃厚なムードの中、敗退したためカードが流れた経緯もあり、負けたら終わりというトーナメントならではの難しさがNJCにはある。◆IWGPインターコンチネンタル王座(王者 ケニー・オメガ)棚橋、トンガ、矢野、EVIL 2・14新潟でケニーとの王座決定戦に敗れた棚橋だが、パートナーのエルガンがIWGPに挑戦表明したことや「インターコンチを俺の色に染める」との公約も果たせていないことから、インターコンチと予想。外国人相手にも好勝負を繰り広げている矢野もインターコンチと予想した。EVILは同王座が生まれたアメリカから凱旋帰国したこともあり、このベルトを狙う資格は十分にある。 そしてトンガ。王者のケニーとは同じバレットクラブではあるが、AJスタイルズを追放してからアンダーソン&ギャローズ(2・20後楽園で離脱)、ファレ、トンガら初期メンバーと、ケニー&ヤングバックスからなるThe ELITEとの間にはお互いにセコンドに付かないなど、隙間風が吹いているように見える。トンガが優勝した場合はケニーとの対戦を要求し、モヤモヤを清算するのではないだろうか。トンガはバレットクラブの新メンバーとIWGPタッグ王座への挑戦も表明し受諾されており、1回戦の真壁戦は前哨戦も兼ねている。アンダーソン&ギャローズが抜けたことはトンガにとって大きなチャンス。NJCで飛躍することが出来るか?◆NEVER無差別級王座(王者 柴田勝頼)天山、真壁、本間、小島、裕二郎、石井、YOSHI-HASHI 前王者・石井が種を撒いた効果もあり、今年のNJCで一番指名されそうなのがNEVER無差別級王座だ。王者の柴田が第3世代を挑発したことにより、天山と小島もこの輪の中に加わることが予想される。 また4年振りにNJCの出場権を獲得したYOSHI-HASHIは、CHAOSの先輩だった中邑真輔が抜けたことで今大会からの飛躍が期待されている1人。1回戦はデビュー戦以来の対戦となる内藤哲也だが、タッグで対戦した2・19後楽園では内藤への怒りを露わにしており、この試合を突破出来るかどうかがポイントになりそうだ。今まで優勝選手がNEVERを指名した例がないだけに、そこも含めて注目である。 気になる優勝争いだが、ブロックAに棚橋、ファレ、エルガンといった優勝候補の3選手が入っており、順当に見ればここを制した選手が決勝まで進むのではないだろうか。反対側のブロックを見ると、石井と内藤が同じブロックDに入っており、このブロックを制した選手が決勝に進出すると予想する。その中でもやはりエルガンを推したい。優勝すればジャイアント・バーナード以来外国人選手としては2人目の快挙となるが、新日本のスタイルに順応出来るスーパーヘビー級外国人という面でもバーナードと被るところは多い。バーナードが棚橋のライバルであり続けたように、エルガンはオカダのライバルになり得る逸材だ。このチャンスをモノにして4・10両国のメインでオカダに対峙することを期待したい。◎NEW JAPAN CUP 歴代優勝者2005年 棚橋弘至2006年 ジャイアント・バーナード2007年 永田裕志2008年 棚橋弘至2009年 後藤洋央紀2010年 後藤洋央紀2011年 永田裕志2012年 後藤洋央紀2013年 オカダ・カズチカ2014年 中邑真輔2015年 飯伏幸太(増田晋侍) <リアルライブ・コラム連載「新日Times」VOL.7>
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