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阪神・伊藤も「負けてられない」 楽天・津留崎のプロ初勝利に祝福相次ぐ 三木監督も期待の苦労人

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 4日に行われた楽天対ソフトバンクの一戦。試合は「7-6」で楽天が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが楽天のドラ3ルーキー・津留崎大成のプロ初勝利だった。

 同戦の津留崎は「4-6」と楽天2点ビハインドの8回表に登板し、「1回無失点・1四球・2奪三振」と好投。ソフトバンク・甲斐拓也に四球を1つ与えたものの、ストレートとカットボールを軸にした投球でそれ以外のランナーは許さなかった。

 すると、その裏にチームがブラッシュのタイムリー、浅村栄斗の2ランで3点を挙げ逆転。そのまま「7-6」で勝利したため、津留崎に勝利投手の権利が転がり込んでくる形となった。

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 津留崎のプロ初勝利を受け、複数の現役選手がSNSを通じてコメントしている。慶応義塾大時代の同期である中日・郡司裕也は、4日に自身のツイッターに投稿。津留崎の初勝利を伝えるスポーツ紙記者のツイートを引用リツイートした上で、「めでたい」とプロ初勝利を祝福している。

 慶応義塾大OBである阪神・伊藤隼太も、5日に自身のツイッターに「初勝利おめでとう!プロに入る前に一緒にトレーニングしたけど、その時から意識高くて感心した」、「後輩に負けてられない!」と投稿。自身と在学期間は被っていないが、後輩の活躍に刺激を受けたようだ。

 津留崎の活躍を受けては、ネット上にも「初勝利おめでとう!裏の逆転劇を呼び込むいい投球だった!」、「プロ入り前の苦労を考えると今日の初白星は感動するなあ」、「試合後に記念写真撮る時は三木(肇)監督も凄く嬉しそうだったね」、「今はビハインド時の出番が多いけど、ゆくゆくは勝ちパターンを担う中継ぎ陣の柱まで育ってほしい」といった反応が多数寄せられている。

 「今回プロ初勝利を挙げた22歳の津留崎は、慶応義塾高・大学を経て2019年ドラフト3位で楽天に入団してきた選手。アマチュア時代の経歴を見るといかにもエリートのように見えますが、実は高校3年生だった2015年に右ひじの靭帯損傷でトミー・ジョン手術を余儀なくされた苦労人です。一時は投手生命も危ぶまれたという大怪我を乗り越えてプロ初勝利をつかんだ姿は、多くのファンや選手の心を揺さぶったようですね」(野球ライター)

 試合後の報道では、チームを率いる三木監督が「一生の思い出になると思うけど、一生といわずにこれを機にもっともっといろんなことに取り組んで、チームに必要な投手になってもらいたい」とさらなる期待をかけたことが伝えられている津留崎。どん底からはい上がりプロ1勝目をつかんだ22歳は、これからどんな成績を残していくのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
郡司裕也の公式ツイッターより
https://twitter.com/gunji_yuya
伊藤隼太の公式ツイッターより
https://twitter.com/itohayata0508

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