スポーツ
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スポーツ 2020年10月07日 21時30分
「巨人軍の坂本は真似するな」 元西武・石毛氏の指導方針に賛否 「なぜいけないか理由も言うべき」と反発の声も
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言をきっかけに、ネット上のプロ野球ファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の動画で石毛氏は、現役時代の自身と同じく西武で正遊撃手を務めている源田壮亮をテーマにトーク。源田を「日本のプロ野球界のショートの中で一番うまい」と高く評価した石毛氏は、「(ショートは)捕ることもさることながら、相手の胸に正確に強いボールを投げられる者がうまい(選手になる)。それが源田」と評価の理由を明かした上で、今後求められる要素などについて語った。 議論のきっかけとなったのは、その源田と同じショートの巨人・坂本勇人を比較した発言。石毛氏は解説業やユーチューブ活動のかたわら野球教室で子どもを指導する機会もあるというが、その際は常々「巨人軍の坂本は真似するな。ショートの守りだったら源田さんを参考にしなさいよ」と子どもたちにも伝えていることを明かした。 >>巨人・若林、守備妨害を招いた接触に疑惑の目「また演技したな」ファンの間で物議に、中畑元監督も「上手く転んだ」<< この石毛氏の発言を受け、ネット上には「『源田さんを真似しなさい』だけでよくない?なんでわざわざ坂本を引き合いに出すの?」、「源田を真似しろっていうのは分かる、でも坂本を真似するなっていうのは分からない」、「確かに源田の守備は一級品だと思うけど、それを伝えるのに坂本を下げる必要は無いだろ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「坂本は毎年エラー数多いから真似するなっていうのも仕方ない気はする」、「坂本は派手なプレーの裏で凡ミスも目立つ選手だから、真似するとその子が痛い目を見るって思いもあるんじゃないの?」といった擁護のコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「石毛氏が名前を挙げた坂本はプロ入りした2007年から一貫してショートを守り、昨シーズンまでにベストナインを5回(2009,2012,2016,2018-2019)、ゴールデングラブ賞を3回(2016-2017,2019)獲得。2017年にプロ入りした源田は昨シーズンまでベストナイン(2018-2019)、ゴールデングラブ賞(2018-2019)共に2回の獲得なので、タイトル数で見ればむしろ坂本の方が上ではないかと石毛氏に反発しているファンは多く見受けられます。ただ、坂本はショートとしてリーグ最多失策を通算6度(2008-2011,2013,2014)記録しており、華やかなファインプレーが目立つ一方で平凡なゴロをファンブルする場面も少なくありません。一方、源田は派手さこそありませんが堅実なプレーでとれるアウトは確実にとる選手ですので、石毛氏は坂本よりは源田を参考にした方が守備力の向上につながりやすいと考えているのかもしれません」(野球ライター) 今回の動画内で石毛氏は坂本を真似すべきでない理由は語っていない。この点についても、「坂本は参考にするなっていうなら、なぜ参考にしてはいけないか理由も言うべきだ」と反発の声が挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年10月07日 19時30分
元阪神・江本氏、ノムさんに弱点を見抜かれていた?「グー、チョキ、パーやったのう」前年0勝の自身を覚醒させた言葉とは
元横浜で野球解説者の高木豊氏が6日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の江本孟紀氏がゲスト出演。今年2月11日に84歳でこの世を去った元プロ野球選手・監督の野村克也さんについて言及した。 >>元阪神・江本氏の強烈暴露に「性格最悪」ファンドン引き対戦相手が激怒した極悪ピッチングとは<< 1972年から1975年にかけ、野村さんが選手兼任監督を務めていた南海(現ソフトバンク)でプレーした経験を持つ江本氏。今回の動画では、前年オフに東映(現日本ハム)からトレード入団した際に野村さんにあいさつした時のやりとりを語った。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、トレード入団した後に野村さんの元へあいさつをしに行ったという江本氏。「今度トレードで来た江本です」とあいさつすると、野村さんは開口一番「お前のサイン、グー、チョキ、パーやったのう」と言ってきたという。 意味が分からず江本氏が「はぁ、何ですかそれ?」と聞き返したところ、野村さんは「お前、グー、チョキ、パーしかないだろ、(球種の)サイン」と試合で使う球種は3つしかないのではと指摘。当時の江本氏は指摘通り3球種しか使っていなかったというが、野村さんには「お前の球種な、3つしかないから全部分かってた」と配球を含め全て見抜かれていたという。 野村さんは続けて、「だからお前、インコースのすごいいい球きても(投げても)カーンとよく打たれたやろ?」と江本氏に質問。図星だった江本氏は、「なんであの球が打たれるのか分からないくらい(打たれて)、すごいなと思いました、プロ野球(の世界は)」と答えるしかなかったという。 ただ、野村さんはその後に「だけどな、お前の球はええ。俺が受けたら2ケタぐらいは軽く勝つから。だから頑張れ」と、前年「0勝4敗・防御率5.04」と未勝利だった江本氏を、2ケタ勝利を挙げられる素質があると評価。この言葉を聞いた江本氏は「しびれたね」とモチベーションが大きく上がったという。 また、野村さんはまだ背番号が決まっていなかった江本氏に「お前な、2ケタ勝ったらウチではエースって呼ばれるねん。だからエース番号着けて頑張れ」と言いながら、東映時代の「49」より若い「16」の背番号を渡したとのこと。球界では一般的に若い背番号は主力選手や期待値の高い選手に渡されるが、これに江本氏は「それでまたしびれた。カーッと(やる気がみなぎって)きた」と野村さんの心意気に感銘を受けたと語っていた。 江本氏はこの他にも東映から南海にトレード移籍する際の心境や、入団後に学んだ野村さんの野球理論などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「出会って早々お前の球は筒抜けだったって凄い言い草だな」、「ノムさんは理論派の印象が強いけど、モチベーターとしての手腕も持ち合わせてたのか」、「背番号渡す下りは聞いたことあるけど、球種を見抜いてた話は初めて聞いた」、「前年0勝の投手にポンと若い番号渡すのは器がでかいな、今の球界じゃなかなか見ない」、「俺が受けたら2ケタって言いきれるのは凄いし、実際に勝たせたのはもっと凄い」といった反応が多数寄せられている。 1972年に「16勝13敗・防御率3.03」といきなり2ケタ勝利をクリアすると、その後南海でプレーした1975年まで、4年連続2ケタ勝利し計52勝をマークするなど主戦投手としてチームに大きく貢献した江本氏。野村さんが入団後すぐにモチベーションを高めてくれたことも活躍の一要因だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年10月07日 17時35分
ロッテ岡大海とチームスタッフ2名が濃厚接触者に特定と発表
新型コロナウイルス感染拡大に揺れる千葉ロッテマリーンズは7日、岡大海外野手と一軍チームスタッフ2名が管轄の保健所より濃厚接触者に追加特定され、それぞれ一軍本隊を外れ自宅待機となったと発表した。 岡は10月2日、札幌から千葉への移動の際に、14日に陽性判定を受けた岩下大輝投手と交通機関での座席が近かったことから、濃厚接触者に特定されたという。6日のオリックス戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にもベンチ入りを果たしており、14日のPCR検査は陰性判定だった。体調不良もないとのこと。 球団は岡を自宅待機とし、「特例2020」を行使する形で一軍登録を抹消する。チームスタッフ2名は1日の札幌千葉間を移動した際に、4日に陽性判定を受けたチームスタッフ1名と交通機関での座席が近く濃厚接触者に特定された。いずれも4日のPCR検査は陰性判定。体調不良もなく、自宅待機としている。 ロッテは5日に岩下と一軍チームスタッフ1名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表、6日には荻野貴司、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、鳥谷敬、藤岡裕大、三木亮の各選手と、伊志嶺翔大走塁兼打撃補佐兼外野コーチ補佐、チームスタッフ3名が陽性反応を受けたと発表。大幅な選手の入れ替えを余儀なくされている。6日に発表された選手やスタッフの濃厚接触者はまだ明らかになっていない。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月07日 17時30分
新日本『G1』Bブロック、後藤洋央紀が矢野通を18秒葬!
新日本プロレスは6日、広島・広島サンプラザホールで最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Bブロック公式戦を開催した。 第2試合では、後藤洋央紀(1勝3敗)と「KOPW2020」保持者の矢野通(3勝1敗)によるCHAOS同門対決が実現。 ゴング前に矢野はペースを掴もうと後藤に握手を求めるが、後藤は動じる気配もなくこれを拒否。何とか自分のペースに持ち込みたい矢野はゴングが鳴ると、自身のTシャツを「これ、どうぞ!」と言って渡すと、後藤はTシャツを投げ捨て、Tシャツに目が行っている矢野に強烈なラリアットを放つ。後藤は倒れた矢野をガッチリロックして後藤式で丸め込んで、カウント3。なんと僅か18秒で試合が決着してしまった。これには矢野はもちろん、場内も騒然。崖っぷちの後藤にとって、矢野のインサイドワークに付き合う余裕がなかったのだろう。そんな矢野を尻目に、NEVER無差別級6人タッグ王座のベルトを持って引き上げた。 試合後、後藤は「悪いけど、矢野に付き合うつもりはない。俺はこの『G1』に懸けてんだよ。次も勝つ!必ずだ!以上!」と叫ぶと控室へ。 一方の矢野は「オイオイオイ!待ってくれ!仕切り直しだ!何もかも意味がないじゃないか!これも!これも!意味がないんだよ!バカヤロー!クソーッ!チクショー!」と、テーピングなど小道具をドラえもんのようにタイツから出しながら、秒殺劇を受け止められない内容だった。矢野のミラクルはここで止まってしまうのだろうか。気になるところだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月6日広島・広島サンプラザホール 観衆 1422人▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<2勝3敗=4点>○後藤洋央紀(0分18秒 後藤式)矢野通●<3勝2敗=6点>(どら増田)
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スポーツ 2020年10月07日 15時30分
巨人・若林、守備妨害を招いた接触に疑惑の目 「また演技したな」ファンの間で物議に、中畑元監督も「上手く転んだ」
6日に行われた巨人対DeNAの一戦。試合は「6-4」で巨人が勝利したが、同戦で巨人・若林晃弘が見せたプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-3」と巨人1点リードの5回表1死一塁で飛び出たプレー。打席のDeNA・ソトが遊ゴロを放ち巨人内野陣は併殺を狙ったが、この回から「3番・二塁」で途中出場していた若林は二塁から一塁へ送球しようとした際、二塁ベース上で一塁走者・神里和毅と接触し転倒。神里はアウトにしたものの、一塁送球はできずソトはセーフとなった。 ただ、このプレーを見た巨人・原辰徳監督は、神里のスライディングが併殺崩しを狙った危険なスライディングではないかと審判団にリクエストを要求。リプレー検証の結果、神里のスライディングは危険度が高く守備妨害に当たると判断され、打者のソトもアウトに。さらに、神里には警告が与えられた。 若林のプレーを受け、ネット上には「これが守備妨害になるのか、神里はベースに向かって普通にスライディングしたように見えたが」、「判定厳しすぎないか?どこがボナファイドに沿ってなかったのか」、「若林に向かって足を上げてるなら分かるがそんなことはしてないしなあ」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「絶対わざとだろ、普通は走者避けながら一塁に送球するし」、「若林はこないだの阪神戦みたいにまた演技したなこれ」といったコメントも複数見受けられた。 >>巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」<< 「今回の場面では神里はスライディング後に上体を起こしたことで若林と接触していますが、おそらくこの動作が公認野球規則に記載されているボナファイド(正しいスライディング)の基準の1つである『スライディング終了後は(本塁を除き)ベース上にとどまろうとし』という部分に反すると判断されたのだと思われます。ただ、若林は先月17日の対阪神戦でも守備中に自身の左手が一塁走者と接触したプレーが守備妨害と判定されていますが、左手を故意に走路上に出して走者に当てにいったのではと物議を醸しています。こうした経緯があることから、今回の接触についても『狙ったのでは?』と疑いの目を向けるファンは少なくないですね」(野球ライター) 同戦のテレビ中継で解説を務めた元DeNA監督・中畑清氏も「これで(守備妨害が)とれたら若林のファインプレー。うまく転んだよって感じ」とコメントした今回のプレー。試合後の報道では若林のコメントは特に伝えられていないが、意図的なプレーだったのではないかと考えているファンも多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月07日 11時40分
コロナ禍のロッテ、逆転Vのキーマンはルーキー?「カネの力では決まらない」年俸ワーストからの下克上は実現するか
“決戦は金曜日”となるはずだった…。千葉ロッテが一軍の7選手を含む11人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した(10月6日)。井口資仁監督は感染した7選手と「濃厚接触者に特定された4選手」の登録を抹消し、ファームから11選手を緊急招集して、同日のオリックス戦に臨んだ。 >>ロッテ激震!鳥谷敬ら主力やスタッフから新たに11名が新型コロナ陽性判明、4名が濃厚接触者と特定<< 試合結果は言うまでもないだろう。首位・福岡ソフトバンクを僅差で追い掛けていた千葉ロッテにとって、大きな痛手である。 「オリックス3連戦の次は、ソフトバンクとの首位決戦でした。初戦となる9日の金曜日が注目されていました。ここで勝ち越して、逆転優勝という青写真も描かれていたんですが」(プロ野球解説者) NPBも重く受け止めていた。感染による緊急の選手入れ換えの特例措置の第一号は、阪神だ(9月25日)。筆者の心象ではあるが、その時よりも慌ただしく見えたのは、「感染」がペナントレースの優勝争いに影響を与えてしまったからだろう。 「清田、角中、菅野、藤岡などのレギュラークラスが抜けてしまいました。岩下、東妻、小野の投手もいなくなり、総動員となるでしょう」(スポーツ紙記者) 実は、千葉ロッテの逆転優勝を秘かに応援していた関係者も多かった。その理由は「カネ」だ。日本プロ野球選手会が発表した年俸調査によれば、球団別平均年俸額(外国人除く)のランキングで、千葉ロッテは3035万円。12球団のワーストだ。それに対し、トップは7131万円のソフトバンク。澤村拓一を緊急補強する前の数値だが、もし、千葉ロッテが逆転すれば、「野球はカネの力では決まらない」のドラマが見られたのだ。 もっとも、今回の悲劇がチームの結束を高める契機となる可能性も残されているが、「ロッテの弱点は、選手層。井口監督はレギュラーと控えの力の差をなくそうと補強を続けたものの、一軍と二軍ではレベルが違う」(前出・プロ野球解説者) と、厳しい意見も聞かれた。 首位決戦は劣勢で戦うことになるが、キーマンとなるのは、ルーキーの高部瑛斗外野手だろう。 緊急事態となった6日、「1番左翼」でいきなりスタメンに抜てきされたように、ファームでは打率3割6分8厘と大活躍だった。結果は3三振だったが、井口監督は明日以降の試合でも「使っていく」と明言。ほかにいないと言えばそれまでだが、高部が爆発すれば、ソフトバンクに一矢を報いることも可能だ。高部の推定年俸は1000万円。ソフトバンクの平均年俸の7分の1以下の新人に、「カネの力では勝てない」の夢を見せてもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月07日 11時30分
大量離脱で激震のロッテ、ルーキー高部瑛斗が初スタメン「次はしっかり打てるようにしたい」
▼プロ野球パ・リーグ公式戦(19回戦)2020年10月6日千葉・ZOZOマリンスタジアム千葉ロッテ0-3オリックス 新型コロナウイルス陽性反応を受けた荻野貴司、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、鳥谷敬、藤岡裕大、三木亮、濃厚接触者に特定された東妻勇輔、小野郁、和田康士朗、山本大貴の11選手に急遽「特例2020」を適用し、登録抹消した千葉ロッテマリーンズ。代替選手として佐々木千隼、成田翔、フローレス、宗接唯人、福田光輝、松田進、細谷圭、茶谷健太、西巻賢二、藤原恭大、高部瑛斗の11選手を登録した。佐々木千隼は5日に「特例2020」で抹消した岩下大輝の代替となる。 試合は、オリックスのエース山本由伸、抑えのディクソンを前に2安打無得点に封じられてしまい0-3で敗れたが、優勝争いをしているとあって、一軍の層が厚いこともあり、二軍にいた選手にとっては思わぬ形でチャンスが訪れたと言ってもいいだろう。井口資仁監督は若い選手を積極的に起用した。 1番レフトでプロ初スタメンだった高部は「スタメンはアップの時に知りました。思ったよりは緊張はしませんでしたが、守備に就いた時に緊張感を覚えました。今日はヒットが出ませんでしたけど、いいピッチャーと対戦出来た事をプラスに捉えて、今日の結果をしっかりと受け止めて、次はしっかりと打てるようにしたいです」と語り、目下パ・リーグ最優秀防御率と最多奪三振の山本由伸と対戦出来た経験を、今後に活かしていきたい思いを明らかにしている。 ピンチをチャンスに変える力が今年のロッテにはあるだけに、勢いを継続させたいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月06日 22時30分
新日本『G1』オカダ・カズチカが鈴木みのるを丸め込み!「ああいう勝ち方もあり」
新日本プロレスは5日、最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Aブロック公式戦を香川・高松市総合体育館・第1競技場で開催した。 第4試合では、オカダ・カズチカ(2勝2敗)と鈴木みのる(3勝1敗)の対戦が約1年ぶりに実現。昨年『G1』出場を逃しているみのるは、ラフファイトを用いながら、アームロックなど徹底した右腕攻撃でオカダを苦しめる。変形キャメルクラッチやフェイスロック、強烈なエルボーで、厳しい戦いとなったオカダだったが、最後はみのるのゴッチ式パイルドライバーをショルダースルーで切り返すと、そのまま押さえ込んで丸め込み3カウント。オカダにしては珍しい決着となったが、涼しい顔で勝ち名乗り。 みのるは当然のことながら、大荒れで客席を騒つかせながら控室に戻っていった。 オカダは大きく息を切らし、ふらふらした足取りで引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くや、片ヒザを突いて「カッコ悪くても、『G1クライマックス』、勝つことが大事だから。相変わらずだね、鈴木みのる。なんであんな、元気なんですか?その元気を分けてもらいたいぐらい、元気だね。でも、まあ俺も、短いかもしれないけど、KOPW で、矢野さんにああいうやられ方して、ああいう勝ち方もありだってのはね、もちろん今までのシリーズも出してるし。まだ公式戦あるけども、しっかり対戦相手、怯えてくださいよ。マネークリップなのか、ああいう丸め込みなのか、そしてレインメーカーなのか……」と今回は勝ちを最優先させたことを強調。一方、荒れ狂ってるみのるは「オイ、オカダ、わかってんじゃねえのか。オイ、それによオカダ、こんなんで、俺に、勝ったと思うな!」と凄んだ。 Aブロックは1敗の飯伏幸太を、オカダ、みのる、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイト、タイチが2敗で追う大混戦となっている。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月5日香川・高松市総合体育館・第1競技場 観衆 1247人▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)<3勝2敗=6点>○オカダ・カズチカ(14分10秒 エビ固め)鈴木みのる●<3勝2敗=6点>※ゴッチ式パイルドライバーを切り返す(どら増田)
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スポーツ 2020年10月06日 20時30分
巨人・桜井の被弾、個人の不調では済まされない事態に?「去年みたいにまた…」ファンの懸念が相次いでいるワケ
5日に行われた巨人対阪神の一戦。試合は「6-1」で阪神が勝利したが、同戦に先発した巨人・桜井俊貴の投球がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-1」と同点で迎えた5回裏の投球。ここまで1失点と試合を作っていた桜井は2死までは難なく奪うが、ここで迎えた糸井嘉男に四球。さらに、続く大山悠輔にもカウント「0-2」とボールを先行させると、ストライクを取りに行った3球目が甘めのコースに行ったところを捉えられ、勝ち越しとなる24号2ランを被弾した。 結果的のこの2点が決勝点となりチームは敗れ、桜井にも今シーズン3敗目が記録される。また、桜井が被弾を許したことで、それまで24本でセ・リーグ本塁打ランキング単独トップだった同僚・岡本和真も大山に並ばれることとなった。 >>阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」 岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ<< 桜井の投球を受け、複数の球界OBが出演するTV番組やメディア上でコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元横浜・齊藤明雄氏は、番組内で「岡本と本塁打王争いをしている打者に対してボールが先行。そしてカウントが苦しくなってストライクに力いっぱい投げて、力いっぱい弾き返されている。(結果的に)打たれちゃいけない打者に打たれてしまっている」とコメント。大山に対してボールを先行させたことで、結果的に自分の首を絞めることになったと苦言を呈した。 元巨人・黒江透修氏は、6日の『SANSPO.COM』(株式会社産経デジタル)の記事内で「五回2死から決して調子がいいとはいえない糸井を、追い込んでから歩かせた。嫌な予感は当たるもので、続く大山に2ボールから一発を浴びた。そこまで悪いピッチングではなかっただけに、もったいない」とコメント。前打者の糸井を歩かせた時点で大山に打たれそうな雰囲気が出ていたと指摘した。 同戦の桜井に対しては、ネット上にも「四球で勝手に追い込まれて、苦し紛れに投げたストライクがホームラン。絵に描いたような失点だった」、「試合的にもタイトル争い的にもマイナスの被弾でしかない」、「ボールを先行させた時点で割り切って大山も歩かせて、その後の原口(文仁)と勝負した方が良かったのでは?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「この一発が岡本の本塁打王を邪魔しそうでならない」、「去年みたいにまた自軍の本塁打王を阻止するのか」といったコメントも複数見受けられた。 「2015年のドラフトで1位指名を受け巨人に入団した26歳の桜井は、昨シーズン主に先発として8勝を挙げチームのリーグ優勝に貢献した投手。ただ、その一方で昨年43本を放ち本塁打王に輝いたDeNA・ソトに、対戦投手の中ではワーストとなる3本塁打を献上。この3本がなければ40本で2位だった同僚の坂本勇人には同時受賞のチャンスがあったため、『桜井が坂本を逆アシストしてしまった』という声もありました。今シーズンの桜井はここまで『2勝3敗・防御率4.89』と黒星が先行し、被本塁打数もチームワーストの『12』。今回大山にホームランを打たれたことを踏まえても不調に陥っていることは明白ですが、この不調が自身の評価だけでなく岡本のタイトルにも悪影響を及ぼすことになるのではと危惧しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後には原辰徳監督も「子どもちゃんが野球をやっているようなもの」と苦言を呈したことが伝えられている桜井。被弾したこと自体に加え、打たれた相手が大山だったことにも不満を抱いているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月06日 17時30分
オリックス、連続勝ち越しはストップも中嶋監督代行「みんなでロッテに勝ちに行く」
先週のオリックスは西武に勝ち越し、連続カード勝ち越しを「5」に伸ばしたが、西武との3戦目から3連敗で、楽天戦は負け越し。先週は3勝3敗の成績に終わった。<オリックス戦績 9月29日〜10月4日>大阪・京セラドーム大阪対埼玉西武9月29日○オリックス(山本)3-0(高橋光)埼玉西武●9月30日○オリックス(増井)5-0(浜屋)埼玉西武●10月1日●オリックス(田嶋)6-7(今井)埼玉西武○対東北楽天10月2日●オリックス(山岡)0-4(塩見)東北楽天○10月3日●オリックス(張)3-5(石橋)東北楽天○10月4日○オリックス(宮城)9-2(瀧中)東北楽天●(カッコ)内は先発投手。 92試合34勝52敗6分、首位の福岡ソフトバンクとは17ゲーム差、5位の北海道日本ハムとは5.5ゲーム差の最下位。 先週も負けた試合は、いずれも勝てた試合だったのが惜しいところ。3日の楽天戦は満塁のチャンスを4回も作ったにもかかわらず、1点も取ることが出来ず、これには中島聡監督代行も「満塁は怖い感じがあった」と正直な気持ちを明らかにしている。 山本、山岡のダブルエースが安定しているだけに、残り試合は打線の繋がりに期待したい。ルーキーの宮城も初勝利に向けて、あと1、2試合は先発登板のチャンスが与えられる見込みだ。今週は増井、宮城に代わり、アルバース、山崎福也の再昇格が予想されるが、榊原翼や鈴木優など、今シーズン中の再昇格を狙う投手陣もファームには多くいることから、今後、彼らにチャンスが回って来る可能性もあるだろう。 6日からは千葉・ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと3連戦。今年のオリックスはマリンで1勝もしていないこともあり、今回が今シーズン最後のマリンでのロッテ戦に向けて、中嶋監督代行は「ロッテにはやられっぱなしなんで、みんなで勝ちに行く」と気合いが入っている。9日からは北海道・札幌ドームで北海道日本ハムと3連戦が控えており、オリックスの「上位イジメ」を期待したい。(どら増田)
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分