華原は、1995年に音楽プロデューサーの小室哲哉氏に才能を見いだされ“平成の歌姫”の一人となった。だが、公私をともにしていた小室氏との破局を経ると2007年から2011年にかけ休業状態に。2012年12月、芸能活動を再開するも先行きが不安視されていたが2019年8月、外資系企業に勤める一般男性との間にもうけた長男を未婚で出産。2020年8月、所属していた事務所との専属契約を解除し、翌月からYouTuberとして活動を始めた。
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「YouTube公式チャンネル『華原朋美』を開設した華原でしたが、投稿された動画は生気のない表情にたどたどしいしゃべり方も相まって、マスコミ関係者の間では心配の声が上がっていたといいます。そんな矢先の2020年9月、親友でヴァイオリニスト・高嶋ちさ子との“虐待騒動”で警察沙汰に発展したのです」(芸能ライター)
同年9月、『FRIDAY』(講談社)は「華原朋美が愛息虐待騒動で高嶋ちさ子と大モメ」と題した内容の記事を掲載。同誌によると、1歳の長男を育てながら仕事をする華原に、高嶋が以前から付き合いのある70代のベビーシッター女性を紹介したという。しかし、華原はこのベビーシッターに不信感を抱き、自宅に防犯カメラを設置したところ、哺乳瓶をくわえた状態の長男を逆さづりにする様子が映っていたため、華原は“虐待”だとして警察に通報し、ベビーシッターを即刻解雇したと報じている。
華原は、この件を高嶋にLINEで相談したところ、「これのどこが虐待なの?」と反論されたという。さらに高嶋は、防犯カメラでベビーシッターを監視していたことをとがめた上で華原に「そんな人とは絶対私は付き合えない」と伝え、これが不和のきっかけになったとしている。
報道後、ネットでは華原を擁護する声が多く上がり、その矛先は高嶋に向けられた。すると同月、華原は自身のチャンネルで「私の勘違いであり、そして虐待ではありませんでした」と突如、号泣しながら高嶋と前事務所の社長に対して謝罪したのだ。
これが「高嶋や元事務所が圧力をかけたのでは?」といらぬ臆測を呼び、高嶋のSNSが大炎上する事態に発展。華原はこの動画以降、音沙汰がなくなる一方で、高嶋は無言を貫いていた。
ところが翌10月、自身のインスタグラムで騒動について言及。「トラブルについて何で語らないのか」といった問いに、高嶋は「私も言いたくても言えないんです。朋ちゃんから言って良いよと言われる時が来たらいいます」と返し、「YouTubeで謝罪しているのを見て、連絡しようかとも思いましたが、今は落ち着いてかわいい息子さんと生活するべきかと、連絡は控えております」と打ち明けた。
さらに、高嶋はこの件に関して自身にも「責任がある」と説明し、折を見て真実を説明すると告げた。これに、同月のニュースサイト『東スポWeb』は、高嶋の“静観”は子育てに追われる華原への配慮だと報じている。
「そもそもこの“虐待騒動”は、華原による“持ち込み”だといわれ、2020年9月の一部ニュースサイトでは『FRIDAY』の記者との入念な“打ち合わせ”により作り上げられたものとも報じられています」(前出・同)
2021年8月、現事務所社長兼マネージャーとの結婚を発表した華原。活動が軌道に乗る中、高嶋との仲直りも気になるところだ。