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ブライトは同日、自主トレでは初となるフリー打撃を敢行。しかし、全30スイングの大半が詰まったゴロやポップフライに終わり、終了後に応じた取材では「全然ですね。今までで一番悪いぐらい振れていない」と自身の打撃を酷評した。また、2月1日からスタートする春季キャンプに向けても「実力的にはまだ2軍だと思う」、「今の自分は一番下」と弱気な姿勢を見せたという。
中日は19日、立浪和義監督がドラ2・鵜飼航丞、ドラ3・石森大誠と共に、ブライトをキャンプ一軍メンバーに選んだことを明言。ただ、本人は現状では一軍メンバーに値する実力が伴っていないと考えているようだ。
このブライトの発言を受け、ネット上には「せっかく一軍に選んでもらったのに自信無さ過ぎ、打力だけじゃなくてメンタルも鍛えるべきだな」、「内心で厳しいと感じても、表向きはベストを尽くすとか前向きなコメントをしてほしかった」といった指摘が相次いだ。一方、「自分の実力をしっかり自己分析できてていいと思うが、外野の枠ほぼがら空きなんだしあんまり考えすぎるなよ」、「レギュラー固まってる訳じゃないし、アピール次第では開幕一軍・スタメンもあり得るんだから頑張れ」と、チーム事情を引き合いに出した激励のコメントも多数みられた。
「昨季の中日は100試合以上に出場した外野手が大島洋平(141試合)のみで、8月中旬~9月中旬にかけては、44歳の福留孝介がスタメンを張るなど外野の人材難が深刻。また、チーム打率(.237)、本塁打数(69本)がリーグ最下位と打力不足も課題です。それでもブライトが不安を口にした背景には、2021年しか大学での実績(リーグ戦・大学選手権で計5本塁打)がないことなどがあるものと思われますが、キャンプ・オープン戦の頑張り次第ではレギュラー奪取は十分可能と後押ししているファンも少なくないようです」(野球ライター)
19日の報道では、立浪監督が「1年目だが外野2つを争わせてみたい」と台頭に期待を寄せたことも伝えられているブライト。一部からは「立浪監督が使う気なくすリスクもあるし、今後はネガティブコメントは心に留めておいた方がいい」といった指摘も挙がっている。
文 / 柴田雅人