レアードは4日のオリックス戦(大阪・京セラドーム大阪)の試合途中に、「腰の張り」を訴えたため交代。翌5日に登録抹消されていた。2015年に北海道日本ハムに入団。本塁打数は2015年が34本、2016年は39本、2017年は32本、2018年は26本と長距離砲の助っ人外国人として活躍。2016年には本塁打王、ベストナイン(三塁手部門)、日本シリーズMVPに選出されており、ホームランを打った際、ベンチで披露する寿司を握るポーズがファンに定着している。
昨年から千葉ロッテに移籍。139試合に出場し、打率.248、32本塁打、89打点と前年の日本ハム時代を上回り、ロッテの主軸として欠かせない存在となり、ロッテの明るいチームカラーともマッチし、寿司をイメージしたレアードの企画も次々と発表され、好評を得ている。今シーズンは39試合に出場、打率.233、6本塁打、15打点とコンディション不良もあってか不調が続いていた。球団によると再来日は「未定」とのこと。
現在、チームは首位が射程距離に入る3位と好調を維持しており、シーズン終盤に混戦となった場合、一発のあるレアードは必要な戦力になるだけに、しっかりと治してから復帰してもらいたい。
ロッテは16日、終盤に田村龍弘の勝ち越し打で日本ハムを相手に接戦を制している。
(どら増田)