三木肇
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スポーツ 2021年02月17日 17時00分
DeNA・三浦監督、戦略明かし「失敗する予感しかしない」反発の声 昨季も3チームが掲げた機動力強化のデメリットとは
16日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)に、DeNA・三浦大輔監督がVTR出演。番組内での発言が、ネット上のDeNAファンの間で物議を醸している。 今回番組では三浦監督が1998年以来遠ざかっているリーグ優勝への思いや、春季キャンプで取り組んでいることについて語るVTRを放送。三浦監督は選手の調子を見極めるため、自ら打撃投手を買って出ていることなどを語った。 問題となったのは、機動力野球の強化に取り組んでいるという点。三浦監督は「打率でなくて得点をしないと勝てない」、「得点力というところを上げられればもっと勝つ確率が高くなる」という思いで、タブレット端末を用いた動作解析などを交えて盗塁・走塁面の強化に努めていると発言。 また、「(選手にも)とにかくどんどん(次の塁を狙うことに)トライしてくれっていう話はしてます」と選手への意識づけも積極的に行っているといい、番組内ではドラ2ルーキー・牧秀悟が外野邪飛の間にタッチアップで一塁から二塁へ進塁する様子も取り上げられていた。 >>DeNA・三浦監督、就任会見での発言が早くも実現? 梶谷が抜けた「1番・中堅」にも新星出現か<< 今回の放送を受け、ネット上には「去年の盗塁数はリーグワーストだったから何とか改善してほしい」、「一番走ってた梶谷(隆幸/14個)も巨人にいっちゃったし、走れる選手の育成は急務だな」、「菅野(智之/巨人)、大野(雄大/中日)あたりが相手だと一発や連打は見込めないだろうし、足で1点をもぎ取る野球を仕掛けるのは理に適ってる」といった反応が多数寄せられている。 一方、「機動力の強化はどうにも失敗する予感しかしない」、「機動力野球を掲げた去年の新監督たちの末路を知らないのか?」、「機動力強化に気を取られすぎて、投手力が疎かになる可能性も少なくない」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「球界では新たに就任した監督が機動力強化を目標に掲げることは少なくなく、実際に昨年も広島・佐々岡真司監督、ヤクルト・高津臣吾監督、楽天・三木肇監督と3名の新監督が機動力強化を打ち出しました。ただ、この中でチームをAクラスに導いた監督は1人もいなかった上、広島については前年よりも盗塁数が減少(81個→64個)。また、機動力強化に傾倒した弊害なのか、広島(3.68→4.06)、楽天(3.74→4.19)は前年からチーム防御率が悪化してもいます。三浦監督は昨年のDeNAが12球団ワーストのチーム盗塁数(31個)に終わった点を喫緊の課題として考えているのだと思われますが、昨年の新監督たちと同じ結果となることを危惧するファンも少なくないようです」(野球ライター) 一部ファンから心配が寄せられている三浦監督の機動力強化。果たして、来る今季はどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月14日 17時00分
楽天・三木監督に不満噴出「則本の好投が台無し」 試合後もノーコメント、勝敗を分けた松井温存に賛否
13日に行われた楽天対ロッテの一戦。試合は「4-3」でロッテが勝利したが、同戦で楽天・三木肇監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-2」と楽天1点リードで迎えた8回裏に見せた采配。この回、楽天は2番手右腕・牧田和久が先頭・加藤翔平に二塁打を打たれ、さらに後続に左打者が4人続くというピンチの状況を招く。しかし、三木監督は左腕・松井裕樹にスイッチする選択肢もある中、牧田を続投させ継投策はとらず。結果、牧田は2死三塁から暴投で同点を許してしまった。 その後の牧田はさらなる失点は許さず8回を投げ終えるが、チームは続く9回裏に井上晴哉にタイムリー二塁打を打たれサヨナラ負け。8回に許した同点が、結果的に勝敗に響く形になった。 三木監督の采配を受け、複数の球界OBが出演するTV番組やメディア上でコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元ヤクルト・笘篠賢治氏は、番組内で「(松井を)出し惜しみ、使わずに終わった。これは悔いの残る継投」とコメント。無死二塁となった段階で松井を投入するべきだったのではないかと指摘した。 元横浜・佐々木主浩氏は、14日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「代打から4番安田まで左が続く可能性のある場面で、なぜ松井を使わないのか」、「松井を余らせて負けるのは見ていてとても不思議だった」とコメント。8回頭から松井を起用する選択肢があった中それをせず、さらにその後も使わないまま負けたのは理解に苦しむと苦言を呈した。 >>CS望み薄の楽天、今オフに激震が?囁かれる“本命監督”の存在、石井GMも再び冷酷発言か<< 同戦の三木監督に対しては、ネット上にも「則本(昂大/7回2失点)の好投を三木監督が台無しにしたって印象しかない」、「観てても牧田続投は疑問だった、加藤に打たれたところで松井に代えていれば良かったのに」、「加藤を含めたら5人連続左だったし、最初から松井起用じゃダメだったのか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「シーズン途中にリリーフに回された松井と開幕からずっとリリーフの牧田じゃ信頼度が違うだろ」、「批判してる人は松井の被打率左の方が悪いの知らないのか?」といったコメントも複数見受けられた。 「ファンやOBから使うべきだったと三木監督に指摘や苦言が寄せられている左腕の松井ですが、今シーズンの松井は先発10試合で『3勝3敗・防御率3.66』と思うように結果を残せないまま、10月1日からリリーフに配置転換されている投手。また、左右の被打率を見ても右が『.244』、左が『.281』と左の方が悪い数字となっています。一方、牧田は開幕からここまでリリーフ一本で『43登板・1勝1敗21ホールド・防御率1.71』といった成績を残しているブルペン陣のエースですので、三木監督の続投判断は必ずしも間違っているわけではないと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 今回の牧田続投、松井温存の理由について、三木監督は特にコメントはしていない。そのため、一部からは「打たれたのは結果論で割り切れるけど、せめて一言ぐらい説明はしてほしい」といった反発も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月05日 17時00分
楽天・三木監督に「意味が分からない」ファン反発 敗戦を招いた継投策に賛否、試合後の弁明も物議
4日に行われた楽天対オリックスの一戦。試合は「9-2」でオリックスが勝利したが、楽天・三木肇監督が同戦で見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-1」と楽天1点リードで迎えた7回裏に見せた采配。楽天は先発した瀧中瞭太がここまで「6回101球1失点・被安打3・1四球」と安定した投球を見せていたが、三木監督はここで瀧中を降ろし2番手・池田駿をマウンドへ。しかし、その池田が1死三塁とピンチを招くと、続けて起用した3番手・寺岡寛治がタイムリーを浴び同点に追いつかれた。 さらに、寺岡はその後1死満塁から走者一掃の三塁打を打たれ3点を失うと、8回裏に登板した4番手・津留崎大成も4失点。2番手以降の中継ぎが全員失点を喫した楽天は、結果「2-9」で大敗を喫する形となった。 裏目に出た三木監督の継投策を受け、ネット上には「瀧中のプロ初勝利が三木のせいで消えた」「1安打しか打たれていない投手を6回で降ろす意味が分からない」、「安打、四球がかさんでたなら分かるが、どっちも少ない数字だったしなあ」といった批判や苦言が多数寄せられている。 一方、「瀧中は自己最高の球数だったから仕方なかったのでは」、「100球初めて超えた投手を変に続投させるよりはマシ、結果的に采配的中とはならなかったが」といった擁護も複数見受けられた。 >>楽天・三木監督に「意図が分からない」ファン激怒 試合後も“ノーコメント”、裏目に出た継投策が物議<< 「今回やり玉に挙げられている三木監督は、1日の対ソフトバンク戦でも『6回89球無失点・被安打1・四球2』と好投していた先発・岸孝之を降ろし7回から継投に入ったところ、2番手以降のリリーフが全員失点を喫しチームは逆転負け。そこから3日後に同じような継投ミスを犯したことに多くのファンが不満を抱いているようです。ただ、同戦は1日の試合とは少々事情が異なる面もあります。今回白星を消された瀧中は2019年ドラフトで6位指名を受け入団した25歳のルーキーですが、今シーズンはここまで2試合に先発し最高の球数は80球。同戦は今シーズン初、そして自身初の球数100超えだったため、仮に続投させていてもそれまで通りの投球ができるかは未知数でした。点差がついていればまだしも、1点差だったため交代の判断は間違っていないと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 試合後、三木監督は継投策について「いろいろな理由があり、きょうはこの形でいくという判断でこの結果だった」と語ったことが伝えられている。しかし、一部からは「その“いろいろ”を話さないとファンは納得しない」との反発も噴出している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月02日 17時00分
楽天・三木監督に「意図が分からない」ファン激怒 試合後も“ノーコメント”、裏目に出た継投策が物議
1日に行われた楽天対ソフトバンクの一戦。試合は「4-1」でソフトバンクが勝利したが、同戦で楽天・三木肇監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-0」と楽天1点リードで迎えた7回表に見せた采配。この回、三木監督はここまで無失点と好投していた先発・岸孝之を降ろし、今シーズン先発で3勝するもリリーフへの再転向が決まったばかりの松井裕樹を2番手として起用。しかし、その松井は1死一塁からソフトバンク・栗原陵矢にタイムリー二塁打を浴びると、その後1死三塁では甲斐拓也にスクイズを決められ2失点と逆転を許してしまった。 継投が裏目に出た楽天は、その後8、9回にもそれぞれ1失点。一方、打線はこの間1点も奪えず結果「1-4」で敗れ、ソフトバンクとの3連戦は「1勝2敗」で負け越しとなった。 >>楽天・松井「リリーフ再転向」の真相 本人にも自覚アリ? 石井GMの誤算はドラフト会議にも影響か<< 三木監督の継投策を受け、ネット上には「不可解な継投のせいで試合が暗転してしまった」、「ほぼ完璧な投球だった岸をなぜ早々に降ろしたのか」、「球数もそんなにかさんでなかったし続投させて、ピンチになったら交代って形じゃダメだったのか?」、「岸が怪我したっていう話も出てないし、本当に意図が分からない」といった反応が多数寄せられている。 「三木監督が岸をスパっと交代させたことが勝負の分かれ目となった同戦ですが、この日の岸は『6回89球無失点・被安打1・四球2』とソフトバンク打線にほとんど付け入る隙を与えず。球数が100球に到達していないことを考慮しても、少なくとももう1イニングは問題なく投げられた可能性は高かったでしょう。実際、岸自身も試合後に7回以降の続投について『いけましたね』とコメントしています」(野球ライター) 試合後、三木監督が「岸に勝ちをつけてあげたかった」と悔やんでいるが、継投の理由について説明はしていない。そのため、ファンからは「明確な説明をしろ、じゃないと納得できない」といった不満も噴出している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月11日 17時00分
「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声
10日に行われたソフトバンク対楽天の一戦。試合は「9-2」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったが2度の雨天中断だった。 ソフトバンクは東浜巨、楽天は松井裕樹が先発して始まった同戦は、「0-0」と両チーム無得点の1回裏2死一、二塁の場面で雨により午後6時28分から37分間中断。東浜は集中力を切らさず再開後、ピンチを無失点で切り抜けたが、2回以降も雨は継続して降り続けた。 その後「3-2」とソフトバンク1点リードして迎えた7回裏。この回楽天はソフトバンク3番手・モイネロから1死一、二塁のチャンスを作るが、この午後9時54分の場面で試合は2度目の雨天中断に。中断直後の雨脚は雨天コールドとなっても不思議ではないほどの強さだったが、その後弱まったためグラウンド整備を経て、55分後の午後10時49分に再開された。 再開後、ソフトバンクはモイネロに代えマウンドに上がった松本裕樹が併殺でピンチを切り抜けると、8回に1点、9回に5点を記録し楽天を突き放す。一方、楽天はどちらの回も無得点に終わり、試合は開始から5時間38分後の午後11時38分にようやく終了した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 2度の中断により日付が変わる直前まで行われた同戦だが、ネット上には「ソフトバンクは明日ホームなのに何でコールドにしなかったんだ」、「行きも帰りもバタバタ移動になったから選手のコンディションが心配」、「再開してボロ負けするくらいなら7回コールドで良かった」、「再開後に出た中継ぎ全員失点したからコールド負けよりダメージが大きい」と、試合進行を管轄する審判団への苦言や反発が多数寄せられている。 「ソフトバンクは11日から本拠地福岡で対西武3連戦が控えていますが、同戦の試合時間が長引いたことにより当日移動からそのまま試合に臨まなくてはならないことに。ソフトバンクは仙台入りする際も台風10号の影響で、空路移動の予定を1日前倒しして新幹線での移動をしいられているため、試合強行が選手の体調や疲労度に悪影響を及ぼすのではと不満を抱えているソフトバンクファンは多いようです。一方、楽天は11日から13日まで引き続きホームで対日本ハム3連戦のため移動はありませんが、7回の再開後に登板した牧田和久(1失点)、安樂智大(4失点)、池田駿(1失点)が全員失点を喫するなど中継ぎ陣を消耗。そのため、『これなら雨天コールド負けの方がマシだった』と試合続行を悔やむ楽天ファンも少なくありません」(野球ライター) 今回審判団が雨天コールドとしなかったことについて、球場周辺の雨雲レーダーを参照して続行すると判断したのではとの声も多い。実際、7回の中断以降の雨雲レーダーでは雨脚が23時前までに収まるとの予報があったが、試合続行の判断に関し、審判団からの説明はないようだ。 試合後、ソフトバンク・工藤公康監督は「(気持ちが)切れてしまいそうな雨だった」、楽天・三木肇監督も「いろんなことがあった」とどちらもお疲れムード。現在ソフトバンクは首位、楽天は3位につけているが、同戦は今後の優勝争いを左右する一戦となるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月06日 17時00分
元巨人・上原氏「絶好調やね」、巨人・高梨も「えげつない!」 楽天・涌井の“ノーノー未遂”に選手・OBから称賛相次ぐ
5日に行われた楽天対ソフトバンクの一戦。試合は「6-0」で楽天が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが楽天・涌井秀章の投球だった。 同戦に先発した涌井は、首位ソフトバンク打線相手に5回まで1人のランナーも許さない投球を披露。6回1死に四球でこの日初めてのランナーを許したものの、8回までヒットを1本も打たせなかった。 迎えた9回1死にソフトバンクの代打・川島慶三にヒットを打たれ、惜しくもノーヒットノーラン達成とはならなかった涌井。しかし、「9回無失点・被安打1・2四球・8奪三振」と完封でリーグトップの6勝目をマークし、チームもソフトバンクと同率の首位に浮上した。 >>中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も<< 涌井の快投を受け、複数の現役選手やOBがSNSを通じてコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、5日に自身の公式ツイッターに「惜しい~~ でも絶好調やね」と投稿。ノーヒットノーランを目前で逃したことを惜しみつつ涌井を称賛している。 先月14日に楽天からトレードで移籍した巨人・高梨雄平も、5日に自身のツイッターに「涌井さん!えげつない!表情変わらなさすぎて!」と投稿。同戦の涌井は記録が途絶えた後も表情一つ変えずに最後まで投げ切っているが、高梨は涌井が感情的にならずに冷静に試合を締めた点に驚かされたようだ。 今回の投球を受けて、ネット上にも「ノーノーは惜しかったけど素晴らしい投球だった」、「柳田(悠岐)や中村(晃)ら好打者に何もさせなかったのは凄い、今のパ・リーグではナンバーワンの投手じゃないか」、「首位争いのライバル相手に確実に苦手意識を植え付けたはず」、「ちょっと怖すぎるぐらい調子いいな、これから夏場だけどへたらずに元気に頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 これまで西武(2005-2013)、ロッテ(2014-2019)、楽天(2020-)でプレーしている34歳の涌井は、プロ15年間で「133勝128敗・37セーブ・防御率3.51」といった数字を残している投手。昨シーズンは「3勝7敗・防御率4.50」と低迷し、オフに金銭トレードでロッテから楽天に移籍したが、今シーズンは「6勝0敗・防御率2.33」と早くも前年の2倍の白星をマークしている。 試合後の報道では、チームを率いる三木肇監督が「『涌井頑張れ!』という気持ちで見ていた。野球はそんなに甘くないと思ったが、勝つために投げきってくれた」と涌井を称賛したことが伝えられている。涌井の見事な投球で同率首位に浮上したチームは、同カードの残り4試合で単独首位に立つことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara高梨雄平の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/yuhei_takanashi
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スポーツ 2020年08月05日 17時00分
阪神・伊藤も「負けてられない」 楽天・津留崎のプロ初勝利に祝福相次ぐ 三木監督も期待の苦労人
4日に行われた楽天対ソフトバンクの一戦。試合は「7-6」で楽天が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが楽天のドラ3ルーキー・津留崎大成のプロ初勝利だった。 同戦の津留崎は「4-6」と楽天2点ビハインドの8回表に登板し、「1回無失点・1四球・2奪三振」と好投。ソフトバンク・甲斐拓也に四球を1つ与えたものの、ストレートとカットボールを軸にした投球でそれ以外のランナーは許さなかった。 すると、その裏にチームがブラッシュのタイムリー、浅村栄斗の2ランで3点を挙げ逆転。そのまま「7-6」で勝利したため、津留崎に勝利投手の権利が転がり込んでくる形となった。 >>楽天・浅村「ボクでいいのかどうか」 弱気な西武時代から変貌したワケ 新たな“4番打者像”を体現する?<< 津留崎のプロ初勝利を受け、複数の現役選手がSNSを通じてコメントしている。慶応義塾大時代の同期である中日・郡司裕也は、4日に自身のツイッターに投稿。津留崎の初勝利を伝えるスポーツ紙記者のツイートを引用リツイートした上で、「めでたい」とプロ初勝利を祝福している。 慶応義塾大OBである阪神・伊藤隼太も、5日に自身のツイッターに「初勝利おめでとう!プロに入る前に一緒にトレーニングしたけど、その時から意識高くて感心した」、「後輩に負けてられない!」と投稿。自身と在学期間は被っていないが、後輩の活躍に刺激を受けたようだ。 津留崎の活躍を受けては、ネット上にも「初勝利おめでとう!裏の逆転劇を呼び込むいい投球だった!」、「プロ入り前の苦労を考えると今日の初白星は感動するなあ」、「試合後に記念写真撮る時は三木(肇)監督も凄く嬉しそうだったね」、「今はビハインド時の出番が多いけど、ゆくゆくは勝ちパターンを担う中継ぎ陣の柱まで育ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 「今回プロ初勝利を挙げた22歳の津留崎は、慶応義塾高・大学を経て2019年ドラフト3位で楽天に入団してきた選手。アマチュア時代の経歴を見るといかにもエリートのように見えますが、実は高校3年生だった2015年に右ひじの靭帯損傷でトミー・ジョン手術を余儀なくされた苦労人です。一時は投手生命も危ぶまれたという大怪我を乗り越えてプロ初勝利をつかんだ姿は、多くのファンや選手の心を揺さぶったようですね」(野球ライター) 試合後の報道では、チームを率いる三木監督が「一生の思い出になると思うけど、一生といわずにこれを機にもっともっといろんなことに取り組んで、チームに必要な投手になってもらいたい」とさらなる期待をかけたことが伝えられている津留崎。どん底からはい上がりプロ1勝目をつかんだ22歳は、これからどんな成績を残していくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について郡司裕也の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/gunji_yuya伊藤隼太の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/itohayata0508
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スポーツ 2020年02月22日 17時00分
楽天・三木新監督も1年で解任? ブラウン、星野、梨田が契約途中で失脚…Aクラス入り翌シーズンの監督交代劇
昨シーズン「71勝68敗4分・勝率.511」の成績でパ・リーグ3位となった楽天。来月20日に開幕する2020年シーズンに向け、鈴木大地(前ロッテ)、牧田和久(前パドレス傘下3A)、ロメロ(前オリックス)など6名を補強し、監督も平石洋介前監督(現ソフトバンク一軍打撃兼野手総合コーチ)から三木肇新監督に交代するなどチーム編成で大きな動きを見せている。 こうした動きを受けてファンからは、「これだけ補強したんだからAクラスには入れるだろ」、「7年ぶりの優勝も十分狙える」といった声も聞かれる2020年の楽天。ただ、その期待のシーズンに水を差すようなジンクスが1つある。楽天は昨シーズンを含め過去4回Aクラス以上に入っているが、実は昨シーズンを除く3回は全てその翌年に「最下位・監督交代」が起こっているのだ。 2005年から新たに歴史が始まった楽天が初めてAクラスに入ったのは、野村克也監督の下「77勝66敗1分・勝率.538」の成績で2位に躍進した2009年。野村監督は同年オフに退任となったが、後任には2006~2009年にかけ広島で4年間指揮した実績を持つブラウン監督が2年契約の条件で就任した。 ただ、ブラウン政権1年目となった翌2010年は「62勝79敗3分・勝率.440」で最下位。この成績不振を理由にブラウン監督は同年オフに解任され、翌2011年からは星野仙一監督がその職を引き継ぐことになっている。 次にAクラス以上の成績をマークしたシーズンは、星野政権3年目の2013年。チームは「82勝59敗3分・勝率.582」という成績で、球団創設9年目にして悲願のパ・リーグ初優勝。その勢いのままCS・日本シリーズも勝ち上がり、こちらも球団史上初となる日本一に輝いた。 しかし、翌2014年は前年「24勝0敗」を叩き出した大エース・田中将大(現ヤンキース)がオフにメジャー移籍した影響をモロに受け、「64勝80敗0分・勝率.444」で最下位に転落。星野監督は前年オフに新たに3年契約を結んでいたが、この成績不振に加え、シーズン途中に体調不良で約2か月休養したことを理由に同年限りで辞任し、休養期間中に監督代行を務めた大久保博元監督が後を引き継いだ。 チーム3回目のAクラス入りは、3年契約の梨田昌孝監督が2年目の指揮を執っていた2017年。「77勝63敗3分・勝率.550」で球団初の3位となったチームは、CSで2位西武を「2勝1敗」で下し1位ソフトバンクに対しても「2勝4敗」と2度土をつけるなど奮闘を見せた。 しかし、翌2018年は開幕から成績が振るわず、6月16日には成績不振を理由に梨田監督が辞任。これを受け一軍ヘッドを務めていた平石コーチが急遽監督代行となったが、成績は戻せず「58勝82敗3分・勝率.414」で最下位に沈んだ。 契約期間の長短にかかわらず、全監督が交代を余儀なくされているこのジンクス。2019年は前半戦での苦境を耐え最終盤の9月で上り調子となるという流れだったが、これは過去のケースでも見られる流れである。また、楽天以前に他球団を指揮した経験を持つブラウン(広島)、星野(中日、阪神)、梨田(近鉄、日本ハム)の3名ですら覆せなかったため、新米監督である三木新監督もジンクス通りに1年で解任されるのではとの見方はある。 過去3回のケースはいずれも、開幕直後の3・4月に負け越したこと(2010年9勝17敗/2014年12勝16敗/2018年6勝19敗1分)がシーズン全体の不振につながっている。しかし、今回は序盤でのつまずきを阻止するため、6名もの選手を補強してシーズンに備えている。そのため、3・4月を5割以上で乗り切ることができれば、初めてジンクスが覆る可能性も十分あるのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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