-
芸能 2019年11月26日 12時00分
楽しんご、ク・ハラさん追悼投稿に賛否「売名行為」「わざわざ写真アップ?」苦言集まる
韓国の人気アイドルグループ「KARA」の元メンバーであったク・ハラさんが、11月24日に自宅で遺体で発見された。後に遺書と見られるメモが見つかったと報じられており、自殺と見られる。 ハラさんは、死の5日前の11月19日には日本でソロライブを行っていたばかりだった。この時、楽屋を訪れた様子を楽しんごがツイッターとインスタグラムにアップし、賛否両論を呼んでいる。楽しんごは「5日前、お会いした時は最高の笑顔で握手してくれました。あの時から自殺を考えてたと考えると、とても悲しく思います」「人の死は突然だと改めて思います。ご冥福をお祈り申し上げます」と書き込んだ。ツイートがなされたのは24日の夜10時ごろであり、第一報が出た直後に書き込んだものと見られる。 これを受け、ネット上では「ニュースを見てびっくりしました。驚きと悲しみが隠しきれません」「ウソだって思いたい。今も苦しいです」「人の心の中にある闇は決して周りの人には分からないものなのでしょうね」といった悲しみのコメントが寄せられていた。 しかし、一方では「これ、わざわざ写真アップすることかな。文字だけの報告でよくないか?」「これって売名行為以外の何者でもないよね。そっとしておいてほしい」といった声が聞かれた。楽しんごは19日にはライブへ行った様子も報告しており、同じ写真を使い回した追悼書き込みが、物議を醸し出してしまったのは確かだろう。 楽しんごと言えば、吉本興業の一連の闇営業問題が明るみになった時に、すでにその2か月前に闇営業が問題視され解雇になっていたと複数のメディアに報じられていた。現在のツイッターの肩書は「時給日本一整体師」とも名乗っており、それなりに活動は順調なようだ。そうしたポジティブな空間に、唐突にハラさんの追悼ツイートが登場したのに違和感を持った人間が多いようだ。記事内の引用について楽しんごのツイッターよりhttps://twitter.com/teyan_dei楽しんごのインスタグラムよりhttps://www.instagram.com/tanoshingo.official/
-
芸能 2019年11月26日 12時00分
美女ざんまい「実話劇場」 朝日奈藍インタビュー
『花はおそかった』や小林幸子とのデュエット曲『もしかしてPARTⅡ』で知られる昭和の名歌手・美樹克彦(71)。その長女として生まれた朝日奈藍が、こんなにもセクシーに育っていた!! 彼女は現在、アイドルユニットでの歌手活動やイメージDVDのモデルとして活動中だが、このたび「男装ユニット」なるものにも挑戦。マルチな活躍を見せている。――デビュー作は6年前のデジタル写真集『MILK』。最初からグラビアモデルを目指していた?藍 いいえ。初めは演技や歌の勉強をしていました。でも、どんなに稽古をしても、舞台に立つと本番に弱くて(笑)。歌に関しても、父親からは「下手」と言われていたので、その道もないのかなと思っていました。そんな時、18歳になってパチンコ店のアルバイトを始めたんです。コンパニオンとしてお客さんにコーヒーを配る仕事でした。そのうち、エヴァンゲリオンのコスプレをしてマイクパフォーマンスもするようになって、いろんな衣装を着させてもらい楽しかったんです。そこからグラビアに興味を持つようになりました。「そういえば私、カラダだけはホメられてきた。スタイルにも自信がある!」と。――歌を「下手」と言った両親も、カラダのことはホメてくれたわけだ。藍 はい。腰のクビレと肌の白さがいいよねって。――’16年からアイドルユニット『白星☆ウィクトーリア』に参加。これは野球がコンセプトなんだとか?藍 はい。千葉ロッテマリーンズの球団ソングでもある『野球があるから』を唯一、公認で歌わせてもらっています。歌手活動で言うと、昨年は『ヒーローに花束を』という新曲CDもリリースしましたし、自分たちで作った新曲『今日も白星』というMVがYouTubeで流れています。私自身は、ソロ歌手としても『YOSAKOI ENERGY』と『シンママ応援華』をiTunesで発売してます。――歌手活動が多いようだけど、お父さんの評価は?藍 初めて人前で歌った時、父のことを話したんです。「歌手の娘が歌うのはハードルが高い。昔から歌が下手だと言われてきた人生でした」って。そしたら、それを見に来ていた父が、「確かに、プロの目から見たら下手だけど、一般的には上手い方だよ」と言ってくれたんです。そこから自信がつきました♪――今年9月からは男装のアイドルユニットとしても活動を開始。意外と似合ってますね。藍 『1682(イロハニ)』というユニットで、「和」をコンセプトにした6人組です。詰め襟の学ランを着て、月見夜零として活動しています。男装すること自体は昔から嫌いじゃなかったんですよね。父の曲『もしかしてPARTⅡ』をカバーした歌謡曲ユニットもやっていて、私は父のパートを歌っています。――男装してみた感想は?藍 女の子のことが可愛らしく見えるようになりました。こういう仕草ってキュンとくるんだなと、男性目線で判断するようにもなりましたね。――可愛い女の子とエッチなことをしてみたいとは思わない?藍 それはないなぁ(笑)。まだ2カ月くらいなので。――男の方が好き、ということかな…。藍 そうは言ってないですよぉ(笑)。 藍は4人弟妹の長女。二女は舞台女優として活動し、弟は一時、ジャニーズ事務所にも所属していたが、現在は声優を目指して修行中だという。いわゆる二世タレントだが、事務所も当人も、あんまり推しにしていないところが奥ゆかしい!?★男子につけられたあだ名は…――おっぱいは現在Fカップ。男子からはエロい目で見られたのでは?藍 中2でEカップくらいあったので、運動会がとても嫌でした。揺れるのを見られたくないから障害物競走しか出ませんでしたね。それでも、裏では変なあだ名をつけられていたんです。――なんて?藍 マシュマロ。――白いから? それとも感触!?藍 両方だと思います。私のカップがいくつなのかを当てるゲームを女の子も交えてやっていたらしく、ある日、クラスメイトが聞いてきたんです。Eだよと教えたら、一気にそのことが広まって。たぶん、触ったことのある女の子がマシュマロに例えたんでしょうね。――そんなエロ目線を克服できたのはどうして?藍 ある時、仲のいい友だちに「スタイルいいよねぇ。クビレがすごい!」と言われたのがきっかけでした。同性にホメられたのが嬉しかったんだと思います。ただ、それでもやっぱりコンプレックスがあって…。――なんでしょう。藍 乳首がすっごく小さいんです。自分でも薄々、そうかなとは思っていたんですが、友だちと温泉とかに行くと、「私の、小さすぎない?」って。茹でる前の小豆くらいなんですよ。――そこはむしろ自慢していいパーツでしょう。そういうキャラがオヤジモテしそうだね。藍 それがあんまり。ナンパはされるし、キャバクラのキャッチにもよく誘われましたけど、それってモテるのと違うじゃないですか。どちらかというと、「遊んでみたいタイプ」なんじゃないですか?――1回くらいは寝てみたい、みたいな?藍 その対象であることはすごく嬉しいんですけどね。――写真集やDVDでオカズにされることも平気?藍 はい、全然OKです。私でよろしければ(笑)。――よかった。DVDの中ではどこまでセクシーにやってるの?藍 自分が求めるのは「エロカッコイイ」なので、そこまでエロくないです。親に見せられない作品には出ないと決めているので。ヘアヌードは無理かなぁ。――現在、29歳。結婚を考えることは?藍 願望はあるんですけど、向いてない気がしているんです。掃除や洗濯もあまりしないし、料理も壊滅的なんです。――そうなると、新妻がやれることといったら…。藍 ハハハ。変な風に妄想しないでくださいね。まぁ、もし結婚しても、私のことは置物だと思っていただければ幸いです(笑)。実際、母もそうだったらしいんですよ。父と結婚する時に祖父が「うちの娘は使おうと思っても使えないから、置物だと思ってくれ」と言われたらしくて。そこは私も受け継いじゃいました♪◆あさひな・あい 1989年12月8日生まれ。T155、B85・W58・H88。
-
芸能 2019年11月26日 11時55分
Mattがネイルクイーンに、化粧は3時間 今後は本業に力を入れる宣言?
元プロ野球巨人の桑田真澄氏の次男でモデルのMattが25日、モデルで女優の泉里香、女優の大友花恋、フリークライマーで東京五輪代表の野口啓代と「ネイルクイーン2019」に選出され、都内で行われた授賞式に出席した。 Mattは爪に羽を装着して登壇。「このような賞をいただけて光栄です。いつもシンプルなものが多いんですけど、今日は羽をつけてみました。ずっとエンジェルになりたかったんです」とコメント。「小さい頃から手がきれいで褒められたんです。ネイルを始めたのは一年前。こんなに早く賞をいただけると思わなかったので嬉しかったです」と嬉しそうに受賞の喜びを語る。 ネイルに関して「月二回はサロンに行ってお手入れしています」とも明かし、「僕は化粧には3時間かけるんです。やる気が必要になるんですけど、綺麗なネイルが手にあると、それを見るだけで頑張ろうって思える。やる気をもらえる美容のツールとしてもネイルは素晴らしいです」と持論を展開。 今後のタレントとしての活動の展望についても「本業の音楽をやりたいと思っています。いろんな分野できらきら輝けるよう頑張っていきたいです。ネイルは自分のやる気を出させてもらえるアイテム。これからもキラキラ輝いていきたい」と話すなどやる気十分。 大友も「小さい頃から趣味の一つとして楽しんでいたネイルでこのような賞をもらえるとは思いもしませんでした。この賞をもらったことでネイルがより大切な存在になりました」と満面の笑み。「今年20歳。今までと大きく変わった部分はないんですけど、こういう賞をもらったり素敵なスタイリングをしてもらえるようになって、わたし自身がそれに見合うような人間になりたいと思います」と意気込み。 泉も「先端がきれいだと、仕草も綺麗に見える。そういうところを心掛けるようにしています。わたしにとっては気分を上げてくれる大好きなパーツです」と自身のネイル観を披露。野口も「すごく嬉しいです。ネイルは大好き。光栄に思っています」と受賞の喜びを語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
-
-
スポーツ 2019年11月26日 11時30分
阪神、巨人共に惨敗? 「優勝のカギ」となる中継ぎ助っ人の確保が難航しているワケ
阪神、巨人ともに“惨敗”ということのようだ。 「感触は悪くないですね」 阪神・谷本修球団本部長が中継ぎエースのピアース・ジョンソン(28)との残留交渉について打ち明けた(11月25日)。今オフ、阪神は国内FA市場にタッチしないと宣言している。長く先発ローテーションを支えてくれたメッセンジャーの引退、いまだ出口の見えない藤浪晋太郎の不振。計算の立つ先発投手が西勇輝しかいない阪神にとって、頼りになる中継ぎ投手は絶対に必要で、FA市場への不参戦は「ジョンソンの残留交渉に集中するため」と言っても過言ではなかった。 「本部長のコメントだと見通しは明るいようですが、時間との勝負になってきました。保留選手名簿の提出期限は11月末。それまでにジョンソンとの残留交渉をまとめなければ、本当にヤバイ。他球団もジョンソンとの交渉が可能となります」(在阪記者) 本部長発言と同時に、東京からは全く異なる情報が発信された。 「巨人もジョンソン、そして、中日の中継ぎ左腕のロドリゲスに興味を示していました。なのに、その巨人が両外国人投手と交渉しないようなんです」(球界関係者) ジョンソンの阪神残留が確定的だからではない。ジョンソン、ロドリゲスはメジャーリーグ帰還を第一希望とし、エージェントに「その方向で話をまとめてほしい」と伝えていた。その情報をキャッチした巨人は、補強の軌道修正を始めているというのだ。 「阪神は8月に外国人選手を途中獲得しなければならず、渉外担当者をアメリカに派遣しました。でも、渉外担当者はジョンソンの代理人と接触することを優先するよう、厳命されていました」(前出・同) 本部長の前向きな発言はファンを失望させないために出たものなのかもしれない。 セ・リーグ中継ぎ投手の“チーム貢献度”も表すホールドポイントのランキングは以下の通り。※ ※1位 ロドリゲス(中日) 442位 ジョンソン(阪神) 423位 エスコバー(DeNA) 38※ ※ 7位・ハフ(ヤクルト)、9位・フランスア(広島)、10位・マクガフ(ヤクルト)と続き、上位10傑のうち、6人が外国人投手となっている。連投も可能なタフな外国人セットアッパーの獲得が「優勝のカギ」となりつつある。 矢野燿大監督に近い関係者によれば、「ジョンソン残留」と聞かされていたそうだ。「話が違う!」と激昂するかもしれない。 海の向こう、アメリカでは選手の移籍交渉を行うウインターミーティングが始まる(現地時間12月9日〜12日)。阪神、巨人の渉外担当者が現地で鉢合わせなんてことも…。高年俸を吹っ掛けてくる悪徳代理人に騙されないよう、一時休戦としたほうが良さそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
社会 2019年11月26日 06時00分
黙とうの最中、参加者の頭上にロケット花火を放った男を逮捕 「愚か者」とネットで非難の嵐
「黙とう」の呼び掛けがなされたときは、目を閉じて、音を立てずに祈りをささげるものだが、海外には信じられない方法で「黙とう」をする人がいるようだ。 海外ニュースサイト『Daily Mail』と『Metro』は11月11日、黙とうの最中、ロケット花火を放った疑いで、38歳の男が逮捕されたとそれぞれ報じた。 記事によると、イギリス・マンチェスターに近いサルフォードで11月10日、戦没者追悼記念式典が開催された。退役軍人を含む数百人が参加していたという。式典の終盤、黙とうの呼びかけとともに、参加者らは起立し、神妙な面持ちで黙とうをささげていた。そのとき、突然、ロケット花火の爆発音が鳴り響いたという。 ロケット花火は、参加者の頭上15フィート(約4.7メートル)付近で爆発。明らかに、道路を挟んだ向かいのパブから飛んできたものであったという。パブの2階には男が座っていたそうだ。 怒った参加者たちは、男をパブから引きずり出そうとして、現場は一時騒然。パブ内に強硬突入しようとしたが、現場にいた警察官に制止されたという。 パブの男はすぐさま逮捕され、公共施設で花火を発射させ、公序良俗に違反した罪で起訴されたという。翌日行われた裁判で、男は、ロケット花火を発射したことを認めつつ、「花火の発射は、人から頼まれてやったもの。敬意の印でもある。ロケット花火は、空砲を空に向かって撃つ弔砲と同じようなものだから」と釈明したという。 しかし、裁判官は、この男に有罪判決を言い渡し、16週間の禁固刑を命じた。 裁判官は、「正常な感覚を持つ人であれば、花火の発射を、敬意の印と考えたりはしない。式典に参加した人や、戦没者に対する敬意を著しく欠いている」と話し、男を非難した。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「さすがに黙とう中のロケット花火は不謹慎」「愚か者!ものの数分黙ってられないのか」「有罪は妥当。社会奉仕もさせよう。まずは慰霊碑の掃除からお願いします」「ロケット花火を敬意の印と思うとは、常識が無さすぎる」など男を非難する声であふれた。 海外には、黙とうの最中に花火を放ち、逮捕された人物が他にもいる。 海外のニュースサイト「The Times of Israel」が2018年4月18日に報じたところによると、イスラエルの都市ロッドに住む当時37歳の男が、戦没者追悼記念日に、黙とうのサイレンが鳴り響く中、花火を放った疑いで逮捕されたという。 ロッド市の市長は自身のSNS上で、「逮捕された男は、過激派として知られた存在で、ユダヤ人とアラブ人の共存を乱す活動を繰り返している。黙とうの最中に、何者かが花火を発射したと聞いたとき、真っ先にこの男の名前が頭に浮かんだ」と述べている。 しかし男は容疑を否認。事件当日は家族と一緒にいて、花火を発射できる状態ではなかったと主張しているという。なお、2019年11月現在、男にどのような判決が下ったかは分かっていない。 亡くなった方への敬意の表し方は人それぞれで、黙とうを強制することはできない。しかし、黙とうの最中は祈りをささげている人たちに配慮し、静かにするべきであろう。花火を発射するなど、断じて許されるものではない。記事内の引用についてSquatter, 38, is jailed for 16 weeks after he ruined a Remembrance Sunday two-minute silence by setting off fireworks into a crowd of veterans(『Daily Mail』より)https://www.dailymail.co.uk/news/article-7672303/Squatter-charged-setting-fireworks-crowd-veterans-Remembrance-Sunday.html‘Disrespectful’ man admits setting off fireworks during Remembrance service(『Metro』より)https://metro.co.uk/2019/11/11/disrespectful-man-admits-setting-off-fireworks-remembrance-service-11079034/Lod man arrested for shooting fireworks during Memorial Day moment of silence(『The Times of Israel』)よりhttps://www.timesofisrael.com/lod-man-arrested-for-shooting-fireworks-during-memorial-day-moment-of-silence/
-
-
社会 2019年11月26日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第346回 災害史の日本
日本の歴史は、自然災害との戦いであった。とはいえ、ユーラシア大陸と離れた島国であるため、外国からの「侵略」に備える必要はそれほどなかった。江戸末期まで、日本国が本格的な侵略を受けたのは、元寇のみだ。これは、世界史という視点から見ると、あくまで「例外中の例外」である。ユーラシアの国々は、災害ではなく侵略に備える形で、文明を進化させてきた。 筆者は11月前半、連合王国(イギリス)を訪れ、エジンバラ、ヨーク、リーズ、マンチェスター、リバプール、そしてロンドンと、各都市を回った。ちなみに、イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」で、略称はUK(連合王国)である。なぜ日本で「イギリス」と呼ぶのかといえば、ポルトガル語のイングランドが「イングレス」だったためである。 日本は最初に訪れた(というか漂着した)西欧人であるポルトガル人から、欧州情報を仕入れた。イングランドのポルトガル風読み「イングレス」が連合王国の呼び名になったのだが、イギリスはブリテン島のイングランド、ウェールズ、スコットランド、そしてアイルランド島の北アイルランドという4つの連合王国である。 ブリテン島のほぼ中央に位置するヨークは、美しい「城壁」で有名だ。街を囲む城壁の一部が、無傷で残っているのである。城壁に沿って歩くことができる街は、今ではそれほど残っていない。 ヨークの城壁は、街を「誰」から守るべく、建設されたのだろうか。もちろん「侵略者」である。そして、侵略者は頻繁に変わった。 元々、ヨークは「侵略」者である古代ローマ帝国の軍隊が築いたものである。五賢帝の1人、ハドリアヌス帝は、ブリテン視察の際にヨークに宮廷を構えている。ローマ人がヨークの城壁を築いたのは、北方のゲール人(スコット人など)の襲撃からブリタニア属州を守るためだった。 その後、ローマ人が撤退し、新たな「侵略」者であるアングル人、サクソン人が大陸から襲来。ヨークは七王国の1つ、ノーサンブリア王国の主要都市の1つとなる。 9世紀、ノース人(いわゆるヴァイキング)がブリテン島を急襲し、ヨークを獲得。「ヨルヴィーク」と改称された。 10世紀、イングランド王国のエドレッドがヨークを奪回。イングランドの再統一を果たす。ところが、11世紀、現英国王室の祖であるウィリアム1世のイングランド侵略、いわゆる「ノルマン・コンクエスト」により、ヨークは破壊されてしまう。 ノルマン朝が始まり、ようやく落ち着いたと思ったら、ピューリタン革命後の内戦時、ヨークは議会軍に包囲された。侵略者は、繰り返し襲来する。 また、訪英時に最初に訪れたエジンバラは、岩盤と石垣の城壁が入り乱れる、美しいエジンバラ城で有名である。エジンバラ城はそびえたつキャッスル・ロックという岩山の「上」にある。完全に、軍事目的の要塞だ。 世界遺産になっているスコットランドのエジンバラの旧市街もまた、丘の上に広がっている。真ん中に、キャッスル・ロックがそびえたち、その上にエジンバラ城がある。 旧市街やエジンバラ城がある丘の周囲は、元々は「堀」だった。堀を掘った目的は、もちろん侵略軍に対する「壁」であり、人びとは住みやすい平地(現・新市街)で暮らすことはできなかった。 スコットランド人が、何をそこまで恐れていたのかと言えば、もちろん「イングランド王国」の侵略である(※エジンバラを最初に拓いたのは、アングル人のノーサンブリア王国なのだが)。 ユーラシアの都市の多くは、分厚い、巨大な城壁で囲まれている。いざ、侵略者が地平線の向こう(あるいは水平線の向こう)から現れたとき、市民は城壁に閉じこもり「兵士」として戦う。さもなければ、生き延びられない。 侵略による身内や同胞の死は、記憶に残る。ブリテン島の住民を含む「大陸の人びと」は、侵略者に対する憎しみの記憶や恐怖を忘れず、城壁や要塞を建設することで、次なる侵略に備えようとした。 対する我が国は、ユーラシア文明史において唯一、侵略の歴史をほぼ持たず、代わりに「自然災害」という敵により、身内や同胞を殺され続けた。 自然災害は、本来は「誰か」を恨むべき災難ではない。台風や地震は人間ではないのだ。 とはいえ、現在の日本で繰り返される災害は、間違いなく「人災」である。政府が正しく防災投資を拡大し、民間が供給能力を引き上げる投資を蓄積していけば、救われた生命があり、失われずに済んだ財産があるのだ。 すでにご理解頂いているとは思うが、我が国は「予算や人手不足で防災インフラの整備ができない」のではない。政府が正しく予算を使わないからこそ、人手不足なのだ。 1997年以降、公共投資を半減させ、指名競争入札や談合を批判。労務単価を引き下げ、人材流出を加速させ、土木・建設の供給能力が著しく弱体化した段階で、「人手不足だから、公共投資はできない」 など、通るはずがない。日本という「災害史」の国において、土木・建設の供給能力が毀損したままで構わないのか。 そんなはずがないのである。 我が国は、連合王国とは異なり、人びとは歴史的に侵略を前提に生きる必要はなかった。とはいえ、日本人は災害という脅威には、常にさらされていた。それは、今も変わっていない。 我々にとって、防災投資はヨークの城壁や、エジンバラ城の建設と同じなのである。 生き残るために、何をするべきなのか。連合王国を初めとするユーラシア諸国は、侵略史。対する我が国は、災害史。人々を脅かす脅威は異なるが、根底は同じであることを理解しなければならない。 治水を初めとする防災投資を増やさない日本政府は、ヨークの壁を建設せず、エジンバラ城を平地に建てるようなものだ。つまりは、不作為の殺人者なのである。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
-
芸能 2019年11月25日 23時00分
戦略の効力が注目される沢尻エリカ容疑者の弁護団
合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者が、約1か月前に周囲に「スペインの事務所を畳もうと思っている」と打ち明けていたことを、一部スポーツ紙が報じた。 沢尻容疑者は2010年、当時拠点としていたスペインで個人事務所を設立したが、2011年に現在の事務所と契約。記事によると、現在、個人事務所はほとんど機能を果たしていないという。 「スペインと言えば、“パリピの聖地”とされるイビサ島を頻繁に訪れ、前夫との離婚成立前、現地で大麻インストラクターの肩書を持つ男性との交際が報じられていた。薬物にどっぷりとハマることになった沢尻容疑者の“黒歴史”はスペインでの生活に詰まっていた」(芸能記者) 記事によると、そんな地にある事務所を閉じることを決意した理由について、沢尻容疑者をよく知る友人は、薬物との関わりを断とうと決めたのでは、と推測しているというのだが…。 「記事を報じたスポーツ紙は、唯一沢尻容疑者の弁護団が沢尻容疑者に接見した様子を掲載。沢尻容疑者が所持していたMDMAが彼氏のものだったことや、その彼氏により沢尻容疑者が薬物にハマったことも報じているが、沢尻容疑者の“印象操作”をしようとしているのが窺える。26日で勾留期限を迎えるが、行われている毛髪鑑定がシロだったら不起訴で保釈されることになりそうだが、弁護団の戦略がどの程度の効果があったのかが気になるところ。不起訴になれば弁護団にはたっぷりと成功報酬が支払われることになりそうだ」(同) 25日の時点まで、沢尻容疑者は所属事務所からの契約を解除されていないが、不起訴になれば、そのまま契約を続行されるとみられている。 大河ドラマやCMの降板などで、すでに巨額の違約金の支払いが発生してしまっているが、事務所が再起をバックアップすることになりそうだ。
-
スポーツ 2019年11月25日 22時30分
オリックス、2020年サードユニは『ネイビー×全身ストライプ』 ファンフェスタが昨年より盛況のワケは?
オリックス・バファローズ『Bsファンフェスタ2019』▽24日 大阪・京セラドーム大阪 観衆18,995人 オリックスは毎年恒例のファン感謝祭『Bsファンフェスタ2019』を本拠地である大阪・京セラドーム大阪で開催し、2020年の新ユニフォームを発表した。 今シーズンからモデルチェンジしたホームとビジターのユニフォームは、デザインは変わらず、オールドスタイルのソックスにゴールドのラインが二本とBマークが入り、足元まで目立つ仕様に。 ファンクラブ特典として、2014年からファンの楽しみとなっているSpiritsユニ(サードユニフォーム)は、3年振りのネイビーベースになり、全身に白いストライプが…。また、今シーズン好評だった『Bs夏の陣2019』でお目見えした、“荒ぶる猛牛”をモチーフにしたセカンドロゴが胸元とキャップにあしらわれた。ストライプは阪急ブレーブス時代を意識したものだという。 モデルとして、“エース”山岡泰輔とともに着用した“神童”山本由伸は「白のストライプが印象的。生地もサラサラしてます」と話していたが、『勝紺(しょうこん)BE NAVE BE BUFFALOES』をテーマにしたこのユニフォームを本当の“勝ち色”に出来るかどうかは、若い猛牛戦士たちに懸かっている。 ファンフェスタでは、投手と野手の2チームに分かれて、綱引きや障害物競走、ラグビーのフリーキック対決など、ファンクラブ会員も参加する形で行われた他、京セラドーム大阪内の何処かで選手が必ずファンサービスを行うなど、球場内外にオリックスファンが集まっていた。エンディングでは若月健矢選手会長が「今年は最下位におわってしまいましたが、来年こそは優勝を目指して頑張ります」と力強く宣言して予定を大幅にオーバーした4時間超えのイベントは閉幕した。 オリックスのファンフェスタはここ数年、大阪マラソンとバッティングしていたため、動員に苦戦していたが、今年はバッティングを回避したこともあり、グッズショップをはじめ、ドーム内が例年に比べて混雑しており、サードユニフォームが発表された後には、ファンクラブの入会受付も行列が出来るなど大盛況だったと言っていいだろう。 ただ京セラドームは3万人以上収容できるだけに、来年はしっかりチームとして結果を残して、もっとスタンドにファンが集まるファンフェスタの開催を期待したい。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
-
芸能 2019年11月25日 22時00分
お笑い芸人が続々所属する芸能事務所『ライジング・アップ』の人気理由
遅まきながら、5月にお笑い界に参入した大手芸能プロダクション『ライジングプロ・ホールディングス』傘下の芸能事務所『ライジング・アップ』に、タレントが続々所属。テレビ界から「誰か大化けするのではないか」と注目されている。 「ライジングプロは安室奈美恵をはじめ、沖縄アクターズスクールのアーティストを次々に輩出して急成長した。プロモーションには定評がありますからね。大手プロを何らかの事情で辞めた芸人やフリーで活動していた人間を蘇生させるのではと期待されています」(お笑い番組プロデューサー) 所属第1号は、『オフィス北野』を退社したお笑いコンビ『マッハスピード豪速球』。師匠のビートたけしに所属を報告した際、「応援する」と言われたという。 「実は、たけしとライジングプロの平哲夫社長は浅からぬ縁があるんです」(中堅プロマネジャー) 1988年2月に『オフィス北野』を設立したたけし。自身は経営にタッチせず、所属タレントの1人として活動した。 「設立時の代表取締役には大手制作会社『東通』の舘幸雄社長が就任。役員にライジングプロの平社長が名を連ねたんです。その後、東通が倒産したため、舘氏と平氏は辞任した」(当時を知る女性誌記者) 97年に公開された北野武監督映画『HANA−BI』で長女・北野井子が芸能界デビュー。翌年6月に『X JAPAN』のYOSHIKIプロデュース&楽曲提供で『Begin』をリリースした。 「北野井子が所属したのは、ライジングプロだった」(お笑い番組関係者) ライジング・アップには、ホリプロ系事務所をクビになった漫才コンビ『真夜中クラシック』やピン芸人『トンペー』、フリーで活動していた『4000年に一度咲く金指』らがいる。 「最近では、5月にバラエティー部門を廃止した『オスカープロモーション』から『イタリアン』が加わった。メンバーの1人は“のびのびやれる”とブレークに意欲を燃やしていますよ」(お笑いタレント) お笑いの日は昇るか。
-
-
スポーツ 2019年11月25日 22時00分
新日本ワールドタッグリーグ、ライフブラッドが単独首位に!
新日本プロレス『ワールドタッグリーグ2019』▽23日 神奈川・カルッツかわさき 観衆1,833人 新日本プロレス『ワールドタッグリーグ2019』が23日、神奈川・カルッツかわさき(旧川崎市体育館)で開催された。 空前絶後の全16チームによる総当たりリーグ戦が連日続き、普段あまり見ることがない組み合わせが実現している。この日も真壁刀義&本間朋晃のG.B.Hが、現在は“和解”している矢野通&コルト・カパナと対戦。鈴木軍とバレットクラブのヒールユニット対決も2カード組まれていた。 鈴木軍とバレットクラブは『G1クライマックス』を除けばこれまであまり接点がなく、今シリーズは両陣営の対決が注目されている。まず、ザック・セイバーJr.&タイチが、KENTA&高橋裕二郎のバレットクラブ日本人コンビと対戦。鈴木みのる&ランス・アーチャーとの同門対決を制し、勢いに乗るザック組だったが、一瞬の隙を突いてKENTAがタイチを丸め込み3カウントを奪った。 メインイベントでは、みのる&アーチャーが、IWGPタッグのチャンピオンチーム、タマ・トンガ&タンガ・ロアのG.o.Dと対戦したが、邪道の介入や、急所攻撃を食らったみのるに、ガンスタンをタマが見舞って万事休す。今シリーズ、みのるは不調のようで気になるところだ。 そんな混戦のタッグリーグで、この日単独首位に躍り出たのが、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーのライフブラッドだ。ライフブラッドは5勝1敗。ザック&タイチには敗れたが、順調に勝ち点を伸ばしている、これを4勝1敗の石井智宏&YOSHI-HASHI、4勝0敗のEVIL&SANADAが追う展開だが、まだまだ先は長い。ライフブラッドが台風の目になってどこまでリーグ戦をかき回すことができるか、注目だ。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
-
芸能
爆笑問題・太田光 「日本死ね」表現に意見「良くないよ」
2016年03月23日 11時35分
-
芸能
ハリセンボンの近藤春菜、親友ベッキーの近況明かす「元気ですよ」
2016年03月23日 11時30分
-
アイドル
キンタロー。、本名で乃木坂46加入? 白石麻衣からもラブコール
2016年03月23日 11時21分
-
芸能
モデル仁香・13キロ太っていた写真をブログで公開「見るのも恐ろしい」
2016年03月23日 11時14分
-
芸能
佐野ひなこ、「デスノート」で海外ファン獲得 次は「遊☆戯☆王」実写化狙う
2016年03月23日 11時08分
-
社会
「保育園落ちた 日本死ね!」の余波と支持率下落で安倍内閣が怯える9年前の悪夢
2016年03月23日 10時00分
-
スポーツ
センバツ甲子園2016年「21世紀枠選出選出の舞台裏」
2016年03月23日 06時00分
-
芸能
広瀬すず まさかのハプニング発生でマジ謝り「ごめんなさい」
2016年03月22日 20時45分
-
芸能
ビートたけし 疑問を投げかける「本当に人権ってなんなんだろう」
2016年03月22日 20時10分
-
芸能
千原ジュニア 引きこもりの問題点指摘「本当に厄介」
2016年03月22日 19時50分
-
芸能
なだぎ武 “大人の引きこもり”問題に自身の経験語る「人と喋ることは大事」
2016年03月22日 19時22分
-
スポーツ
センバツ甲子園2016年「スカウトが注目する異色右腕」
2016年03月22日 15時21分
-
ミステリー
彼は宇宙の観測員だったのか? 14歳の少年が撮影した謎の宇宙人
2016年03月22日 15時10分
-
トレンド
見えそうで見えない、イケメン男子の気になるところをどう隠す? 広告スキップをせずに見届けたくなる動画を公開
2016年03月22日 14時25分
-
社会
劇団員殺害事件 「LINEを交換して欲しかった」37歳男の信じがたい供述
2016年03月22日 14時00分
-
レジャー
ハッシーの地方競馬セレクション(3/23)「第62回桜花賞(SI)」(浦和)
2016年03月22日 13時00分
-
芸能
最終回まで不発だった月9
2016年03月22日 12時34分
-
芸能
まだまだ結婚の“Xデー”が先になりそうな竹野内豊と倉科カナ
2016年03月22日 12時17分
-
芸能
南キャン山里 経歴詐称仲間のショーンK氏に同情「あんな袋叩きにならなくてもいいのでは?」
2016年03月22日 12時07分