新日本
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スポーツ 2007年12月25日 15時00分
ゼロワンMAX 大谷晋二郎新社長が仰天所信表明
24日のゼロワンMAX後楽園ホールで同団体を主催するファーストオンステージが、08年の新体制を発表。来年1月23日付で、現代表取締役の中村祥之氏が退任、大谷晋二郎が新社長に就任することが決定した。旗揚げ3周年を迎えるにあたり、シフトチェンジする同団体。新社長となる大谷の頭脳には、早くも仰天プランがあるようだ。 この日、中村社長とスーツ姿でリングに上がった大谷は「来年1月23日より社長就任が決まりました大谷晋二郎です。絶対に投げ出しません。死に物狂いでやります」と所信表明。さらに今後は「他団体の選手とやりたいと言えば、新日本(プロレス)であろうと、どこだろうと責任を持って話は通す」と全方位外交の方針を打ち出した。 しかし、大谷は胸の内にさらなる野望を秘めていた。来年36歳で年男となる大谷は「何かやりたい」とほのめかし「その中の一つで、ミッキーとコラボレーションできたらうれしい。一生心に残る年男になるだろう」。なんと、子(ね)年にちなんでディズニーの人気者ミッキーマウスとのコラボレーションの可能性を示唆したのだ。 また、退任することになった中村社長は新体制について「代表はなくなる」とし、自身は「これからはプロモーター的な立場になる。ファンが直接意見を伝えるのは難しい。ファンから一番近くなる僕が選手側に伝えていきたい」と説明した。 新たに船出するゼロワンMAXが2008年のプロレス界に何をもたらすのか、大谷新社長の手腕に注目だ。
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スポーツ 2007年12月22日 15時00分
新日本プロレス カート・アングルが永田裕志に非情宣告。さらにはIWGP統一構想を明言
新日本プロレス「レッスルキングダムII」(2008年1月4日、東京ドーム)でIWGPヘビー級3代目ベルト争奪戦に臨むカート・アングルと永田裕志が21日、都内ホテルで会見した。アングルが至宝奪還に息巻くミスターIWGPに非情宣告。さらには1・4ドーム大会後のIWGPヘビー級王座との統一戦構想を明らかにした。 「ユージは15分以内にマットに仰向けになる…」。微笑を浮かべながらそう言い切ったアングルのまなざしは殺気に満ちていた。 この日、来年1・4「レッスルキングダムII」東京ドーム大会のセミファイナルでIWGPヘビー級3代目ベルト争奪戦に臨むアングルと永田が会見。アングルは冒頭からケンカ腰のKO宣告を突き付けた。 いきなりの“先制口撃”に百戦錬磨のミスターIWGPもさすがにタジタジ。苦笑いを浮かべながら「では15分以内に倒せなかったらどうするんでしょうかね?」と応戦するのがやっとだ。それでも紳士にふるまう永田にアングルは容赦ない。矢継ぎ早に「最後は足首を壊してやるのさ」とニヤリ。不気味な予告で一気に畳みかけた。 ミスターIWGPに900秒殺や脚部への破壊予告を放ったのは決してリップサービスではない。「ミーのアンクルロックのえじきになれば、ユージもどうなるぐらいわかっているはずさ」。アングルは伝家の宝刀アンクルロックを駆使して永田のキックでの“蹴撃”を封じようと目論んでいる。 会見に3代目ベルトを持って来なかったことに永田からツッコミが入っても「必要ないだろ」と一蹴。ついには「ユージは結局ベルトに触れもできないままさ。ハッハッハ」とほくそ笑む。すでに試合へのモチベーションが高ぶっている永田をあざ笑うかのごとく徹底的に挑発を繰り返した。 自信満々のアングルが見据えているのは永田狩りだけではない。アングルは「タナハシがIWGP王者だと名乗っているらしいが、リアルチャンプはミーだ」と語気を強め「ユージとやった後に統一戦をやってもいいと思ってるよ」とピシャリ。正規のIWGPヘビー級王座との統一戦構想も視野にあることを明らかにした。 いよいよ臨戦態勢に突入したIWGP3代目ベルト争奪戦。ゴングまであと半月、余裕たっぷりのアングルは有言実行で900秒殺をやってしまうのか、目が離せなくなってきた。
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スポーツ 2007年12月17日 15時00分
新日本 進化型棚橋第二章 1・4東京ドームに“黒天使”降臨
新日本プロレス1・4東京ドーム大会で、中邑真輔を相手に2度目の防衛戦を行うIWGPヘビー級王者の棚橋弘至が16日、モデルチェンジを予告した。“フェロモン王子”は宿命のライバル中邑との一戦に向け、魅惑のパヒュームを放つつもり。棚橋がさらなる進化を遂げようとしている。 この日、東京・水道橋の闘魂ショップでサイン会イベントを行った棚橋は、268人と同所でのサイン会新記録となる集客数を達成。Tシャツ姿でビルドアップされた二の腕をむき出しにフェロモンを振りまき、集まった女性ファンを魅了した。 先月18日に行われた中邑のサイン会の集客はおよそ230人だっただけに、「今月は中邑強化月間なので超えたくなかったけど、いかんせん人気者なんで」と棚橋は皮肉を込めた笑み。“前哨戦”は棚橋の完勝だった。 そんな状況もあってか、棚橋は中邑に対して「不安材料?うーん、考えても出てこないッス。人のことは気にしないんで」と余裕の言葉を連発した。「俺はかーなーり強い!」とお手製のたすきを肩に、ライバル撃破に揺るぎない自信をのぞかせた。 こうなるともはや棚橋のナルシスト語録は止まらない。「自分の才能が怖い」と舌も滑らかに言い放つと、さらなるフェロモン光線の発射に向けてモデルチェンジを予告してみせた。 棚橋は「今年のオレのテーマはダンディズムだった。来年はセクシー&ゴージャスでいく」と明かし、「いつものコスチュームに黒い羽のついたファーを首に巻いて入場するよ」と予告。入場の瞬間に、すべてのファンを虜(とりこ)にすべく、スペシャルな新アイテムの投入をぶち上げたのだ。見事なまでにビルドアップされた肉体を彩るセクシー&ゴージャスな黒い羽根を身にまとい、棚橋はダークエンジェルと化す。 黒い羽根というゴージャスなセクシーアイテムを加えることで、必殺のハイフライフローの跳躍力もさらに増しそう。フェロモン王子が東京ドームからさらなる高みへと華麗に羽ばたく。
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スポーツ 2007年12月15日 15時00分
新日本プロレス 1・4東京ドーム大会が全米電波ジャック!
新日本プロレスの来年1・4「レッスルキングダムII」東京ドーム大会が全米放送されることになった。14日に菅林直樹社長が明らかにしたもので、米スパイクTVで放送されることが正式決定。プロレス界の人気低迷から観客動員では依然として苦戦が予想されるが、ここにきてセルリアンブルーのマットに明るい兆しが差し込んできた。 低迷が叫ばれるプロレス格闘技において唯一ドーム大会を継続開催し続けているマット界の旗頭が今年も勝負の時を迎えている。 この日、新日プロは来年1・4「レッスルキングダムII」東京ドーム大会の追加カードを発表。レジェンドの長州力&蝶野正洋&スーパー・ストロング・マシン&獣神サンダー・ライガー&AKIRAVS邪道&外道&TARU&近藤修司&“brother”YASSHIの10人タッグと飯塚高史&金本浩二&タイガーマスク&田口隆祐VS田中将人&高岩竜一&吉江豊&竹村豪氏の2試合が決まった。 とうとう全10カードが出そろったドーム決戦。メーンでIWGPヘビー級王者・棚橋弘至VS挑戦者・中邑真輔の一戦が、セミでは永田裕志VSカート・アングルのIWGP3代目ベルト争奪戦がそれぞれ行われることになり、会見では長州現場監督が「新日本のこれからの方向性を左右するカードになりました」と期待を込めた。 だが、新日プロにとって今年のドーム大会は厳冬興行になってもおかしくない。プロレス格闘技界ではフジテレビでゴールデン放送されているK-1ですら、今年は観客動員の面から決勝戦の東京ドーム大会を回避。新日プロも観客動員で8月のG1クライマックスや10月の両国大会こそ順調に客足を伸ばしたものの、11月の両国では2カ月連続開催とあって観客動員はイマイチ振るわず、不安要素を抱えている。 それだけに危機感がある。広告では東京ドーム大会のポスターを約10種類ほど制作し、駅広告では山手線をジャックする力の入れよう。実に例年の約2倍にあたる広告費を投入して観客動員に躍起になっている。 ただ、日本での苦闘の反面、明るい話題も。1・4で米新興団体TNAと全面対抗戦を行うことから、全米では特番放送が決まった。 菅林社長によれば「詳細はあらためて発表しますが、TNA絡みの試合の模様をスパイクTVで放送することになりました」。日本で試合放送するテレビ朝日の映像をもとに「2時間程度のドキュメンタリー特番になるという話をうかがっております」(新日プロ関係者)という。 WWEや現在TNAの試合中継をしている米スパイクTVでも放送されることになった1・4ドーム大会。いよいよ本番まで残り3週間を切った。
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スポーツ 2007年12月14日 15時00分
新日本プロレス 真壁刀義&矢野通がチーム3Dの焼き鳥葬を予告
新日本プロレスは13日、都内の同事務所で会見し、1・4東京ドーム大会の追加カードを発表。GBHの真壁刀義、矢野通VSチーム3Dのブラザー・レイ&ブラザー・ディーボンが決定した。真壁&矢野はチーム3Dの焼き鳥葬をぶち上げ、IWGPタッグ獲りを宣言した。 真壁は「チーム3D?知らねえなぁ。世界最強タッグなんて誰が認めたんだよ」といきなり噛みつき、ハードコアマッチを要求されていることにも「舐められたもんだな」と激怒。勝負どころでテーブルに火を放ちパワーボムを食らわす、チーム3Dの得意技ファイアテーブルについても「やりたきゃやってもいい。チキン野郎を逆に焼き鳥にしてやるけどな」と返り討ちを宣言した。 真壁&矢野にとってチーム3Dはあくまで踏み台にしかすぎない。「オレたちが狙ってるのはIWGPのベルト。チキンコンビを倒せば、(会社も)タッグに挑戦させんだろ」と息巻いた。真壁&矢野が主役を奪い、IWGP獲りへ向かう。
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スポーツ 2007年12月11日 15時00分
プロレス大賞 ノア三沢光晴がMVP初受賞
毎年恒例となる「2007年プロレス大賞」が10日、都内のホテルで選考され、最優秀選手賞(MVP)にはプロレスリング・ノアの三沢光晴が選定された。初受賞となった三沢は、GHCヘビー級王者として1年間で7度の防衛を達成するなど、年間を通じて活躍してきたことが高評価された。 07年のマット界を象徴するように、選定は混戦となった。三沢の他には新日本プロレスの棚橋弘至、12・2ノア日本武道館大会でリング復帰した小橋建太らがノミネートされたが、棚橋との決選投票を制した三沢が初の栄冠を手にした。 MVP初受賞の報を受け、東京・有明のノア事務所で会見した三沢は「年齢(45歳)の割に頑張ったかな。ベルトを持ってたから頑張れた」とコメント。ことし1月の森嶋猛との防衛戦で首を傷め、「体を起こせず、寝返りも打てない。眠れないのがつらい」とケガを抱えながら闘った1年間でもあった。「まあ、リングの上では動ける自分がいるからね」と痛む体にムチ打ちながら、常にトップとして闘い抜いた姿が評価につながった。 一方、年間最高試合(ベストバウト)は腎臓ガンから復活した小橋建太の復帰戦、12・2ノア日本武道館大会での小橋&高山善宏VS三沢&秋山準が選ばれた。 小橋は「復帰戦での受賞は前例のない異例でしょ。応援してくれたファンのおかげ」とし「ファンのみんなが作りだしてくれた空間があったからこそできた試合。ファンのみんなと作ったベストバウト」と笑顔を見せた。 また小橋は特別賞としてカムバック賞とのダブル受賞となった。
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スポーツ 2007年12月10日 15時00分
新日本プロレス 永遠のライバル対決、中邑真輔VS棚橋弘至のIWGP戦が決定
新日本プロレスIWGPヘビー級タイトル次期挑戦決定戦が9日、愛知県体育館で行われ、RISEの中邑真輔がGBHの真壁刀義を撃破。来年1・4東京ドーム大会でIWGP王者・棚橋弘至に挑戦することになった。激しい血戦の末につかんだチャンピオンシップ。ついに永遠のライバルから悲願の王座奪還するときがきた。 1・4でセルリアンブルーのエース対決だ。 くしくも新軍団RISEとドヒール軍団GBHを率いる両雄によるリーダー対決となった次期挑戦者決定戦。中邑はゴング直後から場外でGBHからの集団リンチ。リングでも真壁の非情攻撃にさらされ、額から流血した。 G1で脱臼した左肩を攻め立てられ、テーピングで固めた肩もパンク寸前だった。ナックルやイス攻撃でいたぶられて悲鳴をあげたが、それでも一切ひるむことはない。今度は場外戦に真壁を誘い込み、お返しとばかりに額をパックリとカチ割って流血に追い込んだ。 だが、終盤に再度ピンチが訪れる。キングコングボム、ラリアート3連発を立て続けに食らい絶体絶命。あわや意識を失いかけたが、逆にこの窮地が中邑を奮い立たせた。ジャーマンスープレックス、ドラゴンスープレックスで反旗ののろしをあげると、最後は伝家の宝刀ランドスライド。血戦に終止符をうった。 激闘の末にドームでのIWGP挑戦権を手中にした中邑だが、この一戦は通過点でしかない。「いままでベルトを取るために自分から動いて発言してきただけ。棚橋に挑戦するのはオレ。それ以外なにもない」。見据えているのはライバル棚橋との直接対決だけだ。 過去の成績は2勝2敗の五分。来年1・4ドーム大会でライバル棚橋との頂上決戦に挑むことになった中邑が、約4年ぶりとなる王座奪還に王手をかけた。 来年1・4東京ドーム大会に襲来するグレート・ムタに挑戦表明しているRISEの後藤洋央紀が、GBHの酔いどれレスラー矢野通と事実上の挑戦者決定マッチに完勝。突如出現したムタと交戦状態に陥った。 この日の若武者・後藤は序盤からムタばりのエルボードロップやシャイニングウィザードを放つなど、完全にムタを意識した闘い。矢野のラフ殺法をモロともせず、剛腕ラリアートで流れを手繰り寄せると、最後は昇天・改で3カウントを奪取した。 試合後は「よしこれで決まり。1月4日にムタとやるのはオレ!」とマイクアピールするや、どこからともなく出現したムタから殺害予告を突きつけられた。数秒間“視殺戦”を繰り広げ、去っていったムタに後藤は「魔界に引き寄せてみろ。ムタを葬る」とムタ討伐への思いを新たにしていた。
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スポーツ 2007年12月03日 15時00分
新日本プロレス レジェンドVS本隊全面戦争開戦
レジェンドと本隊による全面戦争の幕開けだ。スーパー・ストロング・マシン&蝶野正洋&長州力のレジェンド3人衆は、本隊のスティーブ・マディンソン&中西学&永田裕志と対戦。長州のリキラリアート、蝶野のシャイニングケンカキックでマディソンから3カウントを奪ったが、試合後にハプニングが発生した。マシンが中西と永田からマスクをはぎ取られ、両軍入り乱れての大乱闘に発展。レジェンドの獣神サンダーライガーが「本隊は絶対許さない。テメーらとの開戦の第一歩」と吐き捨て、長州も「ヤツらはああいうことしかできないんですよ」と“キレ”た。一方、試合には敗れたものの、レジェンドのお株を奪う奇襲を仕掛けた永田は「きょうはスパイスを加えてやっただけ。レジェンドは危機感を持った方がいい」と高笑い。戦利品のマスクを被り“永田マシン”はほくそ笑んだ。
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スポーツ 2007年12月03日 15時00分
新日本プロレス グレート・ムタ争奪戦がぼっ発! 後藤洋央紀と矢野通が激しい火花
新日本プロレスRISEの新世代エース、後藤洋央紀と、GBHの酔いどれレスラー、矢野通が2日、神奈川・藤沢大会で来年1・4東京ドーム大会に参戦が決まったグレート・ムタをめぐり衝突した。思わぬ形で開戦した後藤と矢野によるムタ争奪戦。12・9名古屋大会で行われる一騎討ちが事実上の挑戦者決定戦の様相を呈してきた。 セミファイナルのタッグマッチで激突した両者はゴング直後から試合そっちのけで激しい場外乱闘を展開した。矢野がイス攻撃や木づちを繰り出し“宣戦布告”。さらにはヒモ攻撃や金的などラフファイトで攻め立てれば、後藤も剛腕ラリアートをたたき込む。勝敗など目もくれず互いに潰し合った2人は試合が終わっても交戦状態だった。 「ドームにグレート・ムタの参戦が決まったけど、オレにぜひやらせてくれ」。そう名乗りをあげた後藤に矢野も黙ってはいない。「ムタとやりたいとかぬかしてんじゃねぇ。オメーは名古屋でオレにやられて終わり。お前はムタとやれねーんだよ」と食ってかかった。 1番乗りで挑戦表明した後藤にはどうしてもムタと闘いたい思いがあるという。「実はオレはプロレスラーになる前からムタと闘いたかった。実家の部屋には広末涼子のポスターの横にムタのポスターが貼ってあって、それを見ながらいつか闘ってみせると思ってた」 思ってもないムタ挑戦のチャンスに早速名乗りを上げた後藤だが、矢野に横やりを入れられた格好。ムタ挑戦権をめぐって闘いを繰り広げた両者に同社フロント幹部は「9日の名古屋でのシングルはドームでのムタ戦の査定になってくるでしょうね」と即断した。 早くもぼっ発した後藤と矢野によるムタ争奪戦。全ては査定試合となる9日の名古屋大会で決まる。
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スポーツ 2007年11月21日 15時00分
新日本プロレス 永田裕志が1・4東京ドーム大会でのカート・アングル戦に向け、究極のイメージトレーニング
新日本プロレス来年1・4東京ドーム大会でIWGP3代目ベルト争奪戦に臨む“ミスターIWGP”永田裕志が20日、対戦するカート・アングル対策を披露した。永田流の“アングル漬け生活”でベルト奪還を誓約。さらには3代目ベルト問題についても見解を示し、奪還後に正規IWGP王者との統一戦が視野にあることも明らかにした。 絶対に負けられない一戦に挑むミスターIWGPがいよいよアングル撃破に本気モードだ。 来年1・4東京ドーム大会で米ナンバー2団体TNAからの刺客で3代目のIWGPヘビー級ベルトを保持するカート・アングルとの一戦が正式決定した永田。あくまでノンタイトルの一戦となるが、現在アングルの手中にあるIWGP3代目ベルトを懸けた争奪戦として行われるだけに「会社があのベルトを取り戻す闘いにオレを選んでくれたのは素直にうれしい」といつになく鼻息を荒くしている。 使命感に燃えるのも当然。3代目ベルトといえば、昨年7月にチャンピオンだったブロック・レスナーが“借りパク”したことで流出し、その後はカート・アングルが日本で同ベルトを奪取。レスナーが防衛戦をトンズラした時点で3代目ベルトをめぐり裁判沙汰に発展するなど、いわくつきのベルトだからだ。 永田は「必ずやあのベルトをオレが取り戻す」と奪還を約束した上で、一連のベルト問題について言及。新日プロは3代目ベルト奪還後は同ベルトを封印する考え示しているが、あくまで永田は「ボロボロの2代目を橋本さんに戻すって形で封印して3代目ベルトを使えばいい」との意向で「それが嫌っていうなら、王者がオレを逆指名してちょうだい」と統一戦も視野に入れているようだ。 その意味でもベルト争奪マッチはこれからの新日プロの行方を大きく左右する重要な戦いとなる。もし負ければわざわざ東京ドームでTNAと対抗戦を行う意味がないと言っても過言ではない。無論、永田自身がその意味を一番理解している。 それだけにアングル対策に余念はない。永田によれば、すでに「アングル漬けの生活」を送っているという。肌身離さず持っている携帯電話の着信音をアングルの入場テーマに設定したり、愛車ベンツのカーステレオにも同テーマをセット。自然と生活の一部にアングルを取り入れ、常に臨戦態勢を保ったままでいる。 さらにはアングルの試合VTRなどを大量入手。毎晩寝る前にイメージトレーニングを兼ねてアングルのムーブをチェックしており「このままだと夢でアングルに…(割愛)」と、アングルを異性として意識しかねないほど研究に研究を重ねているという。 3代目ベルトと社運が懸かった一戦を前にアングル対策を練る永田。ミスターIWGPはきょうも眠れぬ夜を過ごしている。
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