社会
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社会 2012年10月01日 11時00分
泣きっ面にハチ 栃木・矢板市 シャープ工場縮小に続き 放射性廃棄物最終処分場選定(1)
(ノンフィクションライター・小野一光) 栃木県矢板市塩田地区の住民が怒り心頭に発している。裏山に放射性物質にまみれた廃棄物の最終処分場ができることとなり、原発事故で故郷を追われた福島県民の二の舞いになりかねないと、眠れない日々が続いているからだ。 9月3日、横光克彦環境副大臣は予告なしで栃木県矢板市を訪れ、遠藤忠市長に対して矢板市塩田地区の国有林を、県内で発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場の建設候補地にすると伝えた。 横光副大臣の説明は、群馬、茨城、千葉の各県でも同様の計画がある中で初めて、具体的な最終処分場の候補地を明らかにしたもの。そのため計画実現の暁には、栃木県はそのトップを切ることになるが、遠藤市長の困惑は大きく、ただちに反対のコメントを表明したほどなのだ。 「最終処分場を、矢板市塩田地内の国有林を候補地にしたというので驚きと当惑を感じている。多くの市民の方が風評被害に苦しんでいる状況の中で、市民感情としても受け入れられない話で、しっかりお断りした」 ただ、この怒りはもっともな話と言わざるを得ない。 そもそも、矢板市にとって降って湧いた最終処分場の建設計画は、今年元旦に環境省が「放射性物質汚染対処特措法」を施行したのが発端。1キロ当たり8000ベクレル以上の放射性セシウム濃度を含む指定廃棄物の処分を、発生した都道府県で実施することが決定し、4月には横光副大臣が栃木県庁を訪問。福田富一知事が「指定廃棄物の処分場は国有地に建設する」との打診を了承したのだ。 だが、この時点ではまだ具体的な地名までは公表されていなかった。 「環境省は、その後栃木県内13地域の国有地をリストアップし、7月には関係13市町の担当者を県庁に集めて事前説明を行った。ただこの時には、どの地区が有力かも知らされず、説明会ものん気なものだったのです。ところが、9月に入ると『地形がなだらか』『施設整備に必要な最大4ヘクタールの土地が確保できる』『付近が伐採済みで、造成による動植物への影響も小さい』との理由から、突如、塩田地区に白羽の矢が立った。それで地元に熾烈な反対運動が巻き起こったのです」(地元紙記者) ちなみに、環境省が公表している処分場建設計画によると、2012年度中に建設候補地を選定し、住民説明会などを実施。2013年度前半に建設用地を取得、後半に造成工事着工。2014年度中半に完成工区から順次廃棄物の受け入れ開始−−となっている。 つまり、工程表に従えば、今回の最終処分場の選定は、明らかに予定通り。しかし、何の説明もないまま今回の選定を聞かされた住民にとっては寝耳に水で、地元には怒りの声が爆発しているのである。 曰く、塩田地区に生まれ、農業一筋に生きてきた60代男性はこう語る。 「ムジナやイノシシに影響ねぇーから造んだとぉ。んだらば人間はどうなってもいいつぅのげぇー。処分場ができる山のふもとにゃダムがあり、おれら農民はその水を使ってコメを作ってんだ。その水が汚染されたら食っちゃいげねぇべ」 また、別の男性は記者にこう食って掛かったほど。 「国の土地だけぇ、何を造ろうと住民には関係ねぇ。問答無用だっつーのは順序が逆だっぺ。役人がここさ来て、住民が納得するまで説明し、そのうえで決めんのが道理っつぅもんだろ」 住民らのこうした怒りは、どこまでも理にかなった話としか言いようがない。
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社会 2012年09月30日 16時00分
6億円強奪事件カンボジアで主犯格拘束の一方で 裁かれた実行犯の分け前の使い道
昨年5月、東京・立川市の警備会社『日月警備保障』で現金約6億円が奪われた“6億円事件”に、9月15日、大きな動きがあった。主犯格の一人とされる男が逃走先のカンボジアで身柄を拘束されたのである。男の名前は西沢健司(44)。事件直後から海外に逃亡しており、警視庁は逮捕状を取ってICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際手配していたのだった。 その一方で、10日からは東京地裁立川支部で実行犯である渡辺豊被告(42)の裁判員裁判が行われていた。 「法廷に現れた渡辺被告は終始猫背でうつ向いており、共犯らが証人出廷しても顔を向けることもなく、意識して目を合わせないようにしているようでした。メガネに白いシャツ、ジーンズと、格好も小綺麗。報じられていたコワモテの風貌とはほど遠い“草食系男子”に見えました」(司法記者) 渡辺被告は、事件当日に勤務していた警備員に大けがを負わせたことについて「もみ合いの中で刺さってしまった」と主張。また、調書でも「警備員は抵抗しないように教育されていると聞いていたが、気付かれると大声で叫び出し、飛びかかってきて両腕で体をつかんできた。話が全然違う」と、気が動転した上での犯行だったとしている。 さらに、加担したいきさつについても「軽い気持ちで『やりますよ』と言ったので断れなかった」と、乗り気でなかったかのように話す渡辺被告。しかし、証人出廷した共犯者は、事件後の渡辺被告の様子についてこう語ったのだ。 「犯行後に渡辺に会ったとき、国内犯罪史上最高といわれる被害額について『もし抜かれたらまたやりますよ』って言ってました。そんな話しないほうがいいよ、と言うと、渡辺は私に『ビビってるんですか? 人を刺す感触は忘れられないです。クセになりますよ』と」 そんな“ノリノリ発言”を暴露された渡辺被告は、うなだれるばかりだったという。 「3000万円程度の分け前のうち、デリヘル利用14回、計66万円を使っていることも明かされましたしね。他にも“強盗のカネ”だからと、約700万円は重りをつけて海に沈めた、と語っていましたが、残りのカネの使い道はわからないままです」(前出・司法記者) 渡辺被告には懲役20年が求刑されている。強奪金のうち約3億6000万円の行方については完全に不明。西沢容疑者によって明らかになるか。
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社会 2012年09月29日 17時59分
元小学校長の75歳塾講師が女子中学生にわいせつ行為
なんとも、許しがたい事件が起きてしまった。 警視庁昭島署は9月27日までに、学習塾で女子中学生にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで、東京都あきる野市の元公立小学校校長の無職・石田稔容疑者(75=東京都あきる野市上代継)を逮捕した。同署によると、石田容疑者は「性的欲求を満たすためにやった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は今年7月下旬、アルバイトで講師をしていた昭島市の学習塾の教室で、生徒の女子中学生を抱き寄せ、胸を触り、口にキスした疑い。授業は90分間のマンツーマンレッスンが原則。犯行当時も石田容疑者と被害生徒の2人だけだった。 石田容疑者はあきる野市立の中学校教諭などを経て、2校の同市立小学校の校長を務めた。退職後、08年12月の開校時から、この塾でアルバイトを始めた。10年4月から女子中学生の授業を担当。同署の調べによると、1年以上前からわいせつ行為を始め、徐々にエスカレート。耐えかねた女子生徒が両親に被害を報告し、両親が同署に被害届を提出した。発覚後の8月、石田容疑者は塾から解雇された。 被害を受けた女子生徒は「他の子も同じことをされていた」と話しており、同署は余罪を追及する方針。 塾の総務担当は「あってはいけないこと。今後の対応策を検討する」としている。 まさに、密室という閉ざされた空間で起きた事件。講師という立場を利用し、性欲のはけ口を教え子に求めた石田容疑者の行為は、教育者として許されるものではない。(蔵元英二)
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社会 2012年09月29日 16時00分
バッグ監禁大学生のロリコンぶり
9月4日夜、広島市内で塾帰りの女の子を旅行バッグに押し込んで連れ去ろうとして、監禁・未成年者略取などの容疑で逮捕・送検された成城大学2年生、小玉智裕容疑者(20)。そのロリコンぶりが明らかになりつつある。 「夏休みだった小玉容疑者は、7月29日から広島市内に住む祖父母宅を訪れ、8月21日からは広島の合宿自動車教習所に通い、犯行当日の9月4日午前中に卒業検定に合格。その後、教習所が手配していたホテルとは別のホテルにチェックインし、女の子の物色。午後8時半過ぎにバス停で母親を待っていた小学6年生の女児(12)にナイフを突きつけ、旅行バッグ(高さ奥行き各30センチ、横70センチ)に押し込めてタクシーでホテルへ連れ込もうとしたのです」(社会部記者) 小玉容疑者は広島市で小学生高学年までを過ごし、その後、両親とともに福岡市へ移住し中学・高校と過ごした。当時は「温和で真面目な生徒で、友人たちとも普通に交流する子だった」(知人)という。 高校時代の成績は優秀で、推薦で大学へ進学。居合いのサークルに所属し、10万円以上もする模擬刀を購入するなど活動に力を入れていたが、両親が離婚してからは元来内向的だった性格が再び顔を出し始めたという。 「その頃からあまり大学にも行かず、パソコンでオンラインゲームをしたり、美少女アニメの『プリキュア』にはまるようになった。外出したかと思えば、秋葉原のメイド喫茶に出向いていたようです。家宅捜索では幼女の監禁調教モノのアニメ動画も押収され、ネットの動画共有サービス『ニコニコ動画』のプロフィール欄には、将来の夢を《JC(女子中学生)になること》としている。少女への執着が垣間見えます」(同) 自動車の免許を取得し、フェイスブックでは「どの車を買って、助手席に誰を乗せようか」と考える傍ら、鞄と結束紐、果物ナイフなどを予め用意する周到ぶり。“助手席”に乗せたかったのは少女だったのか。
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社会 2012年09月29日 15時00分
これでいいのか! 庶民を欺く天下り独立行政法人のバカ高給料明細(3)
さらに、これが原因で独法が国から請け負った事業を公益法人などに丸投げし、役員報酬分相当の利益などを“中抜き”する構図も出来上がっている。やりたい放題の血税の乱用が行われているのである。 「たとえば、国交省所管の『住宅金融支援機構』は、民業圧迫の批判から『住宅金融公庫』が廃止されてできたものですが、天下りを送り込む国交省などの支援もあり『フラット35』などの事業は残されました。ところが、この事業を精査すると民間なら3人で済む仕事を1000人でやっているのです。また、同じ国交省が所管する『都市再生機構』(UR都市機構)は、'08年度までの2年間で1000億円前後を随意契約で流した結果、25のファミリー企業は、同年度末時点で総額580億円近くを剰余金・内部留保として溜め込んでいました。このようなケースは独法にゴマンとあるはずなのです」(前出・ジャーナリスト) しかも独法は、民間会社と同じような収益事業を行っても、法人税や所得税を一銭も支払う必要がない。傘下の公益法人も、法人税率22%と優遇されている状態なのである。 もっとも、こうした現状には「政治の責任」が大きいと言わざるを得ない。というのも、民主党は「天下りの根絶」を訴えて政権交代をもぎ取ったはずで、その公約を消費税増税同様“反故”にしてきた感が否めないのだ。 民主党離党議員が、菅政権下で行われた「天下りの実態調査」をもとに、こう語る。 「政権交代後の'09年9月から1年間に公益法人や独法など政府関連法人に天下ったのは、現役出向を含む延べ4240人。一方、民間企業への天下りは'09年9月から'11年1月1日の間に、幹部クラスだけで延べ101人に上る。その半数以上の61人が、菅政権の発足した'10年6月以降に天下っているのです。その理由は、『政権交代後は天下りができないだろう』と警戒していた役人たちが、菅政権なら大丈夫だと豹変したからです。それを追及された菅首相は、当時『斡旋していないから問題ない!』と居直った。菅政権は、シロアリを故意に容認するという大罪を犯したのです」 要は、当初掲げた「天下り根絶」のマニフェストはお題目で、民主党政権はシロアリ官僚たちの天下りを知りながら見逃してきた経緯があるのだ。 こんな詐欺政治家と、シロアリ官僚たちが血税で私腹を肥やしていることに、納税者たちはもっと怒るべきなのだ!
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社会 2012年09月29日 15時00分
“プロレス放り出し”批判に反論 大阪・和泉市覆面市議スペル・デルフィンを直撃!
沖縄プロレスの前社長で覆面レスラーのスペル・デルフィン氏(44)が、9月9日投票の大阪府和泉市議選で見事、初当選を果たした。ところが、その転身に思わぬ批判の声が上がっている。 もともと、同氏は『大阪プロレス』の創始者だったが、'06年に沖縄の「ビジネスサポート事業」に選ばれ、突如、団体を売却。'08年に夫人の故郷、沖縄県で『沖縄プロレス』を旗揚げした経緯を持っている。 そのためか、今回の政治家転身に一部からは、「コロコロと転身するヤツ」「綺麗ごとを言っているが、大阪や沖縄プロレスを投げ出して政治に逃げた」といった批判が飛び出しているのだ。 そこで本誌はコトの真相を確かめるために、当選間もない同氏を直撃してみた。以下はその一問一答だ。 −−主催する『沖縄プロレス』の活動停止が、政界進出の動機との批判があるが。 「そういう声は認識している。ただ、沖縄プロレスを閉めたのは、あくまでも地元のサポート事業の契約満了によるもの。団体をクローズして、今後は故郷・和泉市に恩返しがしたい、そう考えていた時に選挙があった、ということです」 −−議員としての自信は? 「政治もプロレスも基本は経営。僕は経営者として失敗していないから、議員活動にも自信があります。今後は知名度をフルに活用し、青少年育成、プロ・アスリートの育成、老人福祉問題に全力で取り組みます。和泉市の知名度アップに貢献できれば、言うことはない」 −−今後レスラー活動は? 「セミ・リタイアです。やっても年に数回ぐらい。そもそも市会議員は片手間でやれるような仕事ではない。そんなことしたら、税金を払う市民に失礼ですよ」 話を聞く限りデルフィン氏は、批判は承知しているものの、今や市議の道に邁進しているようなのだ。 もっとも、同氏にはさらなる問題も浮上している。 デルフィン氏は元岩手県議のザ・グレート・サスケと同じく、議会でもマスク着用を公言しているが、これには市議から「脱ぐべき」との声が上がっている。また、『日本維新の会』からの招集も噂され、議会関係者を当惑させているのだ。 「関係ない。橋下さんは大阪が舞台。僕は和泉市だけを盛り上げていきます!」 デルフィン氏はこう語るが、現役時代は空中戦が得意だった同氏にも、今や敵が少なくない。議会というリングでは、果たしてどんな闘いを見せるのか。
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社会 2012年09月28日 16時00分
ついに初逮捕者 被害が続出していた スチュワーデス機内盗撮映像の中身(2)
例えば、明らかに機内サービスのために客に寄ってきたスッチーの胸元を狙った画像。 「機内食を配膳するとき、スッチーは前かがみになり、胸の膨らみも楽しめますからね。それにしても、本人を目の前にして“接写”できるのというは、相当捕まらない自信がある証拠でしょう」(盗撮事情に詳しいライター) この機内サービスの際、彼女たちの背後からスカートの中を狙う輩も多い。タイトスカートの真下から覗き込む形で、パンティーをモロに捉えているものもあるのだ。 「明らかに靴先に小型カメラを仕込んだ手法、つまり“逆さ撮りパンチラ”ものも見受けられます。電車内やエスカレーター盗撮でよく使われるのですが、街角の場合、女性のスカートの真下に足を差し込むのは不自然な動きになってしまい、周囲に気づかれる場合が多いんです」(同) しかし、そこは無法地帯の飛行機内。盗撮者もバレても問題ないと踏んでいるのか、大胆に激撮できるのだ。 さらには、機体の出入口付近のスッチー専用の正面の“お見合い席”から狙ったものも晒されていた。スカートから伸びる美脚はもちろん、その奥にある三角地帯にしっかりピントが合っている画像も多数発見。着席時、身動きが取れないスッチーに狙いを定めるという悪質さを感じる。 こうした盗撮画像は、ネットで検索すると数え切れないほどヒットし、「ざっと隠し撮りされた制服を見ても、ほとんどの航空会社のスッチーが被害に遭っている」(前出・航空会社関係者)という。 また、今回の事件で盗撮者が使用していたのは、ボールペン型カメラ。これは動画も可能で、静止画と違いリアルな光景も撮影しやすい。 「一昔前は、この手のマニアックな撮影機器は秋葉原の電気街などで売られていましたが、今やネット通販で簡単に手に入ってしまいますからね。値段も5000円前後と、決して高価なものではないんです」(前出・盗撮事情に詳しいライター) ペン型カメラ以外にも、「100円ライター型」や「腕時計型」なども販売され、マニアならずとも、これらを手に入れ悪用する輩があちこちに氾濫しているのが現状だ。 前出の橘さんは切に願う。 「今回の件で、これまで見過ごされてきた機内の盗撮行為に歯止めがかかればいいんですけど…。それでも、この業界は格安航空会社も出てきて、お客様の争奪戦が激しくなっていますからね。強く言えない私たちの立場を、少しでもご理解していただけたらと思っています」 無防備なスッチーたちの不安が消える日は来るのだろうか。
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社会 2012年09月28日 15時00分
これでいいのか! 庶民を欺く天下り独立行政法人のバカ高給料明細(2)
ちなみに、原発関連団体が上位入りしているのには、こんな理由があるという。 「原発関連団体は天下りの巣窟で、そこの住人はまさに原発をエサとする“ゴジラ”といえます。国は『電源三法』をタテに、交付金やハコモノ建設補助などの“アメ玉作戦”で、自治体や住民を籠絡してきた。それらの先兵役が天下り団体で、前出の2団体のほかにも『日本立地センター』、『電源地域振興センター』、『日本原子力産業協会』、『核物質管理センター』、『海外電力調査会』なんてものまであり、その数は雲霞のごとくという有様です。共通するのは理事クラスに旧通産省、科技庁、文科省出身者が名を連ね、年収で1000万円から1500万円も得ていること。しかし、やっていることといえば、『日本立地センター』などは、地元住民向けのセミナーやクイズ大会、メディアへの安全性のアピールなど愚にもつかないことばかり。その費用が電力料金に上乗せされてきたんです」(原発問題に詳しい経済アナリスト) ただ、これだけ多くの団体が税金で原子力政策を推進しながら、いざ原発事故が起きた時に何の役にも立たなかったのは、国民の誰もが知り抜いているところ。甘い蜜を吸い続けた官僚OBたちは、まさに“無用の長物”といえるのである。 一方、現在、独法は全部で102あるが、造幣局や印刷局など国の事業部門が切り離されて独法化された法人と、特殊法人を出自とするものに大別される。うち旧特殊法人グループに問題が多いと会計検査院の検査官が指摘したことがあり、これが「天下りの温床」となっているのだ。 財務省担当記者が言う。 「特殊法人改革の切り札として登場したはずの独法が、事実上『第2の特殊法人』にバケてしまったのです。旧特法が行う事業の契約のほとんどが身内との随意契約でしたが、看板は変わってもその体質は全く変わっていないと検査院は指摘したのです」 ただし、それも無理からぬ話と言うほかはない。 そもそも独法の存在意義は、高額報酬を約束された官僚OBの天下りポストを確保することにある。したがって必然的に独法への流入だけでなく、独法自らが出資する関連会社や公益法人へも独法OBの天下りが行われ、禁止されたはずの「渡り」が常態化しているのだ。
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社会 2012年09月28日 11時45分
有名私立校教諭が相次ぎわいせつ行為
昨日、現職警察官による万引き事件が、相次ぎ起きたことを報じたが、今度は有名私立校教諭が相次いで、わいせつ行為をしていたことが分かった。 逮捕されたのは、青山学院中等部(東京都渋谷区)と、早稲田高校(新宿区)の男性教諭。ともに、誰しもが知る名門校だ。 まず、警視庁成城署は9月20日、世田谷区の路上で7月7日午前0時40分頃、帰宅途中の女子高生(17)につきまとい、背後から尻を触り、胸元に1万円札を差し入れたとして、青山学院中等部の教諭の男(33)を都迷惑防止条例違反容疑で逮捕した。 同署によると、男は「声を掛けたら話をしてくれると思ったが、相手にされなかった。1万円札を出して気を引こうと思った」と供述している。当時、男は酒に酔っていたが「意識はあった」と話しているという。 青山学院の調査によると、男は運動部の顧問も務めており、学校の同僚との飲み会で飲酒し、最寄り駅から自宅に帰る途中だった。ただ、「女子高生の体を触れたことは事実。でも、触れたのは肩とかで、尻ではない」と説明しているという。 青学広報部は「不祥事を深くお詫びします。事実関係を確認し、厳正な処分をします」と話している。 次に、警視庁巣鴨署は20日、4月に文京区の自宅で女子高生(17)にわいせつな行為をしたとして、都青少年健全育成条例違反の疑いで早稲田高校の教諭の男(37)を逮捕した。 両署によると、2人とも容疑を大筋で認め、既に釈放されている。 この2つの件は、いずれも事情が異なり、一様に比べることはできないが、教育者にあるまじき行為であることは間違いない。(蔵元英二)
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社会 2012年09月28日 11時22分
マイクロソフトのB・ゲイツが軽井沢に巨大別荘建設の“真意”
中軽井沢・千ヶ滝西地区という場所で、米マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が巨大な別荘を建てているという噂が走ったのは今春のこと。 敷地面積は約2万平方メートル。坪数に換算すると約6000坪というから、いやが応でも目立ってしまう。そして、噂は事実だった。 「当初は、IT業界の大物が、成功を自慢しようと建設していると思われていた。ところが、ある週刊誌が役所を調べると、ビル個人のものとわかった。大富豪でも節税目的で、保有する法人組織に不動産を購入させる連中は少なくない。さすがビルは自分名義で登記していたわけですから、関係者をうならせていますよ」(全国紙社会部記者) 地上2階、地下1階、屋上にはヘリポートが建設されるようだ。13年中にも完成の予定。もともとこの敷地には旧三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)が『軽井沢寮』として保有。その後、ベンチャー企業の未来技術研究所が『影絵プラネット』というギャラリーを運営していた。 「ビルは、美術館兼個人別荘として使うという。広い世界で、なぜ軽井沢を選んだのか。それは、ビルが心酔するジョン・レノンがひんぱんに訪れていた場所だからです。ビルも何度かきてすっかり気に入ったようです」(消息通) 週刊誌や写真誌が欲しいショットは、ビルがヘリコプターから降り立ち、現場に指示を出しているところだろう。 「ある有力週刊誌は、世紀の大物なので何としてでも決定的瞬間が欲しい。そこで担当編集者が現地を足繁く訪れ、近所の若者に、ビルが来たら撮ってくれ、とカメラを渡したりしています」(出版界事情通) それにしても豪勢な別荘を建てるビルの“真意”とは何か。これからの派手な取材合戦に目が離せない。
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社会
都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
2007年04月02日 15時00分
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都知事選特集 占い師対決
2007年04月02日 15時00分
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谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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社会
都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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社会
桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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社会
都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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社会
ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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社会
丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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社会
石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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社会
上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分