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新日本プロレス 永遠のライバル対決、中邑真輔VS棚橋弘至のIWGP戦が決定

 新日本プロレスIWGPヘビー級タイトル次期挑戦決定戦が9日、愛知県体育館で行われ、RISEの中邑真輔がGBHの真壁刀義を撃破。来年1・4東京ドーム大会でIWGP王者・棚橋弘至に挑戦することになった。激しい血戦の末につかんだチャンピオンシップ。ついに永遠のライバルから悲願の王座奪還するときがきた。
 1・4でセルリアンブルーのエース対決だ。
 くしくも新軍団RISEとドヒール軍団GBHを率いる両雄によるリーダー対決となった次期挑戦者決定戦。中邑はゴング直後から場外でGBHからの集団リンチ。リングでも真壁の非情攻撃にさらされ、額から流血した。
 G1で脱臼した左肩を攻め立てられ、テーピングで固めた肩もパンク寸前だった。ナックルやイス攻撃でいたぶられて悲鳴をあげたが、それでも一切ひるむことはない。今度は場外戦に真壁を誘い込み、お返しとばかりに額をパックリとカチ割って流血に追い込んだ。
 だが、終盤に再度ピンチが訪れる。キングコングボム、ラリアート3連発を立て続けに食らい絶体絶命。あわや意識を失いかけたが、逆にこの窮地が中邑を奮い立たせた。ジャーマンスープレックス、ドラゴンスープレックスで反旗ののろしをあげると、最後は伝家の宝刀ランドスライド。血戦に終止符をうった。

 激闘の末にドームでのIWGP挑戦権を手中にした中邑だが、この一戦は通過点でしかない。「いままでベルトを取るために自分から動いて発言してきただけ。棚橋に挑戦するのはオレ。それ以外なにもない」。見据えているのはライバル棚橋との直接対決だけだ。
 過去の成績は2勝2敗の五分。来年1・4ドーム大会でライバル棚橋との頂上決戦に挑むことになった中邑が、約4年ぶりとなる王座奪還に王手をかけた。

 来年1・4東京ドーム大会に襲来するグレート・ムタに挑戦表明しているRISEの後藤洋央紀が、GBHの酔いどれレスラー矢野通と事実上の挑戦者決定マッチに完勝。突如出現したムタと交戦状態に陥った。
 この日の若武者・後藤は序盤からムタばりのエルボードロップやシャイニングウィザードを放つなど、完全にムタを意識した闘い。矢野のラフ殺法をモロともせず、剛腕ラリアートで流れを手繰り寄せると、最後は昇天・改で3カウントを奪取した。
 試合後は「よしこれで決まり。1月4日にムタとやるのはオレ!」とマイクアピールするや、どこからともなく出現したムタから殺害予告を突きつけられた。数秒間“視殺戦”を繰り広げ、去っていったムタに後藤は「魔界に引き寄せてみろ。ムタを葬る」とムタ討伐への思いを新たにしていた。

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