山口敏太郎
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ミステリー 2017年05月09日 16時59分
トリックか、本物の霊媒師だったのか!? 霊を呼び出し予言した女性「ヘレン・ダンカン」
19世紀末から20世紀初頭、欧米を中心にオカルトブームが起きた。霊媒師や霊能力者、超能力者らを呼んで交霊会を行い、亡くなった知人の霊や古い霊を呼び出すなど超自然的なものや霊魂の存在を確かめようとしたのだ。その背景には精神的な充足を求めようとする人々の心理もあったと考えられている。 この時期には多くの有名な霊媒師が生まれた。ヘレン・ダンカンもその一人だ。 彼女は普通の主婦であったが、ある時から霊媒に目覚めたとされている。 彼女の夫が第一次世界大戦で負傷し、後遺症が残ってしまってから、家計は彼女が支えるようになった。昼は工場で、夜は霊媒の力をもって交霊会に出たりしたそうだが、交霊会での収入は僅かなものであり、彼女もこの収入を貧しい人々に寄付するのがほとんどだったという。 彼女の能力は霊を呼び出し、自分の体に憑依させたり霊体を物質化させるものが多かった。時には魂の導き役である「ペギー」など、何人かの精霊が現れることもあったという。 彼女は霊から得た情報で予言を行う事も多く、ある軍艦の沈没を軍が公式発表する前に告げた事もあった。これらの事実から、多くの人を騙し煽動したとして、1735年に制定されたイギリスの魔術禁止法によって逮捕されてしまった。 その後、彼女が出してみせたエクトプラズムが卵白とトイレットペーパーと混ぜ合わせたチーズクロスだという事実が判明したり、精霊がただの古いシーツを用いたはりぼてであった事など、幾つかのトリックが判明している。 一方で、彼女の支持者達からはトリックでは説明の付かない現象が交霊会中に何度も起きていたとする証言もあり、どこまでが事実だったのかは現在では解らない状況となっている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年05月06日 15時30分
信憑性高!? スカイラブIIIの宇宙飛行士らが撮影した巨大船型UFO
世界中で目撃され、動画や写真に撮影されることも多いUFO。 フェイクや誤認による写真も多く存在しているが、中には信憑性が高いものも存在している。 例えば過去にアメリカの宇宙開発計画の際に撮影された写真などがそうだ。 1973年9月20日、スカイラブIII計画において三人の宇宙飛行士が巨大UFOを目撃するという事件が起きた。 UFOは同日16時35分からおよそ10分間に渡って目撃された。スカイラブIIIに搭乗していた乗組員たちはポッドの窓からそのUFOを観察、レーダーで確認し写真に収めることにも成功している。 そのUFOは全長200〜300m程で全長50mのスカイラブIIIより巨大であったという。しかもUFOは全体が赤く光っており、10秒間隔で明滅を繰り返していた。また変わった事にUFOの形状は非常にいびつで、船のようなシルエットをしていたという。 このUFOはスカイラブIIIの軌道を追跡、並走するように動いており、やがて姿を消した。 彼らは自分たちが見たものは木星や火星などの明るく見える星等ではなかったと証言。現在も正体は不明のままとなっている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年05月02日 17時00分
月面で撮影された写真に鮮明なUFOが!? アポロ15号が撮影した写真
人間を月へ送り込んだアポロ計画。 この有人探査計画の際に何度かUFOが目撃されていた!? とする疑惑がある。 事実、宇宙飛行士が奇妙なものを見たと証言したり、地上と交わされた奇妙な交信内容が残っている。 音声しかない通信内容や宇宙飛行士の証言だけであれば何かを見間違えたと言えるかもしれない。だが、中には正体不明のものが写ってしまった写真も残されているのだ。 それがこちらの写真。 ご覧のように、アポロ15号のミッションで月面に降り立った宇宙飛行士の後方には、大きく白く輝く2つのUFOが存在している。UFOは後方に尾を引いており、高速で移動する一瞬を捉えたようにも見える。 このUFOは毎日地球のどこかで見られる多くのUFOに似ている。宇宙飛行士らは、自分たちが目撃したUFOは月探査用のロケットを歓迎したり、監視しているように見えたと証言している。確かにこのUFOも宇宙飛行士らの様子を監視しているかのようだ。 一方でこの写真についてはレンズフレアの可能性を挙げる人も存在している。 果たして、この写真に写ってしまったものは何だったのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年04月29日 17時00分
体に生えたトゲで岩をも動かす!? 謎の魚「ロック・ローリング・ホワイトフィッシュ」
アメリカはモンタナ州には、奇妙な習性を持つ魚がいると考えられていた。 その名もロック・ローリング・ホワイトフィッシュといい、見た目はマス科の魚に似ているが、体の上下に小さいが丈夫なトゲが生えている。 この魚は、1932年6月号のMontana Wild Life誌で初めて報告された。この魚を発見したのは、釣り人であり釣りの仕掛けや竿を作る職人であるJack Boehme氏。彼はかねてより釣り場にしていた河川でこの魚を目撃、捕獲に成功し標本を作成したと記事で述べている。 彼いわく、この魚は夜は川に沈んだ丸太の中で眠りにつき、朝日が差すと活動を始める。背中と腹に並んで生えたトゲは丸太を転がすのに非常に適切にできており、丸太や時には自分より大きな石をも転がしてこの魚が隠れる場所を作るという。 今までにない特徴と習性をもつ魚だが、この魚に関する証言は他には出ていない。そのため、釣り客や観光客を増やすためにこの人物が作り出した創作ではないかと考えられている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年04月25日 11時58分
新種のUMAか、はたまたビッグフットの亜種か? アーカンソー州の獣人フォウク・モンスター
北米大陸には獣人型UMAの代表格であるビッグフットが生息していると言われており、古くはネイティブアメリカンの伝説から現代まで継続して目撃証言は報告され続けている。 だが、中にはビッグフットと違う特徴を持つものも目撃されており、実は複数の種類の獣人型UMAが生息しているのではないかと考えられているのだ。 その一つがアーカンソー州フォウクにある沼沢地ボギー・クリークに出現するとされているフォウク・モンスターだ。 体長は1.8〜2.3メートル、全身が毛むくじゃらだが目の周囲だけ毛が生えていないという変わった特徴がある。手には鋭いかぎ爪があり、全身から悪臭を放つとされている。 このフォウク・モンスターは1940年代から目撃されるようになり、1970年には全身を捉えた写真が、翌年には足跡も発見されている。近年でも目撃例は存在しており、98年には自宅の敷地内に入ってきたフォウク・モンスターに主婦が襲われる事例も報告されている。 フォウク・モンスターの正体については、かぎ爪があることからビッグフット等とは違う、絶滅した古代のナマケモノのメガテリウムから進化した未知の生物であるとする説もでてきている。 一方、ボギー・クリークではビッグフットの目撃例も度々報告されているため、単にビッグフットの子供ないしは小型の個体だったのではないかとする説もある。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年04月22日 16時20分
宇宙飛行士が目撃し、リアルタイムで追跡・テレビ中継されたUFO
人間が20世紀に宇宙開発に乗り出してから、宇宙空間でもUFOが目撃されるようになった。アポロ計画など、有名な有人宇宙計画などでは宇宙飛行士らがUFOの姿を目撃、その姿は写真にも捉えられている。 1963年5月15日、アメリカ合衆国初の有人宇宙飛行計画であるマーキュリー計画。その最後の飛行計画であるフェイス7にて、帰還する最中に探査機内の宇宙飛行士が奇妙なものを目撃していたのだ。 この時、搭乗していたのはゴードン・クーパー少佐。彼は単独で宇宙飛行を行った最後の宇宙飛行士でもある。彼はオーストラリアのパース上空で、東から西へ動く奇妙な物体を目撃。この頃は既に多くの国が何基か人工衛星を打ち上げていたのだが、問題の物体は人工衛星とは全く反対の動きであったため、彼は物体の特徴を含めて地上に報告。地上側もレーダーを用いて問題の物体を追跡し、その模様は約100人の技術者や新聞記者らによって記録され、NBCを通じて米国全土に放送された。 クーパー少佐によると、パース上空にさしかかった時、突如無線機が謎の音声のようなものを受信。窓の外を見ると、緑色で赤く尾を引く物体が接近していることに気がついたという。この時撮影されたものが記事の写真である。 彼は地上への通信で、以下のように語っている。 「歓迎しているようだ。我々に興味を持っている、別の生命体がいるに違いない」文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年04月18日 17時00分
映画より現実のほうが恐ろしかった? ポリネシアの精霊「カカモラ」
3月10日に封切られ、美しい映像と楽しいストーリーで人気となっているディズニー映画「モアナと伝説の海」。 南の島が舞台になっているため、映画の中には現在も語り継がれているポリネシアの島々の伝説が随所に出てくる。モアナの旅に同行する英雄マウイはその筆頭だ。 さて、映画の中にはココナッツの殻を被り、徒党を組んで襲いかかってくる「カカモラ」という小人たちが登場する。コミカルな見た目に反して狂暴な側面があるカカモラだが、このカカモラもポリネシアの島々に語り継がれている精霊だ。 ソロモン諸島の南東端にあるサンクリストバル島に伝わっており、別名「カカンゴラ」とも呼ばれ近隣の島では「プワロンガ」の名前で呼ばれることもある。 大きさは非常に小さなものから膝丈ほどで、長い髪をしており鋭い爪と牙を持っているという。あまり可愛らしい見た目ではないそうなので、映画のカカモラもヤシの実の装飾を外すと恐ろしい姿が出てくるのかもしれない。 カカモラは金銭を蓄えており、彼らの王や女王に宝物を献上するという風習が有り、人間を襲っては宝物を奪い、時に殺して食べてしまうこともある非常に凶暴な特徴があった。だが、ある時人間に逆襲されて以降、懲りてしまったのか人を食べないようになったという。 カカモラを撃退したのは、村の子供たちだった。彼らはカカモラの巣穴の近くで待ち伏せて髪の毛を掴み、引っ張りだしてはお尻を突っつくいたずらを繰り返したのだ。考えようによっては恐ろしいいたずらだが、人間にやり返されて懲りてしまったのか、以降カカモラは人間の、それも子供には手を出さなくなったという。 現在では、カカモラは地元の人に親しまれる伝説上の存在となっている。現地ではカカモラの姿を彫刻した食器などが作られており、お土産として販売されてもいる。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年04月15日 15時00分
ネイティブアメリカンに伝わっていたドラゴン「ピアサ」
発見されて歴史が浅い新大陸には、つい近年まで本当に伝説上の存在としか思えないような造形の生物が生息していたという話が残されている事がある。 北米大陸を流れるミシシッピ川沿いには、奇妙な姿のドラゴンの伝説が残っている。ネイティブアメリカンのイリノイ族に伝わるピアサだ。なお、ネイティブアメリカンの発音に近づけるとパイア・ソーまたはピー・ア・ソーが近いという。 ピアサは人に似た顔で、頭部に鹿のような角があるという。鳥に似た4本の脚を持ち、背中には大きな翼が生えているが、体と脚は鱗で覆われているという。長い尾を持ち、体は赤、黒、緑の三色に彩られているとのことで、西洋のドラゴンと東洋の龍の特徴を掛け合わせたような外見となっている。 言い伝えによれば、ピアサは肉食ではあったが人間を襲うことはない温厚な怪物だったという。しかし、ネイティブアメリカンの部族同士で争いが起き、この時に戦いで亡くなった人の死体を食べてしまった事からピアサは人の味を覚えてしまい、人々を襲う怪物となってしまったのだという。後にピアサはイリノイ族の英雄らに倒されるのだが、ピアサにまつわる伝説は部族間戦争や自然の寓意を形にしたものではないかとされている。 ピアサの伝説は1673年、イエズス会のジャック・マルケット神父によってもたらされた。彼はネイティブアメリカンらとミシシッピ川を遡っていたところ、川岸の高い崖に彫られたピアサの岩絵を発見。ネイティブアメリカンがピアサの伝承を紹介したことから広く知られるようになった。だが、残念ながらこの岩絵は19世紀に崖の側で行われた石切り作業の際に崩落して消えてしまったという。 現在、イリノイ州アルトンにはこのドラゴン伝説にちなんだ公園ピアサパークが存在しており、ピアサの壁画も再現されている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年04月11日 17時00分
古代に核戦争が起きていた!? インド神話やヒンズー教寺院の壁画に残る謎
過去の地球には現代では知られていない、優れた技術を持っていた超古代文明が栄えていた。しかし、超古代人たちは自らの力の使い方を誤り、核や超兵器を用いた戦争の結果、滅びてしまった。しかし、残された数少ない人々はこの忌まわしい歴史を忘れておらず、後世に語りついでいった。神話に描写される神々の戦争が非常にスケールの大きなものであったり、時に現代の兵器を使用したもののように思われる描写が出てくる事があるのは、過去にもそういった兵器が存在していたからだという。これら「古代核戦争説」は所謂トンデモ系の説であるが、それでも未だに根強い説でもある。 特に、インド神話のマハーバーラタやラーマーヤナは、その具体的な描写から本当に核戦争があったのではないか、と思えるような内容になっている。その中で用いられているインドラの矢やアグネアの矢は「万の太陽よりも激しく輝き、大地に生きる生物を絶滅させ灰にしてしまう」。この時、炎が天を覆うといったきのこ雲を想像させるような描写も出てくる。 また、ヴィマーナと呼ばれる水銀と強風を動力にして空を飛ぶ乗り物等も登場するため、彼らは現代兵器を知っていたのではないかと考えられているのだ。 そんなインドに存在するヒンズー教寺院の壁画には、このようなものも存在している。人間の横にある楕円形の物体はまさしく核爆弾、その横に刻まれているのは大きな爆発の様子ではないだろうか。 勿論、偶然である可能性も捨てきれないが、非常に特徴的であり、興味深いものであることは間違いないだろう。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2017年04月08日 15時45分
坊主頭に足が一本、捕まえられた異形の「火星人」の写真!
古典SFの「宇宙戦争」は火星人が地球に攻めてくるという内容のものだが、発表当時はその描写に注目が集まり、「ラジオで朗読した所本当に火星人が攻めてきたと誤解されてパニックに陥った」ほどであったという。本当にパニックが起きたのかは都市伝説止まりだそうだが、この作品から優れた技術力を持ち侵略を企てる、しかし体は貧弱な宇宙人のイメージが出来たとする説もある。 さて、ウェルズの火星人はタコのような姿だったが、後年にアメリカで「火星人が捕まった」とする写真が撮影されて話題になった。1954年にアメリカの新聞で公開された「火星人」の姿が記事の写真だ。大きく膨らんだ坊主頭に、一本の太い足。地球の大気に順応できていないのか、口からチューブのようなものが出ておりどこかにつながっている事が解る。両脇を軍人らしき人物が固めており、有名な「捕まった宇宙人」のような構図だ。しかも火星人や隣にいる人々の影は何ら不自然なところがない。これは本当に火星人もとい宇宙人だったのだろうか。 実は、この写真は実際の写真に手を加えたフェイクだった。傍らにいる軍人が幼い息子や友人らと一緒にいるところを撮影したものに加筆し、奇妙な頭にしたり足を一本に見せかけたりしたのだ。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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