1.5東京ドーム大会終了後、囲み取材に応じた木谷高明オーナーは、オリンピックとパラリンピックが開催される夏の日程について、含みを残していた。
2日、北海道・北海きたえーる大会の第4試合終了後、実に7年ぶりとなる北海道ツアーの開催を発表。どうやら、これが「考えていること」の一つということなのだろう。
『サマーストラグル2020』日程
7月11日 北海道・函館アリーナ(初開催)
※函館市では2012年7月16日以来、8年ぶりの開催
7月12日 北海道・苫小牧市総合体育館
※2006年7月14日以来、14年ぶりの開催
7月14日 北海道・帯広市新総合体育館よつ葉アリーナ十勝(初開催)
※帯広市では2013年7月17日以来、7年ぶりの開催
7月15日 北海道・北海道立北見体育センター
※1998年7月9日以来、22年ぶりの開催
7月16日 北海道・湿原の風アリーナ釧路(初開催)
※釧路市では2008年7月19日以来、12年ぶりの開催
7月18日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる
7月19日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる
ここ数年は、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス』の期間が約1か月に拡大したことにより、きたえーる2連戦がG1の開幕戦となっており、IWGPヘビー級王者のG1前最後の防衛戦は、6月の大阪大会『ドミニオン』で行われたことが慣例となっていた。しかし、90年代から2000年代初頭にかけて、『サマーストラグル』というシリーズは重要なポジションに位置づけされており、きたえーるの前身である札幌中島体育センター別館で行われる最終戦で、G1前最後のIWGPヘビー級選手権試合が行われていたのだ。
日程を見ても分かるように、初進出や何年ぶりかで上陸する地域も多く、札幌以外の北海道のファンにとっては、待望のツアーとなる。この日も石狩市出身のタイチに大きな声援が送られており、オリンピック開催直前に開催される新日本の北海道ツアーには、夏休み期間を利用して東京などからの遠征組も多く見込まれる。
今年は秋に開催されるG1に代わる夏の企画は他にもあるのか?次なる発表を楽しみにしたい。
(どら増田)