Lゲートを除く全ゲートで、開場と同時に配布を開始する(開場時間は未定)。誠ユニホームはマリーンズが日本一に輝いた2005年シーズンにおいてホームユニフォームの一つとして着用していた。なお、10月2〜4日は球団設立70周年を記念して日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てる企画「70周年チャンピオンシリーズ」の一環として、2005年の日本一に関連したイベントを開催する。
イベントの詳細は後日発表されるが、人気が高かっただけに、ファンからの反響は大きい。
千葉ロッテマリーンズ広報室は「誠ユニホームはファンの間でも思い出深いユニホームの一つだと思います。ネーミングはファンから募集する形で決めました。また当時はピンストライプか誠ユニホームか黒パンツの侍ユニホームのどれをゲームで着るのかは当日の先発投手が決めていました。日本一に輝いた年ということもあり、とても懐かしく思い出深いユニホームです。ぜひご来場いただき懐かしの誠ユニホームをゲットしてください」としている。
現在のスタッフにとっても思い入れは強いだけに、イベントに期待したい。
またロッテは8月22日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリン、17:00試合開始)の始球式を1974年ロッテオリオンズ日本シリーズ優勝時の胴上げ投手・村田兆治氏が務めると発表した。
こちらは「70周年チャンピオンシリーズ」から、1974年の日本一にスポットを当てるイベント。村田氏による始球式の他にも、試合前イベントとして1974年当時のメンバーである村田、有藤通世、山崎裕之、木樽正明の4氏による1974年日本一ペナントのお披露目セレモニーを開催。8回裏マリーンズの攻撃前に当時「ラッキー8」として使用していた「ロッテ親衛隊のうた」の場内演奏、1974年ロッテオリオンズユニフォームの来場者プレゼント等の関連イベントも行う。
村田氏は「1974年、ロッテ球団として初の日本一を達成してから46年が経ちました。ファンの皆さんに支えていただきながら毎日、チームのためにとにかくガムシャラに、必死にプレーしていたことを昨日のことのように覚えています。今はこのような状況ですが、球場にお越しいただけるファンの皆さん、画面を通してプロ野球を楽しんでおられるファンの皆さんに元気を与えられるような球を投げ込みたいと思います」とコメントを寄せた。
現役を引退してからも球威あるボールをたびたび始球式で投げ込んでいた村田氏が、70歳になった2020年にどんなピッチングを披露するのか注目したい。
(どら増田 / 画像は球団提供)