スポーツ
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スポーツ 2016年04月27日 16時00分
金本阪神が推し進めるトラの新チームカラー「紫」
「チームをオレ色に変えてやる」 これは藤浪晋太郎(21)の今季に懸ける決意である。アニキ金本知憲監督(48)が進める『超変革』は打撃陣ばかりが注目されている。高山俊、横田慎太郎、這い上がってきた江越大賀…。しかし、チーム改造の最優先事項は、藤浪をエースに育て上げることだった。 「藤浪も4年目。虎のエースではなく、侍ジャパンのエースに育てたい。藤浪自身も、金本監督の誕生を『自分を変えるきっかけ』にしたいとし、グラブを新調しました」(球界関係者) 今までは、赤、黒のグラブを使い分けていた。新調したグラブの色は『紫』。遠目で見ると黒グラブに似た色なので目立たないが、チームの優勝に対し、強い思いも懸けていた。 「先発ローテーションにおける藤浪の役割は、チームの生命線と言っていい。火曜日に投げる先発投手は、言うならば6連戦の先鋒役です。連戦の頭を取るのと落とすのとでは、チームのモチベーションが大きく違ってきます」(前出・同) 金本監督がその藤浪にまず伝えた言葉は「今日はオマエが投げているから、勝ちたい、勝ちをつけてやりたいと思われる投手にまずなれ」だった。 どうしたら、「勝たせてやりたい」と思われる投手になれるか…。藤浪はそれを考えながら、昨秋キャンプと今春のキャンプ、オープン戦を過ごしてきた。 「4月4日の巨人戦で藤浪が一塁から三塁に激走し、チームが勢いづきました。でも、本当にすごいのは翌5日。試合前、藤浪は二塁ベースを蹴る前後に三塁コーチャーを見るタイミングが遅れたと言い、走塁の個人練習を繰り返していました。その姿を見せられたら、野手陣もうかうかできない」(チームスタッフ) その必死さは本物だ。 布石はあった。藤浪は昨年9月、関西のTV収録で矢野燿大氏のインタビューを受けていた。そのとき、まだ金本監督は誕生していない。 解説者・矢野(現コーチ)は、毎年終盤に失速するチーム状況について質問した。すると、藤浪は「言っちゃっていいですか?」と前置きし、一気にこうぶちまけた。 「優勝を狙うチームがこんなんでいいのかなって…」 チーム批判である。矢野自身も負けが込むと重苦しい空気に包まれ、ただ染まっていくだけのダメ虎に不満を抱いていた。その悔しさが若い藤浪の口から出たことに意義を感じていた。 「チーム批判の部分は放送されませんでした。でも、藤浪のチームに対する怒りにも似た情熱は矢野コーチから金本監督に報告されています」(関係者) 藤浪中心のチームに作り替える、これが『超変革』の目指す方向でもあるのだ。 近年、阪神はファンサービスの一環で黄色、ピンクなどの応援ユニホームを販売している。ここに藤浪の“オレ色”である紫も加わるだろう。6連戦スタートの火曜日は藤浪の紫。「紫虎」なんて言葉も新たに定着するかもしれない。
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スポーツ 2016年04月26日 16時00分
緊急補強! 由伸巨人が仕掛ける日本ハム・斎藤佑獲得
巨人は4月13日のヤクルト戦(神宮)に8-0と大勝。高橋由伸監督(41)は球団初となる新人監督として両リーグ10勝一番乗り、さらに神宮球場が鬼門だったエース菅野智之投手もその試合で完封勝利し、開幕から無傷の3連勝で、チームを首位に導いた。 昨秋来の野球賭博、清原の麻薬事件などで、貧乏くじを引かされた感があった由伸監督。ところがどっこい、その危機感がロケットスタートにつながったのか。川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、原辰徳といった歴代の名監督でもできなかった快挙をやってのけた。 ようやく普段の落ち着きを取り戻した巨人だが、由伸監督とてこのまますんなりとは思っていない。いつ野球賭博、闇カジノ、薬物問題が進展し、第5、第6の処分選手が出てこないとも限らないからだ。折しもリオ五輪金メダル候補だったバドミントン、桃田賢斗選手の賭博問題は、写真流出騒動に発展。この先、巨人選手のスキャンダル写真が流出するかもしれない。そうなれば警視庁も待ってましたと動き出す。 有事に備える意味で敢行したのが、11日に発表した巨人・大累進内野手と日本ハム・乾真大投手との交換トレードだ。 大塁は'12年ドラフト2位で入団。一軍出場は2試合だが、50メートル5秒7の快足が最大の売り。由伸巨人の秘密兵器として期待されていた。 一方の乾は、直近2年は7試合だけの登板だが、中継ぎとして過去5年の登板数は67試合と実績十分。 比べて見ると、どうみても不均衡トレードだが、巨人は“平成の黒い霧事件”で4投手が解雇され、中継ぎ陣が手薄な状態だった。 とりわけ開幕直前にチームを去った高木京介の穴を埋めるロングリリーフ左腕がよほど欲しかったのだろう。 しかし、北海道の地元紙記者は違った内情を明かす。 「実はこのトレードで巨人が狙っていた本命はハンカチ王子、斎藤佑樹投手(27)でした。巨人首脳は以前から斎藤に注目していて、“修正点は明確。先発も中継ぎもできる。阿部慎之助に預ければ覚醒する”と期待しているのです。日本ハム側も巨人なら斎藤の看板に傷はつかないと、快く送り出す方針でした。巨人で経験を積ませ、いずれは日本ハムの指導者として復帰させよう、という青写真があったからです」 すぐに実現しなかったのは、成立直前の8日に発覚した桃田選手の“桃色スキャンダル”が原因だ。桃田選手の闇カジノ店への出入りは既報の通りだが、ほぼ同じ時期に違法スロット店にも通っており、その際、錦糸町のカラオケスナックママを同伴させていた。 「桃田選手は、このスナックに10回ほど通っていたそうで、ママに誘われてカジノ店に行ったということも分かりました。そのママとの“キス写真”が一部メディアに出回ったことで巨人サイドが斎藤獲得を保留したのです。この写真を巡っては桃田選手に闇社会の人物が接触し、彼の関係者がそれを警察に相談に行ったことで、一連の闇カジノ店への出入りが発覚した経緯があります。警察は美人局の可能性も視野に入れて捜査中で、その一連の状況は読売新聞社会部も取材しており、巨人首脳は斎藤の身体検査を再調査しだしたのです。札幌には錦糸町をはるかに上回る繁華街のススキノがあり、闇社会が介在する店舗も少なくない。ハンカチ王子は道内きってのモテ男。念には念をと…」(スポーツ紙デスク) 時期が時期だけに、斎藤獲得を少し先延ばしにしたのだ。一方、日本ハムも巨人の見返り選手について疑念を抱いており、「この時期に巨人が放出する選手は要注意」と調査中だ。しかし、これは時間の問題。双方が納得しさえすれば、日本ハムとの今季トレード第2弾が成立するという。 闇賭博に複数の選手がかかわっていたことで、人気に陰りが見え出した巨人。そこで元神宮のスター選手、由伸監督(慶大)と斎藤(早実→早大)の二枚看板で失地回復という目論見。「敗戦処理なら斎藤で十分。観客も喜んで一石二鳥」というしたたかな計算がある。 巨人は去年の先発ローテーション投手だった内海哲也と大竹寛がキャンプから出遅れ、右肩と足を痛めた阿部とともに二軍で調整中。3月30日にプロ初先発を果たした新人の桜井俊貴は直後に右ひじ故障で登録抹消。4番ギャレットは体調不良が続き、坂本勇人も足に爆弾を抱えたままだ。 春先は何とかしのいでも、開幕ダッシュの反動が出る5月末の交流戦以降、ズルズルと負けが込みだす可能性がある。 その時期に照準を合わせ、触手を伸ばすのが、かつてのアイドル投手…。起爆剤にもなるし、たとえ打たれても話題になる。 どっちに転んでも、こんなに都合の選手はいないというわけだ。
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スポーツ 2016年04月24日 14時39分
『D1 Grand Prix Round.2』齋藤太吾が単走・追走ダブル優勝
23日、富士スピードウェイで行われたドリフト競技『2016 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Round.2』で齋藤太吾(WANLI FAT FIVE RACIN)がRound.1に続き優勝した。 高速域でドリフトを競う富士スピードウェイで、単走、追走いずれも優勝できたことで、齋藤太吾は「次回の筑波サーキットRound.3&4とシーズン優勝への足掛かりとして行きたい」と語った。
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スポーツ 2016年04月24日 12時00分
新日本4・29熊本大会中止! 棚橋とオカダがメッセージを発表
「日本はね、震災を経験してきて、その中で僕なりに学んだことがあって。日本全体が、元気を失っちゃいけない。1個ずつ、1個ずつ」 17日の甲府大会の試合後に棚橋弘至は熊本地震の被災者に対して力強いメッセージを送った。今から5年前の東日本大震災では、震災の1か月前に仙台大会のメインイベントで当時保持していたIWGPヘビー級王座の防衛戦を行ったばかりということもあり、東京スポーツが主催し、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアらが参加した「ALL TOGETHER」の日本武道館大会と仙台サンプラザ大会で棚橋がメインを務めている。あの時も新日本は募金活動に限らず、被災者を励ますために選手を被災地に派遣するなど支援を惜しんでいない。 熊本地震は新日本の選手も被災した。13日から4・29グランメッセ熊本大会のプロモーションで現地入りしていた本間朋晃が無事に帰京したが、マスコミの取材に対して「死ぬかと思った」と震度7の恐怖を語った。甲府大会では試合前にオカダ・カズチカが自ら志願する形で、会場に募金箱を置き、詰めかけたファンに募金を呼びかけている。 新日本では、4・29熊本大会の開催について協議を重ねてきた。しかし「熊本地方を中心に発生した震災の甚大な被害状況や、観客の安全確保、さらに会場となるグランメッセ熊本の破損状況の報告」を考慮した結果、18日に正式に中止を発表した。熊本大会は今シリーズ5・3福岡国際センターと並ぶビッグマッチだったことから、タイトルマッチやスペシャルマッチが数多く組まれていたが、IWGPインターコンチネンタル選手権試合のケニー・オメガ<王者>vsマイケル・エルガン<挑戦者>、スペシャルマッチ棚橋弘至vsバッドラック・ファレは4・27博多スターレーン大会に、NEVER無差別級選手権試合の柴田勝頼<王者>vs永田裕志<挑戦者>、IWGPジュニアタッグ選手権試合ロッキー・ロメロ&バレッタ<王者組>vsリコシェ&マット・サイダル<挑戦者組>は5・3福岡大会にそれぞれ振り分けられた。 熊本大会の中止を受けて棚橋とオカダは次のとおりコメントを発表している。 棚橋弘至「今回の件に関しては、両方の意見があったと思います。まず、選手としては、『現地の方にプロレスを観て頂いて、エネルギーや活力を与えたい』という気持ち。一方、会社としては、大会を開催するのであれば、お客さんの安全確保を第一に考えなければいけないという部分。ニュース等で見聞きするに、熊本地方は余震もまだまだ多いようですし、4月29日という10日後のことは誰も予測できない状況です。残念ですけど、安全を第一に考えたら、今回は中止という結論になったのだと思います。新日本プロレスのレスラーは心の中で『熊本が早く復興するように』と祈ってますし、それは全国のプロレスファンも一緒の気持ちだと思います。いま、会場では熊本地震の義援金活動も行っていますけど、2011年の東日本大震災の時にも仙台や東北、各地のファンからそういったプロレスファンの絆を強く感じました。自分は、こんなときこそ全員が下を向いてはダメだと思うんです。よく身体にたとえて言うんですけど、ケガをした部分を治すには、その周りの細胞が元気にがんばって、いい血流を送りこむことが大事なんです。ボクらは精一杯、プロレスをして盛り上げていきます。そして必ず、熊本に戻ります。熊本の皆さん、その日まで待っていてください!」 オカダ・カズチカ「やっぱり、プロレスができる状況であったら、できれば熊本現地の方に自分たちのプロレスを観てもらいたかったです。それができないというのが会社の判断だったわけで、そこは残念でしたね。ただ、プロレスはできないですけど、これからも被災地のことを考えて、新日本プロレスとしても、個人としてもできることをやっていきたいと思います。(開幕戦では)会場での熊本地震の募金活動もやらせてもらいましたけど、やっぱり選手が立っているだけで、お客さんの反応が違うと思いますんで。今後もやれることはやっていきたいです。今回、大会はできなかったですけど、けして二度とやらないわけじゃないですから。新日本プロレスは、また必ず熊本に戻ってきますんで。その時は、このオカダ・カズチカが、カネの雨以上に、みなさんに“元気の雨”を降らせたいと思います!」 このように棚橋が「いい血流を送りこむ」と言えば、オカダは「元気の雨を降らせる」とそれぞれ独特なニュアンスで被災地に対してコメントをしている。木谷高明オーナーは、新日本とブシロードが合同で1,000万円の義援金を送ること、また新日本の今シリーズ終了までと、期間中に開催されるブシロード関連のイベントで募金活動を行うこと、そして必ず熊本大会を再び開催することを発表した。 阪神淡路大震災のときも東日本大震災のときもプロレスは被災者に勇気と希望を与えてきた。今回もプロレスが担う役割は大きいはず。新日本としては5・3福岡大会が被災者に強いメッセージを送る機会になることだろう。<新日Times VOL.15>
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スポーツ 2016年04月23日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈会場が凍ったまさかの“惨劇”〉
21世紀へと時代が変わる頃、日本の総合格闘技を人気、実力の両面で支えていたのは、“IQレスラー”と呼ばれた桜庭和志だった。 '00年にホイス・グレイシーを激闘の末に破ると、ヘンゾ、ハイアンにも勝利。前年末のホイラーも合わせて、格闘技界の黒船と畏怖されたグレイシー一族を4タテ完勝してみせた。桜庭は、これを機に日本格闘界のエースの座に上り詰める。 著書はベストセラーとなり、39Tシャツなどグッズもバカ売れ。その人気は格闘技界にとどまらず、テレビCMにも多数出演するまでに至った。 「桜庭の凄さはただ勝ちにこだわるのではなく、プロとしてエンターテインメントを意識したところ。リング上で対峙する相手選手の動きと同時に、観客席の反応までも視線に入れていた」(格闘技ライター) ガード状態の相手に上から振り下ろす“モンゴリアンチョップ”や、両脚をつかんでグラウンド上を引きずり回す“炎のコマ”などは、格闘技の理論からすれば明らかに余計な動きだ。 プロボクサーも相手を挑発する動きを見せることはあるが、そのほとんどが相手と距離を置いた、いわば安全地帯でのこと。接近戦の多い総合格闘技において、余計な動きのリスクは格段に高くなる。 「モンゴリアンチョップなどは片手で放つ通常のパンチと異なり、相手との距離が詰まる上にガードもできない。そのせいでバッティングを食らい、優勢な試合を落とした('03年のPRIDE25におけるニーノ・“エルビス”・シェンブリ戦)ことも実際にありました」(同) それでもあえてやるのはなぜか。余裕を見せて相手を心理的に揺さぶるため、相手の予測しない攻めで混乱させるためなど、もっともらしい理屈もいわれるが、やはり観客を意識してのことが大きかっただろう。 相手の腕を抱え込んで、観客席を見渡してからニヤリ笑みを浮かべる。これぞ桜庭の真骨頂であり、多くのファンが記憶するその雄姿だ。 「グレイシー兄弟を次々に撃破して、残るは打倒ヒクソン・グレイシーのみ、というのがファンの期待であり、PRIDEも実現に向けて動いていました」(業界関係者) '01年3月25日、PRIDE13のメーンイベントで行われた桜庭和志vsヴァンダレイ・シウバは、ヒクソン戦という来たるべき大一番までの谷間の試合…そのような見方がほとんどであり、戦前の予想でも桜庭有利の声が圧倒的だった。 「シウバはこの前の試合で、リングスKOKトーナメント覇者のダン・ヘンダーソンを破るなど、戦績からも決して侮れる相手ではなかった。しかし、当時はそれを上回るだけの桜庭への信頼感があったのです」(前出・格闘技ライター) また、この大会からはグラウンド状態での相手の頭部への蹴りが解禁されたことも、桜庭にとって不利に働いた。 フジテレビでの中継放送が本格化するに合わせ、一般ファンにとっては退屈なグラウンドでの膠着を減らすためのルール改定であったが、これがエース桜庭の敗因となるとは、関係者も予想していなかっただろう。 試合開始から積極的に打ち合いに出た桜庭だったが、打撃ではムエタイをベースとしたシウバに一日の長がある。右フックを顔面に食らって崩れた桜庭の頭部に、シウバは容赦なくヒザを落としていく。 それでも体を丸めて、グラウンドを這うように脚を取りに行く桜庭だったが、シウバは距離をとって、やはり頭部を狙ってサッカーボールキックを連打する。 さらに頭部へのヒザの追撃で、これに耐えかねた桜庭が顔を上げたところに、フルスイングのシウバの右足甲が直撃し、レフェリーストップが告げられた。試合時間わずか1分38秒の惨劇に、満員の観客も息を飲むしかなかった。 それまで総合では、柔術やレスリングベースの選手が活躍していたことから、寝技有利が定説とされてきた。桜庭がシウバに敗れた後も、たまたまのことと見る向きは強かったが、同年11月の再戦でも桜庭は敗退してしまう。 同年にはK-1出身のミルコ・クロコップの台頭もあり、以後、総合格闘技は“打撃もグラウンドもできるトータルファイターしか通用しない”時代へと、急速に移行していくことになる。
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スポーツ 2016年04月22日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 2016年の田中将大 ストレートを捨てた理由
今年もメジャーリーグが開幕した。 日本人投手の中でピッチングに最も大きな変化が見られたのはヤンキースの田中将大だ。田中はアストロズとの開幕戦に先発し5回3分の2を2失点に抑えるまずまずの投球を見せたが、米国最大のスポーツ専門局ESPNは「タナカは6回途中まで投げたが通常の速球(ストレート)は1球しか投げなかった」と伝えている(マーチャンド記者)。 なぜ田中は「ストレートを捨てたピッチング」を見せたのだろう? 答えはハッキリしている。対戦チームが「タナカはスプリッターとスライダーはトップレベルだが、ストレート系(ストレート、ツーシーム)はワーストレベル」という認識を持つようになったからだ。実際、開幕戦で対戦することになったアストロズのヒンチ監督は、ゲーム前日、メディアの取材に「タナカは、悪い時はストレート系に頼ろうとする傾向があるけど、いい時はストレート系をあまり投げない」と語り、ストレート系に的を絞っていくことを明言していた。 敵将からこうした発言が飛び出すのは、分析データを見て田中のピッチングを研究しているからだ。最も信頼度が高い野球データサイト『ファングラフス』は投手の各球種の評価を掲載しているが、2015年のデータを見ると田中はスライダーがプラス10.7ポイントでスライダーを投げる135投手(ア・リーグ)の中で5位。スプリッターはプラス8.9ポイントで、同球種を投げる23投手中2位と最高レベルの評価を受けているが、ストレート系はマイナス17.7ポイントで、ア・リーグの191投手中188位というかなり低い評価がくだされた。 こうしたデータは、もちろん相手チームも見ている。アストロズのヒンチ監督はそれを見て昨年の1ゲームプレーオフで田中と対戦したとき、各打者に初球を狙わせて田中をKOしている。 初球を狙い打ちさせたのは、ストレート系が最も多くなるカウントだったからだ。 では、具体的に、田中は「ストレートを捨てたピッチング」で何が得られるのだろう。大きいのは(1)一発病の克服、(2)少ない球数、(3)ゴロ量産、の三つである。 最初に「一発病の克服」を挙げたのは、今季の田中の最大の課題は被本塁打をいかに減らすかという点にあるからだ。昨年、田中は25本の本塁打を打たれている。この数字はア・リーグのワースト9位だ。その大半は、甘く入ったストレート系を打たれたもの。今季、ストレートを捨てた投球で被弾を大幅に減らすことができれば、おのずから成績はよくなる。 被弾を15本程度に減らすことができれば、期待される16勝以上と2点台の防御率を出す確率はグンと高くなるだろう。 「ストレートを捨てたピッチング」は三振を取るピッチングではなく、打たせて取るピッチングである。そのため球数も少なくなるが、これは大きな意味がある。なぜなら田中はヒジの故障リスクが高いため、今季も厳格な球数制限が課せられており、90球前後でマウンドを降りることになるからだ。 90球の球数制限で三振を取ることにこだわると、5回までしか投げられないケースが多くなる。しかし「ストレートを捨てたピッチング」だと6回か7回まで行ける。このことは、勝ち星を大幅に増やすことにつながるだろう。 なぜなら、今季のヤンキースのリリーフ陣には、メジャー最強を誇ったベタンセスとアンドルー・ミラーの逃げ切りコンビに、時速165キロの豪速球男アロルディス・チャップマンが加わり、6回終了時点で1点でもリードしていれば、7、8、9回はこの3人が抑えて、95%以上の確率で勝てる体制ができ上っているからだ。 「ストレートを捨てたピッチング」は、言い換えれば三振よりゴロ量産を狙ったピッチングである。その場合、重要なのは味方内野陣の守備力だ。 ヤ軍は一昨年まで、手抜き守備で評判が悪かったカノーと守備範囲が極端に狭くなった老雄ジーターの二遊間コンビだったので、ゴロを打たせるタイプの黒田博樹は年間50本以上も、なんでもない内野ゴロをヒットにされて迷惑していた。しかし、ヤ軍は世代交代を進め、今季はトップレベルの守備力を誇るスターリン・カストロが二塁手としてカブスから加入。ショートのディディ・グレゴリアスもメジャー屈指の守備力を誇る遊撃手に成長しているので、投手は内野ゴロを打たせれば打たせるほどメリットを享受できる体制になっている。 「ストレートを捨てたピッチング」で、田中もゴロを量産するようになるので、そのメリットを最大限享受することになるだろう。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年04月21日 16時00分
再び球界大炎上! 東京五輪「神宮使用禁止」要請でボロが出た野球・ソフト落選
五輪組織委からの「神宮使用中止」の要請は、2020年東京オリンピック追加競技での復活を目指す野球・ソフトボールに対し、別の意味合いも含んでいたようだ。 東京五輪・パラリンピック組織委員会が、新国立競技場のお隣、神宮球場側に「大会前後の使用中止」(計9施設)を要請したのが明らかになった4月5日、NPBは都内でプロ・アマ合同協議会を開いていた。東京五輪での競技復活に向けての話題も出たという。 しかし、同協議会に出席した井原敦事務局長は、寝耳に水といった様相だった。 「(使用中止は)全く聞いていない。(合同協議会でも)その話は出なかった。みんなで話し合う必要がある」 NPB局員によれば、『最悪の事態』も念頭に入れておかなければならないという。最悪の事態とは、ペナントレースの中断である。 「こちらが把握している限りでは、神宮球場と同第二球場を五輪の資材置き場にして使いたいから、警備面を含め、使用中止にする、と。どれくらいの期間使えなくなるか、まだ分かりませんが、5月から11月くらいはダメみたいですよ」(NPB関係者) ダメみたい…この他人事のような言い方に、事の重要さが隠されていた。 「NPBだけではなく、BFJ(全日本野球協会)も五輪組織委からの連絡が来てないんです(10日時点)。神宮球場だけが通達を受け、知らせてくれたんです。これから来るとしても、厄介なことになりますよ」(前出・同) 5日、神宮に本拠を置くヤクルトの衣笠剛球団社長がこう吐き捨てている。 「(組織委から)電話1本、文書1本、接触もない!」 使用中止を要請するのならば、まず関係各所に相談するべきだろう。五輪組織委の対応もおかしい。 「ヤクルト球団、東京六大学を始めとする大学の各リーグの春と秋の大会、高校野球の東京都大会、秋の高校、大学の明治神宮大会、さらに同年にヤクルトがAクラス入りした場合、クライマックスシリーズや日本シリーズにも影響が出ます。新国立周辺の警備がいかに重要かは分かる。だが、これだけの野球団体に影響が出るのに、直接の連絡も事前相談もないなんて…」(前出・同) 高野連の対応は早かった。東京の高野連は千葉、神奈川にも連絡を入れ、近く対応が協議される。しかし、NPBなどの野球団体が覚悟した『最悪の事態』は、これだけではなかった。 「要するに、東京五輪で野球は蚊帳の外ってことでしょ? この理不尽な通達は、追加競技に立候補した野球・ソフトの落選を暗に伝えてきたのでは」(前出・同) 前日の4日、NPBは一連の野球賭博問題で「自主申告すれば、1年間の失格停止で済ます」とする特例措置を発表している。だが、文部科学省やスポーツ庁、五輪組織委は「自浄能力」をまだ疑っている。遅々として真相究明が進まない中、清原和博被告の覚醒剤事件が致命傷になったと見る向きもある。 「政府・自民党内には野球を応援している議員も多いんです。昨年、スポーツ振興くじをプロ野球にも拡大する案が検討されました。しかし、清原被告の『現役時代から使用していた』との情報以降、スポーツ振興くじ拡大の話は聞かなくなりました。こんな言い方はしたくないが、清原被告によって、プロ野球界に対する政府の信用も喪失したわけです」(与党代議士秘書) NPBは野球・ソフトが追加競技に決まれば、大田スタジアムなど公営の球場を含めて対応するつもりでいた。東京ドームは私営であり、球場内広告等で適さない要素もあるからだ。 さらに、NPBは、ヤクルトだけが貧乏クジを引かないよう、全チームで協力することも確認していた。巨人、ヤクルト、埼玉西武、千葉ロッテが地方遠征を増やし、ヤクルトの東京圏での主催試合数を確保させる案なのだが、こんな嘆きの声も聞かれた。 「駒沢オリンピック記念公園内に硬式野球場があるけど、改修工事を東京都に求めても対応してくれないでしょうね。五輪準備で都も資金不足だろうし」(前出・関係者) 五輪イヤーは海外からの観戦・観光客も増える。遠征先のホテル確保ではJリーグにも影響が出るだろう。 今夏、追加競技が正式に決まる。IOCにも清原事件、賭博問題は届いている。最悪の場合、五輪競技から落選したうえに、プロ野球はペナントレースの中断で興行収益まで大幅に落とすことになる。 「4年後の五輪イヤーに清原被告が立ち直っていたとします。NPBだけでなく、ソフトボールや学生野球にも謝罪してほしい。一生を懸けて償ってくれ、と」(ベテラン記者) 野球ファンからすれば、やりきれないが、その気持ちも分からなくもない。
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スポーツ 2016年04月21日 11時06分
火曜日登板の意義 藤浪が名実ともにエースとなるには…
4月19日の阪神対ヤクルト戦(甲子園)、藤浪晋太郎(22)が先発マウンドに上った。火曜日のゲームで先発を務める投手の責任は重大だ。ペナントレースは月曜日が移動等で試合が組まれていないため、「火曜日から6連戦」という見方もされている。その連戦の初戦を勝つのと負けるのとではチームの勢いも違ってくる。金本知憲監督(48)は金曜日の開幕ゲームにメッセンジャーを送り出し、藤浪をその大事な火曜日まで温存する作戦でペナントレース本番に突入した。 「メッセンジャーは『オレが開幕投手を務めるんだ』という強い決意を持ってキャンプインしていました。藤浪は優勝を強く意識していました。開幕投手は名誉ですが、藤浪はこだわりがない」(球界関係者) 藤浪も火曜日の先発が『優勝』のためにいかに重要であるかは分かっていた。メッセンジャーと藤浪、両投手のモチベーションを巧く演出できたのも、好調なスタートを切れた要因だろう。 火曜日の先発といえば、前回4月12日、藤浪はバースデー登板ともなった。勝ち投手にはなったものの、7回途中で降板した悔しさを口にしたのは既報通り。しかし、金本監督が記者団に語った藤浪評は興味深い。 「藤浪は(途中降板したことを指して)ダメだったとか言うと思うよ。でも、ダメでも勝ったことは大きいんだ」 単にチームが勝利したから藤浪を労ったのではない。また、金本監督は就任当初から藤浪に厳しく当たり、傲慢にならないよう教育していく旨も明かしていた。なのに、変化球主体で本調子ではなかった藤浪に“優しい言葉”を掛けたのは、何故か…。『エースになるための階段』を着実に上がっていると見たからだろう。金本監督は藤浪にこんな言葉も掛けていた。 「今日はアイツが投げているから、勝たせてやりたいと思われる投手になれ」 金本監督の思い描くエース像でもあった。そして、どうすればそうなれるのかを藤浪に考えさせた。 バースデー登板の日、藤浪はスリーベースヒットを放つなど積極果敢な姿も見せている。4月5日の巨人戦でもそうだった。一塁に出塁すると、次打者のヒットで一気に三塁まで進んだ。積極的な走塁はチームスローガン・超変革の必須事項でもある。 だが、藤浪の成長を確信できたのは翌6日の試合前だった。阪神ナインは巨人との2戦目に備え、打撃練習をしていた。そのとき、藤浪は一塁後方で走塁練習を独りで行っていた。前日先発しているため、完全休養日に充てたとしても許されたはず。前出のチーム関係者によれば、藤浪はチームを奮い立たせた三塁への激走を『反省』していたという。 「二塁ベース手前で、三塁コーチャーの指示を確認するタイミングを間違ってしまいました。そのため、二塁ベースを蹴るときにぎこちない走り方をしてしまい、そのことを反省していました。同じ失敗を繰り返したくないとし、必死に走塁練習をしていました」(同) その貪欲な姿勢と必死さは他のナインも見ている。藤浪は野球に真摯に取り組み、必死になることで金本監督の描くエース像に近づこうとしているのではないだろうか。 6連戦の初戦となる4月19日火曜日。藤浪は4点を失い、5回でマウンドを下りた。8回裏にヤクルト救援陣を打ち込み、チームは勝利したが、藤浪の表情は晴れなかった。 「野手が点を取ってくれた後に失点し…」 金本監督は取り囲む記者団にこう言った。 「次回、ちゃんと修正してくれれば何の問題もない。負けなかったことが大きいんだ」 勝つことへの執念。高山、横田も頑張っているが、超変革の本当の象徴は藤浪ではないだろうか。※4月19日、金本知憲監督と藤浪晋太郎の試合後のコメントは共同通信等を参考といたしました。
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スポーツ 2016年04月20日 16時00分
再び球界大炎上! 闇カジノ賭博事件 警視庁がマークする疑惑のプロ野球選手リスト(2)
桃田らが通っていた闇カジノ店は、東京・錦糸町駅から300メートルほどのところにある雑居ビルの9階。ラブホテル街のど真ん中にあり、周囲にはキャバクラも建ち並ぶ。完全会員制で、'14年12月ごろに田児がまず会員になり、桃田を引き込んだという。 彼らがやっていたのは、レートの高い、トランプ賭博のひとつであるバカラ。田児は多いときは100万円単位、桃田は数万〜数10万円単位で賭け、最終的に2人で計1000万円以上は負けたという。結果的に、暴力団に資金を提供していたわけで、社会的責任は重いが、それはプロ野球選手も同じだ。 「同店が摘発されたのは昨年4月で、経営者とその背後にいた住吉会系組幹部ら6人が賭博開帳図利などの容疑で翌月、逮捕された。その際に押収された顧客リストの中に、桃田、田児の名前があったそうです。当初、2人への追及はリオ五輪が終わる8月以降と予想されたのですが、球界へ波及する可能性が高まり、シーズン中の混乱を避ける意味でバドミントン選手を先に手掛けたという情報もあります。在京球団だけでなく、有名プロ野球選手の名前もあるようです」(全国紙の社会部記者) 桃田は、今回の問題が発覚し、マレーシアから緊急帰国した7日に更新された世界ランキングで、男子シングルス4位から2位にアップ。糾弾するには、これ以上ないタイミングとはいえ、その意味では気の毒な面もある。 捜査当局の動きは、元東京地検特捜部長の熊崎コミッショナーも当然つかんでいた。 それを物語っているのが、4月4日のプロ野球実行委員会で成立した、賭博に関与した選手に自白を促す“時限立法”だ。4月6日から25日までの20日間限定で「野球賭博行為について自己申告した場合、一度は無期失格処分になっても、1年後に改悛の情があれば熊崎コミッショナーの判断で解除される」というものである。 奇しくも桃田らの闇カジノ賭博が発覚したのは4月6日。NPB首脳はそれより前に情報をつかみ、すぐさま「自浄努力」を内外にアピールするとともに、鎮火に務める策に出たともいえる。 NPBは巨人4選手以外にも野球賭博や闇カジノに出入りしていたプロ野球選手の情報を入手しており、“救いの手”を差し伸べたとみられる一方で、思いのほか進まぬ各球団からの野球賭博の報告に業を煮やし、ブラフをかけたと見る向きもある。 自ら名乗り出れば「無期限もしくは1年間の失格」。一方、シラを切って逃げおおせることも可能だが、その後に発覚すれば「永久追放」の極刑…。ここから先は神経戦だ。 警察当局は、これまで押収した顧客リストに加え、逮捕した闇カジノの元従業員らから、情状酌量をエサに人気選手の名前を引き出したとも伝えられる。 NPB野球賭博調査委員会の大鶴基成委員長は「野球協約の中でのぎりぎりの措置。仮に有害行為をした選手がいるとすれば、申告しようかどうかという苦しみから、早期に解放してあげる必要性がある」と微妙な言い回しで“自白”を迫っている。 4月25日までの間、身に覚えのある選手にとっては、自分との戦いだ。球界には、ペナントレース以上の緊迫感が漂っている。
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スポーツ 2016年04月19日 16時00分
再び球界大炎上! 闇カジノ賭博事件 警視庁がマークする疑惑のプロ野球選手リスト(1)
日本バドミントン協会は10日、違法カジノ店で賭博行為をした、リオ五輪でのメダル獲得が確実視されていた桃田賢斗(21・NTT東日本)の無期限の競技会出場停止を決めた。警視庁はそこから闇カジノに出入りしていた疑惑のプロ野球選手のリストも入手しており、再び球界が大炎上寸前の事態に陥っている。 実は男子バドミントンの桃田が闇カジノに出入りしていた問題が表面化したことで、バドミントン協会首脳以上にショックを受けていたのが巨人だ。3月25日に行われたヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)で桃田に始球式を務めさせたこともあるが、闇カジノで賭けに興じていたことに対するバドミントン協会の厳正な処分が、巨人の手ぬるい処分に跳ね返ってくることを危惧したからだ。 巨人は、野球賭博の関与でNPB(日本野球機構)熊崎勝彦コミッショナーから1年間の失格処分を下された高木京介投手との契約解除を発表した3月11日、選手・監督・コーチら175人、球団職員124人の計299人の調査結果も公表。すでに処分を受けている笠原将生、福田聡志、松本竜也投手及び高木京とは別の選手1人が「闇スロット」への出入りを申告してきたことも明らかにした。 しかし、野球協約に抵触していないとの理由で選手名は公表せず、厳重注意にとどめていた。 さらに明らかになった「声出し」と「高校野球くじ」のほか、14人が賭けマージャン、23人が賭けトランプの経験があると答えていることも明かしていた。高木京については、2013年から'14年にかけて“闇スロット店”に数回出入りし、1回10万円程度の勝ち負けがあったとの報告も受けたという。 前述のバドミントン協会の処分は、今後の方向を占う意味での指針となるため注目が集まったが、“主犯格”のロンドン五輪代表の田児賢一(26、NTT東日本)は無期限の登録抹消。桃田も無期限の競技会出場停止が科され、また、同行為をしていた日本B代表の古賀輝は1年間の競技会出場停止処分という予想以上に厳しい内容を受けた。 とりわけ、男女を通じて初となるシングルスのメダル獲得が有力視されていた桃田の、リオ五輪への門戸が完全に閉ざされた処分は日本中に衝撃を与えた。 「これは闇スロット通いを選手が告白しても、選手名さえ公表せず、頬かむりしていた巨人への警告です。警視庁サイドからは、これまでの摘発で闇カジノに出入りしていた顧客名簿を入手しており、有名選手、コーチも含め、相当数いるとの情報もある。いきなりバッサリでは球界が大混乱するし、東京五輪の野球復活が正式に決まる今夏のIOC(国際オリンピック委員会)理事会にも支障が出る。NPBとしては選手個々が自ら申し出ることで穏便な制裁にとどめ、幕引きを図りたいのでしょう」(文科省関係者)
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