年齢を感じさせないオーラを放ちファンを魅了する石田は、“奇跡の50代”との呼び声も高い。今年6月には突如、髪を切ってもらっている際の動画を複数アップしてファンを騒然とさせた。完成したベリーショートのヘアスタイルには、「ショートにしたら一段と顔が小さく見えてホントにきれい」「うわぁ、オードリー・ヘップバーンみたい!似合いすぎる」「今までにない新たな魅力が発見できましたね。いつまでもお綺麗」などの称賛の声を集めた。
だが、その一方で石田のベリーショートは不評を買い、今年7月のニュースサイト「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)では「石田ゆり子のベリーショート姿が『似合わない』波紋、大人女性は『顔よりも髪型』プロが指摘する“NG要素”」と題した記事が配信されている。
記事では、6月に石田が自身のインスタグラムに「そんじょそこらの男子より短い」とのコメント付きでショートヘア姿を披露したことについて触れ、ネガティブな意見を取り上げた。そして、「大人女性の憧れの存在でもある彼女なのに、どうしてここまで失望の声が上がってしまったのか」と疑問を投げ、美容室「MISS ESSENCE」オーナーで、現役ヘアデザイナーのMAYUMI氏の見解を掲載。
MAYUMI氏は「ショートヘアそのものが似合わないわけではなく、彼女の現在の顔立ちのバランスが美しく見えない形で切られてしまったことが原因なのでは」と指摘し、「大人女性の場合、顎先のラインの延長線上にボリュームがないと、顔全体が寂しく、老けて見えてしまいます。かつ、今回のショートヘアはペッタリとしていて、動きがある部分は前髪しかない。彼女の魅力を引き出していた『顔周りの髪』が一気になくなってしまったため、残念な印象となった」との私見を述べている。
さらに、「『大人女性は顔よりも髪型』です。たとえくっきりとした顔立ちであっても髪型が残念だと魅力的に見えず、顔の印象が薄いタイプでも髪型が合っていれば華やかになります」とアドバイスを入れつつ、同サイトは「石田の場合、以前の柔らかくふんわりした髪型が彼女の『可愛さ』や『フェミニンな大人っぽさ』というイメージを確立し、人気を不動のものとした」と分析した。
しかし、同サイトはショートヘアが成功している芸能人として、女優・鈴木保奈美を称賛。まるで、石田は失敗したと言わんばかりである。そして、極めつけには「美容師に安易にすすめられた流行のヘアスタイルに飛びつくのではなく、ご自身の顔立ちや骨格、そして目指したいイメージに合った『バランス』を見極めたほうがいい」とMAYUMI氏が一刀両断。同サイトは「芸能人は求められているうちが花。石田にはこれからも憧れの存在でいてほしい」と締めくくっている。
実際、ネット上では石田のヘアスタイルに対して「田舎のおばさんみたい。地味でオーラが完全に消失」「申し訳ないけど、フツーに50代のおかあさん」「これはひどい!この美容師もセンスないけど、自分が見えてない石田さんも痛い(>_<)」といった言われようである。
ヘアスタイルくらい自由にしたいところだが、賛否が集まることは人気がある証拠。言われたい放題だが、ショートヘアにしても“奇跡の50代”は健在だろう。

