新日本
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社会 2020年09月26日 19時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★菅新政権に期待する改革
9月16日の国会で菅義偉氏が内閣総理大臣に任命されたな。菅政権は、基本的には安倍さんと同じ路線でやっていくと思っているが、俺が注目しているのは政治家と官僚との主導権争いだよね。 日本の政治では官僚が力を持っていて、利権をむさぼりすぎているというのが大きな問題だった。官僚のために省庁が大きくなって、その下にはいろんな関連団体がある。要は天下り先がいっぱいできて、よく分からない公共事業もどんどん増えている。それで国家予算が膨らんでいって、税金も重くなっていくという悪循環に陥っているのが現状なんだよ。 つまり、官僚がやりたい放題やってる事態に政治家がストップかけなきゃいけない。安倍さんは、官僚の権限を奪う方向に進めていて、少しずつ追いやっていたと思う。でも、森友問題みたいな疑惑で引っかかって、足踏みしてしまった。ああいうスキャンダルは、安倍さんを懲らしめるための官僚側からの仕掛けかもしれない。 そもそも政治家っていうのは国民が自ら選んだ代表で、基本的には国民の味方だ。 一方の官僚は、各省庁の採用試験を突破した国家公務員。国民が選んだ代表ではなく、ただのエリートなんだよ。 何かあるとマスコミは政治家が悪いっていう報道をする。だけど、問題は国会議員(=政治家)から選ばれる大臣ではなく、事務次官や局長あたりの「高級官僚」と呼ばれるポジションの人たちで、彼らが予算や認可の権限を持っているんだよ。そこを変えようと安倍政権は頑張っていたとは思うけど、マスコミは分かりやすい政治家を叩いてしまう。 今度の菅政権は、安倍さんがやろうとしてた国民主導の体制を作り直すということをバーンとやってもらって、それで官僚に潰されたら仕方ないくらいの覚悟で突き進んでほしい。どうせ短命政権なんだから(笑)。 なんにせよ、ここで体制を変えておかないと予算は増える一方だし、税金も毎年上がっていく。これでサラリーマンの給料が上がらないって状態がずっと続いたら、数年後には“サラリーマン一揆”が起きるぞ。「アベノミクス」で景気はよくなったっていうけど、実感としての市民生活は向上していない。消費税増税にタバコや第3のビールの値上げとか、庶民のカネを巻き上げることばかりしている一方で、大企業の法人税は優遇している。まぁ、それはそれで景気回復のためには正しいやり方なのかもしれない。 ただ、アメリカもずっとそんな傾向が続いていて、いまになってその歪みが表面化してきている。日本は海外から10年遅れるというから、これからは日本でも「富の集中」と、それによる「格差社会」がより問題になっていくんじゃないかな。 アメリカではコロナの影響もあって、グローバル体制を縮小していって自国内の産業を盛り上げようという流れになっている。だから、日本もこれからは国内生産を増やして内需拡大の方向に向かっていかないといけないのかもしれない。 菅政権がどこまでするつもりなのかはまだ未知数だけど、一番大事なカネの集め方と使い道だけはしっかりしてほしいよね。***************************************1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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社会 2020年09月26日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★台風10号で“自助”の重要性を再確認
観測史上最大級といわれた台風10号が沖縄・九州に接近し、大きな被害が出てしまった。ここ数年の日本列島は大型台風や大雨に見舞われることが多くて、これまでの“異常気象”がもはや通常と言ってもいいんじゃないかな。 実際、東京でもゲリラ豪雨が頻繁に起こるようになった。俺の会社の事務所がある銀座でも、いきなり雲行きが怪しくなって豪雨になり数分後にはすぎ去る、なんてことがたまにある。 これは、タイやハワイといった熱帯地方で起きるスコールと同じだと思う。そう捉えておけば、大雨が降ってきたら休憩と思ってやりすごせばいいし、打ち水効果で気温も下がるかもしれない。だから、これはこれで慣れるしかない。 俺は以前よりも天気を気にするようになった。単純な天候だけでなく、スマホで詳しい気象情報を確認したりね。テレビの気象情報も最近は詳細に報じるから、ちゃんと見るようになった。 今回の台風10号に関する報道も、上陸前からコースの予想をしていたし、避難勧告などの警告を何度も発していた。現地ではスーパーから商品がなくなったり、ちょっとしたパニックは起きていたみたいだけど、事前の報道でしっかり備えることができた人も多かったんじゃないかと思う。 ただ、今回の台風10号は、その前の台風9号と同じルートを辿ったおかげで力が弱まり、事前に予想していたような甚大な被害は回避できた。これは運がよかったということなんだけど、避難した人たちの中には「たいしたことなかったじゃないか」ってテレビの天気予報に文句をつけたり、「危険を煽りすぎなんじゃないか」という声も出てる。 でも、俺は災害の警報で「やりすぎ」はないと思う。確かに、テレビの台風中継は演出の部分がある。テレビは基本的に“煽る”メディアで、絵的に派手なものを欲しがるからね。 例えば、暴風地域で、地方のレポーターが吹き飛ばされそうになりながら生中継したりする。あれは全国ネットに出られるめったにないチャンスだと思って、レポーター側が張り切ってやってるのかもしれないけど大事故が起きかねない。 それに、最近よくある「視聴者が撮影した河川の決壊の瞬間」とか、家の屋根が吹っ飛んでる衝撃映像なんかを流し続けるのも、注意が必要。視聴者の中には、すごい災害映像を撮ればテレビで流してくれるんじゃないかと思って、崩壊しそうな家の隣でギリギリまでカメラを構えておこう、みたいな人たちが出てくるかもしれないからね。 テレビの災害報道は、あくまでも正確な情報を伝えて、警告をするということが基本。視聴者はその情報を自分で判断して、自分の命は自分で守るという“自助”の精神を忘れないようにしてほしい。 新型コロナも同じだよ。テレビが未知のウイルスの恐怖を煽ったという側面も確かにあるけど、報道によって俺たちのコロナに対する理解は進んだし、対策もできるようになった。 天気もコロナも、今の日本には予測がつかないことが起こっている。テレビに文句を言う前に、自分自身で行動する“自助”の重要性が増してきているってことだろうね。 最近、俺の意見が真っ当すぎるって? ガッデム!***************************************1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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スポーツ 2020年09月24日 11時30分
新日本G1ジェイ・ホワイトが飯伏幸太を粉砕「次はオカダだ!」
新日本プロレスは23日、北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーるで『G1クライマックス30』Aブロック公式戦を開催した。 メインイベントでは、今年の1.5東京ドーム大会で対戦した飯伏幸太とジェイ・ホワイトが対戦。このカードは昨年の『G1』決勝でも実現し、『G1』では飯伏が、ドームではジェイが勝利を収めている。 ジェイはマネージャーの外道とともに入場。飯伏は肉体がコスチュームと言わんばかりに、力強く入場した。ジェイは場外に降りて「イブシ」コールを煽るが、観客は声を出しての声援を禁じられており、それを逆手に取った挑発だ。これに業を煮やした飯伏は場外のジェイへプランチャ。観客は手拍子で飯伏コール。しかし、ジェイは飯伏を場外に落とすとフェンスに叩きつけるなど、ラフ殺法を繰り出して飯伏を苦しめる。 リング上では、ブレードランナーへの布石なのか、飯伏の首を痛めつけていくジェイ。さらに右膝にもキックを放ち、ダメージを与える。コンビネーションキックからその場飛びムーンサルトを放つ飯伏。しかし、場外から外道がインサイドワークを使って介入。ジェイはドラゴンスクリューで、飯伏の右膝を痛めつける。ジェイはエルボーを連打するが、飯伏はラリアットでなぎ倒すと、低空の高速ドラゴンスープレックスを放つ。 ジェイはドラゴンスクリューの連打からITOで、飯伏は悶絶するもエスケープ。介入する外道をハイキックで排除した飯伏はカミゴェを狙うが、これをジェイが高角度ブレードランナーで切り返して3カウント。飯伏は突然の出来事に呆然とするしかなかった。 試合後、寝そべりながら拍手を煽るジェイはそのままマイクアピール。「オレとゲドーがG1をクリエイトしてやる!」「次はオカダだ」と9.27兵庫・神戸ワールド記念ホール大会で対戦するオカダ・カズチカを挑発。リーグ戦3連勝に向けて自信満々のようだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年9月23日北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)<1勝1敗=2点>●飯伏幸太(20分28秒 体固め)ジェイ・ホワイト○<2勝=4点>※ブレードランナー文・どら増田
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スポーツ 2020年09月21日 06時30分
新日本・ワールドプロレスリングが10月から25時開始!新番組もスタート!
新日本プロレスは、テレビ朝日系列の地上波で毎週土曜日深夜に放送している同団体の中継番組『ワールドプロレスリング』が、10月から現在の26時放送開始が、1時間繰り上がり、25時放送開始に改編されると発表した。現在テレビ朝日と同時刻に放送されているローカル局でも、時間が変更される見込み。 『ワールドプロレスリング』は、タイトルを少しずつ変えながらも1969年7月、水曜21時からの1時間枠で、日本プロレスを中継する番組としてスタートした長寿番組。1970年から月曜20時、1972年から金曜20時に移行するが、日プロが崩壊。1973年4月から前年に旗揚げした、新日本プロレスの中継番組として、プロレスブームの立役者的な番組となる。古舘伊知郎アナウンサーがブレイクしたのはこの番組だ。1986年から月曜20時に、古舘アナ勇退後の1987年4月から火曜20時を経て、10月から再び月曜20時に戻ると、視聴率低迷により、ゴールデンタイム撤退説が沸き起こる中、1988年から土曜16時へ。これでレギュラー枠での生中継はなくなってしまった。また、この枠はゴルフ中継が優先されることから、放送休止の週が多く、ファンには不評で、1994年4月から深夜枠に移行。ドーム大会などビッグマッチは生中継も含めてゴールデンタイムで放送することがあった。 2000年代になると、番組打ち切りの噂もたびたび話題となったが、2004年4月から30分枠となり、ビッグマッチの特番も深夜に移行。現在に至っている。だが、近年は新日本プロレスの人気が再び高くなって来たことから、BS朝日の『ワールドプロレスリングリターンズ』は金曜20時に放送されている他、ビッグマッチはCSテレ朝チャンネルの『ワールドプロレスリングLIVE』で完全生中継。また、新日本とテレビ朝日共同事業の動画配信サービス『新日本プロレスワールド』も、回線がパンクする大会もあるほど好調だ。 テレビ朝日では10月の番組改編で、『ワールドプロレスリング』の他に、『新日ちゃん。』を毎週金曜深夜26時20分から放送することも発表している。こちらは選手がいろんなことにチャレンジするバラエティ番組になりそう。かつて一世を風靡したプロレス格闘技バラエティ『リングの魂』(1994年24月~2000年4月テレビ朝日系列で放送)のような番組になることを期待したい。(どら増田)
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社会 2020年09月19日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★経済不況に備える「コロ活」
新型コロナウイルスによって、経済活動は大打撃を受けている。それに合わせて、俺自身だけでなく、仕事や会社もコロナに合わせて見直していかなきゃいけない。だから受け身になってるだけじゃなく、自分からコロナに対してアクションしていく活動、いわば「コロ活」を俺は進めていきたいと思ってる。 新型コロナが流行して以降、俺の会社は前年度比で3〜4割減の売上高になってしまった。最初のうちはコロナさえ収束すれば持ち直すんじゃないかと考えていたけど、いまは以前のようには戻らないんじゃないかなと思っている。 主力のひとつだった俺のイベント出演なんかも、イベント自体がまだまだお客さんを入れることが難しい状態。来年になっても完全に回復しないだろうね。それに、興行やイベントは今回のようなパンデミックや災害の影響を受けやすいから、いつまたダメになるか分からない。事業としては計算を立てるのが難しいんだよ。だから、今後のイベント事業の売上高は、コロナ以前の8掛けぐらいが目標かなと感じている。 居酒屋やレストランなどの飲食店も、前年度までの売り上げには戻らないと思う。今は3〜4割くらいの客数でかろうじて営業していて、戻ったところで6〜7割ぐらい。今は延命してるけど、遅かれ早かれなん割かは脱落して店をたたんでしまうんじゃないか。 だから、今後もその業界に携わるんであれば、より小さな船に乗り換えてやっていくしかないと思う。例えば、ディナーメニューが30あるなら半分に絞るとか、メインメニューを専門店に切り替えて仕入れロスを減らすとか。 このダウンサイジング的な考え方は、事業をやっていくにはやむを得ないし、いろんな業界で進んでいくと思う。アパレル業界でも、コロナで外に出かけなくなると、ファッションに対する興味も薄れてしまう。それにTシャツひとつとっても、いまは安くていい物が手に入る。そうなると、毎シーズン3枚買っていたのが、コロナということもあって「1枚でいいか」という考え方になって、市場が小さくなっていく。 コロナ不況で怖いのが、リーマンショック時みたいにガンッと落ちるんじゃなくて、様子見をしながらジリジリと下がっていくところ。これは精神的にもよくない。なんとか踏ん張ってたけど、心身ともに耐えきれなくなってきて、ある日ガクッとやる気がなくなって廃業するみたいなケースが増えるんじゃないかな。会社の倒産や失業者が溢れる世界的な不況のピークは、来年から3年後と長いんじゃないか。 それまでに、事業の体制や生き方を変えておこうというのが「コロ活」だよ。 俺が「コロ活」としてまず手をつけようかと思っているのが、会社の事務所の移転なんだよ。リモートワークが普通になれば社員は事務所に出る必要性がないし、外出自粛で来客も少ない。いまは銀座に事務所を構えているけど、その意味が薄くなっている。だったら、調布銀座とか、戸越銀座とかの商店街でもいいんじゃないかな(笑)。 逆を言えば、事務所なんてどこにあっても揺るがない体制とブランド力を作っていかなきゃならないってことだよね。***************************************1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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スポーツ 2020年09月19日 06時30分
北斗晶氏が提唱したアッセンブル10.1上野大会の対戦カードを発表!
元プロレスラーでタレントの北斗晶氏の呼びかけで実現した女子プロレス団体合同イベント『アッセンブル』10.1東京・上野恩賜公園野外ステージ大会の第1弾カードが発表された。『Women’s Pro-Wrestling Assemble』2020年10月1日東京・上野恩賜公園野外ステージ<第1弾発表カード>▼PURE-J タッグマッチLeon&ライディーン鋼 対 マリ卍&勝愛実▼マーベラス 6人タッグマッチ彩羽匠&門倉凛&Maria 対 桃野美桜&神童ミコト&星月芽依▼センダイガールズ 6人タッグマッチ>里村明衣子&DASH・チサコ&岡優里佳 対 橋本千紘&愛海&金子夏穂▼シードリング タッグマッチ世志琥&花穂ノ利 対 中島安里紗&海樹リコ※レフェリー 南月たいよう▼OZアカデミー タッグマッチ尾崎魔弓&安納サオリ 対 加藤園子&AKINO 試合順は当日、各団体の代表が抽選を行い決定する。また堀田祐美子が任されているフリー枠、ダンプ松本を軸に行われるとされるレジェンド枠のカードは後日発表となる。 提供マッチによるオールスター戦は、プロレス界で過去に幾度となく行われてきた。1995年4月2日に開催されたベースボール・マガジン社主催『夢の懸け橋』(東京ドーム)は、新日本プロレス、全日本プロレス、FMW、U系各団体、インディー団体をはじめ、当時存在した女子プロレス3団体も全て参加し、6万人もの観衆を集めている。この大会に不参加を表明したWARも後楽園ホールで大会を開催し、こちらも超満員の盛況ぶり。プロレス界が盛り上がった1日となった。 実はこの東京ドーム大会に、当時復帰か引退かで迷っていた北斗氏が全日本女子プロレスの提供試合終了後に乱入する一幕があった。この時の経験が提供マッチのオールスター戦につながっているのかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月16日 11時00分
新日本LA道場、未来のスター候補がトーナメントで激突!
新日本プロレスは、動画配信サイト新日本プロレスワールドで毎週土曜日11時から世界配信しているアメリカ発の『NJPW STRONG』のエピソード7から、新日本プロレスでの“ブレイク”を目論むニューカマー8戦士が勝ち残りトーナメント戦を行う『LION’S BREAK: CROWN』を開催すると発表した。『NJPW STRONG』配信日程は次の通り。『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』日本時間:9月19日 午前11時配信予定1回戦として発表されたのは以下の4カード。試合順は未定。ローガン・リーガル 対 THE DKC ローガン・リーガルは、双子のスターリング・リーガルと“ザ・リーガル・ツインズ”を組んでいるが、今回も一人での参戦。対するは、柴田勝頼がLA道場生を除けば、どの選手よりも絶賛する“元気印”のTHE DKCが激突する。柴田お墨付きのカードと言ってもいい。クラーク・コナーズ 対 ジョーダン・クリアウォーター そのLA道場のキャプテンであるクラーク・コナーズは、優勝候補の筆頭といえる伸び盛りの選手。対するジョーダン・クリアウォーターは、LA道場のキャンプにも参加した新鋭で188センチ&100キロ、“ザ・ゴールデン・ボーイ”の異名を持つ23歳のニューカマーだ。コナーズは昨年の『G1クライマックス』で来日しており、先を走っているカール・フレドリックスに追いつきたいだろう。ダニー・ライムライト 対 バレット・ブラウン ダニー・ライムライトは、『LION’S COLLISION』で新日本デビューを果たした新鋭で、『NJPW STRONG』でロッキー・ロメロとシングルも行っている期待の選手。一方のバレット・ブラウンは、26歳ながらデビュー10年のキャリアを持つ。LA道場のキャンプにも参加しており、167センチの体格ながら子気味いいファイトで活躍中。ジュニア戦線に入って来たら面白いだろう。エイドリアン・クエスト 対 ブレイク・クリスチャン 現在、22歳のエイドリアン・クエストもLA道場キャンプ経験あり、“ヤング・フエゴ”の異名を持つジュニア戦士。ブレイク・クリスチャンは23歳の新鋭。アメリカのインディー団体を中心に活躍し、ウィル・オスプレイのスタイルを彷彿とさせる才気溢れるハイフライヤーで、今年は中止となった『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』参戦を視界に入れたいところ。 日米同時進行出来る団体は、新日本しかないので、この利点を今後も活かすことで、新日本の存在を世界に広めてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月15日 22時30分
新日本・KENTAがG1前に大暴れ!バレットクラブ介入でUS王座挑戦権利証防衛!
新日本プロレスは前回に引き続き、2週連続で『NJPW STRONG』の『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』をアメリカから世界配信した。 日本時間12日配信のメインイベントでは、「IWGP USヘビー級王座・挑戦権利証争奪戦」が敢行され、権利証保持者のKENTAにジェフ・コブが挑戦。「NEW JAPAN CUP 2020 in the USA」準決勝戦において、KENTAの無法ファイトに煮え湯を飲まされたコブが、リベンジを誓って挑んだこの試合。 しかし、コブは序盤からウイークポイントの左膝を攻められ、なかなかペースを握れない。それでも持ち前のパワーと瞬発力で巻き返すが、なんとバレットクラブのメンバーであるチェーズ・オーエンズが試合に介入。無法地帯と化したリング上は、2対1の展開となり、KENTAが権利証の入ったアタッシュケースでコブを殴打。そこから必殺のgo 2 sleepを炸裂させ、3カウント。 アメリカでもバレットクラブの暴挙は変わらない。エンディングはオーエンズがKENTAの手を上げて、KENTAはアタッシュケースを誇示した。 セミファイナルでは、IWGPタッグ王座最多戴冠記録タイ(6回)を誇るタマ・トンガ&タンガ・ロアが揃い踏み。デビッド・フィンレー&PJブラックの新コンビを寄せつけず、タンガがエイプシットでPJを3カウント。第2試合では、大ベテランのロッキー・ロメロに新鋭のダニー・ライムライトが挑んだシングル対決が実現。ロメロが腕ひしぎ逆十字固めで完勝。それでも、試合後はライムライトの実力を認め、そのポテンシャルを高く評価。ロメロはアメリカで試合をしながら、新日本マットで通用する選手を見定めているようだ。 オープニングマッチでは、TJPとACHが魅力的なタッグを結成。エイドリアン・クエスト&ローガン・リーガルの新世代コンビと対戦し、ACHがフロッグスプラッシュでクエストを下している。 KENTAとコブは今週末から開幕する『G1クライマックス30』に“来日”することが決まっており、しばらくは再び日本に主戦場を移すことになるだろう。◆新日本プロレス◆『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』会場非公開▼IWGP US HEAVYWEIGHT RIGHT TO CHALLENGE CONTRACT(60分1本勝負)<権利証保持者>○KENTA(17分57秒 片エビ固め)ジェフ・コブ●※go 2 sleep※KENTAが権利証を防衛(どら増田)
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スポーツ 2020年09月14日 22時30分
新日本・今年のG1は好カード目白押し!オカダ対飯伏、棚橋対内藤で開幕
新日本プロレスは、最強戦士決定戦『G1クライマックス30』各会場の公式戦を発表した。 各会場の公式戦のメインイベントは次の通り。『G1クライマックス30』公式戦●9月19日(土)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)【Aブロック公式戦】オカダ・カズチカ 対 飯伏幸太●9月20日(日)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)【Bブロック公式戦】棚橋弘至 対 内藤哲也●9月23日(水)北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる【Aブロック公式戦】飯伏幸太 対 ジェイ・ホワイト●9月24日(木)北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる【Bブロック公式戦】内藤哲也 対 ザック・セイバーJr.●9月27日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール【Aブロック公式戦】オカダ・カズチカ 対 ジェイ・ホワイト●9月29日(火)東京・後楽園ホール【Bブロック公式戦】後藤洋央紀 対 内藤哲也●9月30日(水)東京・後楽園ホール【Aブロック公式戦】石井智宏 対 鷹木信悟●10月1日(木)新潟・アオーレ長岡【Bブロック公式戦】内藤哲也 対 SANADA●10月5日(月)香川・高松市総合体育館・第1競技場【Aブロック公式戦】飯伏幸太 対 ウィル・オスプレイ●10月6日(火)広島・広島サンプラザホール【Bブロック公式戦】棚橋弘至 対 KENTA●10月7日(水)広島・広島サンプラザホール【Aブロック公式戦】飯伏幸太 対 鷹木信悟●10月8日(木)【Bブロック公式戦】岡山・ジップアリーナ岡山棚橋弘至 対 EVIL●10月10日(土)【Aブロック公式戦】大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)オカダ・カズチカ 対 鷹木信悟●10月11日(日)愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)【Bブロック公式戦】内藤哲也 対 EVIL●10月13日(火)静岡・浜松アリーナ【Aブロック公式戦】オカダ・カズチカ 対 石井智宏●10月14日(水)神奈川・横浜武道館【Bブロック公式戦】棚橋弘至 対 SANADA以下、試合順未定●10月16日(金)東京・両国国技館【Aブロック公式戦】鷹木信悟 対 鈴木みのる石井智宏 対 ジェイ・ホワイトオカダ・カズチカ 対 ウィル・オスプレイジェフ・コブ 対 高橋裕二郎飯伏幸太 対 タイチ●10月17日(土)東京・両国国技館【Bブロック公式戦】SANADA 対 EVIL内藤哲也 対 KENTA矢野通 対 YOSHI-HASHIジュース・ロビンソン 対 後藤洋央紀棚橋弘至 対 ザック・セイバーJr.●10月18日(日)東京・両国国技館『G1クライマックス30』優勝決定戦Aブロック1位 対 Bブロック1位※全カードは後日発表 両国大会の試合順は、そこまでの決勝進出争いの得点経過によって決定するが、10.14横浜大会までのメインイベント最多出場回数は内藤の5回で、それに棚橋、飯伏、オカダが4回で続く。今回の棚橋と内藤、飯伏とオカダは同ブロックで、いきなり初戦の大阪のメインで対戦するのも興味深い。東京ドームで組まれたカードも多数実現するとあって、今年もファンにはたまらない1か月になるだろう。(どら増田)
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社会 2020年09月12日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★コロナ謝罪と蛾野正洋
新型コロナウイルスの感染者は増え続けていて、それを収束させることも大事だけど、同時にこの状態でどう経済を回していくかも考えなくちゃいけない。「ウィズコロナ」というか、コロナ感染者と共に生きていくことが「新しい生活様式」なんだと思うね。 けど最近、ちょっと気になるのが、芸能人やスポーツ選手がコロナに感染すると、ツイッターなどで謝罪をするという風潮だ。 仕事の関係者に対して迷惑をかけてしまうということはあるから、そういう方々に対して「仕事に穴を開けてしまって申し訳ない」と謝るのは分かるけど、世間に向かって「コロナに感染して申し訳ありませんでした」って謝罪するのはどうかなって思う。 コロナは他人に感染させてしまうものだから、陽性になったことは報告しなければいけない。俺も、もし陽性になったら「申し訳ございませんでした」と言ってしまうかもしれない。だけど、どんなに気をつけていてもなってしまうのが病気なんだから、謝っても仕方ない部分はある。 みんな感染しないように気をつけているから、感染した人に対しては、何かを怠っていたり、ミスをしたんじゃないかと考えて、その対応を責めるという理屈なんだろうね。 俺のモノマネをしてくれている蛾野正洋くんっていう芸人がいるんだけど、彼がコロナに感染してしまって、それをツイッターで発表したんだよ。モノマネ芸人だから仕方ないんだけど、まず名前が紛らわしいし、その書き方がちょっとややこしかったから、「売名行為だ」と炎上したらしいんだ。 俺はそんな事情をあまりよく知らなかったんだけど、蛾野くんが発表してから、俺のところに「蝶野さん、コロナ大丈夫ですか」って連絡がくることがあった。ネット上にも「蝶野がコロナ陽性だった」というデマが出回っていたから、俺から改めて「蛾野くん、大丈夫か?」とツイートして事態を収めたという流れだね。 蛾野くんとは、イベントで一緒になったこともあるし、俺としては公認というか、もっと頑張ってほしいと思ってる。モノマネ芸人というのは、本人のいない所で名前を売ってくれる影武者みたいな存在だからね。 武藤(敬司)さんには神無月さんっていう素晴らしい人がいるし、長州(力)さんも、小力くんがずっとモノマネを続けて名前を売ってくれてる。この2人と比べると、蛾野くんは影がちょっと薄い(笑)。だから、もっと頑張ってもらいたいし、まだまだ俺のモノマネをしてくれる人も募集しているぞ。 改めて言っておくと、コロナに感染したからといって、世間に謝る必要はない。感染者にいくら非があったとしても、病気になった人に対しては体調を気遣うのが基本的なマナーだと思う。 何か責任があるとするなら、コロナにかかった人たちは症状がそれぞれ違うから、いまどういう症状で、どんな治療をしているかは発信すべきだと思う。家ではどのような隔離をしているとか、食事はどうしているとか、情報発信するのは「いい売名行為」だよ。 謝るより、その経緯と状況説明することを今やるべき。蛾野くんにも「いい売名行為」をやってもらいたいね。***************************************1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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スポーツ
新日本プロレス大同窓会が実現!武藤&馳議員&ライガーが、永田ら第三世代と激突!
2019年08月02日 06時30分