スポーツ
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スポーツ 2020年02月04日 22時30分
日本ハム中田翔「シンプルかつさわやか」北海道シリーズユニ発表!
北海道日本ハムは4日、毎年恒例の人気イベント『北海道シリーズ2020 WE LOVE HOKKAIDO』で着用する限定ユニフォームを発表した。 限定ユニフォームは、4月24日、北海道白老町のポロト湖畔にアイヌ文化復興・創造の拠点『ウポポイ(民族共生象徴空間)』が誕生することを記念。北海道遺産で災いなどから身を守る魔よけの意味を持つとされるアイヌ文様をモチーフに、北海道庁・公益社団法人北海道アイヌ協会・ファイターズが共同でデザイン。「ウポポイ」はアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味しており、チームとファン、そして北海道が、一丸となることを表現しているという。今後、発表されるさまざまなシリーズ企画を通じて、北海道の魅力を届けていくことになりそうだ。 会見に出席した栗山英樹監督は「北海道が一つになって戦うシリーズです。いつも北海道の皆様に力をいただいて、我々はいい試合ができています。北海道の原点であるアイヌの方々をはじめ、道民の思いを胸に、このユニフォームを着てしっかり戦っていきます」とコメント。中田翔は「シンプルかつさわやかで、いいデザインだと思います。この限定ユニフォームでチーム一丸となって勝利を目指します」とユニフォームの感想を述べた。 『WE LOVE HOKKAIDO』は2007年から2011年を除いて、毎年開催されているファンに人気のイベント試合。毎回どんな配色になるのか注目されているが、今年は中田が話しているように、シンプル。まるで雪を連想させるかのようなアイヌ文様をモチーフとしたユニフォームとなっている。4月に札幌ドームで開催するパ・リーグ5球団との試合で着用し、4.11ロッテ戦、4.25楽天戦では来場者全員にプレゼントされる。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月04日 18時00分
元ヤクルト・成瀬に「責任をなすりつけるな」の声 3シーズン所属の左腕、サインを巡る古巣捕手陣への“恨み節”に反発続々
1日に放送された『球辞苑』(NHKBS1)に出演した元ヤクルト・成瀬善久(現BCリーグ・栃木)。その成瀬の番組内での発言が、ネット上のヤクルトファンの間で物議を醸している。 『球辞苑』はプロ野球に関連するキーワードを毎回1つピックアップし、現役・OBの証言やデータなどを交えて掘り下げていくという内容の番組。今放送のキーワードは変化球の一種である「チェンジアップ」で、実際に同球種を持ち球の1つとしている成瀬は握りや投げ方について身振り手振りを交えて解説した。 問題となっているのは放送終盤での発言。成瀬は共にゲスト出演していたプロ野球解説者の里崎智也氏(元ロッテ)の「真っすぐ(ストレート)があるからチェンジアップが活きる。チェンジアップに頼りすぎると打者も慣れてくる」というコメントを受け、「ヤクルトに行ってからストレートいく(投げる)タイミングはなかったです。ストレートいきたいんですけど、(捕手から)サインが出なかったです」と発言。 続けて、「全球チェンジアップだとファールもされるし空振りもないですから、相手のミスショット待ちです。だから投げ手側としてはしんどかったですね」と当時の苦悩を吐露した。 この発言を受け、ネット上のヤクルトファンからは「自分を棚に上げて捕手に責任をなすりつけるな」、「サインが気に入らなかったら首振ればよかっただけの話」、「そもそもストレートのサイン出しても打たれまくるからだろ」と反発の声が挙がっている。 「2015年から2017年までヤクルトでプレーした成瀬ですが、球種別の被打率を見るとこの3年はいずれもチェンジアップよりストレートの方が被打率が高く、2016年に関しては『.422』と実に4割以上の投球を相手打者に捉えられています。成瀬は番組内で『しんどかった』と発言していましたが、それは受け手側の捕手陣も同じ気持ちだったのではないでしょうか」(野球ライター) 一連の発言の中では「やっぱり怖い(怖かった)んでしょうね、スピードないし」と、ストレートのサインが出なかったのは自身にも非があるとも口にした成瀬。しかし、それでもなお違和感がぬぐえなかったファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月04日 18時00分
千葉ロッテ身売り説再燃 佐々木朗希に「170キロ」挑戦密命
球団保持を厳命してきた重光武雄オーナーの死去により、千葉ロッテマリーンズの「身売り説」が再燃。日本のロッテHDは株式上場で創業家からの脱却を図っており、「170キロ投手・佐々木朗希誕生」に育成プログラムを変更し、球団の高値転売を目論む? 2月1日からのキャンプで最も注目を集めているのが、大船渡高校時代に最速163キロをマークした“令和の怪物”佐々木朗希投手が加入し、沖縄・石垣島でキャンプを張るロッテだ。スポーツメディアにとどまらず、情報番組など多くの取材陣が駆けつけるはずだ。「理由はただ一つ。開幕を待たずに佐々木が170キロをマークし“人類最速投手”になる可能性が浮上してきたからです。今年からロッテと医療サポート提携を結んだ順天堂大学の体力測定データでは、足の筋力が100メートルを10秒3で走るスプリンターと同等の数値と計測され、さらに筑波大学の動態解析では170キロ到達の可能性が示されました」(取材記者) 超人的なポテンシャルが判明し、期待感がさらに高まっているのである。「昨年4月、佐々木はU-18の代表合宿で高校歴代最速の163キロをマークしたが、さらに進化している。大船渡高校の国保陽平監督の判断で夏の岩手県予選決勝を“回避”したことで分からなかったのだが、5キロほど球速がアップしていると聞く。日本人最速は大谷翔平が日本ハム時代にマークした165キロ、メジャーでの最速は169キロ。石垣島では、日ハムでダルビッシュ有や大谷翔平を指導した吉井理人コーチがマンツーマンで指導するようで、リミッターを外させれば、開幕前の170キロ超えは十分ある」(スポーツ紙デスク) そんな、表面上は夢いっぱいのロッテの石垣島キャンプだが、伝わってくるのは嬉しいニュースだけではない。実は、ベンチ裏で「球団身売り」の怪情報が囁かれているのだ。「キャンプイン直前の1月19日、千葉ロッテマリーンズのオーナーで、日韓を中心に幅広く事業を展開していたロッテグループの創業者、重光武雄氏(享年98、本名・辛格浩)がソウル市内の病院で死去しました。これまで毎年のように身売り話がメディアを騒がせてきたロッテですが、そんな怪情報が水面下で消えていたのは、重光オーナーが『私の目の黒いうちは許さん』と拒み続けたことが背景にあるのです」(ロッテグループ関係者) 一昨年、ZOZOの前澤友作前社長による球団買収話では、破格の200億円を提示されたが、門前払い。しかし、オーナーが死去したことで、「球団売却も選択肢として排除しない」環境に変化。井口資仁監督をはじめ、コーチ陣も微妙な空気を察知しているという。 ロッテは22日、都内でコーチ会議を開催。開会前には重光オーナーに黙祷が捧げられた。その後の冒頭の挨拶で、河合克美オーナー代行兼球団社長は重光オーナーによる球団買収の経緯を明かし、半世紀に渡り毎年10億円超の赤字を出しながらも球団保有にこだわり続けた事情を伝えた。 重光オーナーが岸信介首相(当時)から「大毎オリオンズをサポートしてくれないか」という話があったのが1968年。一度は断ったものの、再度依頼があったため’71年に正式に球団を買収し、その時の約束があったため、絶対に手放さなかったという。「1940年代に朝鮮半島から単身で日本に渡って事業を興し、一代で日韓に巨大企業グループを起こした重光オーナーらしい男気を感じさせるエピソードだが、その遺志が今後も継承されると考えるのは早計というもの。現在のロッテHDは創業家からの独立に動いており、重光家の象徴でもあるロッテ球団からの撤退は避けて通れないと見られている」(前出・デスク) 昨季、創立50年の節目を迎えた千葉ロッテは、初めて黒字を計上。みずほ銀行の執行役員から転身した山室晋也球団社長が経営改革に取り組み、赤字体質を払拭した。「しかし、山室氏はこれを機に退任。サッカーJ1の清水エスパルス球団社長に転身してしまった。その背後に透けて見えるのが、親会社ロッテの千葉ロッテからの撤退、そして、株式の上場だ」(同) 日本のロッテグループの中核会社であるロッテHDは2015年以来、お家騒動で揺れ続けている。副会長を務めていた宏之氏(重光武雄氏の長男)が解任され、武雄氏も代表権のない取締役名誉会長に退き、昭夫氏(重光武雄氏の次男)が日韓の事業を統括する「ワントップ」に立った。だが、これに反発した宏之氏が武雄氏の委任を受けて原状回復の訴訟を起こし、兄弟の乱が拡大していた。 そこに韓国前大統領の朴槿恵被告の収賄罪にからみ、昭夫氏や親族が贈賄罪などで逮捕され、さらに混乱。そこへ今度は武雄氏の死去で巨額の相続問題…。「一連の混乱を回避するために、ロッテHDは株式を上場して外部資本を取り込むことで重光家の持株比率を薄め、支配からの脱却を図っています。あとは、いかにして球団売却の“負のイメージ”を払拭するかでしょう」(証券アナリスト) 球団を高値で売り抜き、かつ企業イメージを保つには、優勝が手っ取り早いが、「170キロ投手」誕生は、それ以上のインパクトがある。 相手先はリクシル、セブン&アイ・ホールディングスなどの名が漏れ伝わっているが、どうなるか――。
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スポーツ 2020年02月04日 17時30分
中邑真輔、世界最大のビッグマッチを前に“インターコンチ”陥落!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間1日、アメリカ・オクラホマ州タルサのBOKセンターでスマックダウンを開催した。 先日行われた試合で、“巨獣”ブラウン・ストローマンに場外へ落とされ、4月に開催されるプロレス界世界最大のビッグマッチ『レッスルマニア36』(日本時間4.6フロリダ州、タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催)に向けて暗雲が立ち込めたインターコンチネンタル王者の日本人スーパースター中邑真輔。 この日もサミ・ゼインとセザーロを引き連れて、ストローマンを相手にタイトルマッチを行った。先日のリベンジを今回のシングルマッチで果たしたい中邑は、序盤、ストローマンの後頭部に蹴りを叩き込むと、セコンドのゼインがレフェリーの死角でストローマンに攻撃を加え、さらに中邑は先日の試合でもストローマンを捕らえたスピニング・ヒールキックをクリーンヒット。しかし、ストローマンも「この拳を食らえ」と重い拳を振り落とし、続けてランニング・ショルダータックルを決めて反撃。 冷蔵庫爆弾を食らった中邑だが、アメリカに渡っても“インターコンチ”への執着は凄まじく、スライディング・ニーを叩き込んで応戦。さらにゼインがターンバックルを外すと、中邑がストローマンを叩き付けようとするも、逆に中邑が叩き付けられてしまう。ストローマン必殺のランニングパワースラムを食らってしまい万事休す。ストローマンが自身初のシングルタイトルを獲得した。 新日本プロレス時代の終盤はIWGPインターコンチネンタル王座が中邑の代名詞だったが、WWEのインターコンチ王座は昨年7月に獲得。以降、チャンピオンとして防衛ロードを築いてきたが、ここから『レッスルマニア』までの間にリターンマッチが組まれるかは不透明だ。世界最大のビッグマッチで存在感をアピールしたいところだが…。(どら増田 / 写真・萩原孝弘)
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スポーツ 2020年02月04日 17時00分
元巨人・堀内氏、菅野のフォーム改造に疑問 復活をかけた決断、「新人がやると戻れなくなる」リスクも指摘
元巨人監督でプロ野球解説者の堀内恒夫氏が、3日に自身のブログに投稿。巨人のエースである菅野智之の投球フォームについて言及した。 今オフ、スポーツトレーナーの鴻江寿治氏が主宰する『鴻江スポーツアカデミー』に、ソフトバンク・千賀滉大やソフトボール女子日本代表・上野由岐子と共に参加し、フォーム改造に取り組んだことが伝えられている菅野。春季キャンプ2日目の2月2日にブルペン入りした際には、「カーブの回転数、変化量が大きくなった」と新フォームへの手ごたえを口にしたことも報じられている。 「菅野投手の投球フォームをどう思っているのか解説をお願いします」というブログ読者からの質問に答える形でブログを投稿した堀内氏は、まずフォーム改造の意図について、「体重移動を確かめているのが主な目的」と解説。 続けて、「シーズンもそのまま(のフォームで)投げるのかっていうのは また別の話じゃないかと思うよ」と、春季キャンプ中のブルペン投球やその後のオープン戦の結果次第では、新フォームをシーズンでは採用しない可能性もあると指摘した。 また、「菅野クラスになるとね キャンプでは色々なことが自由に出来るのよ。例えば、あれを新人がやったら 元に戻れなくなっちゃうよ(笑)」と、フォーム改造は今シーズンでプロ8年目を迎える菅野が実績、キャリアのある投手だからこそ可能な試みであるとの持論も展開した。 「菅野だから出来る。だから まだなんとも言えないかな」と、フォーム改造の成否はもう少し時間をかけて判断する必要性があると述べた堀内氏。一方、「腰は痛くなさそうでよかったけどね」と、昨シーズン2度の登録抹消を強いられるなど苦しんだ腰痛については、今のところ問題なしとの見方を示してもいた。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「大丈夫かなと思ってましたが、ブログを読んでフォーム改造の意図について納得しました」、「経験の積み重ねがないと簡単に元には戻れないんでしょうね」、「あんまりいじらない方がいい気もします、それより気にかけるべきなのは腰の状態でしょう」「個人的にはリスクが大きいと思うので、新フォームが確定でないとすればちょっと安心です」といった反応が寄せられている。 昨シーズンは腰痛の影響もあり、「22登板・11勝6敗・防御率3.89」と自己ワーストの成績に終わり、2013年の入団以来6年連続で継続していた規定投球回到達も逃した菅野。山口俊が退団(巨人→ブルージェイズ)した今シーズンは、昨シーズン以上にチームの命運を左右する役割を担うことになるが、果たしてフォーム改造の吉凶はどちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年02月04日 11時45分
今季の球界は「世紀の大トレード」が起こる? 56年ぶりの五輪イヤー、“4番とエースの交換”の再現はあるか
東京五輪が与えるプロ野球界への影響は――。今季のペナントレースは昨年より9日も早い3月20日に開幕する。そのため、どの球団も実戦形式の練習を前倒しして、オープン戦に突入する。 「サインプレーなどの実戦形式の練習を早めに行うということは、キャンプ序盤でやる個人練習の時間が減ってしまいます。バッターならティー打撃、ピッチャーであれば走り込みなどです。ひょっとしたら、シーズン成績が投打ともにレベルダウンし、エラーの多い一年になるかもしれません」(プロ野球解説者) 前回、オリンピックの行われた1964年の記録を見てみると、パ・リーグ覇者の南海ホークスの年間失策数は144個。確かに多い。とは言え、当時のパ・リーグは全体的に守備難の傾向があり、全6チームが3ケタの失策数をカウントすることも珍しくなかった。しかし、東京五輪がペナントレースに影響を与えたのは本当のようだ。 「64年の五輪は10月。五輪開催前に日本シリーズを終え、興行的に五輪の邪魔をしてはならないということで、ペナントレース全体が過密スケジュールとなりました。実際は日本シリーズと五輪が少し重なってしまい…。選手は過密スケジュールで、心身ともにボロボロ」 当時現役だった年長のプロ野球解説者はそう答えている。 「歴史は繰り返す」ならば、64年の優勝チームと似たチーム編成をしたところが2020年のペナントレースを制するのではないだろうか。ズバリ、64年の優勝チームはパ・リーグが南海、セ・リーグは阪神タイガースだ。 五輪イヤーに南海、阪神がペナントレースを制した勝因を探ってみた。阪神においては、前年オフのトレードが考えられる。阪神は日本中をビックリさせる超大型トレードをまとめてみせた。大毎(現千葉ロッテ)との間で、“4番とエース”を交換したのである。当時、このトレードは「世紀のトレード」と称された。パ・リーグを代表するスラッガーだった山内一弘氏と、阪神のマウンドを守り続けた大投手・小山正明氏をトレードで交換し、その衝撃で日本中の野球ファンが阪神に関心を寄せ、それを勢いに変えたのだ。 「当時の阪神は投手王国でした。小山氏が抜けても、村山実氏、バッキーさんなど他投手が大活躍されていました」(前出・プロ野球解説者) 「トレード」が五輪イヤーのキーワードになるのなら、フリーエージェント補強と人的補償、金銭トレードなどで7人の選手を入れ換えた東北楽天と千葉ロッテがあてはまる。 また、64年の日本シリーズは南海、阪神の間で争われたため、「御堂筋シリーズ」なんて呼ばれ方もした。「関西、大阪が強い」のならば、両リーグ覇者は阪神とオリックスになるのか? また、王貞治氏による「年間55本塁打」の日本記録(当時)が生まれたのも、五輪イヤーだった。令和2年の五輪イヤーに日本記録を塗り替えたバレンティンが王会長のいるソフトバンクに移籍したのは、単なる偶然だろうか。 64年の阪神だが、ペナントレースの最後の3試合で逆転させての優勝だった。昨季も最後の6試合で連勝し、CS進出を決めた。五輪イヤーのキーワードが「波乱」なら、今季の矢野阪神が「御堂筋シリーズ」を再現してくれるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月04日 11時00分
新日本アメリカツアー、G.o.DがIWGPタッグ王座戴冠で棚橋&飯伏出陣か?
新日本プロレスのアメリカツアー『THE NEW BEGINNING USA』が日本時間2日、ジョージア州・アトランタ大会で最終戦を迎えた。今回は日米同時ツアーとあって、日本人選手も日本とアメリカに分かれて出場した。アメリカは飯伏幸太がインフルエンザの発症などにより、参加を見送ったが、棚橋弘至、小島聡、永田裕志、矢野通、YOSHI-HASHIら日本人選手だけではなく、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、ロッキー・ロメロ、ジェフ・コブ、ランス・アーチャー、コルト・カバナ、バレットクラブ勢、LA道場勢、そしてベテランのロックンロール・エクスプレスがしっかりと穴を埋めていた。LA道場で修行中の成田蓮も元気な姿を見せている。 最終戦では、飯伏の代打でチェーズ・オーエンズとシングル対決したロッキー・ロメロが大健闘。チェーズがヘビー級に転向してからは、初めてのシングル対決かと思われるが、今回のツアーでロッキーはコンディションの良さをアピールしており、この試合でも粘りを見せて大奮闘。17分に及ぶ激戦はオーエンズがパッケージ・ドライバーでカウント3を奪ったが、ロッキーが光る試合となった。 棚橋がロックンロール・エクスプレスとエアギターの競演を見せ、セミファイナルではコブとアーチャーが熱戦を展開。コブが勝利を収めると、アーチャーがグータッチを要求し、コブがこれに応えるという日本では見られない場面も。 メインイベントは1.4東京ドーム大会で、新IWGPタッグチャンピオンチームとなったジュース&フィンレーに、前チャンピオンチームのG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)が挑戦。ジュース組は初防衛戦で落とすわけにはいかないが、G.o.Dはマネージャーの邪道も帯同しており、アメリカでも変わらず竹刀で試合に介入。ジュース組の勝機を狂わせていく。最後はなんとレフェリーの隙を突いて、ベルトで殴打してカウント3。あっさりとベルトはG.o.Dの元に戻ってしまった。 次期挑戦者は今回のアメリカツアーで対戦が流れた棚橋&飯伏が濃厚。2.9大阪・大阪城ホール大会で、8人タッグマッチが組まれており、ここで何らかのアクションが見られるかもしれない。 日本ではKENTAとジェイ・ホワイトが猛威を振るっているバレットクラブだが、アメリカでもしっかりと存在感をアピールして見せた。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月04日 06時30分
「強い選手とやりたい」ぱんちゃん璃奈がスターダム星輝ありさと合同練習
ブシロードグループのブシロードファイトが運営しているキックボクシング団体KNOCK OUTと、女子プロレス団体スターダムが初のコラボ企画として、都内のジムで1月31日、キックボクサーの“キューティー・ストライカー”ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)と、スターダムのワンダー・オブ・スターダム王者、星輝ありさの合同練習を行った。 スターダムは『FIRE PRO WRESTLING WORLD presents STARDOM The way to major league 2020』 2.8東京・後楽園ホール大会、KNOCK OUTは『テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』 2.11東京・大田区総合体育館大会で、それぞれビッグマッチを控えており、ぱんちゃんは祥子JSKと再戦を、星輝は10度目の防衛を賭けてビー・プレストリーの挑戦を受ける。 ぱんちゃんの対戦相手の祥子には、応援サポーターとして「RAISE A SUILEN」のボーカル・Raychell(レイチェル)が就いたことに対抗して、ぱんちゃんの応援サポーターとして星輝が就任し、今回の初コラボが実現したわけだが、星輝は元女子シュートボクサーとして格闘技経験を持ち、アマチュアシュートボクシング選手権東京大会優勝の実績を残したほか、2014年にはプロ2戦も経験しており、スターダムをブシロードファイトが運営すると発表された際、スターダムで対応出来るのは星輝だろうと言われていた。 合同練習では、シャドー、サンドバッグ、ミット打ちなどを披露。マススパーでは、ぱんちゃんが得意の前蹴りを見せれば、星輝もブラジリアンハイキックなどの多彩の蹴り技を見せるなど見応え十分の中、練習は終了。 ぱんちゃんが「楽しかった」と話すと、星輝も「私がシュートボクシングのリングから離れて4~5年ぐらい経っていて、久々に動きました。さらに、プロのぱんちゃん選手と一緒に練習させてもらったことで、久々に違うスイッチの入り方を思い出しました。凄く楽しかったのでまたやりたいです」と笑顔。ぱんちゃんが星輝に「キックの試合はどうですか?」と勧誘すると、「会社と要相談で」と笑わせた星輝だが、手ごたえがあったようで、「このジムには定期的に稽古しに来たい」と今後もキックの練習をしていきたいことを明らかにしている。 2.11はスターダムが大阪で昼夜興行が入っており、星輝は来場出来ないが、「当日、場所は違いますが勝ったね!と言い合えるように頑張りましょう!お互いが試合をやることで、お互いのサポーターになりますね」とエール。星輝は今後もぱんちゃんのサポーターをしていきたい考えだ。ぱんちゃんも花束贈呈でスターダムの会場を訪ねた際、「プロレスファンの凄さを感じた」と話しており、星輝の印象は「オレンジカラーのコスチュームが凄く印象的で、こんなに華がある人なんだなと。リングに上がったら別人だと思いました。女子プロレス自体見たことがなかったので、ゴリゴリの人がやっているイメージがあったんですが、普通の女の子がやっているんだとイメージが変わりました」とのこと。 お互いに技術交換をするなど、今後もこの交流は続いていくはずだ。今年は「強い選手とやりたい」という強い気持ちを抱いているぱんちゃんにとって、王座を守り続けている星輝との交流は得るものが大きい。今後もこのようなコラボ企画に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月03日 22時30分
新日本が7年ぶりに北海道ツアー開催!G1秋開催で今夏実現へ
「発表したもの以外にも現場で考えてることがあると聞いている」 1.5東京ドーム大会終了後、囲み取材に応じた木谷高明オーナーは、オリンピックとパラリンピックが開催される夏の日程について、含みを残していた。 2日、北海道・北海きたえーる大会の第4試合終了後、実に7年ぶりとなる北海道ツアーの開催を発表。どうやら、これが「考えていること」の一つということなのだろう。『サマーストラグル2020』日程7月11日 北海道・函館アリーナ(初開催)※函館市では2012年7月16日以来、8年ぶりの開催 7月12日 北海道・苫小牧市総合体育館 ※2006年7月14日以来、14年ぶりの開催7月14日 北海道・帯広市新総合体育館よつ葉アリーナ十勝(初開催)※帯広市では2013年7月17日以来、7年ぶりの開催7月15日 北海道・北海道立北見体育センター※1998年7月9日以来、22年ぶりの開催7月16日 北海道・湿原の風アリーナ釧路(初開催)※釧路市では2008年7月19日以来、12年ぶりの開催7月18日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる7月19日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる ここ数年は、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス』の期間が約1か月に拡大したことにより、きたえーる2連戦がG1の開幕戦となっており、IWGPヘビー級王者のG1前最後の防衛戦は、6月の大阪大会『ドミニオン』で行われたことが慣例となっていた。しかし、90年代から2000年代初頭にかけて、『サマーストラグル』というシリーズは重要なポジションに位置づけされており、きたえーるの前身である札幌中島体育センター別館で行われる最終戦で、G1前最後のIWGPヘビー級選手権試合が行われていたのだ。 日程を見ても分かるように、初進出や何年ぶりかで上陸する地域も多く、札幌以外の北海道のファンにとっては、待望のツアーとなる。この日も石狩市出身のタイチに大きな声援が送られており、オリンピック開催直前に開催される新日本の北海道ツアーには、夏休み期間を利用して東京などからの遠征組も多く見込まれる。 今年は秋に開催されるG1に代わる夏の企画は他にもあるのか?次なる発表を楽しみにしたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月03日 20時00分
平幕・炎鵬を覚醒させた“師匠”白鵬の言葉とは 新入幕での負け越し、二人三脚で逆境を乗り越えた師弟愛をファン称賛
1日に放送された『バース・デイ』(TBS系)に、大相撲・宮城野部屋に所属する平幕・炎鵬が出演。同じ宮城野部屋に所属する横綱・白鵬と、2019年5月場所後に交わしたやりとりを明かした。 金沢学院大学時代の2014年、2015年に世界相撲選手権の軽量級で2連覇した実績を白鵬に買われ、2017年2月に白鵬の内弟子として宮城野部屋へ入門した炎鵬。身長168センチ、体重99キロ(入門当時は身長167センチ、体重95キロ)と小柄な体格ながら、入門から約1年後の2018年3月場所で新十両、そこからさらに約1年後の2019年5月場所で新入幕と順調に番付を駆け上がっていた。 しかし、初めて幕内で相撲を取った同場所は20日の9日目までに「7勝2敗」と早々と勝ち越しにリーチをかけたものの、21日の10日目から4連敗。さらに、23日の13日目に右太ももを痛めたこともあり、結果的に26日の千秋楽まで6連敗でまさかの負け越しを喫してしまった。 「絶望じゃないけど、受け入れられない(気持ちだった)」と、当時の心境を吐露した炎鵬。勝ち越しを決められなかった悔しさのあまり、部屋に帰るタクシーの中では涙を流していたという。 失意に沈む場所後の炎鵬に対し、白鵬は「幕内は甘くないだろ」と厳しい一言。しかし、それと同時に「次の場所で絶対俺が勝ち越しさせてやるから、一緒に死ぬ気で稽古するぞ」との言葉をかけてくれたという。 白鵬の言葉に奮起した炎鵬は、次場所である7月場所での勝ち越しに向け猛稽古を敢行。その一例として番組内でも紹介された6月の滋賀・長浜での合宿(12~17日)では、白鵬と約1時間ぶつかり稽古を行った後、下半身を強化するため30キロの重りを抱え、土俵側のスペースをすり足で何度も往復する炎鵬の様子が連日伝えられていた。 悔しさをバネに稽古に励んだ甲斐もあり、次場所である7月場所では「9勝6敗」で見事勝ち越し、自身初となる技能賞も受賞した炎鵬。20日の14日目に勝ち越しを決めた瞬間は、「うれしさも苦しさもあったし、ほっとした気持ちもありましたし、いろいろな感情が入り混じってました」とさまざまな思いが胸に去来していたという。 今回の放送を受け、ネット上のファンからは「やっぱり強さの影にはこうした血の滲むような努力が有るんだな」、「白鵬の『勝ち越させてやる』は説得力が凄い」、「白鵬も入門時は小柄だったから、炎鵬に対しても『もっと強くなれる』って気持ちがあるんだろうな」といった反応が寄せられている。 「5月場所での炎鵬の6連敗は、序盤・中盤の取組でスタミナをほとんど使いきってしまったことも原因の一つ。そのため、白鵬は15日間を戦い抜くスタミナを養わせるため、炎鵬に厳しい稽古を課したのでしょう。ただ、白鵬は炎鵬だけに練習量を課しているわけではなく、同じく自身の内弟子で5月場所で負け越して十両に陥落した石浦にもみっちりと稽古をつけています」(相撲ライター) 「もっと上に上がって、(横綱に)恩返しできたらなと思います」と、さらなる出世を誓った炎鵬。前述の7月場所からは今年の1月場所を含め4場所連続で勝ち越しを続けているが、果たしてこの快進撃はどこまで続くのだろうか。文 / 柴田雅人
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北の湖理事長の側近がパチンコ契約で裏金を授受したとされる問題で相撲協会は及び腰
2014年03月07日 15時30分
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遠藤の人気でかすむ元高見盛
2014年03月07日 11時00分
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東京制覇に向け観客集めに必死の巨人
2014年03月06日 20時00分
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佐々木健介引退で所属団体は活動休止
2014年03月05日 15時30分