『Bsファンフェスタ2019』
▽24日 大阪・京セラドーム大阪 観衆18,995人
オリックスは毎年恒例のファン感謝祭『Bsファンフェスタ2019』を本拠地である大阪・京セラドーム大阪で開催し、2020年の新ユニフォームを発表した。
今シーズンからモデルチェンジしたホームとビジターのユニフォームは、デザインは変わらず、オールドスタイルのソックスにゴールドのラインが二本とBマークが入り、足元まで目立つ仕様に。
ファンクラブ特典として、2014年からファンの楽しみとなっているSpiritsユニ(サードユニフォーム)は、3年振りのネイビーベースになり、全身に白いストライプが…。また、今シーズン好評だった『Bs夏の陣2019』でお目見えした、“荒ぶる猛牛”をモチーフにしたセカンドロゴが胸元とキャップにあしらわれた。ストライプは阪急ブレーブス時代を意識したものだという。
モデルとして、“エース”山岡泰輔とともに着用した“神童”山本由伸は「白のストライプが印象的。生地もサラサラしてます」と話していたが、『勝紺(しょうこん)BE NAVE BE BUFFALOES』をテーマにしたこのユニフォームを本当の“勝ち色”に出来るかどうかは、若い猛牛戦士たちに懸かっている。
ファンフェスタでは、投手と野手の2チームに分かれて、綱引きや障害物競走、ラグビーのフリーキック対決など、ファンクラブ会員も参加する形で行われた他、京セラドーム大阪内の何処かで選手が必ずファンサービスを行うなど、球場内外にオリックスファンが集まっていた。エンディングでは若月健矢選手会長が「今年は最下位におわってしまいましたが、来年こそは優勝を目指して頑張ります」と力強く宣言して予定を大幅にオーバーした4時間超えのイベントは閉幕した。
オリックスのファンフェスタはここ数年、大阪マラソンとバッティングしていたため、動員に苦戦していたが、今年はバッティングを回避したこともあり、グッズショップをはじめ、ドーム内が例年に比べて混雑しており、サードユニフォームが発表された後には、ファンクラブの入会受付も行列が出来るなど大盛況だったと言っていいだろう。
ただ京セラドームは3万人以上収容できるだけに、来年はしっかりチームとして結果を残して、もっとスタンドにファンが集まるファンフェスタの開催を期待したい。
(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)