ロッテ
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スポーツ 2020年09月07日 19時30分
ソフトB・工藤監督の発言に大ブーイング 対ロッテの苦戦を反省も、「遅すぎるだろ」ファンから批判噴出
6日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。試合は「4-2」でロッテが勝利したが、ソフトバンク・工藤公康監督の試合後のコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督に「采配ミス」反発の声 併殺を招いたバント指示、試合後の“お咎めなし”にも批判<< 首位ソフトバンクは4~6日にかけて2位ロッテと首位攻防3連戦を行ったが、結果は「3-4」、「4-5」、「2-4」と3連敗。これで今シーズンのロッテ戦は「3勝8敗1分」の借金5となり、ゲーム差も戦前の「3.5」から「0.5」まで詰め寄られた。 痛恨の3連敗となった6日の試合後、工藤監督は報道陣に対し「負けているという現実を受け止めて、しっかり対処しなきゃいけない」、「何か策を考えて当たっていかないといけない」とコメント。大きく負け越しているロッテ相手の戦略を見直す旨を口にしている。 工藤監督の発言を受け、ネット上には「いつまでもロッテにやられっぱなしじゃ優勝は無理、やるなら徹底的にやってほしい」、「ここまでは力負けではなく自滅してる印象が強い、ちゃんと対策して臆せずに戦えば十分勝てるはず」といった反応が多数寄せられている。 一方、「昨シーズンからカモにされてるのに遅すぎるだろ」、「今更感が半端ない、呆れてものも言えない」、「昨年も今年も課題は投手、いくらでも対策を練る時間はあったのでは?」といった批判や反発も複数見受けられた。 「ソフトバンクは昨シーズンもロッテに『8勝17敗』と大きく負け越し、その影響で西武と2ゲーム差でリーグ優勝を逃すことに。対戦チームの中で最も多く四死球(131)を与えている点が、苦戦の主要因との指摘は数多くありました。しかし、今シーズンもここまでロッテ相手に対戦チーム中で最も多い『82四死球』を与えるなどその傾向は変わらず、昨シーズンと同じようにカモにされています。もちろん、工藤監督の“対処”にはこの点も含まれているとは思いますが、シーズンも後半戦に入った段階で動き出しても手遅れなのではないかと不満を抱いているファンも少なくないようですね」(野球ライター) 今シーズン、ロッテとはまだ12戦を残しているソフトバンク。ここまでの苦戦ぶりを踏まえどこまで対策を練り上げられるかがこの12戦の勝敗、ひいては優勝の行方を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月07日 17時15分
巨人・澤村とトレードのロッテ香月「ジャイアンツで頑張る事でいい報告が出来れば」
千葉ロッテマリーンズは7日、香月一也内野手と、読売ジャイアンツ・澤村拓一投手の交換トレードが成立したと発表した。 首位争いを演じるロッテにとって中継ぎは大きな補強ポイントで、澤村の獲得は大きい。巨人も首位固めをしていく中で、内野手の補強に踏み切った。両チームの思惑が一致したと言えるだろう。 2014年にドラフト5位で大阪桐蔭高からロッテに入団した24歳の香月は「入団をして6年、マリーンズで活躍できなかったことに関してはすごく悔いがありますが、応援してくださった皆様、お世話になった皆様にはジャイアンツで頑張る事でいい報告が出来ればいいなあと思っています。応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。チームは変わりますがこのチャンスを生かすべく貪欲に、精一杯、頑張ります」とコメント。キャリアハイは昨シーズンの26試合出場で、今シーズン一軍昇格はない。 澤村は2010年ドラフト1位で中央大学から巨人に入団。2011年には新人王を、2016年には最多セーブ投手賞をそれぞれ獲得するなど、先発、クローザーとして活躍。近年は怪我に悩まされていたこともあり、今シーズンは13試合に登板して1勝1敗、防御率6.08の成績だった。三軍で一時、再調整していた澤村にとって今回のトレードは大きなチャンスになるかもしれない。井口資仁監督がどのような起用をするのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月06日 17時00分
広島捕手がまさかの方法で二塁進塁を阻止! 敵軍監督は大爆笑、“ダメ元”の判断が生んだ前代未聞の珍プレー
1日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対西武の一戦。試合は「9-1」で西武が勝利したが、同戦で起こった珍事がネット上のファンの間で話題を集めた。 珍事が起こったのは、「8-0」と西武8点リードで迎えた6回表2死三塁の場面でのプレー。この場面で打席に立った西武・山川穂高に対し、ロッテの2番手・永野将司はカウント「2-2」からフォークを投球するもワンバウンドのボールに。これをロッテ捕手・佐藤都志也が取りこぼし、ボールはバッターボックス上の白線の上を転がった。 すると、ボールと白線が同じ色だったためか、佐藤はすぐそばにあるボールを見失いあたりをキョロキョロ。打席の山川も「え?何?」と言わんばかりに佐藤を見ていたが、5秒ほど後に無事にボールを発見し事なきを得た。 相手打者からも不思議そうに見られていた佐藤の姿に、ネット上には「ボール見失って焦ってる佐藤くんかわいい」、「山川もちょっと困惑してて草」といった反応が多数寄せられた。一部では「石原の珍プレーを思い出すな」、「砂をつかんでたら完全に石原の再来だったな」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっている石原は、広島に所属する捕手・石原慶幸。今シーズンでプロ19年目を迎えた40歳のベテラン捕手だが、過去に捕球し損ねたボールを見失った際のプレーが話題を集めたことがある。 >>広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判<< 2013年5月7日、マツダスタジアムで行われた広島対DeNAの一戦。当時プロ12年目・33歳の石原は、同戦に「8番・捕手」でスタメン出場。バッテリーを組んだ先発・前田健太(現ツインズ)が「5回4失点」と守備では苦戦したが、打撃では5回に石原がDeNA先発・井納翔一から2号ソロを放つなど活躍を見せていた。 事件が起こったのは、「4-1」とDeNA3点リードで迎えた6回表2死一塁。打席に立っていた井納に対し広島の2番手・久本祐一はカウント「1-0」から直球を投じたが、ボールゾーンに外れたこの球を石原は取りこぼしてしまう。さらに、石原はバッターボックスの白線上に転がったボールを見失ってしまった。 この様子を見た一塁ランナーの石川雄洋は、この間に二塁へ進塁しようとスタートを切るそぶりを見せた。すると、ここで石原は足元の砂をつかみ、まるでボールを握ったかのように見せかけて一塁牽制のふりをするというまさかの“演技”を見せる。これにより石川がスタートをためらう間に本塁へ駆け付けた久本がボールを捕球し、石川の二塁進塁は阻止される形となった。 石川をだまそうととっさに砂をつかんだ石原の姿を受け、DeNA・中畑清監督は自軍ベンチ内で大笑い。試合は「7-3」でDeNAが勝利したが、ネット上にも「ボール無いからって砂をつかんだのはめちゃくちゃ笑った」、「結果的に進塁阻止したんだから凄いわ」、「機転を利かせた最高のトリックプレーだ」、「意外と走者から見たら気付かないものなんだな」といった反応が寄せられるなど試合結果以上に話題となった。 石原は後年、この“珍プレー”についてダメ元の判断から生まれたものだと語っている。石原曰く、この時は本当にボールが消滅したように感じたといい、久本が「そこ!そこ!」とボールの行方を指でさしても分からなかったとのこと。その間にスタートしようとする石川を見て「ただで走られるわけにはいかない」とダメ元で砂をつかんだところ、幸運にも相手が勘違いしてくれたという。 今回の佐藤は走者が三塁にいたこともあり、大事には至らなかった。ただ、走者が三塁ではなく一塁、もしくは二塁という状況だったなら、もしかしたら石原ばりの珍プレーが飛び出していたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月02日 17時30分
阪神・藤川球児引退発表に、ロッテ島谷敬「タイガースにいい影響を与え続けてこられた方」
1日に今シーズン限りの引退を発表した阪神タイガースのクローザー藤川球児投手に関して、昨シーズンまで阪神でともにプレーした千葉ロッテマリーンズの鳥谷敬内野手がコメントを発表した。 藤川は、1998年ドラフト1位で高知市立高知商業高等学校から阪神に入団。岡田彰布監督時代には、ジェフ・ウィリアムス、久保田智之とともに、勝利の方程式JFKの一角として、セットアッパー、クローザーとしてチームに貢献。岡田監督は、オリックスの監督時代にも、平野佳寿(現シアトル・マリナーズ)を後ろに回して、セットアッパーからクローザーに昇格させるなど、藤川の成功例を実践し、成功させている。 2013年からメジャーに挑戦した藤川だが、2015年シーズン途中に自由契約になると、残りシーズンを地元の高知の独立リーグでプレーし、2016年に阪神と再契約している。鳥谷は、2003年に自由獲得枠で阪神に早稲田大学から入団。キャプテンとしてチームを牽引していたが、昨シーズンのオフに自由契約となり、ロッテが獲得。藤川とは長きに渡り一緒にプレーしていた。 鳥谷は「本当にお疲れ様でした。マウンドでの投げている姿で、タイガースにいい影響を与え続けて来られた方。まだ今シーズンは残っていますので投げている姿を見たいと思っていますし、多くの人に見てもらいたいと思います」と藤川を労うだけではなく、阪神に与えた影響について語っている。 藤川は日米通算250セーブまで、あと5セーブと迫っており、8月10日を最後に一軍登板はなく、8月13日には登録抹消されている上、今年はスアレスが主にクローザーを務めているが、この記録は何とか達成してもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月01日 06時30分
ロッテ益田直也が500試合登板達成!10月には2005年「誠ユニ」復刻!
千葉ロッテの守護神、益田直也投手が28日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で9回に登板。記念すべき500試合目となる登板を見事無失点で抑え、今シーズンリーグトップの18セーブを記録した。500試合登板は史上102人目の偉業だ。 益田は「サヨナラ負けで500試合登板はダメだと思っていたので抑えられて良かった。今年めざしていた数字なので、達成出来て良かったです」とコメント。7日には同じく京セラのオリックス戦で、史上33人目となる通算100セーブも記録しており、首位争いを展開しているチームに大きく貢献している。 そんな千葉ロッテは、10月2日から4日の埼玉西武戦 (ZOZOマリンスタジアム)にて「2005年誠ユニホーム」を着用することが決まったと発表した。誠ユニホームは、マリーンズが日本一に輝いた2005年シーズンにおいてホームユニホームの1つとして着用していたもので、10月2日から4日は球団設立70周年を記念して、日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てる企画「70周年チャンピオンシリーズ」として行われ、2005年の日本一にスポットを当てたイベントを開催するという。 当日は来場者先着5000名様へのユニホーム配布プレゼントを行うなど、優勝への後押しに繋げるのが狙いだ。千葉ロッテマリーンズの広報室は「来場者に2005年の誠ユニホームをプレゼントする企画を発表させていただいた段階で選手もぜひこのユニホームを着てプレーして欲しいという多数のご意見をいただいていました。また、選手たちからも早い段階から『このユニホームを着たい』という要望があり今回、正式に着用する運びとなりました。シーズンも佳境に入る10月に日本一に輝いた2005年の伝説のユニホームを身にまとい、優勝をめざして突き抜ける3連戦としたいと思います」と意気込みを語っている。 ロッテは首位の福岡ソフトバンクを追うかのように、早くも今シーズンのオリックス戦勝ち越しを決めるなど、上位で踏ん張り続けている。今年は下克上ではなく、優勝からの日本一を果たすべく、益田の登板機会も増えていくことだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月25日 17時30分
首位を猛追のロッテ、ビジターユニ&益田直也ポスターで9月攻勢を後押し!
千葉ロッテマリーンズは9月3日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム、18:00試合開始)で毎年恒例のファンサービスイベント「BLACK BLACK」を行い、ビジターユニホームを着用して試合すると発表した。 ロッテは今年のビジターユニホームにマリーンズ伝統のピンストライプを採用。「PINSTRIPE PRIDE」をコンセプトに、ビジターマリーンズの象徴である「BLACK」を掛け合わせ、強さと威厳、相手チームへの威圧感を兼ね備えたデザインに仕上げた。 球団広報室は「本拠地公式戦でビジターユニホームを着用するのは2007年から14年連続となり、BLACK BLACKのイベントは多くのファンの皆様も楽しみにしてくださっています。今年、デザインをリニューアルした新ビジターユニホームをZOZOマリンスタジアムで着用するのは初めてとなりますので、ぜひお楽しみください」とアピールしている。 また9月の日程ポスターに、クローザーの益田直也を起用することも決定。ZOZOマリンスタジアム内、マリーンズストア各店、JR海浜幕張駅、JR千葉駅、千葉市内の商業施設や公共施設、京成バスなどの公共交通機関、球団各営業先などで見られる。ポスターは約4500枚製作し、24日から張り始めた。 球団広報室は「満場一致で益田選手に決まりました。通算100セーブを達成し通算500試合登板も、あと3試合に迫っており、なによりもここまで守護神として絶対的な安定感で今季のチームの快進撃を支えている点などからポスターに起用することになりました」と説明。「ポスターは最終回のマウンドに上がった益田選手の緊張感が伝わるようにデザインされており、とても高い完成度になっていると思います。皆様もぜひ張ってあるポスターを見ていただければと思います」と呼びかけている。 ロッテは18日からのソフトバンクとの首位攻防6連戦(ZOZOマリン)を3勝2敗1分けで勝ち越し、首位ソフトバンクを1ゲーム差で猛追する。球団は「BLACK BLACK」と益田を起用したポスターで9月攻勢を後押ししていく。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月23日 17時00分
ギャンブルプレーじゃない! ロッテ・鳥谷、チームを救う“神走塁”は過去にも、正確な判断力は未だ健在?
20日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対ソフトバンクの一戦。試合は「5-4」でロッテがサヨナラ勝ちを収めたが、そのサヨナラ劇を呼んだのがプロ17年目のベテラン・鳥谷敬の走塁だった。 「4-4」と両チーム同点の延長10回裏2死一塁から代走で出場した鳥谷は、後続の四球により二塁へ進塁。ここで迎えた佐藤都志也がソフトバンク・椎野新から四球をもぎ取るが、椎野がフルカウントから投じた6球目のフォークボールがワンバウンドの暴投となった。これを見た鳥谷は一気に三塁を蹴って本塁に突入。椎野のタッチをかいくぐって生還し、劇的なサヨナラ勝利をもたらした。 >>ソフトB・工藤監督に「今シーズン最低の采配」批判噴出 池田氏も苦言「代え時が遅かった」、不可解な継投策に反発相次ぐ<< 代走からチームの勝利を呼び込んだ鳥谷の好走塁を受け、ネット上には称賛の声が多数挙がった。一部では「WBCの時のような神走塁だ」、「決死の走塁で勝利に貢献って言うのはWBCを思い出すなあ」といったコメントも見られた。 これまで阪神(2004-2019)、ロッテ(2020-)でプレーし、昨シーズンまでに「.280・138本・822打点・2085安打」といった数字を残している39歳の鳥谷。阪神時代の2013年には侍ジャパンの一員として第3回WBCに参加しているが、同大会では今も多くのファンに語り継がれるプレーを披露している。 2013年3月8日、東京ドームで行われたWBC第2ラウンド・日本対台湾戦。負ければ敗退となる大一番に臨んだ日本だったが、8回終了時点で「2-3」と1点ビハインドの苦しい状況。同戦に「9番・三塁」でスタメン出場した鳥谷は、犠打を2つ決めたもののヒットは打てていなかった。 迎えた9回表、日本は1死から鳥谷が四球を選んで出塁するも、続く長野久義が中飛と続けず。2死一塁の場面で打席に入った井端弘和がアウトになれば敗北という窮地に追い込まれたが、鳥谷はなんと初球から二塁への盗塁を敢行。これが際どいタイミングでセーフとなり同点のチャンスが生まれた。 すると、この決死の走塁が流れを呼んだのか、打席の井端が左前に同点タイムリーを放ち日本は土壇場で試合を振り出しに戻す。その勢いで迎えた延長10回表に中田翔の犠牲フライで勝ち越した日本は、「4-3」と劇的な逆転勝利で台湾を下した。 試合後にチームの山本浩二監督が「本当にすごい試合だった」と話し、高代延博コーチも「あの盗塁がなかったら終わっていた。鳥谷に救われた」と絶賛した鳥谷の盗塁。しかし、決してアウトになることが許されない場面での盗塁だったため、当時のネット上には「セーフになったから良かったが、ああいうギャンブルプレーは褒められない」といった苦言も少なからず寄せられた。 だが、鳥谷は後年にあの場面の二盗はギャンブルではなく、走れるという根拠があった上でのプレーだったことを明かしている。鳥谷によると、試合前の時点で「相手投手が牽制は1回しかなくて、しかもクイックが早くない」というデータは把握していたといい、四球で出塁した際には一塁コーチャーの緒方耕一コーチともデータを再確認した上で「初球から行っていい」とGOサインをもらっていたとのこと。その直後に牽制されたことで連続の牽制はないと判断し、「腹をくくって」スタートを切ったという。 正確な状況判断でチームの勝利を呼んだ鳥谷だが、20日の試合でも好判断を見せている。暴投で転々としたボールをソフトバンク捕手・甲斐拓也がつかみ本塁に返球したタイミング的にはアウトだったが、鳥谷は本塁ベースカバーに入った椎野の体が自身から見て右方向に流れたため、左方向へ体をよじらせながら本塁へ突入。その結果、間一髪の差でタッチをかいくぐることに成功した。 今シーズンは「.118・0本・3打点・2安打」と、バットではなかなか結果を残せていない鳥谷。ただ、好走塁で勝利の立役者となった同戦をきっかけに、一気に調子が上向く可能性もあるのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月20日 11時50分
ロッテ・和田、覚醒は福浦コーチのおかげ? セオリーを無視した独自の指導、工藤監督も積極プレーに脱帽
3試合連続でスタメン出場を果たした千葉ロッテ・和田康士朗外野手が、また「足」で見せてくれた。 プロ初スタメンを果たした日本ハム戦では、いきなりヒットを放つと、第2、3打席でも快音を連発。いずれも二盗を決めている。「50m5秒8」のスピードは支配下登録を勝ち取った今年6月の会見でも伝えられていたが、和田の足が8月19日の福岡ソフトバンクでさらに強烈なインパクトを見せてくれた。 >>ロッテ・田村、お立ち台での発言に「余計なこと言い過ぎ」 ファンが危惧する不吉なジンクス、歴史的連敗に繋がったケースも<< 初回、和田が四球で出塁した。2番・中村奨の4球目、ヒットエンドランが決まり、和田は一気に本塁まで帰って来た。打球はセンターのやや右、通常、この個所に転がった打球で一塁から本塁へ突っ込んで来ない。ソフトバンクの中継プレーにミスはなかった。 試合後、ソフトバンク・工藤公康監督もこう評していた。 「本塁には行かれないという考えが(守っていた野手たちに)あったのかもしれない。走者は先を狙っているという意識を…」 この和田の走塁に、今年のロッテの怖さ、強さも秘められていた。2点ビハインドとは言え、リスクを犯して本塁まで行かず、無死一、三塁の場面で3番バッターに繋ぐ“手堅い選択”もあったはず。いや、次打者がクリーンアップなので、大半の選手は三塁で止まっただろう。しかし、「ほんのちょっとでも可能性があれば行く」という、積極的な攻撃がチームの好調さにつながっている。 この和田の経歴も興味深い。今さらだが、彼は高校野球を経験していない。中学、高校では陸上部に所属していたが、高校在学中、元球友が活躍するのをテレビで見て、「自分も!」と決心したそうだ。その後、独立リーグ・富山を経て、千葉ロッテに育成枠で指名され、3年目の今年に支配下を勝ち取った。 「和田のスピードからして、1番に固定したい選手ですが、従来の1番タイプのバッターとは異なります。ゴロやライナー性の打球を広角に打って出塁を狙うのではなく、フルスイングしてきます」(プロ野球解説者) その打撃力が昨季途中から急激に良くなったという。 「福浦和也二軍ヘッド兼打撃コーチの指導の賜物です」(関係者) 一般論として、スピードプレーヤーの教育を任された場合、フルスイングを止めさせ、出塁率を高めるコンパクトスイングに改造するが、福浦コーチは違った。フルスイングも和田の長所と捉え、「打ちに行く時、猫背になっているから直せ」とだけ指示したという。この背筋を伸ばす微調整がハマッて、打撃力がアップしたそうだ。 「福浦コーチは現役時代、打撃不振に何度も陥り、何度もフォームを改造しています。成功したものもあればそうでなかったものもあり、それでも、歴代コーチの指導、助言を素直に受け入れたことで奥の深い打撃論が構築されました。選手ごとにその特徴に合わせた指導をしています」(前出・同) チーム盗塁数「46」は12球団トップ。盗塁のリーグトップは和田の「14」だから、彼の台頭と同時にチームの機動力も高まったと解釈できる(同時点)。フルスイングで、足も速いタイプと言えば、トリプルスリー(打率3割、本塁打30本、盗塁30)のソフトバンク柳田が重なってくるが、「ロッテ一筋の苦労人コーチ」に巡り逢えたことも大きいようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月18日 17時30分
ロッテ2005年日本一ユニフォーム復刻!8.22の始球式は村田兆治氏
千葉ロッテマリーンズは10月2〜4日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム)で「2005年誠ユニホーム」を先着5000人に配布すると発表した(ビジター外野応援指定席を除く)。 Lゲートを除く全ゲートで、開場と同時に配布を開始する(開場時間は未定)。誠ユニホームはマリーンズが日本一に輝いた2005年シーズンにおいてホームユニフォームの一つとして着用していた。なお、10月2〜4日は球団設立70周年を記念して日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てる企画「70周年チャンピオンシリーズ」の一環として、2005年の日本一に関連したイベントを開催する。 イベントの詳細は後日発表されるが、人気が高かっただけに、ファンからの反響は大きい。 千葉ロッテマリーンズ広報室は「誠ユニホームはファンの間でも思い出深いユニホームの一つだと思います。ネーミングはファンから募集する形で決めました。また当時はピンストライプか誠ユニホームか黒パンツの侍ユニホームのどれをゲームで着るのかは当日の先発投手が決めていました。日本一に輝いた年ということもあり、とても懐かしく思い出深いユニホームです。ぜひご来場いただき懐かしの誠ユニホームをゲットしてください」としている。 現在のスタッフにとっても思い入れは強いだけに、イベントに期待したい。 またロッテは8月22日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリン、17:00試合開始)の始球式を1974年ロッテオリオンズ日本シリーズ優勝時の胴上げ投手・村田兆治氏が務めると発表した。 こちらは「70周年チャンピオンシリーズ」から、1974年の日本一にスポットを当てるイベント。村田氏による始球式の他にも、試合前イベントとして1974年当時のメンバーである村田、有藤通世、山崎裕之、木樽正明の4氏による1974年日本一ペナントのお披露目セレモニーを開催。8回裏マリーンズの攻撃前に当時「ラッキー8」として使用していた「ロッテ親衛隊のうた」の場内演奏、1974年ロッテオリオンズユニフォームの来場者プレゼント等の関連イベントも行う。 村田氏は「1974年、ロッテ球団として初の日本一を達成してから46年が経ちました。ファンの皆さんに支えていただきながら毎日、チームのためにとにかくガムシャラに、必死にプレーしていたことを昨日のことのように覚えています。今はこのような状況ですが、球場にお越しいただけるファンの皆さん、画面を通してプロ野球を楽しんでおられるファンの皆さんに元気を与えられるような球を投げ込みたいと思います」とコメントを寄せた。 現役を引退してからも球威あるボールをたびたび始球式で投げ込んでいた村田氏が、70歳になった2020年にどんなピッチングを披露するのか注目したい。(どら増田 / 画像は球団提供)
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スポーツ 2020年08月17日 20時30分
ロッテ・田村、お立ち台での発言に「余計なこと言い過ぎ」 ファンが危惧する不吉なジンクス、歴史的連敗に繋がったケースも
16日に行われたロッテ対日本ハムの一戦。同戦に「8番・捕手」でスタメン出場したロッテ・田村龍弘の発言が物議を醸している。 田村は、2回裏の第1打席から6回裏の第3打席までノーヒットと振るわず。だが、8回裏2死二塁で迎えた第4打席で日本ハムの5番手・宮西尚生から決勝のタイムリーツーベースを放ち、チームを「6-5」の勝利に導いた。 試合後にヒーローインタビューに臨んだ田村は、その場で「来週は(首位の)ホークス戦なので全勝したいと思います」と発言。18日から23日まで行われる対ソフトバンク6連戦で全て勝利を収めることを宣言した。 >>ロッテ8.23マリンフェスタでユニホーム配布、広報室「当日もお楽しみに」<< 田村の発言を受け、ネット上には「よくぞ言ってくれた、チーム一丸となってソフトバンクを首位から引きずり下ろしてくれ」、「ソフトバンクとは相性いいし、6連勝は十分あり得るぞ」といった賛同の声が挙がったが、同時に「首位相手に6連勝宣言はなめすぎだろ、逆にコテンパンにやり返してやれ」、「さすがに調子乗り過ぎ、ソフトバンクは初戦でいきなり望みを断ち切ってほしい」といった反発も寄せられるなど賛否両論となっている。 一方、「変なフラグを立てるなよ、『次のホークス戦も頑張ります』ぐらいでよかっただろ」、「全勝するとか余計なこと言い過ぎ、真逆の結果にならなければいいが…」、「新庄の二の舞になりそうで怖い、逆に大型連敗とかなったら今シーズン終戦だぞ」といったコメントも複数見受けられた。 「田村が所属するロッテは昨シーズン17勝8敗とソフトバンクを圧倒し、今シーズンも2勝1敗と勝ち越しています。球団間の相性を考えると、6連勝も決してあり得ない話ではないでしょう。ただ、球界ではお立ち台で『勝つ』、『連勝する』といった景気のいい言葉を口にすると、翌日以降の試合が逆の結果になるという不吉なジンクスがあります。最も有名な例が1999年の阪神で、同年9月10日の巨人戦後に新庄剛志が『明日も勝つ!』と宣言してから、同月28日の対広島戦まで球団ワーストタイ記録となる12連敗を喫しています。こうした過去のケースを踏まえ、田村の発言が良くない結果をもたらすのではと危惧しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 16日終了時点で首位ソフトバンクと2ゲーム差の3位ロッテは、仮に全勝なら逆に4ゲーム差をつける計算になる。今後の優勝争いを考えるとできれば1つも落としたくないところだが、18日から始まる6連戦はどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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