特に、インド神話のマハーバーラタやラーマーヤナは、その具体的な描写から本当に核戦争があったのではないか、と思えるような内容になっている。その中で用いられているインドラの矢やアグネアの矢は「万の太陽よりも激しく輝き、大地に生きる生物を絶滅させ灰にしてしまう」。この時、炎が天を覆うといったきのこ雲を想像させるような描写も出てくる。
また、ヴィマーナと呼ばれる水銀と強風を動力にして空を飛ぶ乗り物等も登場するため、彼らは現代兵器を知っていたのではないかと考えられているのだ。
そんなインドに存在するヒンズー教寺院の壁画には、このようなものも存在している。人間の横にある楕円形の物体はまさしく核爆弾、その横に刻まれているのは大きな爆発の様子ではないだろうか。
勿論、偶然である可能性も捨てきれないが、非常に特徴的であり、興味深いものであることは間違いないだろう。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所