M-1
-
芸能 2020年01月13日 12時10分
霜降り、ミキらお笑い第七世代がドラマに多数レギュラー出演、急増した背景とは?
霜降り明星・せいやがラジオでポロリと発言した「お笑い第七世代」という言葉がいつの間にか浸透し、メディアでも多く取り上げられるようになった。2018年には『キングオブコント』(TBS系)でハナコが、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で霜降り明星が優勝したことで、一気にテレビやラジオに出演する芸人が若返り、20~30代前半の若手が登場することも珍しくなくなった。そんな中、ある現象が起きているという。 それは、第七世代の芸人がドラマに多く出演しているということだ。前クールだと、ガンバレルーヤ・よしこ(ミキ・亜生もゲスト出演)が『モトカレマニア』(フジテレビ系)にレギュラー出演。今クールには、霜降り明星・粗品が『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)、せいやが『テセウスの船』(TBS系)にレギュラー出演。ミキ・昴生に至っては、昨年10月に『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系)に出演したほか、今クールには『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)のレギュラー出演が決定している。 「特徴的なのが、ほとんどが話題づくりで1話のみの出演……というわけではなく、レギュラー出演が多いということ。もちろん番手は下の方になってしまいますが、それでも違和感なく作品に溶け込んでいます。比較的、漫才師が多いのですが、今後は演技力の高いコント師も多く呼ばれることになるでしょう。雨上がり決死隊・宮迫博之、ネプチューン・原田泰造などと同じく、演技派芸人として若手が名を連ねることもそう遠くはありません」(芸能ライター) これまでもお笑いブームの波はあったが、ここまで多くの芸人が同クールのドラマに出演することはなかった。なぜ、このような現象が起きているのだろうか? 「SNSの力が大きいでしょうね。最近では、ドラマの宣伝でSNSを絡めた告知をすることが多い。リスキーなポッと出の若手俳優を使うより、ある程度フォロワー数がいて、好感度も高い若手芸人にドラマに出てもらった方が、宣伝力も高まるのです。本人たちも、メリットが大きいのは確かです。テレビの仕事のほかに、劇場や営業があり、多忙な毎日を送っているため、忙しいはず。それでもドラマを受けるのは、箔がつくことはもちろん、今後の仕事の幅を広げるためにあります」(同上) 彼らが出演するドラマがヒットするようなことがあれば、今後ドラマに出続ける芸人が登場するかもしれない。
-
芸能 2020年01月11日 20時00分
東京進出否定のミルクボーイ、ダイアンの失敗例が教訓?
『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)でチャンピオンとなったミルクボーイが、東京進出を行わないと宣言し、話題となっている。昨年12月30日放送の関西ローカルのラジオ番組『ダイアンのよなよな…』(ABCラジオ)に出演し、ダイアン・津田篤宏から東京進出について問われると、角刈りツッコミの内海崇は「東京へは行かないと決めた」と宣言し、その理由として「漫才を頑張りたい」と語った。 『M-1』チャンピオンでは、2018年チャンピオンの霜降り明星が、2019年の春から本格的に東京進出を果たし、全国区の冠レギュラー番組『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)を持つなど、大ブレークを果たしている。 ミルクボーイは霜降り明星に比べれば、地味な印象を受けがちなのは確かであり、どうしても比較対象になってしまうだろう。やはり、未知の東京へ飛び込むよりも、関西で地道に活躍していく道もあるのかもしれない。 何よりミルクボーイが東京進出を躊躇するのは、先輩芸人の失敗例を見ているのもあるだろう。皮肉にも番組で共演したダイアンこそ、東京進出に失敗したコンビという位置づけであろう。 「ダイアンは2018年に、芸歴18年目にして東京進出を果たしました。ですが、東京のテレビにはうまくハマれたとは言えません。ダイアンは芸人間ではネタのセンスには定評があり、特にコンビ同士での『いちゃつき』がファンには好評でした。ただ、東京のひな壇芸では浮いた存在となってしまい、何より見た目が地味だったのが敗因と言えるかもしれません。ミルクボーイも、ネタのクオリティに関して芸人間の評価が高い『楽屋真打』的な存在でしたから、ダイアンとキャラクターが似ています。その分、慎重にならざるを得ないのかもしれません」(芸能ライター) ミルクボーイの漫才スタイルは新人時代から一貫している。ある種のストイックな姿勢があると言えるだろう。やはり、関西の舞台を本拠地とし続けるのがベストかもしれない。
-
芸能 2020年01月10日 20時00分
「俺のことを潰しに来てる」EXIT兼近、ダウンタウンも恐れず「芸人史上一番売れる」?
1月9日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にEXITが出演した。この日の放送では、12の星座と4つの血液型をかけ合わせた今年の運勢を48パターンに分けて占い、占い師・水晶玉子によってランキング付けがなされた。 4位の高順位に食い込んだのがEXITの兼近大樹であり、「3年くらい前に有名な占い師に『芸人史上一番売れる』」と宣言されたようだ。その占い師は、おばたのお兄さんの結婚、トレンディエンジェルの『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)優勝も当てているという。兼近は「ダウンタウンさんとか、おしゃべりシーフードさんとか」とさらっと話した。おしゃべりシーフードとは、明石家さんまのことであり、意味不明ぶりで笑いを誘っていた。これには、ネット上では「兼近、確かに天下取りそう」「これは当たるんでは」といった声が聞かれた。 兼近は水晶玉子から「大成する運を持っているけれども苦難に出会う。それを乗り越えて大成する」とアドバイスを受けると、相方のりんたろー。が「まだあるんですか。もう苦難は無理」と苦笑する場面も。やはり、昨年の兼近のスキャンダルを意識せざるを得ないだろう。さらに、水晶玉子が苦難を乗り越える3つの条件を話そうとすると、ダウンタウンの浜田雅功と松本人志が相次いで大声を出してかき消し、兼近が「ダウンタウンさんが俺のことを潰しに来てる」とツッコみ、笑いを誘う場面も。 この日の放送では、宮下草薙の草薙航基が大久保佳代子に求婚、兼近とも親交のあるフワちゃんがダウンタウンに積極的に絡むも、松本から「得することは何一つない。厚めの壁を置く」とあしらわれるなど、お笑い第7世代の暴走が目立った。ネット上では「あらゆる意味で突き抜けているな」「変な芸人の上下関係をすっ飛ばしてるのがいいね」といった声が聞かれた。 この勢いに乗ってEXIT、特に兼近の爆売れは今年も続くのかもしれない。
-
-
芸能 2020年01月05日 23時00分
カジサック、オリラジ中田が切り開いた“芸人YouTuber”、次にスターになるのはあの「M-1」戦士?
2019年は芸人がYouTube界に続々と参戦した“スタート年”と言える。2018年10月にキングコング・梶原雄太がカジサックに扮し、チャンネルを開設。「2019年末までに登録者数100万人を突破しないと芸人引退」と宣言したが、今年の夏に100万人を達成し、世間に衝撃を与えた。 彼の勢いに追随する形で2019年にYouTubeを開設したのはオリエンタルラジオ・中田敦彦。梶原にアドバイスを受けるような形で立ち上げ、9月に登録者数100万人を達成。中田がさまざまなことを視聴者に教える「教育系YouTuber」として成功を収めている。 「名前が知られているといってもファンがついてくるとは限らないので、芸人にとって大きな道を作った梶原と中田の功績は大きいと思います。彼らが切り開いた道を後輩芸人たちがどんどん歩いています。第7世代筆頭の霜降り明星もYouTubeチャンネルを開設し、彼らの趣味であるパチンコやゲーム関連動画で大バズり。お笑い以外のファンも獲得しました。芸人がYouTube界で活躍しても、何ら不思議のない状態になった2019年は、お笑い界にとっても大きな転換期になったと言えるでしょう」(芸能ライター) 若手芸人で注目されているのは、「M-1グランプリ2019」で決勝進出を果たしたニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)のYouTubeチャンネル。もちろん毎日更新し、「芸人にモテる女ランキング」、「ストリート直営業」など、芸人でしかできない企画を数々行い、徐々に知名度を高めている。 「特に注目されているのは、週に1回生配信しているラジオ番組です。吉本関連のニュースがあった際は、裏側を隠すことなく話し、まさにここでしか聞けない裏話を知ることができます。また、デビュー当時から注目されていた芸人であるだけにトークも抜群。視聴数も少しずつ増えています。『M-1』に出てさらに知名度を高めたので、これから登録者数も伸びることでしょう」(同上) 今後も数々の芸人がYouTube界に活路を見出すことは必至。若手芸人の動向に注目することをおすすめする。
-
芸能 2020年01月02日 12時20分
爆笑問題、霜降り明星、スリムクラブ…芸歴問題が今年も再燃しそう?
昨年、闇営業とともに芸人の世界を騒がせたホットなトピックと言えば、芸歴であろう。同4月に爆笑問題とぜんじろうの間に起こった「どちらが芸歴が上か」論争は、最終的にぜんじろうがラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)に乱入するまでに至った。 この論争のきっかけは、ぜんじろうがツイッターで太田光を「太田くん」と呼んだことに、太田が激怒。「お前、兄さんって言っていただろ」と反論したのだ。ぜんじろうは上岡龍太郎に1987年に弟子入りし、その後デビューを果たしている。一方の爆笑問題は短いアマチュアの活動期間を経て1988年にプロデビューを果たしている。 弟子修行期間は芸歴にカウントされないため、ぜんじろうがどのタイミングで初舞台を踏んだかが注目のポイントだと言える。ぜんじろうは大阪での活動を経て東京進出を果たしている。東京のテレビに出始めた時期では爆笑問題の方が先となる複雑な構造がある。 吉本興業の芸人養成所であるNSCを経ていないオーディション組であり、コンビ結成前にピン芸人をしていた霜降り明星の粗品は芸歴があいまいだ。同6月放送の『アメトーーク!』(同)の芸歴検証企画では、ライバルのミキの昴生と粗品でどちらが芸歴が先かで大揉めとなった。さらに地味ながら阿佐ヶ谷姉妹の姉役の渡辺江里子が1994年に東京乾電池の舞台に立っており、ここをスタートとするならロンブーと同期の大ベテランだとも話題になった。 昨年夏に発覚した闇営業問題で謹慎していたスリムクラブがみそぎとして『M-1グランプリ』に一回戦から出場し話題となるも、「大会規定であるコンビ結成15年目まで」を過ぎているのではと話題になった。スリムクラブは大学時代の仲間同士で1997年ごろから活動を始めたとされる。吉本興業へ所属した2005年を正式なスタートとしているが、それ以前の芸歴をどうカウントするかは議論の分かれるところだろう。地元沖縄の芸能事務所へ所属していたため、これは「プロの芸歴なのでは」と見る声もある。 一連の芸歴問題から出ている暫定的な結論としては、修行期間や養成所の在籍期間は芸歴にカウントされない。最終的には自分の芸歴をどこに位置づけるかは本人の自覚次第であり、芸歴の長さを主張するより身を引く方が美学とされるといったものだ。実際に昨年、芸能活動を休業したネプチューンの名倉潤は、後輩であった原田泰造と堀内健とトリオを組み「下の芸歴」に合わせている。それでも厳密なカウントは難しいため、今年も芸歴を巡る論争は勃発しそうだ。
-
-
芸能 2020年01月01日 12時20分
2019年を駆け抜けた霜降り明星は今年も絶好調?
2019年にもっとも注目を集めたお笑いコンビと言えば、霜降り明星が挙げられるだろう。2018年末の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で史上最年少の優勝を果たすと、年明けにはツッコミの粗品がピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)で優勝を成し遂げた。 4月からは本格的に東京進出を果たし、深夜ながら冠番組『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)がスタート。この番組は人気の『ロンドンハーツ』(同)と同じ加地倫三氏がエグゼクティブプロデューサーを務め、勢いのあるテレ朝バラエティの精鋭が集まっていると言えるだろう。また、深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)のレギュラー番組もスタート。番組内では、あるテレビ番組のスタッフから、せいやが「こども」、粗品が「天狗くん」と呼ばれているといった暴露話などが話題となった。さらに、せいやが壇蜜との2ショットシーンを目撃され熱愛疑惑が生じ、週刊誌記者に直撃されたエピソードも話題となり、その壇蜜が11月に電撃婚を果たし、せいやが“失恋”するなど「引き」も強い。 霜降り明星の快進撃には所属の吉本興業のプッシュもあるだろうが、彼らが実力者であるのも確かだろう。レギュラーのほかにも数多くの番組にゲスト出演し、彼らが得意とする小さなフリとボケがうまくハマり、着実に結果を残しつつある。 現在の霜降り明星のライバルと言えば、兄弟漫才のミキだろう。兄の昴生は、粗品より先輩のはずなのにタメ口を聞かれるといった「舐められキャラ」も板についてきた。さらに関東芸人のカミナリなども彼らが常に意識する存在だと言える。 2020年の彼らの目標としては、やはりゴールデンタイムでのレギュラー獲得がありそうだ。当然そこでは、ほかの芸人との絡みも増えてくる。その先には当然、ダウンタウンに続く「天下取り」もありそうだ。彼らがどのような飛躍を見せてくれるのか期待したい。
-
芸能 2019年12月31日 12時20分
「おもしろ荘」2019年出場芸人が今年もブレーク必至! 今年の出場者にも期待
新年一発目のお笑い系の注目番組と言えば、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画である「おもしろ荘」であろう。あばれる君やブルゾンちえみ、ひょっこりはんなど、この番組からブレークを果たした芸人も多い。そのため、12月初旬に行われるオーディションは、若手芸人にとっては『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)に並ぶ重要なポイントであるとも言える。 ただ「おもしろ荘」は、「M-1」のようなガチンコ度の高い賞レースと言うよりは、ユルめの面白キャラの発掘に力を入れているように見える。2019年度の放送はどうであったのか、改めて振り返ってみたい。この年にエントリーした芸人数は何と902組、そこから選ばれた10組が登場した。 1位に輝いたのは、芸歴11年のぺこぱであった。着物姿のキザ芸人キャラの松陰寺太勇とシュウペイによるコンビである。所属は髭男爵、ダンディ坂野、小島よしおなどキャラクター芸人を多く擁するサンミュージックプロダクションである。ネタのインパクトはあるものの、アクが強すぎたのが、「おもしろ荘」で優勝するも本格的なブレークには至っていなかった。しかし、今年の「M-1」の決勝戦に出演、ファイナルステージにも残りブレーク必至と言われている。 2位にはセルライトスパ、3位にはゼストがランクインした。セルライトスパはボケの大須賀健剛がピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)で準優勝を果たすなど、着実に結果を残しており、ブレークまであと一歩といったところであろう。ゼストは一見すると失敗した風のボケを繰り返すシュールなネタで知られる実力派コンビだ。こちらも、少しわかりづらさが伴うコンビと言えるかもしれない。 もともとアクの強い芸人をそろえているだけに、「おもしろ荘」出場者は必ずブレークが約束されているわけではない。ただ、ひょっこりはんのように優勝を逃してもブレークする例もあり、やはり出場芸人には要注目の番組であると言えそうだ。
-
芸能 2019年12月30日 23時30分
昨年は不在だった欅坂・平手、今年は存在感示す 紅白リハ3日目、多彩なゲスト参加の「けん玉チャレンジ」にも注目
30日、『第70回NHK紅白歌合戦』リハーサルが東京渋谷のNHKホールで行われた。 本番前日ということで、この日はカメラリハが中心。報道陣に公開されたもののうち、午前中で圧倒的だったのは4年連続出場の欅坂46。昨年は不在だったセンター平手友梨奈を中心に、一糸乱れぬフォーメーションからキラーチューン「不協和音」を披露した。完成度の高いパフォーマンスは、総合司会の内村光良に「しっかり見届けたい」と言わしめるほど。目下最大の話題は所属する坂道3グループの共演で、番組の制作統括を務める加藤英明CPも太鼓判を押すなど、紅組の注目アクトになりそうだ。 白組で登場した三山ひろしは、昨年の紅白で「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」でギネス世界記録を達成した。昨年よりも1人多い125人に挑戦する今回、新たに『M-1グランプリ2019』で優勝したミルクボーイやGENERATIONS from EXILE TRIBEから数原龍友も挑戦する。前日に「目とつむってやります」と意気込んだ数原は、30日のリハーサルで見事9人目として成功。初出場にして堂々LDHを代表する新世代の勝負強さを本番でも発揮できるか注目したい。 白でも紅でもない出場者と言えば、いまもっとも注目を集めているのは氷川きよし。20回目の出場となる氷川は、アニメ『ドラゴンボール超』のオープニングテーマであるロック調の「限界突破×サバイバー」と最新シングル「大丈夫」のメドレーを披露する。あっと驚くような仕掛けとともに、ありのままの自分を見つめて、白組でも紅組でもない限界を突破するパフォーマンスを見せてくれることだろう。 この他に、年々充実する歌もの以外の企画も充実。当日まで明かされないサプライズもありそうだ。『第70回NHK紅白歌合戦』は、31日19時15分よりNHK総合テレビ、BS4K、BS8K、ラジオ第一にて放送される。
-
芸能 2019年12月28日 16時00分
『M-1』和牛の「ドヤ感」が苦手の声、慢心はあった?
12月22日放送の『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)では、数々のドラマが生まれたと言えるだろう。特に大きかったのが和牛の動きであろう。これまで3年連続で準優勝を余儀なくされてきた和牛が、今年は本気で優勝を狙いに行くのではないかと言われてきた。 しかし、準決勝で敗退し、これは「和牛の敗者復活優勝」を演出する一つの策略なのではとも言われてきた。下馬評通りに、和牛は敗者復活を勝ち上がった。和牛は652点を獲得。だが、審査員の上沼恵美子から「決勝まで残り腐らんかった」「緊張感がない」「大御所みたいに」と酷評された。これは和牛の時ではなく、別のからし蓮根のネタ後の講評であった。20代のフレッシュな才能であるからし蓮根に対し、優勝もしていないのにベテランの貫禄を見せる和牛に、上沼は苦言を呈したのだろう。 場違いな発言をする上沼に非難が殺到する一方で、ネット上では「確かに和牛のドヤ感はイヤだな」「最終決戦へ行って当然みたいな振る舞いがある」といった声もある。さらに、敗者復活戦と決勝戦で同じネタを披露したことでも、「なんか決勝戦は地ならしみたいな感じだったのかな」といった声も聞かれた。 結果的に、最終登場者のぺこぱに2点差で敗れ、和牛は最終決戦進出はならなかった。これには、ファンとしても落胆したようで、ぺこぱの「キャラ芸人」ぶりを非難する声も聞かれたが、これは、さすがにお門違いの批判とも言えそうだ。 『M-1グランプリ』は2015年の復活後から、出場規定がコンビ結成10年位内から15年に拡大された。これは休止期間を勘案しての措置だが、その分ベテラン芸人の「うまさ」が目立つ大会となってしまった。本来なら若手、新人向けの賞である「M-1」の性格が変わりつつあるのは確かだろう。ネット上では「和牛って2年くらい前に獲っておくべきだったんだよな」「意識してなくてもベテラン感が出すぎている」と指摘する声もある。和牛にとっては来年以降、どのように振る舞うのか難しい舵取りを迫られそうだ。
-
-
芸能 2019年12月28日 14時00分
『M-1』インディアンスきむのキャラギャップが話題、バラエティでのイジりに期待?
12月22日放送の『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)では、ほぼ無名芸人だったミルクボーイが優勝を果たした。 このほかにも注目コンビが多くおり、その一つがインディアンスだろう。キャラの立ったボケの田渕章裕と、眼鏡のツッコミのきむこと木村亮介からなるコンビである。とにかくボケ倒す田渕のキャラは、2004年の同大会で優勝したアンタッチャブルのザキヤマこと山崎弘也を彷彿とさせる。ネット上では「これってアンタッチャブルのパクリなんでは」といった声も聞かれたが、アンタッチャブルは先ごろコンビ復活を遂げるまで、約10年間にわたって沈黙していたコンビである。そのため、アンタッチャブルを知らない世代にとっては新鮮に映ったようだ。 さらに、インディアンスが沸いたのは登場VTRであろう。田渕は現在の面影があるものの、きむの格好がまったく異なっている。眼鏡の大人しそうなキャラとは別に、長髪で眉をしかめた姿は完全に「関西のヤカラ」である。そのため、ネット上では「さらっと出てるけど、これはヤバイだろ」「これ、今に至るまで何があったのか気になる」といった声が聞かれる。ネットでは木村が元ヤンといった説も流布しているが、うなずけるルックスではある。 キャラクターや芸風は芸人にとっては要と言えるだろう。同じ『M-1』で爪痕を残したすゑひろがりずも、過去にどんなネタでもウケず、開き直って行った和風コントがウケたことで現在の芸風を確立した。インディアンスもネットで言われるような「アンタッチャブルのパクリ」だけではない、試行錯誤の歴史があったのは確かであろう。 インディアンスは今のところ、田渕の「ボケ倒し」「テンパリキャラ」が注目されがちである。実際に、本番ではネタを飛ばしたため、成績が思ったより振るわなかったようだ。だが、テレビのバラエティ番組などでは、まるで見た目の違うきむのギャップの方が面白がられるかもしれない。
-
芸能
お笑い芸人 豪快伝説 其の三十三『フットボールアワー』
2012年10月17日 15時30分
-
芸能
NON STYLE 石田明が結婚
2012年10月10日 11時45分
-
トレンド
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol8 ニッチェ)
2012年09月27日 15時30分
-
芸能
お笑い芸人 豪快伝説 其の三十『TKO』
2012年09月26日 15時30分
-
芸能
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(30) 『オイルマッサージなんで呼ぶん?』て言われてる (小杉竜一)
2012年09月21日 15時30分
-
芸能
お笑い芸人 豪快伝説 其の二十七『徳井義実』
2012年09月05日 15時30分
-
芸能
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(27) 「顔も見たことない後輩に、いちばん深くお辞儀してた」(吉田敬)
2012年08月31日 15時30分
-
芸能
NON STYLE デビュー12年のDVDで“12個の試練”「マネージャーのメールを信用できなくなってます」
2012年08月30日 15時30分
-
芸能
お笑い芸人 豪快伝説 其の二十六『石田明』
2012年08月29日 15時30分
-
トレンド
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol6 キャン×キャン)
2012年07月31日 15時30分
-
芸能
全国ライブ直前のトータルテンボス「お笑いライブを一度も見たことない人を夢中にさせる自信はあるんで」
2012年07月30日 15時30分
-
トレンド
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol5 磁石)
2012年06月28日 15時30分
-
トレンド
おしゃれがとまらね〜! サカイストにインタビュー「今年の夏は、どんどんすべってこうかなって思ってます」
2012年06月25日 15時30分
-
トレンド
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol4 エルシャラカーニ)
2012年05月28日 15時30分
-
芸能
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(12) 「M-1はめちゃくちゃ厳しい先生でした」(吉田敬)
2012年05月21日 11時45分
-
トレンド
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol3 タイムマシーン3号)
2012年05月01日 15時30分
-
トレンド
ご当地芸人にも栄枯盛衰!?
2012年02月01日 15時30分
-
芸能
【新春インタビュー(1)】笑い飯・哲夫が“エロ”を語り尽くす
2012年01月01日 00時00分
-
トレンド
あの人に○○されると売れる!? 芸能都市伝説 後輩にご利益を与える芸能人!
2011年12月20日 15時30分
特集
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分