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お笑い芸人 豪快伝説 其の三十『TKO』

 お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の30回目。サーティースバウトは、TKOだ。

 『キングオブコント』でファイナリストになったのは、しずると並んで史上最多の3回。40歳を過ぎた今も、毎月新ネタを作っている。現役。TKOは、ハングリー精神を忘れない。売れた今もネタ作りをやめない理由は、所属する松竹芸能の常設劇場が大阪と東京にあるから。そして、地獄を見ているからだ。

 デビューした翌92年に、地元・関西の若手芸人勝ち抜き番組で、まさかの優勝。おしゃれな20代、長身でイケメン。またたくまに、アイドル人気を博した。転落の入口だった。

 4度も東京に進出。しかし、『めちゃ×2イケてるッ!!』(フジテレビ系列)のメンバーになり損ね、ネプチューンやくりぃむしちゅー(当時は海砂利水魚)ら東京芸人と波長が合わず、『笑っていいとも!』(フジ系)のレギュラー内定が消え、月1出演だった『内村プロデュース』(テレビ朝日系列)が終了。10年間で4度の挫折を味わっている最中に、後輩のますだおかだが『M-1グランプリ2002』で優勝し、グラビア系芸人としてオセロが大ブレイク。会社は、TKOに見切りをつけた。

 残った仕事は、深夜のお色気番組だけ。すると、未知の仕事が舞い込んだ。AV男優だった。「顔バレは絶対にしない」という関係者の口説き文句に、何度も首を縦に振りそうになった。

 5度目の東京進出。引退覚悟のものだった。初心に戻ることを命題にしたため、新人の舞台の司会を務め、事務所に毎日顔を出しては、マネージャーとともに現場を回った。そして08年、『爆笑レッドカーペット』(フジ系:終了)、『ザ・イロモネア』(TBS系列:終了)でチャンスを手にした。17年もかけてつかんだ栄華だった。

 そんなふたりを見て、「もう大丈夫やな」と微笑んだのは雨上がり決死隊の宮迫博之。旧友が口にしたこの言葉は、今でもふたりの胸に突き刺さっている。(伊藤由華)

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