新日本
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スポーツ 2007年11月20日 15時00分
一撃必殺格付けベストテン 2007年一番のすごかった技はこれだ!
いよいよ今年も残りわずか。2007年もプロレス界ではリング内外でさまざまな出来事が起こったが、リングでも数々の名勝負が繰り広げられた。そこで本紙は熱き戦いを決めたプロレス技に注目し、この1年間でレスラーが繰り出した必殺技を勝手に格付け。独断と偏見で厳選した「一撃必殺ベストテン」を一挙公開する。 やはり今年のプロレス界を彩った一番の技といえば、キングのあのフィニッシュホールドだろう。プロレスリング・ノア現GHCヘビー級王者の三沢光晴が繰り出す変形エメラルドフロウジョンだ。これまで7度防衛したうち、実に4度も同技で試合を決めた“実績”を誇る。まさしく“ベストオブ一撃必殺”の名に相応しい技だ。 7・15日本武道館大会で行われた田上明との防衛戦で勝負を決めた一発は、脳天直下のエグイ一撃だった。さらにはV5を達成した9・29大阪府立体育館大会でも丸藤正道に強烈な変形エメフロ。丸藤の頭部がキャンバスに半分ほど突き刺さり、会場のファンからは悲鳴があがった。 僅差で1位こそ逃したが、新日本プロレス“キラー”永田裕志が7月の後楽園ホールで行われたIWGPのV2戦でとっさに発射したあの一発も衝撃的なものだった。試合終盤に追い込まれた永田がチャレンジャーの真壁刀義をコーナーに追い込み、キラーエルボーでこめかみをパックリ。真壁の顔面を大流血で真っ赤に染め、試合後は本人が「危険すぎる」として現在は封印した。 その血だるま決戦のリベンジを果たしたG1クライマックス横浜大会での真壁のキングコングニードロップが3位にランクイン。トップロープ最上段から相手の息の根を止めるキングコングニードロップだ。今年は中邑真輔からの2勝を同技でもぎ取り、G1のリーグ戦ではジャイアント・バーナードも仕留めた。 そして4位に食い込んできたのが、今年ROH世界王者として通算20度の防衛を果たした森嶋猛の代名詞ともいうべき強烈なバックドロップだ。重量感とスピードを兼ね揃えた一撃で数々の外国人選手を破壊。1月のGHC戦であのキングをも病院送りにしたこともあり、実に説得力のある必殺技といえよう。 同じくパワフルな一発で5位につけたのが現3冠ヘビー級王者・佐々木健介のラリアート。長期政権を築いていた鈴木みのるから腕を傷めつけられながらも、執念で性悪男の首をかっ斬った。 惜しくもベスト5には入らなかったが、6位が5・10ゼロワンMAX大阪大会で大谷晋二郎を脳しんとうで病院送りにした大森隆男のアックスボンバー。続いて全日本プロレスのチャンピオンカーニバルを制した武藤敬司のムーンサルトプレスが7位に入った。 さらには8位は今年G1初優勝を成し遂げた新日プロの現IWGPヘビー級王者・棚橋弘至のハイフライフロー。決勝で永田から3カウントを奪った華麗なるボディープレスだ。9位が棚橋とも親交のあるハッスルのエースHGのゲイ道(ド)リラー。6・17ハッスルエイドであの天龍源一郎を見事マットに沈めた。 10位はモハメド・ヨネにエプロンからフリーフォール式で決め、完全KOしたシーンが強烈だったバイソン・スミスのバイソンテニエル。 次点には狂虎と対峙したウォーレン・クロマティの2大兵器ホームランチョップとビバ!ジャイアンツや、全日プロ3冠ヘビー級選手権でベルト強奪事件を起こしたTAJIRIのグリーンミストが入選。また、後にモンスターボノが生まれるきっかけとなったグレート・ムタの毒霧もランクイン。インリン様の秘境に噴射した一発は忘れがたい“口撃”となった。 2007年のプロレス界を彩った一撃必殺技。今年も残りあとわずか、リング上ではどんなスゴ技がみられるのか。
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スポーツ 2007年11月19日 15時00分
新日本プロレス 中邑が真壁に必勝宣言
新日本プロレスの新ユニットRISEのリーダー中邑真輔が18日、東京・水道橋の闘魂ショップで会見した。12・8名古屋大会でIWGP次期挑戦者決定戦を行う真壁刀義に必勝宣言。さらにはチェーンの無断使用にも警告した。 本紙既報(12日発行終面)通り、12・8名古屋大会で行われる真壁とのシングルがIWGP次期挑戦者決定戦に正式決定した中邑。1・4東京ドーム大会でチャンピオン棚橋弘至に挑戦するべく、ここまで願ったり叶ったりの展開に「それでいいのか新日本って感じ」とほくそ笑んだ。 真壁戦には絶対の自信がある。ことしは真壁戦に2敗を喫している中邑だが「ここ2戦で真壁はオレを踏み台にして上がっていったけど、今回は流れからしても逆でしょ」とキッパリ。さらには「どんな手を使っても勝つ」と悲壮な決意だ。 「あと(チェーンで)反則しようものならIWGPの挑戦権はない」。真壁のマストアイテム「チェーン」の無断使用に警告を放った。
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スポーツ 2007年11月17日 15時00分
新日本プロレス 新生ブラック軍あらためRISEが始動。新日プロ完全制圧を宣言。さらに新メンバー投入も
新日本プロレスの新生ブラック軍が16日、都内の同事務所で会見。新ユニット名「RISE」を発表した。リーダーの中邑真輔は「本隊」「レジェンド」「GBH」の3軍団がしのぎを削るセルリアンブルーのマットを完全制圧する考えを示唆。さらには今後の新メンバー勧誘も予告した。 群雄割拠の新日プロにまたひとつ新勢力が産声を上げた。 この日の会見には中邑、後藤洋央紀、稔、ミラノコレクションATの新生ブラック軍が出席。11日の両国国技館大会で中邑が復帰したことに伴い、これまで「新生ブラック軍」としていたユニット名を新たに「RISE」とすることを発表した。 RISEを組成するのは会見に臨んだ日本人3人とイタリア出身のミラノ、さらには外国人助っ人のジャイアント・バーナード、トラヴィス・トムコ、プリンス・デヴィットの計7人。会見ではリーダーの中邑が「僕らにはIWGPヘビーやジュニアのベルトを狙う者、またタッグのベルトを狙う者がいる。それぞれの志が同じ方向ではないですけど、互いにサポートして闘っていく」と所信表明した。 装いを新たにスタートを切った「RISE」だが、現在のセルリアンブルーのマットには本隊、レジェンド、ドヒール軍団GBHがひしめく軍団抗争の真っただ中。早くも次期シリーズからレジェンドやGBHといった他のユニットとの対戦も決定しているが、RISEが目指すのはあくまで早期の完全制圧だ。 リーダーの中邑が「GBH、レジェンドが相手だろうと一切動じない。早々に倒して勢いをつけたい」と口火を切れば、後藤も「GBH?ヤツらは自分たちを引き立たせる上で良い相手なんじゃないですか」とほくそ笑んだ。 「RISE」の野望は新日プロでの政権奪取にとどまらない。「この国際色豊かなメンバーで世界へ向けて昇っていく。その意味もあってRISE(昇る)って名前にした」(ミラノ)。世界戦略を目指す上で、今後さらなる大物が加入する可能性もあるという。稔が言う。 「誰かは言えないんですけど、このユニットはある超大物が影の名付け親。この世界は色々な問題があるので、彼が合流するかは分からないですけど、本人もゆくゆくは合流したいと言ってくれている」。そればかりか中邑は追加メンバーの招集についても「素質がある人間ならプロレス界以外の他ジャンルでも勧誘する」と示唆した。 いよいよ中邑を中心に動き出した新勢力「RISE」。果たしてこれまで数々の軍団抗争が繰り広げられてきたセルリアンブルーのマットで彼らはどんな歴史を刻むのだろうか。
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スポーツ 2007年11月15日 15時00分
DDT 飯伏幸太が東京ドーム初進出計画をぶち上げた
12月1日のK-DOJO新宿FACE大会で、ディック東郷&TAKAみちのくが持つIWGPジュニアヘビー級タッグ王座への挑戦が決定的となっているDDTの飯伏幸太が14日、ベルト奪取を宣言した上で、東京ドーム進出計画をぶち上げた。 K-DOJOの円華とのコンビで新日本プロレスの至宝挑戦が確実視される飯伏がベルト戴冠の先に見据えるのは、新日プロ1・4東京ドーム大会への参戦。壮大な計画を掲げるだけあって「IWGPに挑戦できるなら、是が非でもベルトを奪う」と盛んに腕をぶしている。 飯伏はドーム大会での対戦相手として獣神サンダーライガーを熱望。飯伏が中学生の頃の憧れたレスラーだという。「あの人の未完成の技スターダストプレス、つまりフェニックススプラッシュで沈める」と早くもレジェンド撃破のイメージも完成済みだ。 飯伏は2008年の初夢を見るため、まずは12・1新宿大会でIWGPジュニアヘビー級タッグ王座獲りを狙う。
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スポーツ 2007年11月14日 15時00分
新日本プロレス 永田裕志が“外交官”としてTNA参戦か?
新日本プロレスの“ミスターIWGP”永田裕志が13日、ゼロワンMAX東京・後楽園ホール大会に参戦した。盟友の大谷晋ニ郎デビュー15周年記念マッチに出場。同期タッグの競演で記念試合を白星で飾り、今後の交流継続を熱望した。同マット出撃により高い“外交能力”を示したミスターIWGP。その舞台裏では、ある極秘任務の遂行計画が持ち上がった。 永田と大谷のデビュー15周年タッグが競演した。 新日プロ9・9東金大会で行ったデビュー15周年興行に参戦した大谷との約束を果たすため、ゼロワンマットに出撃することになった永田。この日は大谷との同期タッグで、火祭り覇者と準優勝チーム、田中将人&崔領ニ組と激突した。 永田が田中のテーブル葬を被弾すると、大谷も崔の那智の滝で右肩を痛めるアクシデント。苦戦を強いられたが、最後は同期タッグが息ピッタリの連携でしのいだ。合体の延髄斬りを崔に食らわせるや、カットに入ってきた田中をナガタロックで捕獲。そのスキに大谷が崔からキングコブラホールドでタップを奪って勝負を決めた。 試合を終えた永田はリング上で「このゼロワンMAXは素晴らしい選手の集まりです。そしてオレと再び出会うことがあるでしょう」とマイクアピール。対戦した田中についても「体は絞って小さい感じだけど、エネルギー、醸し出すパワーを感じましたし、ラリアート一発一発の重みを感じました」と絶賛した。 ゼロワンとの交流継続を訴えた永田には今回の一件に伴い、新日プロ内部である極秘任務の遂行が持ち上がった。新日プロのフロント幹部が言う。 「うちの両国大会後にも菅林(直樹)社長が言ってましたが、やはり1・4東京ドーム大会のTNAとの交流戦を前に相手を知っておくべき。その上でも、うちの選手がTNAに出向く必要がある。現場の選手を現地派遣すると考えた場合、今回のゼロワンさんとの交流でも自分1人で話を進め、外交手腕を発揮した永田選手は適任。アングルの一件もありますしね」 つまり、他団体参戦経験も多く外交能力では新日プロ一高いポテンシャルを持つとされる永田を“外交官”としてTNAに派遣しようというのだ。 新日プロの密使としてTNA出撃計画も取り沙汰され始めた永田。次期シリーズ開幕を前にミスターIWGPに休息の時間はなさそうだ。
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スポーツ 2007年11月13日 15時00分
棚橋1・4ドーム大会Wヘッダー案浮上
新日本プロレスIWGPヘビー級王者の棚橋弘至が12日、都内の同事務所で会見した。来年1・4東京ドームでのV2戦が正式決定。当初ドーム大会ではカート・アングルが保持するIWGP3代目ベルト争奪マッチに興味を示していたが、これにより正規のIWGP戦に全力投球せざるを得なくなった。しかし、その一方で棚橋には、念願のアングル戦&自身の防衛戦に臨む両戦出撃のウルトラC案が飛び出した。 早くもエース棚橋を取り巻く情勢が動き出した。 11日に行われた東京・両国国技館大会で後藤洋央紀の挑戦を退け、貫禄の初防衛を果たした棚橋。激闘から一夜明けたこの日の会見では、次期シリーズの対戦カードとして本紙既報(12日発行号)通り、次期挑戦に名乗りを上げた中邑真輔と真壁刀義が、12・9名古屋大会で査定マッチを行うことが正式発表された。 また、次期防衛戦についてもTNAとの対抗戦が行われる2008年1月4日の東京ドーム大会「レッスルキングダムII」で開催することを決定。菅林直樹社長は「TNAからの挑戦者を第一候補として挑戦に名乗りを上げた中邑や真壁といった選手を査定したい」と、IWGP戦の挑戦者を選定する意向を示した。 いよいよ王者として1・4出撃することが決まった棚橋。これまでは、昨年に新日プロから流出し、現在カート・アングルが保持するIWGP3代目ベルト争奪マッチへの出撃を示唆していたが、1・4東京ドームで自身の防衛戦が決まったことで正規のIWGP戦に専念せざるを得なくなった。 どこか吹っ切れない棚橋は「やっぱり防衛戦があるならそっちに集中しなきゃいけないし…」とながらも「もちろん自分の手で3代目のベルトを取り戻したいッス」とし複雑な心境を打ち明けた。しかし、この局面を一気に打開するウルトラC案がある。 新日プロのフロント幹部が言う。「なにもチャンピオンがドームで1試合だけっていうことにとらわれる必要はないでしょう。例えばダブルヘッダーだって考えられるわけですしね」。なんとドーム大会で2試合をこなす究極マッチもあり得るというのだ。 「31歳になってもバリバリです。2試合のスタミナも大丈夫です」とは棚橋。今後の動向に注目だ。
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スポーツ 2007年11月13日 15時00分
ゼロワンMAX弾丸戦士・田中が新日侵攻宣言
ゼロワンMAX火祭り男の“弾丸戦士”田中将斗が12日、きょう13日に後楽園ホールで行われる大谷晋二郎15周年記念マッチに参戦する新日本プロレスの“ミスターIWGP”永田裕志にケンカ状。永田を踏み台とする新日プロ侵攻計画を明らかにした。 崔領二とのタッグで大谷&永田裕志と対戦する田中。この日は大谷の15周年記念戦について「15周年といってもパートナーでない限り関係ない。花を持たすつもりはない」と述べ、「それに話題としてはボクと永田の初対決でしょ」と大谷の完全無視を決め込んだ。 あくまで田中の照準はミスターIWGPの首だけだ。「大谷とタッグを組むことで先があるようなことを言っている。気に食わない」と怒りでカラダをブルブル震わせて「ベルトは取られたが、まだ永田が新日のトップ。永田からフォールを奪ってやる」と息巻く。 ここまで永田に噛みつくのには野望があるからにほかならない。田中は「いつまでも新日がプロレス界の一番だと思うなよ」と一気にまくし立てると、「近い将来、新日に上がることになるかもしれないしね」と永田を踏み台にして新日プロへ侵攻するビジョンを明らかにした。 ミスターIWGPとの初遭遇を果たす弾丸戦士。新日プロへの侵略戦争に持ち込むことはできるだろうか。
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スポーツ 2007年11月12日 15時00分
棚橋初防衛で中邑VS真壁IWGP次期挑戦権争奪マッチ
新日本プロレスのIWGPヘビー級選手権が11日、東京・両国国技館で行われた。王者“フェロモンボディー”棚橋弘至が後藤洋央紀の挑戦を退け、初防衛に成功。30分の死闘を制したフェロモンボディーには、試合後に中邑真輔や真壁刀義が次期タイトル戦に続々と名乗り。群雄割拠のセルリアンブルーのマットはIWGP挑戦権を懸けた争奪マッチに突入する。 初防衛を果たした棚橋は満身創痍だった。 序盤からフルスロットルで攻め立てた。ゴング直後からドラゴンスクリューを繰り出すや大ブーイング。1発、2発と執ように後藤の右足を破壊すると、会場は「ゴトー」コールに包まれる。アウエー同然の闘いを強いられたが、棚橋は一切動じることはなかった。 変型ドラゴンスクリューに四の字固め。情け容赦ない足攻撃のオンパレードで冷静沈着に試合を進める。だが、後藤も黙っていない。若武者の剛腕ラリアートがうなりをあげ、幾度となく場外に吹っ飛ばされる。悪い流れを断ち切ろうと前方回転エビ固めで切り返すも、逆に頭から落とされ、グロッキー状態に陥った。 非情攻撃は続く。ついには後藤の伝家の宝刀、昇天を被弾し、絶体絶命。この窮地をなんとかカウント2.99でしのいだが、その後は首への集中砲火がさらに過激さを増す。トップロープ最上段からのエルボードロップと垂直落下式の裏DDT。首へのエグイ攻めに苦悶しかけたが、最後は執念だけで立ち上がった。 ジャーマン、ドラゴンスープレックスを連発して反撃ののろしをあげると、間髪入れず右足めがけてハイフライフローを発射。すかさず31分22秒テキサスクローバーホールドでグングン絞めあげ、なんとかタップを奪取した。試合後は首に頚椎ねんざの負傷を負い、マットに横たわったまま。ベルトを抱きしめ「ベルトは誰にも渡さねぇ」と力なくつぶやいた。 30分を超える激闘の末に初防衛を果たした棚橋だったが、一息つくヒマはなかった。試合直後にこの日ミラノコレクションATを蹴散らした真壁刀義とケガから復帰した中邑真輔がリング上に乱入。それぞれ挑戦表明を受けた。 早くも動き出した棚橋のV2戦。同社菅林直樹社長は次期防衛戦について「とりあえず2人が次期挑戦者に手をあげましたので、ワタクシとしては次期シリーズにリングで挑戦権を懸けて闘ってもらいたい」とIWGP挑戦者決定戦の開催を示唆。次期シリーズの12月9日に行われる愛知県体育館大会での次期挑戦者争奪マッチが濃厚となった。 死闘を制して第2次政権をスタートさせた棚橋。初防衛こそ果たしたものの、早くも中邑や真壁から首を狙われる前途多難な船出となった。
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スポーツ 2007年11月12日 15時00分
新日本VSTNA抗争激化へ
新日本プロレスと米プロレス団体TNAの全面対抗戦が東京・両国国技館大会で開戦した。タイガーマスクの対戦相手だったロン“ザ・トゥルース”キリグンスにドタキャンされ、TNAの刺客にデイヴィット&稔組、矢野通が一蹴されるなど惨敗。波乱含みの船出となったが、この結果に新日プロサイドは「こちらからTNA側に送り込む」と逆襲ののろしをあげた 来年の新日プロ1・4東京ドーム大会「レッスルキングダム2」に先駆け、米ナンバー2団体TNAとの対抗戦の幕が開けた。 この日はデヴィットと稔がXデイビジョンからの刺客センシ&“フォーリン・エンジェル”クリストファー・ダニエルズと対戦。センシのゲット・スタンプで稔が3カウントを奪取されてしまう。さらには“ジ・ウォーマシン”ライノと対戦した新日プロきっての酔いどれレスラー矢野までもがごう沈した。 どヒール軍団GBHの矢野はのっけから反則攻撃のオンパレード。ライノを場外に連れ出し、イス攻撃や場外まで吹き飛ばすなどやりたい放題したものの、最後は不覚をとる。自らがコーナーに仕掛けたテーブルにゴアで圧殺されて、スリーカウントを献上。新日プロ勢は全面戦争で連敗してしまった。 しかし、この完敗ぶりにただ指をくわえて黙っている新日プロではなかった。菅林直樹社長は「僕は勝つまでやるので」と敵意むき出し。対抗戦の継続を熱望すれば「こちらからTNA側に送り込むかもしれないです」と逆襲を示唆した。 菅林社長が怒りをあらわにするのも当然。タイガーマスクと対戦予定だったロン・キリングスにまさかの敵前逃亡をされたからだ。対戦をすっぽかされたタイガーは試合前に「プロとしてあるまじき行為だと思います」と嫌悪感をあらわにし、「自分が向こうに行く」と出撃の意向。さらに敗れた稔も「もう一回やらしてほしい。向こうのリングでもいいから。負けたまま終われない」とそれぞれTNAへの殴り込みを辞さない覚悟を示した。 TNAからとんだ先制攻撃を食らった格好の新日プロ。今後の日米マット戦争の行方は熱を帯びてきそうだ。
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スポーツ 2007年11月12日 15時00分
TAKA&東郷2度目の防衛!
IWGPジュニアタッグ選手権は王者TAKAみちのく&ディック東郷組が邪道&外道組を破り、2度目の防衛に成功した。幾度となく邪道にCFJで絞めあげられ窮地に立たされたが、最後は逆転勝ち。 東郷がダイビングセントーンで邪道を圧殺。ジュニアタッグ王座を死守した。試合後はTAKAが「誰でもいいぞ。新日本じゃなくても」と挑戦者を募るや会見場にK-DOJOの円華が乱入。マイクを握り「飯伏幸太を連れてきてやる。12月1日、K-DOJOの新宿FACEだ」と、DDTの飯伏とのタッグで次期タイトル挑戦に名乗りをあげた。
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新日本プチシルマ争奪戦勃発
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棚橋時代到来
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アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
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猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
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