スポーツ
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スポーツ 2020年02月17日 17時00分
ソフトバンク・工藤監督に「散々酷使したくせに」と批判 甲斐野故障にこぼした“恨み節”、「オフの過ごし方が問題」苦言が物議に
ソフトバンク・工藤公康監督の発言が、ネット上のソフトバンクファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、チームの中継ぎ投手である甲斐野央への発言。1日から春季キャンプに参加している甲斐野は15日、右ひじ靭帯の一部損傷により一軍主体のA組からリハビリ組に移ることが決定。各メディアの報道によると、原因は不明だが甲斐野はキャンプ当初から右腕に張りを感じており、張りが日増しに強くなったことで14日に病院で検査を受けたところ故障が発覚したとのことだが、これを受けて工藤監督は「もうちょっと考えて(オフの)自主トレをしてほしかった」との旨を口にしたという。 今シーズンがプロ2年目となる甲斐野は、昨シーズンルーキーながらチーム1位(リーグ3位タイ)となる65試合に登板。また、これ以外にもクライマックスシリーズで5試合(ファースト2試合/ファイナル3試合)、日本シリーズで3試合、さらにシーズン後のプレミア12でも5試合に登板するなどフル回転していた。 このこともあってか、今回の一件を受けてソフトバンクファンは「シーズンで散々酷使したくせになに言ってんだ」、「甲斐野は悪くない、どう考えても去年馬鹿みたいに投げさせた工藤が悪い」、「なんだよ『考えて自主トレしろ』って、それ以上にお前が起用法ちゃんと考えろ」と工藤監督を批判。 一方、「工藤監督ばかり叩かれるのは意味わからない、絶対甲斐野にも非はあるでしょ」、「酷使の影響もあるとは思うが、それ以上に甲斐野の体調管理に問題があったんじゃないか?」、「怪我しないようメニュー組んでたのに怪我されたんだから、そりゃ恨み節も言いたくなるだろ」といった、批判に対する指摘や苦言も複数寄せられている。 「工藤監督は今オフ甲斐野を含めた選手個々人に、適性やコンディションに応じた自主トレ用の練習メニューを出しています。にもかかわらず今回故障が発覚したことで、甲斐野の自己管理に疑問を抱いているファンもいるようです。ただ、中にはこうした意見を受け『怪我をしたということは工藤の練習メニューが悪かったということ』と、さらに監督批判を展開するファンも見受けられますが…」(野球ライター) 今回の甲斐野を含め、キャンプ期間中に8名もの怪我人が続出しているソフトバンク。来月20日の開幕まではあと1カ月と迫っているが、故障禍はどこまで続いていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月17日 12時13分
野村克也さん息子、ツイッターにご遺体の写真投稿で物議
11日に亡くなった野村克也氏を巡り、息子の団野村氏がツイッターにアップしたある写真が物議を醸している。 団氏は野村氏の妻、故・沙知代さんと前夫の長男で、野村氏とは義理の息子に当たり、日本のプロ野球選手を経て、アメリカのスポーツ界でエージェントを務めるなどしており、生前から野村さんと深くかかわりがあったことで知られているが、訃報が報じられた直後からツイッターで「ありがとうございました、心より感謝してます、、監督安らかに、サッチが待ってます」とメッセージをつづりつつ、現役時代の野村さんの写真などを披露した。 また、15日には葬儀に寄せられたお花を映した動画を披露するなどしていたが、16日になり、棺に納められた野村さんの亡骸の写真をアップ。さらに、ヤクルトのユニホームを着て眠っている、ほぼ全身を写した野村さんの亡骸の写真もツイッターに投稿していた。 この投稿に、団氏の元には「遺体をネット上に上げるのは流石に非常識過ぎる」「ノムさんもこんな風に大々的にSNSで亡骸を載せられて嬉しいわけありません」「生々しすぎる。故人を侮辱してる」といった批判の声が殺到したが、一方では「ファンの方にお別れをして欲しいという気持ちを込めての行動では?」「息子なんだし、いいと思う」「ノムさんの最期を見せてくれてありがとう。葬儀に参列した気持ちになりました」と擁護の声も見受けられた。 「葬儀場の写真を撮影することはあっても、基本的にご遺体の撮影は禁忌として扱われ、日本ではほとんど見受けられませんが、団氏が拠点を置く海外では、ご遺体の写真を撮影することは珍しいことではない、という指摘も寄せられていました。しかし、団氏の動向を注目していたのは、野村氏のファンである日本人であることから、日本人の感性に合わないこの写真アップに、バッシングが寄せられてしまったようです」(芸能ライター) 削除を求める声も多く聞かれていたが、果たして団氏が対応することはあるのだろうか――。記事内の引用について団野村公式ツイッターより https://twitter.com/donnomura
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スポーツ 2020年02月17日 12時00分
張本氏、「令和の怪物、野球界は誰も認めてない」発言で賛否 メディア批判に「大人げない」の声も
16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が野村克也氏の訃報に絡み、メディア批判を展開。その発言が物議を醸している。 番組は11日に死去した野村氏の足跡を紹介。張本氏は死去についてコメントを求められると、「人間の宿命ですけどね、残念ですね、寂しいですね」と無念そうな表情を浮かべた。 そして、ヤクルト監督時代、捕手だった飯田哲也氏を外野手に回したことを挙げ、「観察眼が素晴らしい」と絶賛する。続けて、野村氏が標榜していた「ID野球」について話が及ぶと、張本氏は口を尖らせ、「ID野球ってのは本当はないんですよ。マスコミが作った言葉だから、だから」と言及。 さらに、張本氏は「だからね、マスコミに文句言いたいんですよね。先行した言葉が多いのよ。ナニナニの怪物とかね、令和の怪物とかね、まだ1球も投げてないのに、野球界は誰も認めてないんだから」となぜかメディア批判を展開。これを聞いていた関口宏は怪訝そうな顔しながら、「そうですかあ」と吐き捨てた。 この後、話題は野村氏からプロ野球の春季キャンプへ。すると開口一番、唐橋ユミが「とうとうと令和の怪物がベールを脱ぎました」とアナウンス。VTRが終わり画面がスタジオに戻ると、張本氏は解説を拒否し、ゲストの元中日ドラゴンズの川上憲伸氏を指差し、「彼がすべて解説するから」とコメント。どうやら、「令和の怪物」という表現が気に召さなかったようだ。 張本氏の振る舞いに、一部ネットユーザーから、「大人げない」「そこまで怒らなくてもいいのでは」「自分もメディア側の人間であることがわかってない」と批判が。また、「ショーマンシップである以上、キャッチフレーズで盛り上げることも大事」「そうやって注目を集めようとしている」「野球だけやっていればいい時代は終わった」などの声が上がる。 一方で、「実績のないのを過剰に持ち上げるのは害悪」「メディアの報道で勘違いして、結果を出せなかった選手もいる。ハリさんの言う通り」という声もあった。 令和のプロ野球を背負って立つ存在となることが期待される佐々木朗希。看板通りの活躍を期待したい。
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スポーツ 2020年02月17日 11時40分
巨人、外様コーチが幅を利かせる日が来る? ベテランを数分で復調させた手腕、元木・宮本に続く“出世”もあるか
原巨人のオープン戦は黒星スタートとなった。育成の沼田翔平、與那原大剛両投手の好投などもあったが、もっとも大きな「プラス材料」は、中島宏之の第一号アーチだろう。昨季不振に苦しんだベテランの復活とまでは言えない。しかし、中島の打撃はキャンプ前半とは明らかに異なっていた。 「打席で構えた時のグリップの位置を下げるなど、打撃フォームの改造に取り組んでいました」(プロ野球解説者) その打撃フォームの改造だが、宮崎での一次キャンプ中は「苦しんでいる」といった印象だった。しかし、2月11日のフリー打撃中だった。バットを振る中島のもとに石井琢郎・野手総合コーチが近づいて行った。時間にして、ほんの2、3分だ。中島のスイングを見た後、石井コーチは身振りを加えながら、右足の動きを修正させた。中島の打撃が上向きになったのは、それからだった。 「石井コーチが助言したことは、他の巨人ナインも知っています」(前出・同) 中島が復調し、一塁のレギュラーとなれば、原辰徳監督もひと安心だろう。中島の獲得は原監督の強い要望で決まったとされている。その中島に対し、石井コーチが復活のきっかけを与えたとなれば、他の巨人選手も「自分も教えてくれ!」となり、チーム内での求心力も増していくだろう。 “コーチの序列”に関して、こんな情報も聞かれた。 「元木ヘッドコーチが原監督の横に座り、参謀役となり、三塁コーチャーが後藤野手総合コーチ、石井コーチは一塁コーチャーを務める予定。吉村作戦コーチもいますが、攻撃面のアドバイザーは元木ヘッド、投手継投策は昨季に続いて宮本投手チーフコーチが助言役となります」(ベテラン記者) ベンチからの作戦をバッターボックスに立つ選手に伝え、本塁突入か否かの最終指示を出す三塁コーチャーは重要だ。しかし、こうも考えられる。一塁コーチャーは三塁側の対戦チームのベンチの方を向いて立つ。目利きの一塁コーチャーを置かれると、相手チームにプレッシャーを感じるという。 「対戦投手が一塁走者に対し、牽制球を投げる時のクセをスコアラーではなく、一塁コーチャーが見破ったなんて話もよく聞きます」(前出・同) こうした一塁コーチャーの役割を聞かされると、石井コーチはかなり重要なポジションを任されたことが分かる。 「石井コーチの指導は分かりやすいと評判です」(前出・プロ野球解説者) 元木、宮本の両コーチはバラエティ番組に出演していたため、入閣当初は「大丈夫か?」の声も多く聞かれた。しかし、コミュニケーション能力と「野球偏差値の高さ」で批判的な声を払拭してみせた。中島に復調のきっかけを与えた石井コーチが、巨人ベンチで大きな力を持つ日もそう遠くなさそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月17日 11時00分
オリックス西村監督、新入団のジョーンズ選手と雑談「BsGirlsと踊ってもいいかと言ってた」
オリックス春季キャンプ第4クール2日目▽15日 宮崎・清武SOKKENスタジアム 春季キャンプが第4クールに突入したオリックスだが、初日、2日目と宮崎市内は雨続き。予定された紅白戦は中止となり、選手たちは連日、室内練習を余儀なくされた。 「雨だと話すことないですねぇ」 天候は午後から雨が止み、一瞬暖かさを取り戻したが、夕方になるに連れて、冷たい風が吹く中、西村徳文監督は囲み会見を開くと、開口一番このように述べた。ただ、何もなかったわけではない。投内連携と走塁の練習はカーテンを閉めてシャットアウトしている。 「何もしてないですよ。まだ皆さんにお見せできるようなものじゃないから、カーテンが閉まったんじゃないですか(笑)ちょっと守備の確認をしただけ」 西村監督は“極秘”練習については多く語らず、はぐらかしていたが、この練習の成果は、今後の実戦で見せてくれるのではないだろうか。また、注目のメジャーリーガー、AJことアダム・ジョーンズ選手とは雑談を交わしたそうで、「陽気なんでしょうね。『BsGirlsの中に入って踊ってもいいか?』と言われたから、どーぞ!どーぞ!って言いました」と笑みを浮かべていた。 この日は主力の投手陣が揃ってブルペン入りするなど、豪華な競演が見られた。17日のシート打撃には山岡泰輔、山本由伸のWエースが登板する。西村監督は「明日シートに2人が投げられるのはいいこと」と評価。このシート打撃には、AJが打席に立つことも予定されており注目だ。 17日はファームで1軍選手も出場する紅白戦が行われるとあって、西村監督も「どちらを見ようか」と困った様子だった。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月15日 11時00分
昨季限りで引退した選手も…プロ入りした甲子園優勝投手たちの現状、順調な選手は半数以下?
9日に行われた阪神対日本ハムの練習試合。「4-8」で日本ハムが阪神に勝利を収めたこの一戦だが、試合結果以上に注目を集めたのが、どちらも夏の甲子園優勝投手である阪神・藤浪晋太郎(大阪桐蔭/2012年)と日本ハム・斎藤佑樹(早稲田実業/2006年)の投げ合いだった。 2012年ドラフト1位で25歳の藤浪はプロ1年目の2013年から4年間で計42勝をマークし、2015年には最多奪三振(221個)のタイトルを獲得するも、2017年以降の3年間は計8勝と失速し、昨シーズンはプロ入り後初の未勝利。現在は秋・春季キャンプで阪神の臨時コーチを務める山本昌氏の指導を受け復活を期しているが、収穫なしなら野球人生の岐路に立たされる可能性も否定はできない。 一方、2010年ドラフト1位で31歳の斎藤はプロ9年間でわずか15勝しか挙げられず、さらに昨シーズンを含め2年連続で未勝利。立ち位置は藤浪以上に苦しく、まさに崖っぷちの状況に追い込まれているといっても過言ではない。 今回の試合では藤浪が「2回無失点・被安打0」、斎藤が「2回無失点・被安打1」とどちらも好投。ただ、首脳陣の信頼を取り戻すにはまだまだ道半ばといったところでもあるだろう。 高校時代につかんだ栄光が、必ずしも成功を保証してくれるわけではないプロ野球の世界。球界には過去10年の夏優勝投手のうち7名が足を踏み入れているが、個々人によってその現状は大きく異なっている。 ここまでのプロ生活が順調といえるのは、西武・高橋光成(前橋育英/2013年)、西武・今井達也(作新学院/2016年)、中日・清水達也(花咲徳栄/2017年)の3名。2014年ドラフト1位で23歳の高橋と2016年ドラフト1位で21歳の今井は、昨シーズン高橋が「21試合・10勝6敗・防御率4.51」、今井が「23試合・7勝9敗・防御率4.32」という成績をそれぞれマークしチームのパ・リーグ2連覇に貢献。今シーズンも先発ローテーションで稼働することが見込まれている。 2017年ドラフト4位で20歳の清水は、プロ1年目の2018年は一軍での登板がわずか2試合。しかし、2019年の登板数は8試合と前年から数字を伸ばしてプロ初勝利を含む2勝もマークしているため、2020年は一年を通じての先発ローテーション入りが期待されている。 出だしは順調だったものの、現在は壁にぶつかっているのが前述の藤浪と中日・小笠原慎之介(東海大相模/2015年)の両名。2015年ドラフト1位で22歳の小笠原は、プロ1年目の2016年からの3年間で計54試合(12勝)とコンスタントに一軍で登板し、2018年には自身初の開幕投手にも抜擢された期待の投手の一人。ただ、2019年は左ひじ、左肩の怪我に苦しみ登板数は7試合(3勝)にとどまっている。 高校時代とは一転して、プロで苦戦をしいられたのは元ソフトバンク・島袋洋奨(興南/2010年)と日本ハム・柿木連(大阪桐蔭/2018年)の2名。2019年に日本ハムに入団した19歳の柿木は昨シーズン一軍登板がなく、二軍でも「26試合・2勝4敗・防御率8.24」とサッパリ。まだ1年目のシーズンが終わったばかりとはいえ、今後に不安が残る数字となっている。 2014年ドラフト5位で27歳の島袋は、今回登場した7名の中では唯一大学を経由してプロ入り。しかし、左ひじの怪我などもあり一軍では通算2試合しか登板できないまま、2019年限りで現役を引退している。 それぞれ置かれた状況が異なり、島袋に関しては惜しくもユニフォームを脱いでしまった過去10年の夏優勝投手たち。島袋を除く6名はこれから2020年シーズンを迎えるが、果たして首脳陣やファンの期待に応える投球を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月14日 21時05分
「ご縁があればという選手も…」琉球、球団代表が村中以上の大型補強を示唆? 清水監督も“波及効果”に期待
昨年7月に創設された沖縄の新球団・琉球ブルーオーシャンズの監督を務める清水直行監督が、14日に開催された元ヤクルト・村中恭兵の入団会見に出席。村中を獲得した狙いについて語った。 清水監督は現役時代ロッテ (2000-2009)、横浜・DeNA (2010-2012)の2球団でプレーし、通算で「294試合・105勝100敗・防御率4.16」といった数字を残した投手。無所属の状態を経て2014年に引退した後は古巣ロッテやニュージーランド野球代表で投手コーチを歴任し、2019年10月8日に琉球の初代監督に就任している。 村中を獲得した狙いについて、清水監督は「投手が今(チームに)8人いるという中で『これで全部ではない』ということを球団と話していたところ、球団が(新戦力の)獲得を検討してくれることになりました。(中でも)左投手というものは貴重な存在ですし、今後チームのエース格となってもらえるような選手(が欲しい)ということで探していました」と、実績のある左腕がチームの補強ポイントであったからだと説明。 続けて、「(交渉の結果)村中選手から『ここでプレーしたい』という言葉をもらえた。今日はこうして皆さんの前で会見ができて嬉しく思っています」と発言し、日本プロ野球(NPB)で通算46勝をマークしている左腕である村中の加入に満足感をにじませていた。 清水監督は「村中投手はABL(オーストラリアのウインターリーグ)でプレーした経験を、他の選手と長い時間をかけて話せる。(これは)経験したことのない選手にとっては必ずプラスになると思っています」と、プレー面以外での狙いについても言及。つい最近まで異国の地でプレーしていた村中の経験・体験は、他の選手にも好影響をもたらすと断言していた。 一方、村中は会見の中で将来的にNPBに復帰したい意向も口にしているが、この点についても清水監督は「それも一つの目標としてあっていい」と歓迎。会見に同席した北川智哉球団代表は「3年で(新規参入)機運を作る」と球団としての目標を口にしていたが、清水監督は個人的なNPB復帰についても「選手の目標がどんどん高くなる。そういった部分に非常に期待しています」とチーム全体に刺激をもたらすことを期待していた。 なお、村中の名が伏せられたまま12日に球団公式サイトで予告されていた今回の入団会見について、ネット上からは鳥谷敬(元阪神)、新庄剛志(元阪神・日本ハム)、川崎宗則(元ソフトバンク)、西岡剛(元ロッテ・阪神/現BC栃木)など様々な元NPB選手の名も取り沙汰されていたが、この点について北川代表は「プロ野球はプロの世界ですので、もちろんネームバリューというのは重要」と、新規参入の実現には名が通っている選手も必要という旨をコメント。 また、「(ネット上で)色々名前が挙がった選手たちも素晴らしい選手たちですので、ご縁があればという選手も正直(に言って)います」と、今回ネット上で名前が挙がった選手たちの将来的な獲得に含みを持たせていた。 NPBへの新規参入に向け、現場・フロントが足並みを揃えて動いている琉球。今後の動きについても要注目だ。取材・文・写真 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月14日 18時00分
石川佳純がインスタ開設も絶好調! 五輪スポンサーもニンマリ
東京五輪の女子卓球シングルス・団体の代表に内定した石川佳純がインスタグラムを開設。いきなり14万5000人にフォローされ、人気の高さが裏付けられた。「石川の知名度を再認識した五輪協賛企業も少なくありません。東京五輪シングルスの残り1枠を石川と平野美宇が争ったとき、若い選手の方が勢いを感じていた人や企業も少なくありませんでしたから」(日本スポーツ協会担当記者) 石川人気は、こんなところでも証明されている。「1月下旬、ITTFワールドツアー・ドイツオープンが開催されましたが、五輪代表も決まり、さほど注目されないだろうと予想されていました。石川はシングルスに落選した平野とダブルスを組んでの出場ですが、多くのファンが日本勢の勝敗をネットで確認しています」(同・記者) 2人は決勝に進出。中国ペアに敗れたものの、準優勝という結果を残した。五輪では石川、平野、伊藤美誠の3人で国別団体戦を争うのだが、石川にはクリアしなければならない問題があった。「ワールドツアーでは、団体戦にしか出場しない平野と本当に息が合うのかが試されました。平野といえば、伊藤との『みうみまコンビ』が有名で、その2人が意気投合していることは説明するまでもありません。でも、五輪の国別対抗戦ではシングルス、ダルブスの5試合を行うわけで、ダブルスで『みうみま』しか使えないとなると、作戦の選択肢が激減するのです」(スポーツ紙記者) 準優勝を果たし、こちらの問題はクリアされたようだが、石川は東京五輪が分水嶺となりそうだ。「奇しくも、五輪の女子卓球は、ロンドン大会に平野早矢香が、リオデジャネイロ大会に福原愛が、ともに27歳で出場し、大会後、第一線を退きました。石川も27歳で東京五輪を迎えるのです」(同・記者) 福原には「結婚」という大義名分があったが、今のところ石川にはその気配はない。国内のTリーグで姉妹ダブルスに専念するのだろうか? 石川の“五輪後”の活動も注目されている。
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スポーツ 2020年02月14日 15時54分
沖縄新球団・琉球、元ヤクルト・村中恭兵の入団を発表「ネットでは色々と騒がれていたんですが…」
沖縄のプロ野球チーム『琉球ブルーオーシャンズ』は14日、村中恭兵(元ヤクルト)の入団を発表した。 昨年7月に創設された琉球は特定の独立リーグには所属せず、日本野球機構(NPB)が将来参入枠を拡大した場合に新規球団として加盟することを目標に置いているチーム。創設から現在までに9名の元NPB選手が加入しており、今回の村中は10人目の加入となる。 琉球は12日に球団の公式ツイッターに投稿し、「記者会見のお知らせ 2月14日 15:30から沖縄県県庁にて、元NPBの新入団選手発表およびお披露目と、重要な契約締結に関し記者会見を行います」と告知。 また、「報道機関の皆様、参加をお願い致します」と、各メディアに記者会見への参加を広く呼びかけてもいたため、ネット上のプロ野球ファンの間でも「誰が入団するんだ?」と話題を呼んでいた。 今回琉球に入団した村中はプロ1年目の2006年から2019年までヤクルトでプレーし、「199登板・46勝55敗・防御率4.30」といった通算成績をマークした投手。2019年限りでヤクルトを退団した後はニュージーランドの球団であるオークランド・トゥアタラに所属し、オーストラリアで開催されたウインターリーグに参加していた。 2月4日に日本に帰国したという村中は、「ネットでは色々と騒がれていたんですが、すみません僕です」と報道陣の笑いを誘いつつ、「これからエース格になれるかは分かりませんが、頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。取材・文・写真 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月14日 11時30分
大抜擢! 巨人・原監督が先発入りさせる19歳、「行ける」と思わせたきっかけは
ペナントレースに向け、駆け引きはもう始まっていた。 2月13日の巨人紅白戦で、今季の先発ローテーションがようやく見えてきた。エース菅野は健在、二番手として新加入のサンチェスが期待されているのは既報通りだが、「三番手以降が見えてこない」状況だった。 そんな中、原辰徳監督(61)が秘かに期待しているが分かった。プロ2年目、19歳の戸郷翔征だ。 「新人だった昨季は、シーズン終盤に一軍昇格を果たしました。奇しくも、一軍初登板(先発)の日がリーグ優勝の掛かった試合となりました」(スポーツ紙記者) 背番号も「68」から「13」に変更された。背番号の変更からも期待の若手であることは分かるが、ローテーションの三番手は荷が重すぎるのでは…。 「戸郷はプロ初登板の勢いでクライマックスシリーズ、日本シリーズでも先発しています。原監督は優勝の掛かった大一番でも動じない、度胸の座ったピッチングを見て以来、『行ける』と思っていました」(球界関係者) また、原監督のコメントからもローテーション入りが予想されるピッチャーが分かった。キャンプ視察に現れた年長のプロ野球解説者に対して発していたのだが、桜井俊貴(26)を指して「やってもらわないと困る」と言い、鍬原拓也(23)については「期待している」と言い切り、古川侑利(24)は「(先発が)ダメでもシーズンを通してやってもらう」と話していた。戸郷、桜井、鍬原、古川。おそらく、高橋、田口の左投手の状況も見て、先発ローテーションの6人が決まるのだろう。 ライバル球団のスコアラーがこう続ける。「巨人の先発三番手以降? 一番イヤなピッチャーは畠(世周=25)だよ。ストレートに力があるし」 その畠は紅白戦で先発し、2回無安打と結果を出した。前回登板では、1回3失点と崩れたからか、原監督は「ピッチングをしているというのが、見えた」と答えただけ。独特の言い回しで分かりにくかったが、その口調から「もう一度見てから最終判断を下す」といった雰囲気だった。 「原監督も畠に大きな期待を寄せているはず。去年は故障でほとんど二軍暮らしでした。怪我さえなければ確実に勝てる投手なので、原監督がそっけなくしているのは、あえて注目を集めないためでは」(前出・球界関係者) 手の内を隠すため、キャンプで「注目を集めない」という戦略もあるそうだ。 どの球団のキャンプ地でもそうだが、ネット裏にはライバル球団のスコアラーがいて、戦力の分析を始めている。巨人を偵察していたスコアラーたちは、紅白戦よりもその前に行われたフリー打撃に注目していた。新加入のサンチェスが投げたからだが、「変化球を投げなかったから、よくわからない」(前出・スコアラー)との声も聞かれた。 サンチェスは剛速球投手と言われているが、原監督は「変化球が良い」と各メディアにコメントしていた。スコアラーたちはその変化球を確認できなかったという。原監督の変化球発言が陽動作戦だとしたら、大成功と言えるだろう。 もっとも、19歳の戸郷に期待している件だが、何人かの関係者に聞き直してみたが、「その通りだよ」の答えしか返ってこなかった。これも、メディアを攪乱させる作戦なのか? 素直に、戸郷の活躍に期待したい。(スポーツライター・飯山満)
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