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新日本プロレス 永田裕志が1・4東京ドーム大会でのカート・アングル戦に向け、究極のイメージトレーニング

 新日本プロレス来年1・4東京ドーム大会でIWGP3代目ベルト争奪戦に臨む“ミスターIWGP”永田裕志が20日、対戦するカート・アングル対策を披露した。永田流の“アングル漬け生活”でベルト奪還を誓約。さらには3代目ベルト問題についても見解を示し、奪還後に正規IWGP王者との統一戦が視野にあることも明らかにした。
 絶対に負けられない一戦に挑むミスターIWGPがいよいよアングル撃破に本気モードだ。
 来年1・4東京ドーム大会で米ナンバー2団体TNAからの刺客で3代目のIWGPヘビー級ベルトを保持するカート・アングルとの一戦が正式決定した永田。あくまでノンタイトルの一戦となるが、現在アングルの手中にあるIWGP3代目ベルトを懸けた争奪戦として行われるだけに「会社があのベルトを取り戻す闘いにオレを選んでくれたのは素直にうれしい」といつになく鼻息を荒くしている。
 使命感に燃えるのも当然。3代目ベルトといえば、昨年7月にチャンピオンだったブロック・レスナーが“借りパク”したことで流出し、その後はカート・アングルが日本で同ベルトを奪取。レスナーが防衛戦をトンズラした時点で3代目ベルトをめぐり裁判沙汰に発展するなど、いわくつきのベルトだからだ。

 永田は「必ずやあのベルトをオレが取り戻す」と奪還を約束した上で、一連のベルト問題について言及。新日プロは3代目ベルト奪還後は同ベルトを封印する考え示しているが、あくまで永田は「ボロボロの2代目を橋本さんに戻すって形で封印して3代目ベルトを使えばいい」との意向で「それが嫌っていうなら、王者がオレを逆指名してちょうだい」と統一戦も視野に入れているようだ。
 その意味でもベルト争奪マッチはこれからの新日プロの行方を大きく左右する重要な戦いとなる。もし負ければわざわざ東京ドームでTNAと対抗戦を行う意味がないと言っても過言ではない。無論、永田自身がその意味を一番理解している。
 それだけにアングル対策に余念はない。永田によれば、すでに「アングル漬けの生活」を送っているという。肌身離さず持っている携帯電話の着信音をアングルの入場テーマに設定したり、愛車ベンツのカーステレオにも同テーマをセット。自然と生活の一部にアングルを取り入れ、常に臨戦態勢を保ったままでいる。
 さらにはアングルの試合VTRなどを大量入手。毎晩寝る前にイメージトレーニングを兼ねてアングルのムーブをチェックしており「このままだと夢でアングルに…(割愛)」と、アングルを異性として意識しかねないほど研究に研究を重ねているという。
 3代目ベルトと社運が懸かった一戦を前にアングル対策を練る永田。ミスターIWGPはきょうも眠れぬ夜を過ごしている。

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